もしウィッチの関係者がこんな人だったら。 作:ロンメルマムート
バルクホルン誕生日記念に出そうとか思ってたけどあまりに早く書き終わったんで…
1944年6月某日
「クルト、クリス、ここがお姉ちゃんたちの基地だ。休暇の間存分に楽しんでいってくれ。」
「あなたがトゥルーデの弟さんと妹さんね。」
「トゥルーデの弟ってトゥルーデと違って可愛いね。」
「堅物とは大違いだな。」
「ど、どうもクルト・バルクホルンです。」
「クリスティアーネ・バルクホルンです。いつも姉がお世話になってます」
どうしてこうなった。
どうしてこうなった。
どうしてこうなったんだー!!
どうも、クルト・バルクホルンです。
今、なぜか501の基地にいます。
どうしてこうなったか?ちょっと振り返ってみます。
約半年前(1943年の年末の某日)
「どうだクルト。お姉ちゃんが帰ってきたぞ!」
「…帰ってくれる?」
「クルト…お姉ちゃんを嫌いになったのか?そうなのか?」
あーもう面倒くせえのが帰ってきやがったよ。
いろいろめんどくさいから嫌なんだよ。
せっかくの冬休み(でも南半球だから夏)だからウルスラさんとウィーゼさんと一緒に来週海水浴行こうと思ってたのにおめえが帰ってきたら全部パーじゃねえか。
嫌いなのか?別に嫌いではないよ。ただこいつが帰ってくると色々めんどくさいんだよ。
女の子に声かけられただけで嫉妬丸出しの目で見てきてそれだけで死ぬかと思うし、嫌いとか言ったり面倒だから無視するだけで「そうか…そうか…」って言いながらハイライトオフしてくるんだよ。
どこの面倒くさい女だよ、うん。
それとさ、
「いい加減、手離してくれるかなお・ね・え・ちゃ・ん?」
「さっきの発言取り消してくれるまで離さない。」
この時期ブエノスアイレスはクソ暑いんだよ!月平均で28℃で今年は特に酷暑なんだよ!母さんも父さんもクリスもこの暑さで死んでるんだぞ分かってんのか!前世から暑いのだけはダメなんだよ!
何この暑さなど鍛え上げられた軍人常々だ!汗出しまくってブラ透けて見えてるぞ!はしたないしこんな姉認めたくねえよ!
それによく見たらそれ冬用じゃねえか。絶対ブリタニアが冬だったからこっちも冬だと思って帰っていただろ。こっち地球の反対だから真夏なんです残念でした。
「離せよ。いい加減」
「離さな…」(ボテッ)
あ、ぶっ倒れた。
「母さん!姉さんがぶっ倒れた!」
何やってんだこの馬鹿姉…水飲めよ…ほんと変なところで頑固なんだからさぁ…
「何やってるのかなお姉ちゃんは?」
「ほんと変なところでバカだからねえ」
ほんと、そう思うよクリス。
「クルト、クリス。愛しのお姉ちゃんが帰ってきたぞ。何か言うことはないか。」
「冷蔵庫にアイスあるから取ってきて。」
「私はチョコがいい」
「それじゃあ俺はバニラお願い。あ、スプーン忘れないで」
あのバカ姉だ。このぐらいこき使っても構わんだろ。
「あ、ああいいぞ。チョコとバニラだな。」
取りに行くのかよ。
「なんかメイドみたいだな、クリス」
「ほら、私たちのお願いは断れないからなんじゃない?」
確かに。
「いっそのことメイドの格好させて晒し者にする?」
「いいかも」
いいんかいクリス。実の姉だぞ。え?面白そうだから?まあ姉がどう思おうと妹は結構軽く考えてるものだからなぁ。かくいう俺もだけど。
「で、今トゥルーデがメイドの格好をしているのはそういう理由なのね。」
「嘘から出た実ってやつじゃないですかね?」
そのあと二人でバカ姉に上手いことメイドの格好して?お願いしたら、バカ姉、すぐやった。
それ見てすぐに親とウィーゼさんとウルスラさん呼んで今姉をメイドにお茶会中です。
ちなみにしれっと写真撮って小遣い稼ぎしようと企んでます。
え?姉の写真で小遣い稼ぎ?別にフミカネ御代のバニー写真出回っているからモーマンタイ。
「ところで来週の海水浴どうする?」
「あー、うん。予定通りクリスとウーシュとウィーゼさんと俺で。」
「置いてくの?」
「ホテル用意してないでしょ?」
「まあ4人分しか取ってないわね。」
まあ姉が乱入したら面倒だから置いていくんだけどね。
「クルト、それどういうことだ?」
なんかウィーゼさんとウルスラさんが完全におびえるほどのものが後ろにいるんだが。
振り返らないぞ。振り返ったら死ぬ。
「お姉ちゃんを置いて旅行とは…お姉ちゃんのこと嫌いになったのか?そうなのか?」
おお、声だけでハイライトオフにしてるの分かるぞ。
な、こういうところが面倒なんだよ。
「べ、別にき、嫌いになったわ、わけじゃ、じゃないから…」
「なら、私も連れてけ」
めんどくせー!ホテルねーぞ。なに野宿で構わんだ!世間体ってものがあるだろ!それにてめえカールスラントのトップエースだろ!貧乏学生じゃねえんだ有名人だ!コミケの
「あのー、ノイエベルリン(ブエノスアイレスの現在の名称)からマル・デル・プラタまでは飛行機ですが席あるんですか?」
ウーシュナイス!
「そういえば今の時期はバカンスシーズンだから早めに取らないとほとんどなくなるわね。」
「もうないみたいだよお姉ちゃん。」
「ザンネンダッタネー、タブンセキガナイカラオネエチャンイケナイミタイダヨ。」
ホントザンネンダヨー(棒読み)
「大丈夫だ。鉄道を使えばどうってことはない。」
まだあきらめてねーのかよこのバカ姉!
「こっちはね、仲のいい4人でせっかくのバカンスを楽しみたいの分かる?そうなると色々面倒なのよ。だから連れて行きたくないの分かる?」
「なるほど、分からん。」
このクソ頑固バカアホシスコン姉ー!
どんだけついて行きたいんだよ!もういいかげん基地に帰ってくれよ、なあ。
「もう頼むからほっといてくれ!なんでもするからさ!」
「ん?今何でもするって言ったよね?」
「え…(絶望)」
どうしてこのタイミングで例の奴が…見たことないけど。
「なら、私を連れてけ。」
「Leck mich im Arsch!」
お、効果は抜群だな。目に見えて落ち込んでる。
うわぁウィーゼさんとウーシュ、(とうとう言っちまったか…)みたいな顔してるよ…
クリス、やめてその(いったいどこでそんな汚い言葉覚えたの?)みたいな目。
どこでって言われたら黒騎士物〇です。はい。あの源〇さんの名作です。
どういう意味か?俺のケツを(ryです。
このバカにはこのぐらい言わないと。
「クルト…いつからお姉ちゃんにそんなこと言うようになった!」
あ、死んだ。姉がキレた。おお、使い魔の耳出してらぁ…
次の瞬間、目に飛び込んできたのはメイド姿の姉のこぶしだった。
そして気が付いた時にはウィーゼさんに膝枕されてた。
「起きた?」
俺を見下ろしながらウィーゼさんが言う。奇麗だなぁ…おっぱい大きいなぁ…
「う、うう。なにが起きた?」
「夏休みに遊びに行かないと許さないそうよ。」
「は?」
は?何で?てかどこに?
「いったい何がどうなってそういう話に?」
「まあね…その色々あってね…」
お、おう…姉、実力行使に出たか…
でもさ、
「どこに行けば?」
「501だそうよ。」
「501?ああ、ブリタニアのバカ姉の部隊か…
はぁーーーーーい???」
おお、今考えたら無茶苦茶な理由で来たんだなぁ(遠い目)
姉の脅しでその場こっきりの約束だと思ったら何故かブエノスアイレス発の一番高い客船の一番高い部屋予約してるしクリスも「ブリタニア観光したーい」とか言ってついてきたし。
あと一か月もすれば本編だよな?大丈夫かよ。マジで。
(今回の独自設定・原作改変)
・バカ姉、妹と弟に遊ばれる。
・バカ姉、面白そうと言う理由でメイド姿にされる。
・バカ姉、弟たちにめんどくさがられる。
・バカ姉、弟に俺のケツを(ryと言われる
・バカ姉、実力行使する。
・クリス、やめて…そんな目で見ないで…
・ブエノスアイレス
・マル・デル・プラタ
・バカ姉「501に出荷よー」
・クルト「そんなー」
・なぜかクリスもドナドナ
・ウィーゼさんかわいい…
・姉の写真で小遣い稼ぎ
・バカンス
弟とか妹って生き物は姉や兄を雑に扱う生き物です。(リアル体験談)
なんで平気で殺意湧きます。