月日は経ちて。
「_ふぁあ。」
日差しが差す中、目を覚ます。
「・・・夢、かぁ。」
眠気を感じつつもベッドから降りて服を着替える。
靴を履いて、鏡で髪を整えてみる。
・・・対して変わらないけど。
「_よっと。」
そのまま部屋の外へ出た。
外はいつもより明るさを増し、昼へと近づいていることを教えてくれる。
・・・あー。しまった。
寝すぎたかも。
「あぁ、ムー。ちょっといいか?」
議長とか「堅牢のジェード」とか言われてる人に呼び止められた。
言いにくいとかでいつからか『ムー』とか言われるようになったんだっけ。
まぁ呼び止められたので話を聞こう。
「ジェード?どうしたの?」
「いや、先生がお呼びだ。」
「あー・・・もしかして寝すぎた?」
「だな。 先生の為にも急いだ方がいい。」
そういえば先生に呼ばれてた。
今日で200歳だからなぁ。仕事出されるんだっけ。
「ありがとうね、議長! 行ってくる!」
本堂に向かって駆け出す。
肩の辺りまである白色の髪を揺らしながら。
私はその場を後にした。
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本堂の前で先生に許可を貰う。
「失礼します。」
「ああ。」
先生の前まで行く。
なんか先生、眠そうだね。
ジェードの言ってた「先生の為にも」って、そういう意味か。
「ムーンストーン、おまえの仕事が見つかった。」
あー。面倒。
仕事見つかったとは言われてもあれしか思い浮かばないし。
でもまぁ、こういうのはちゃんとしないといけないか。
素直に聞こう。
「それで、仕事とは・・・?」
「わかっているとは思うが・・・『戦い』、だ。」
うん、知ってた。
そこは特に問題ないので流して続きを聞く。
「明日からやってもらう。今日はオブシディアンとレッドベリルの所に行きなさい。」
「わかりましたー。」
二つ返事。
笑顔で本堂を後にする。
とはいえ_
あの2人かぁ・・・。
なんだろ、あの2人は色々と尖ってるからなぁ。
・・・主に趣味というか性格というか。
そんなことを考えていた。
本堂を出てからしばらくウロウロしていたが_
「あーっ!こんなところにいた! ほらムー!行くよ!?」
「えっ、レッドベリル_」
こっちが来なかったのであっちから来てくれたらしい。
にしても情熱のあることで・・・。
_って、
「ちょっ!引っ張らないで!割れる割れる!」
「割れるのが嫌ならついてきて!オブシディアンも待ってるよ!?」
あぁ・・・悲しきかな。
割られるのも嫌なので仕方なくついて行った。
_下手したら割れてたけどね・・・