オッス、オラナッパワクワクすっぞ   作:nyasu

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使えるものはドドリアでも使え

オッス、オラナッパワクワクすっぞ。

ナメック星にやって来た俺達、憎きフリーザという悪の帝王を倒すべく修行に明け暮れていた。

お互いに殴り合うベジータと悟空、その二人が協力してもボコボコにする俺。

それをデンデというナメック星人の能力で回復させることでパワーアップさせるという。

まさにデンデシステムと言っても過言ではないね。

 

「行くぞぉぉぉぉ!」

「フンッ」

「ぐわぁぁぁぁぁ!」

 

俺は腕を組んだまま悟空を弾き飛ばす。

俺の正面に向かって気を放っただけである。

大丈夫だ、ビームになるほど強力ではない。

 

「そこだぁぁぁぁ!」

「フン!」

「尻尾、そんな手がうわぁぁぁぁ」

 

後ろから不意打ちするベジータ、しかし気を込めた尻尾で叩きつけることでふっとばす。

気ってすげぇと改めて実感する戦い方である。

パワーインフレなこの世界で、彼らは驚異的な成長をしたと思う。

俺は俺で、自分で自分を痛めつけたほうが効率が良いので勝手に強くなっているけどな。

だが、これでフリーザに勝てるかどうかは分からない。

俺はスーパーサイヤ人には成れてないからな。

今の俺は、スーパーサイヤ人より強いだろうか。

 

「そろそろか、ナッパ?」

「そのようですな。ベジータ王子、今こそフリーザを討つ時ということでしょう」

「そのようだな。もういいぞデンデ」

 

フリーザ到着まで、あと数日か。

遠く離れた場所からも分かる強大な気、フリーザがナメック星に来るのは容易に予想できた。

ナメック星人達の避難を終わり、ドラゴンボールに関しては既に使っているのでフリーザは使うことは出来ない。

さぁ、来るなら来いという状態で俺達はフリーザを待った。

どうでもいいけど、どうやったら瞬間移動できるんだろう。

教えてもらっただけで超能力を覚えられる悟空、謎である。

技術なんだろうか、技術なら俺にも出来るだろうか。

 

 

 

フリーザの宇宙船がゆっくりとナメック星へと降り立ってくる。

着陸する時はゆっくりじゃないとバランス崩すもんな。

あの中にはフリーザ軍団がいて、ドラゴンボール捜索に協力するのだったか。

 

「ナッパ、やれ」

「破ァァァァァ!」

 

俺の口からビームが飛び出て直進する。

そして、遠く離れた宇宙船に触れると爆発するように破壊した。

炎上する宇宙船、遅れて爆風が俺達の方に向かって吹いてくる。

この程度で死ぬ雑魚の相手は面倒なので、これが多分いちばん早いと思います。

 

「うひゃ、容赦ねぇなベジータ」

「やっぱり、アイツもサイヤ人なんだ。敵ながら同情しちゃうぜ」

「フン、汚ねぇ花火だぜ」

 

開幕ブッパは基本、無双ゲーだと思えば雑魚に同情するだけ無駄だ。

良いんだよ、モブなんて名前知らないしいてもいなくても一緒だ。

そんなことを考えていると、見知った気が三つ飛んできた。

地面を爆発させるような勢いで、着地するその三人。

粉塵が舞い、クレーターの向こうからフリーザの姿が見える。

 

「プークスクス、ちょっと煤とか付いてるんですけどフリーザどんな気持ち?宇宙の帝王さん、どんな気持ち?」

「調子に乗るなよクソ猿共がぁ!」

「いい面になったじゃねぇかフリーザ。今日が貴様の命日だぜ」

 

悪人面でベジータがフリーザを怒らせる。

おいおい、そういうこと言うなって怒っちゃうだろ。

 

「オイ、他人事みたいな顔してないで露払いしろ。貴様のせいで、怒り心頭らしい」

「嘘、フリーザ様煽り耐性無さすぎ。ってわけで、雑魚のお前ら此方来いよ。それとも上司と一緒じゃないと戦えない感じ?」

「ドドリアさん、ザーボンさん、許します。やってお仕舞いなさい」

「先手必勝、勝つのはこのキュイ様だ!」

 

俺がドドリアとザーボンを呼び出していたら、名前も知らない宇宙人が何かベジータに襲いかかっていた。

そんな宇宙人に視線を合わせること無くフリーザを見続けるベジータ。

しかし、身体は最適化されたかのようなスムーズな動きで、裏拳を見舞う。

同時に接触した瞬間に気を流し込んだ事が見て取れた。

 

「ぷげら!?」

 

頭部が爆発するように膨れ上がって破裂した宇宙人。

汚い、脳髄撒き散らして汚い。

というか、北斗神拳モドキが出来た事にびっくりである。

 

「ちょっとはやるようじゃねぇか」

「ドドリア来いよ、来いよハゲ。テメェ、ピンクのブヨブヨで気持ち悪いんだよ。育毛剤は無駄とか言いやがってよ、お前は生まれた時からハゲだろうが」

「ブッ殺!」

 

俺の方に飛んでくるドドリア、いいぞ此方だ。

お前は前から気に食わなかったんだ。

なお、ザーボンに関しては悟飯とラディッツが応戦する。

叔父さんと呼ばれて満更でもなさそうだったラディッツに期待である。

一応自爆技教えたし、最悪ドラゴンボールでの復活込みで自爆して欲しい。

サイバイマンみたいに自爆して欲しい、自爆しろ。

 

「いつまで逃げるつもりだ猿野郎」

「うるせぇ、もやっとボールみたいな頭しやがって」

「よく分からねぇが悪口とだけは分かったぜ。随分と調子に乗ってるじゃねぇか。たかが、猿の宇宙人の癖してよ」

 

もうこの辺で良いかという所で着地する。

やれやれ、俺の実力が分かってない時点で瞬殺できそうである。

メタボのピンク野郎め、貴様が薄毛を笑ったことを俺は覚えてるぞ。

 

「来いよドドリア、お前なんぞ瞬殺だ」

「舐めるなよ猿がぁぁぁぁ!」

 

懐に入り込んだドドリアの攻撃が腹部に入る。

くっ、まったくダメージがない。想定より弱いぞ。

 

「へへへ、良いの貰っちまって喋ることも出来ねぇか。まだ、一発だぜ」

「調子に乗るな。俺は記念に殴らせてやっったんだ」

 

はぁぁぁぁぁぁ、と呼気と共に気を循環させる。

体表面の内側で練り上げる気、ドラゴンボール特有の周囲への影響はない。

無駄にロスせず必要な量を必要な時に出すのだ。

 

「何をするかと思えば……何、戦闘力1だと!?馬鹿な、あり得ない」

「あり得ないことなどあり得ない。自然の気と自身の気の同化、周囲から気を取り込む時間はたっぷりあったぞ」

「目標消失……なら、俺が見ているお前は……ッ!?」

 

突如、ドドリアは首を飛ばされた自分を見た。

咄嗟に、首を押さえ、それが幻覚だと気付く。

 

「あ、あぁ……」

「理解したか、ならば死ね」

「うあぁぁぁぁ!」

 

苦し紛れに殴りかかるドドリア、その動きに対して俺は星座を象るような構えをする。

喰らえ、放たれるは音速の拳!

 

「ペガサス」

「ぐあぁぁぁぁ!?」

「流星拳!」

 

という名の、拳と同じ速さで放たれるたくさんの気によるマシンガンのような攻撃である。

相手は死ぬ。

ゴムみたいなブヨブヨの塊を片手に引き摺りながら、ザーボンの所に行く。

どうやら、変身後みたいでトカゲのような風体だった。

 

「ドドリアアタック!」

「なっ!?」

 

横から超重量のドドリアを、バットに見立ててフルスイングする。

フハハハ、おっと腕の骨が折れてやがる。

簡単に壊れるとかドドリア軟弱すぎる。

 

「お、おのれ!」

「喰らえ、ハッ、ハッ、ハッ!」

 

両手に気弾を作り、立ち上がろうとするところを狙い撃ちする。

復帰直後にハメ技、常識ですね。

 

「待て、待ってくれ!」

「待たない、撃つの」

「ガッ!?」

 

高速移動からの口に手を突っ込み内側で気を爆発、これで肺がやられた事だろう。

悪いがフリーザ以外に使ってる時間はないんだ。

 

「よし!」

「よしじゃねぇーよ!もっと早く来いよ」

「すぐ、楽をしようとするなお前は」

 

血だらけの髪をファサっとする。

この瞬間、俺は生を実感する……髪のな!

さて、王子達はどうだろうか。

 

「ククク、この私に変身させるとは……驚かされましたよ」

「さぁ、まだまだあるのだろう。変身して見せろ」

「私はまだ、あと二回変身を残している。この意味が分かるかな?」

「御託はいい、今の俺は怒りも恐怖も抱かない。ただ、貴様を倒すだけだ」

 

なんか、すごい落ち着いたベジータがフリーザを圧倒していた。

なお、悟空は後ろで見学していた。

お前、暇なら後で来るギニュー達と戦えよ。

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