捻くれたRAILWARS〜日本國有鉄道公安隊〜比企谷八幡の闘い   作:おーあみ

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軽井沢も殆どすっ飛ばしました()


警四で高千穂に行くと言ったな?アレは嘘だ(




いざ!高千穂へ・・・?

 

♪ユメノナカデ~エガイタ~エノヨウナンダ~セツナクテ~トキヲ~マキモドシテ~ミルカイ~

 

 

 

「ん?こんな時間に電話とか珍しいな、誰だ?」

 

 

元々学校でもぼっちの俺に、それも夕方になってわざわざ電話をかけてくるやつなんてそうそういない

 

 

とりあえずスマホを手にする

 

 

「んーと…」

 

 

その画面を見てなんか嫌な予感がした

 

 

スマホの画面には’’警四’’と表示されていたからだ

 

 

このまま出ないでおくのも手だが、俺が出ない限り永遠に鳴り続ける気がするので仕方なく出ておこう

 

 

「はい…比企谷ですが」

 

 

「やっとでたぁ〜比企谷君。非番なのにごめんなさいねぇ〜」

 

 

「まぁ家で寝てただけなんでいいっすよ」

 

 

「疲れてるのかなぁ〜まぁそれなら丁度いいかなぁ〜?」

 

 

「はぁ…」

 

 

「高山君にはもう話してあるんだけどねぇ〜警四のみんなに豪華温泉付き!九州横断の旅〜プレゼント〜」

 

 

この時俺はなんだかものすごく嫌な予感がした

 

 

まず公安隊にこんな気楽な任務があるだろうか。そもそも警四のこれまでの任務は東京駅爆破恫喝事件の現金輸送、ベルニナ殿下の北海道までの警護、軽井沢でのRJ脱走者の保護、関東火力発電所同時爆破未遂事件といった傍から見れば学生がやっていいのかこれというものばかりだった…しかも爆破未遂とは言えど貨物ターミナルは爆破されてるし爆弾が仕掛けられたタンク車は海に沈めて爆破してるし…

 

 

そこから急に九州横断の旅なんて…ある訳が無い

 

 

「あの…飯田さん、ひとつ聞きますよ?」

 

 

「ん〜、なぁに〜?」

 

 

「何かありますよね?」

 

 

「あらぁ〜比企谷君も随分と疑い深くなっちゃったわねぇ〜まぁその通りなんだけどねぇ〜……これにはね、ちょっと引っかかるところがあるのよ」

 

 

「はぁ…要するにそれの調査を俺達にやれと」

 

 

「流石比企谷君ね〜話が早くて助かるわぁ〜それじゃ、明日は4泊5日くらいの荷物を持って東京駅に来てねぇ〜」

 

 

「そんなにかかるんすか…分かりました。」

 

 

「それじゃあよろしくねぇ〜」

 

 

電話はそこで終わった

 

 

「はぁ〜めんどくせぇ…にしても引っかかるとこって何なんだか…」

 

 

 

 

--------------------------------------------

 

 

 

 

「この夏の電力事情を反映し、車内の温度は25℃に設定させて頂いております~皆様のご理解ご協力をお願いします〜次は馬喰町~馬喰町です〜」

 

 

こう聞いてみると、公共機関では冷房の温度を28℃に設定する中、國鉄はそれより低い25℃にしているのだからいつもより少し涼しく感じる

 

 

本当なら今頃悠々自適で快適なぼっちライフを送っていたはずなのに、いつの間にかこんな死線をくぐり抜けるような生活をしている自分に身震いがする

 

 

今度の九州横断の旅も普通に旅行できる気がしない…

 

 

そんな恐ろしいことを考えながら総武本線に乗っていたらいつの間にか東京駅に着いていた

 

 

ロッカー室に入ると高山と岩泉が既に着替えを済ましていた…が岩泉はいつものように片手指立て伏せをしていた

 

 

高山は普通に着替えているだけである

 

 

ここ2週間、火力発電所爆破事件以降は本来警四のあるべき姿であるお客様案内や忘れ物、遺失物対応といったものが中心になっていた

 

 

着替えも済ませ、一応制帽も被り事務所の一番奥にある警四に出勤する

 

 

「おい岩泉」

 

 

「ん?どうした班長代理補佐?」

 

 

「そのバカでかいバックは何だ?あと一々班長代理補佐じゃなくて比企谷でいいから」

 

 

一々班長代理補佐って言われるのもなんか癪だしな、ここで変えさせておこう

 

 

「了解だ!比企谷!あとこのバックはダッフルバッグっつってな、軍が駐屯地の変更時にー「今から俺達がするのは駐屯地変更でもなければここは軍じゃないからな」そっか?でもこいつは便利だぜ」

 

 

いつの間にか要らん知識が増えてく俺がいる

 

 

「おはようございます!」

 

 

ん?警四にこんな普通の挨拶が出来るやつなんて居たか?なんて思ったがよく考えたら思い浮かぶ節が一つだけあった

 

 

「おはよう佳奈ちゃん。いいの?こんな朝早くから?学校は大丈夫?」

 

 

「はい、今日は期末試験明けで午後から部活で学校へ行くだけなので、桜井お姉様に、朝のご挨拶ををと…」

 

 

「そっか、桜井はもう少ししたら来ると思うから待っていてね」

 

 

「あっ、はい…大丈夫です」

 

 

このなんか品行方正そうな制服を着た女子中学生は、北上佳奈ちゃんという

 

 

火力発電所爆破事件の時に犯人グループに誘拐された所を桜井に助けられ、それ以降ファンになったらしい

 

 

それから毎日のように学校帰りにここへ寄っていくようになり、最初は部外者だからと入口で待っていることが多かったが、いつのまにかココ最近は警四の机のそばにいるようになった

 

 

岩泉はダッフルバッグを大きな音が鳴るほど乱暴に床に起き、ドカッといつもの席に座った

 

 

「おっはよ〜高山く〜ん比企谷く〜ん。遊びに行く準備はして来たぁ〜?」

 

 

「いや、遊びじゃなくて仕事ですよね?」

 

 

「まぁほとんど遊びみたいなものだからぁ〜気楽にねぇ〜あ、そうだぁ〜」

 

 

「他にもあるんですか?」

 

 

「すっかり忘れてたけど、比企谷君と西木野さんには別件に行ってもらってもいいかしらぁ〜場所は九州で泊数も変わらないから荷物はそれで十分よぉ〜」

 

 

「俺は別にいいですけど」

 

 

「わかったわ」

 

 

「それじゃ、比企谷君と西木野さんは9時に東海道・山陽新幹線ホームへ行ってねぇ〜あと何人か同行する人がいるって言ってたからぁ〜よろしくねぇ〜」

 

 

「了解しました…」

 

 

でもなんか不穏な空気なんだよなぁ…何かありそうで…

 

 

そんな不安を抱きつつ、東京駅新幹線ホームへの階段を登っていき、ホームに出ると明らかに西木野の顔が青ざめていた

 

 

「ん?お前なんかあったか?」

 

 

「べ、別になんで「あ!真姫ちゃ〜ん!」うげっ」

 

 

何故か西木野を呼ぶなりこっちにオレンジ色の髪の少女が駆け寄ってた

 

 

「もぉ〜遅いよ真姫ちゃん」

 

 

「わ、悪かったわね…」

 

 

「あれ?その男の人誰?」

 

 

「それよりも、穂乃果、それになんでよりによって全員いるのよ」

 

 

「え?真姫ちゃん聞いてないの?九州の…何だっけ?」

 

 

「高千穂ですよ、穂乃果」

 

 

「そうだそうだ!高千穂だ!」

 

 

あれ?俺存在空気じゃない?

 

 

「あっ、そうだ。初めまして!私、高坂穂乃果です!」

 

 

「申し遅れました。園田海未です」

 

 

「ひゃ、ひゃじめまして、ひきぎゃや八幡です」

 

 

うわやっべ、めっちゃ噛んだ…

 

 

「穂乃果…で、なんで急に」

 

 

「理事長が飯田さんって人に、高千穂にでもどう?つわて言われたんだって。私達も聞いたのは一昨日だよ」

 

 

一昨日って俺たちより先に聞いてんじゃねぇか

 

 

「それで、これ何人いるんだ?」

 

 

「真姫ちゃんと比企谷君を入れて10人だよ!」

 

 

「絢瀬絵里よ。よろしく」

 

 

「ウチは東條希」

 

 

「矢澤にこよ」

 

 

「南ことりです。よろしくね♪」

 

 

「星空凛にゃぁ〜」

 

 

「こ、小泉花陽です」

 

 

なんだよ…全員女子かよ…

 

 

 

あれ?男俺だけ?

 

 

 

「それにしても絵里や希、にこはよくスケジュール空けられましたね」

 

 

「単位の計算はバッチリよ」

 

 

「あれぇ〜1ヶ月前に焦ってたのはどこの誰やっけ〜?」

 

 

「の、希!」

 

 

「にこちゃんは大丈夫なの?」

 

 

「当然よ!」

 

 

「あの…早く乗らないと行っちゃいますけど…」

 

 

現在時刻 列車名 行先 発車時刻

 

924 ひかり334 西鹿児島 930

 

 

「穂乃果ちゃん、何号車だっけ?」

 

 

「え?え〜っと……5号車?」

 

 

「穂乃果…ここ12号車よ」

 

 

……は?

 

 

「穂乃果、急ぐわよ」

 

 

「あ〜!待って〜!」

 

 

たしかに5両目だが…それは16から数えて5両目だよな

 

 

ちなみになんとか間に合いました

 

 

 

 

 






あとがき


なんとなくμ'sメンバーも入れてみようかな…と()

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