もしウィッチの関係者がこんな人だったら。   作:ロンメルマムート

19 / 36
注:この話には山のようなナチの戦犯が出てきます。



作者のレジスタンス狩り、パルチザン狩り大好きな好み丸出しです。


ロスマンさんのお兄さん

「なあ、許してくれよ…もうやめてくれよ…」

 

「黙れ。メンバーの居場所を吐け。」

 

「ロスマン大佐。駄目です。こいつこれ以上吐けそうにないです。」

 

「バルビー、なら構わんやれ。」

 

「は!」

 

 ふん、クソッタレのテロリストだ。

 次のメンバーの場所さえわかればいいんだ。

 はじめましてヘルムート・ニコラウス・“クラウス”・ロスマン大佐だ。

 何やっていたか?なにテロリストに拷問して情報を吐かせていただけだ。

 なんでそんな事をしてるかって?これが仕事だしもう慣れたよ。

 

 

 

 前世は日本と米国のハーフで米国籍を取って米軍の情報将校だった。

 それでイラクやアフガン、ソマリア、リビアやシリアで戦っていた。

 で、シリアでトルコに誤爆されて死んだ。

 それで生まれ変わったら日本でやっていたアニメの世界。なんで知ってたか?同僚にこの手のものが好きな奴が居たんだよ。

 

 で、俺はこの世界でも軍人を目指した。

 それで士官学校から入って卒業後は憲兵将校として勤務。

 主に後方での治安維持や警備に活躍した。

 それでそこでの活躍に目をつけられて治安維持戦に投入された。

 最初の任務はヒスパニアでの治安維持。敵は盗賊、脱走兵、ヒスパニアの右翼、カタルーニャ独立派、バスク独立派、ガリア共産党、ガリア王党派だった。

 とは言ってもほとんど敵は動かなかったからこちらから動いた。

 何やったか?かつて米軍がイラクでバグダディ相手に使った単純かつ効率的で実際にやるのは難しい戦術をとった。

 つまり組織の回復力以上の速度でメンバーを逮捕していった。

 まず下っ端から始まり、中堅、幹部、そしてトップ。この順番で片っ端から捕まえてこれらの組織をほぼ一年で壊滅させた。

 その功績で少佐に出世。

 

 次に移ったのはブリタニア。任務はマロニー派閥への対抗。

 で、501事件では俺の大隊が初動を担当してマロニー派閥をほぼ全員逮捕。これでさらに中佐になった。

 

 そして今度はガリアでの治安維持戦のため俺が召集されて44年10月にパ・ド・カレーで第263保安師団が編成された。

 俺はその部隊の第526保安連隊連隊長になった。

 この部隊は史実でのパルチザン狩りやレジスタンス狩り(それに虐殺)のネームドばかりいた。

 まず師団長が“クレタの屠殺者”フリードリヒ=ヴィルヘルム・ミュラー中将、参謀がヘルムート・クノッヘン、第527保安連隊連隊長がヴァルター・ラウフ、第528保安連隊連隊長がヴァルター・レーダー、第526/1大隊大隊長は“リヨンの屠殺者”クラウス・バルビーだったよ。

 

 誰か分からない?まずフリードリヒ=ヴィルヘルム・ミュラーはクレタのクレタ要塞師団師団長としてクレタでの抵抗運動を潰した男。

 その手段が無作為に選んだ民間人を見せしめに殺害すると言うもの。これで沈静化した。その後ギリシャからの独軍撤退を援護した功績で騎士鉄十字章を受勲。戦後戦争犯罪の廉で処刑された。

 

 次にヘルムート・クノッヘン、戦中はパリの保安警察のボスだった。

 それで数多くのレジスタンスやユダヤ人を収容所に送った。

 

 ヴァルター・ラウフはイタリア北部でのSDのボスとして数多くのユダヤ人を収容所に送った人物。

 

 ヴァルター・レーダーは史実では悪名高いマルツァボットの虐殺の張本人。

 騎士鉄十字を授与されるほどの優秀な軍人だったのだがイタリアのマルツァボット村で村民を虐殺した。

 この虐殺は映画にもなってるし最近は虐殺したRFSS師団の日本語で読める戦史本も出てるから知りたい方はどうぞ。(ちなみにその本にはミュラーの悪行もおまけレベルだけど載ってる)

 

 そしてクラウス・バルビー、かの有名なナチスの戦犯。

 ジャン・ムーランを殺し、チェ・ゲバラの死にも関わったと言われる悪名高いリヨンの屠殺者。

 

 その他にも色々ヤバいお方が山ほどいたよ。

 それで任務は簡単。ガリア王党派狩り。

 上は始めかなり迷ってたらしいが506の基地爆破で俺たちに出動命令が来た。

 それでいつも通り無慈悲に捕まえたり、暗殺したり、即決裁判で銃殺したり、拷問したりした。

 それですっかりロイヤリストの弾圧者とかガリアの屠殺者とか呼ばれた。

 その中でも最大の戦果はオラドゥール事件だね。

 

 ある時連中がオラドゥール村で会合をすると言う情報を入手してその現場に乗り込んだ。

 それで最高幹部など10名以上幹部を逮捕、さらに幹部数名を銃撃戦で射殺した。

 そのあと村を徹底的に捜索して村民500人近くを逮捕した。

 

 この戦果で組織の全容が解明されてその後数週間で組織の幹部の9割を逮捕したか射殺、暗殺、“病死”、“事故死”させた。

 それでもこいつら未だに残ってる。

 海外から資金が流れてくるから現在資金ルートを叩き潰そうとしてます。

 

 そうそう、こんなことしてるけど実は結構モテます。

 妹の上官だった貴族様と妹の元カノ?と今の妹の上司に惚れられてるらしい。

 それで妹がすごい嫉妬してるらしい。ここ数年会ってないけど大丈夫かな?

 まあ妹たち、遠く離れた東部戦線だからなぁ…

 

 

 

 

「お、おい何する気だ…」

 

パン パン パン

 

「次はこいつをしょっ引いてこい。いいなバルビー。」

 

「分かってますよロスマン大佐。」

 

 さてと、終わりなきテロとの戦争だ、休みなんてない。

 お嬢様方が天井付きベットでおねんねしてる時間も戦わなきゃダメだからな。

 

 

 

 

<設定>

名前:ヘルムート・ニコラウス・“クラウス”・ロスマン

所属:カールスラント軍第263保安師団第526保安連隊連隊長

階級:大佐

生年月日:1919年6月10日

渾名:ヒスパニアの血に飢えた狂犬、ガリアの屠殺者、ロイヤリストの弾圧者、カールスラントのフーシェ

 治安維持戦の名手。

 治安維持や対テロ戦を得意としテロリストや犯罪者、その協力者への一切の慈悲を見せない冷酷非道かつ非人道的な態度、扱いを見せるが一方で関係ないものへの奉仕という二つの側面を持つ。

 オラドゥール事件では会合中だったガリア王党派のメンバーを検挙し組織の壊滅に貢献した。

 名前のモデルはクラウス・バルビーとヘルムート・クノッヘン。誕生日はオラドゥール村の虐殺から。




(今回の独自設定・原作改変)
・ガリア王党派死亡のお知らせ
・テロリストは死ね
・ブラコン気味な先生
・モテ男
・伯爵も惚れた
・でもジェルジンスキー並みに汚れてる
・ナチのヤバめ(ただし比較的穏健な方)なお方登場



治安維持戦って良いよね…
雑多な小火器で健気にも立ち上がったレジスタンス供を民間人1000人以上諸共虐殺する様とかさ…

別にナチスが好きとかじゃないよ?
ホロコーストはダメと思ってるけどレジスタンスは体制側から見ればただのテロリストだし…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。