言い訳はしません!
まあ、ぴっかーんとひらめいたので書き進めてみました。
文章力には期待はしないでね♪
お気に入り数が増えている感謝!
それではどうぞ
戻ってきたのは2年前の勇者が戻ってきていた場所。
少しばかり懐かしく思っていると、勇者部の面々が近寄ってきた。
「石滅君、肩の怪我は!」
「そうだよ!相馬君肩大丈夫なの?」
東郷と友奈が慌てながら聞いてきた。
犬吠埼先輩は、スマフォで救急車を呼んでいるようだ。樹は口を手で押さえて驚いている。
まあ、樹海から戻ってきたら左肩に穴をあけていて血を流している奴が居たらそういう反応をするだろう。
「この程度、大丈夫だ。それよりも黙っていてすまなかった。」
俺は勇者部四人に対して頭を下げた。
「相馬君が謝る必要なんてないよ!」
結城が言う。
「友奈の言う通りよ相馬。今救急車呼んだから、その怪我しっかり治しなさい。その後に色々聞かせてもらうことにするわ。」
スマフォをしまいながら、犬吠埼先輩が言う。
「驚きはしましたけど、相馬先輩が優しいのは勇者部全員が知ってます。だから、気にしないでください。」
と樹。
「石滅君、みんなこう言ってるんですから頭を上げてください。」
東郷。
俺は頭を上げ四人を見る。
と、自分の体に違和感を感じる。
(ああ、今日は弱い日だったか…。また、少し心配をかけてしまうな…。)
その考えを最後に俺の意識は暗転した。
石滅君が下げた頭を上げたと思ったら、彼の体からフッと力が抜け、膝を折り前に倒れた。
「相馬君!?」
「石滅君!?」
「相馬!」
「相馬さん!」
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倒れる寸前、友奈ちゃんが石滅君を抱きとめる。
「相馬君!相馬君!」
「友奈ちゃん落ち着いて!ゆすってはダメよ」
石滅君を抱きとめた友奈ちゃんは何度もゆすり声をかける。私は友奈ちゃんを落ち着かせようとするが、友奈ちゃんはずっと石滅君を呼び続ける。
「お姉ちゃん!救急車まだ?!」
「さっき呼んだからすぐ来るはずなんだけど…。ああもう!早く来なさいよ!」
樹ちゃんも風先輩も慌てている。私もどうしていいのかわからない。
すると、遠くからサイレンの音が聞こえた。
「アタシ、道路まで呼びに行ってくるから!東郷は友奈落ち着かせといて。樹はあたしと一緒に来て!」
「わかったよお姉ちゃん」
樹ちゃんは風先輩と一緒に走っていく。
「友奈ちゃん、落ち着いて。救急車も来たから大丈夫よ。」
そう何度も言うと友奈ちゃんは我にかえったようで、
「うん、ごめんね東郷さん。」
と言った。その瞳には少しばかり涙が浮かんでいた。
その後駆けつけた救急隊員に石滅君は運ばれ、勇者部は後から来た大赦の車で一度家へと帰された。
大赦の人が言うには、ただ意識を失っているだけでじきに目を覚ますとのことだ。友奈ちゃんは病院へ行くと言っていたが、辺りはすっかり暗くなっており風先輩が「また日を改めてお見舞いしよう。」と言い、強制的に家に帰ることとなった。
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「私の名前は————。あなたのお名前は?」
「俺の名前は…、石滅相馬。」
「石滅相馬…、じゃあそー君だね!」
目の前の少女は明るく笑ってそう言った。
「こんなところに君みたいな小さい子がいるなんて珍しいね。」
「私は、家が近くだしこの神社がすきだから。そー君だってちっちゃいよ?」
彼女は両腕を大きく広げてそう言った。
「俺は、この土地の神様に挨拶しなきゃいけないからね。でもそっか…、君が彼女の言ってた子なんだ。」
「彼女?」
「ううん、何でもない。せっかくだし遊ばない?お父さんもお母さんも用事で今日は帰ってこないみたいだから。」
「いいよー!じゃあ何する?かくれんぼする?」
「じゃあ、かくれんぼしようか。30秒数えるから——はかくれていいよ。」
「ふっふっふ。私は一度かくれたら見つからない自信が「いーち、にー。」ってもう!?急がなきゃ!」
そう言って彼女が駆けて行った。
その後お昼から始めた二人のかくれんぼは、相馬の圧勝で終わった。
「そー君、かくれんぼつよいね!どこにかくれても見つかっちゃうんだもん。かくれるのもうまいし。」
「まあね、いっつもかくれんぼみたいなことはしてたから。」
「そっか~、あっ!もう5時の鐘が鳴っちゃったから帰らないと!…そー君、また一緒に遊べる?」
彼女が顔を覗き込んでくる。
「遊べるよ、今日からしばらくここに住むことになってるから。小学校も同じなんじゃないかな?」
「ほんと?!同じクラスだと良いなぁ。」
「それよりも、帰らなくていいの?」
「あ!お母さんに怒られちゃう。またねー。」
彼女はぶんぶんと手を振り走って帰っていった。俺も彼女の姿が見えなくなるまで手を振っていた。
———当時小学2年生、これが俺と彼女の出会いだった。
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目を覚まし、体を起こす。
どうやらここは病院らしい。
「また懐かしい夢を見たな…。」
呟き気付く、ベットに突っ伏して結城が寝ていた。
時計を確認すると今は午前5時。窓の外はうっすらと明るくなっている。
「夜中に忍び込みでもしたのか?」
不思議に思いながらも、心配させてしまったことを申し訳なく思う。
俺は手を伸ばし彼女の頭を撫でた。
「心配かけてごめんな。…ありがとう。」
「う…ん…。!! 相馬君体は大丈夫?!」
「おはよう結城。体は大丈夫だよ。それと、まだ朝の5時だから静かにな?忍び込んできたんだろ?」
「うっ…。ごめんなさい。でも心配だったから…」
がばっと体を起こした後はシュンとなってしまった。
「謝らなくていいよ。心配かけたのは俺だし、ありがとう。」
「うん!でもよかったー。相馬君が目を覚まして。」
「ああ、それは申し訳なかったな。先に話しておくべきだった。…それよりも早く帰らなくていいのか?看護師さんに見つかったら怒られるんじゃないか?親御さんも心配してるだろうし学校もあるだろ?」
「そうだったー!じゃあ、わたしもう帰るね!」
そう言って病室を出ていこうとする結城をみて俺もベットから出る。
「何やってるの相馬君?!」
「いやなに、外まではおくるよ。のども乾いたから飲み物でも買いに行きたいしな。」
「だめだよ!けが人は安静にしてなきゃ!」
結城がとめる。
「けがはもう大丈夫だから。ほれ行くぞ。」
結城の手を引き病室を出る。
「!…うん。」
「それじゃあ送ってくれてありがとう。」
「ああ、今日の部活にはいくからその時に色々と説明するな。」
「え!今日?!」
「そう、今日だ。怪我も大したことないし退院できるだろうから。犬吠埼先輩にはそう伝えておいてくれ。」
「わかった。でも無理しちゃだめだよ!それじゃあまたねー。」
手を振りながらかけていく彼女が見えなくなるまで俺は手を振り続けた。
その後飲み物を買って病室に戻る途中に看護師に見つかり怒られてしまった。
いかがでしたでしょうか?
今回はちょっと石滅相馬の過去話的にしました。
因みにシオンの花言葉は追想・追憶です。なんかいい花言葉ないかなーとか考えながらググりました。
今後どう話を展開していくのかそれは作者にもわかりません(ドヤッ
感想、評価を入れてもらいえると嬉しくて作者の投稿スピードが上がります(予定)
ではまた次回。さらばー