大阪近鉄バファローズの開幕の相手は北海道日本ハムファイターズだった。
舞台は大阪ドーム(現在の京セラドーム大阪)。
茂野はかつてのチームメイトである土屋貴教と挨拶を交わし、試合に備えたのであった。
茂野「絶対に大阪近鉄バファローズを日本一にしてやるぜ!!」
貴教「あぁ、こっちも負けないぜ!!」
大阪近鉄バファローズと北海道日本ハムファイターズの試合が始まったのであった。
試合は拮抗とした展開になり、開幕投手を努めることになった茂野は9回まで投げきり、サヨナラの回がまわってきた。
茂野「なんとか抑えることが出来たが、まだこっちは1点も入っていないな、0-0のまま延長戦に入りたくないな、早く決めてもらわないと困るぜ。」
茂野がベンチでぼやくと、4番の中村紀洋がフルスイングした。
カッキーン!!
中村紀洋の打球がレフトスタンドへ飛んでいった。
大阪近鉄バファローズは北海道日本ハムファイターズにサヨナラ勝ちし、開幕戦を白星に飾ったのであった。
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試合後、ロッカールームに行くと、茂野の前に土屋貴教が現れた。
貴教「茂野、今日の試合は完敗だぜ。」
茂野「いや、日本ハムも凄かったよ。」
貴教「だが、近鉄の執念には叶わないよ。」
茂野「ノリさんは頼りになるから心強いぜ、でも今日は土屋に2本ヒットを許したからな。」
貴教「とはいえ4打数2安打だ、あまりいい数字ではないさ。」
茂野「そうかい?」
貴教「あぁ。」
茂野「でもまぁ、まだ開幕戦だからな、始まったばかりだし、ここから勝負だから負けないぜ。」
貴教「あぁ、俺もだ。」
茂野「したらまたな。」
貴教「あぁ、またな。」
こうして二人は大阪ドームをあとにした。
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開幕戦を勝利で終えた大阪近鉄バファローズは勢いをそのままに勝利を積み重ねていった。
気がつけば大阪近鉄バファローズは4月を終えた時点で17勝7敗で首位に立っていた。
試合後、梨田昌孝監督が選手全員に話した。
梨田「いいか、お前たちがつけている背番号は大阪近鉄バファローズの永久欠番や、大阪近鉄バファローズファンのためにも全力で倒しにいくぞ、いいな?」
全員「はい!!」
大阪近鉄バファローズは5月を迎えようとしていた。
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茂野たちは札幌ドームにやって来た。
北海道日本ハムファイターズと札幌ドームで初めて試合をするのであった。
茂野「ここが札幌ドームか、いい球場だな~」
茂野たちは札幌ドームを心から楽しみにしていたのであった。