捻くれたRAILWARS〜日本國有鉄道公安隊〜比企谷八幡の闘い   作:おーあみ

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第四警戒班研修、ファイトだよ!リ`・ヮ・)


またしても6人は集結する

 

 

 

またしてもかなり早い時間に、今度は東京駅へと向かっている

 

西国分寺よりはマシだが、やっぱり遠いまま

 

インターネットで少し調べただけだが、東京駅の一日の平均乗降客数は約439000人。それに対して東京中央鉄道公安室は70名。

 

一人あたり約6270人を相手にする。俺みたいな人間には鬼のような仕事だ

 

かなり気が重いが、ここまで来た以上引き下がるわけにも行かない

 

丸の内側北自由通路に入ろうとすると、なんか見慣れた顔がいた

 

「ん?お前高山か?」

 

「比企谷か!お前もここ?」

 

「そうだ。お陰様で朝早くから起きなきゃだよ」

 

「それはお互い様だ」

 

そして、自由通路入ってすぐにある東京中央鉄道公安室の扉を押し開く

 

そして、敬礼をし

 

「申告します!本日付で東京中央鉄道公安室第四警戒班に、学生鉄道OJTに参りました高山直人です!よろしくお願いいたします!」

 

「同じく、本日付で東京中央公安室第四警戒班に、学生鉄道OJTに参りました、比企谷八幡です!よろしくお願いします!」

 

「おっ、今年は元気がいいのが多いなぁ」

 

「よく来たな新人」

 

などと声がかかり、何人かが拍手で迎えてくれた

 

なんか照れるけど平常心、平常心

 

「高山!比企谷!来たか」

 

...平常心で保つのはもう無理だ

 

そこには、東京公安機動隊隊長が凛々しい姿で立っていた

 

「「ご無沙汰しております。五能隊長」」

 

「ご無沙汰と言うほど日は立ってないだろう。それと、研修では訓練のために詳しく言わなかったが、所構わず手を挙げて敬礼しなくて良い。その挙手敬礼をするのは、外で帽子をかぶっている時にする専用のものだ。室内や帽子を取っている場合は普通にお辞儀でいい」

 

「ここは現場だ、肩の力を抜いてあまり固くするな」

 

「はい、まだ何もわからぬ若輩者ですが、よろしくお願いします」

 

「まだ未熟者ですが、よろしくお願いします」

 

「高山、比企谷、よく来たな...」

 

俺達の両目を見つめた隊長は、ポンと肩を叩いてすれ違いながら言った

 

「ここは、鉄道公安隊子中でも最高の場所だ、せいぜい楽しめ!」

 

公安室を出ていく隊長を見送るように、背中に向かって叫んだ

 

「「ない!頑張ります」」

 

隊長な振り向くことなく、右手をちらっとあげて答えた

 

「君達が高山くんと比企谷くん?」

 

振り返るとキョロっとした大きな目の小さな女の子の人が立っていた

 

「はい、そうですが」

 

「あ、はい。そうです」

 

「じゃ、研修生ね。こっちへ来てくれるかなぁ?」

 

なんというか、気の抜けた感じである

 

その人は、廊下に出てすぐの扉を指差し、

 

「そこが着替えるロッカールームで、右奥に君達のロッカーがあるから、中にある制服にきがえてからこっちの会議室へ来て」

 

「はい、すぐに行きます!」

 

「終わり次第すぐ行きます」

 

「フフっ、ゆっくりでいいからねっ」

 

比企谷と書かれたロッカーを開くと、中には紺の制服が一着、上下セットで吊られていた

 

上着に袖を通し、公安隊手帳を内ポケットにしまう。折畳み式警棒、公安隊マークの入った手錠をベルトに取り付ける

 

制帽は小脇に抱え、扉を開く

 

「えぇっーー!?」

「.........は?」

 

なんでよりによってこいつらが

 

「やっぱりねっ、そんな気はしてたのよ」

 

「まぁ、こうなるわよね...」

 

ロの字型に並んだ会議テーブルに、扉側から桜井、間に一席開けて小海、桜井の向かい側に岩泉、岩泉から一席開けて西木野が座っていた

「こんにちは...よろしくお願いします」

 

「よっ、高山!比企谷」

 

ただし、公安隊の制服を着ていれば何故か誰でも真面目に見えてしまう

 

あぁ...またとんでもない日々が始まってしまうのか...

 

「みんなはぁ、短期講習で会っているからぁ、自己紹介は私だけでいいわよねぇ?」

 

当然みんな頷く

 

「今日からぁ、君たちの面倒を見ることになりま〜す。東京中央公安室、第四警戒班班長飯田奈々で〜す。ちなみに第四警戒班はみんなからは警四って呼ばれてま〜す。よろしくねっ!」

 

...班長だったのか

 

なんというか、五能隊長とは真逆である

 

しかし、如何なる時も危険分子とは黙っていられないものである

 

「飯田班長!」

 

「あぁ、それとぉ...私のことは、飯田さんでいいからねっ」

 

更に強いトーンで言う

 

「第四警戒班って、これだけなんですか!」

 

「そうですよぉ。ここは第一捜査班、第二捜査班、第三警備班とあってぇ、それぞれ十数人ずつ3交代制で担当しているんだけどぉ、なんて言うのかな〜やっぱり学生さんだといきなり一緒に働くのも大変じゃない?だから、第四警戒班は、いろいろなお仕事に臨機応変に対応するってことでぇ...」

 

そんなかな〜り緩い感じで話していた飯田さんに、桜井が...

 

ブチ切れた

 

 

「要するに単に研修生は『雑用でもしてろっ』てことですよね!私はここへ仕事をしに来ているんです!そんな甘い配置ではなくて、1班から3班の人達と行動を共にして、極悪非道な男どもを相手にさせてください!」

 

では犯罪者が女性であったらみすみす見逃すということでしょうか

 

「まぁまぁ、研修は長いからさっ...そのうち現場で皆さんと一緒に仕事しなくちゃいけなくなると思いますからぁ。最初は気楽にねっ」

 

「そんな!あなたみたいな人がいるから、女というだけで」バカにされるんです!しかも警四なんて言われて、完全にバカにされてるじゃないですか!!」

 

 

「おいっ!言いすぎだろ桜井」

「流石にそこまでは言わんでもいいだろ...」

 

ついつい俺も口出しちゃったよ

 

「何よっ高山!本当のことでしょ!」

 

俺は気づかれていない模様。アウトオブ眼中

 

「そうよあおい、そこまでは言わなくてもいいと思うけど」

 

西木野も参戦

 

「真姫まで!このままだと研修中まいに「まぁまぁ、桜井さんの言ってることも間違ってはないからねぇ。ありがとうね高山くんと比企谷くんに西木野さん。私の為に怒ってくれてぇ〜」

 

「あのっ!飯田さん!」

 

飯田さんは桜井に、ストップと言うように手のひらを見せた

 

「桜井さん。お仕事はどんなことでも大事なお仕事だから、どうでもいい仕事とか重要な仕事とかの区別はここでは無いから、それだけは忘れないでねっ」

 

その時の飯田さんの表情は、とても真面目なものだった

 

「そっ、それは...」

 

小海はほっとして「助かった〜」って顔でこちらを見ている

 

やさしい表情ながら、桜井のような暴走奴でも黙らせてしまう独特の雰囲気があった

 

そこに岩泉が、ゆっくりと腕組みを解いてから言った

 

「高山...桜井、比企谷...西木野...こんなとこでイチャつくな」

 

「違うわっ!!」

 

「違う(わよ!)」

 

岩泉の一言により、話はそこで終結した

 

 

 




RAIL WARS!14巻発売ですね〜
13巻から実に1年5ヶ月、待望の新刊です

俺ガイルの13もいつになるんやろ()
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