もしウィッチの関係者がこんな人だったら。   作:ロンメルマムート

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実は作者、ラーメン食べると気持ち悪くなる体質なんです。
でもインスタントラーメンの歴史は好きだしたまに食いたくなるという謎の欲求が出て来る。


黒田さんのお父さん

「でぇ?俺の娘を本家にウィッチがいないから養子に出せと。」

 

「ええ、そういう事です。ですから「お断りだね。」な、なぜですか!」

 

「それはそちらの都合じゃないか。こっちにもこちらの都合ってものがあるんだ。」

 

 全くなんなんだよこいつら。分家の出とか言って今まで散々虐めてきたくせに都合悪くなると途端に掌返しやがって。

 こう言うところが嫌で黒田家を見捨てたのに。

 どうもはじめまして黒田食品社長黒田靖です。全くなんで本家にウィッチがいないとかいう超どーでもいい理由でうちの娘をとっくの昔に縁を切った本家に送らなきゃ行けねえんだよふざけんなクソッタレ共。

 なんで本家と縁を切ったか?そりゃあ過去に色々やったからね。

 

 

 

 

 前世は某世界初のインスタントラーメンを開発した会社の開発部の社員兼ラーメンオタクでした。

 で、ラーメン屋に並んでいる途中に熱中症でぶっ倒れました。で気がついたら始めて通しで大河ドラマ見た黒田家の分家に生まれました。

 子供の頃からどうでもいいしきたりとか色々あって本当に面倒くさくて仕方なかった。

 なんで俺より年下でしかもバカで無能な奴に敬語使わなきゃいけねえんだよフザケンナ。

 

 で、16歳の時に集まりで本家のやつと殴り合いになって一方的にボコった。ちなみにそのケンカの原因は本家のバカが俺に因縁つけてきて無視したら殴ってきたというもの。

 この事件でどういうわけか100%相手が悪いのに謝れとか言ってきた。

 俺としてはむしろ被害者なんだから謝れとか思ってた、というかあれ正当防衛なんだが。

 で、さらに当時の当主の頑固ジジイと喧嘩になってどうしようもないからこっちから縁切った。

 まあ家に帰ったら色々面倒なことになったけどそのまま帝大に首席で進学して卒業、卒業後は株の儲けを使って会社を1922年台湾で立ち上げた。

 それが我が黒田食品だ!

 

 さて、この世界には中国と朝鮮半島がない。

 つまりラーメンとか餃子とかチャーハンとかシュウマイとか肉まんとか豚まんとか麻婆豆腐とか麻婆茄子とか皿うどんとかチャンポンとか杏仁豆腐とかビビンバとか焼肉とかがないってことだよなって思うじゃろ、それがバッチリ存在するんだよねぇ。

 どういうことか?簡単だよ中華料理が台湾の郷土料理、韓国料理が対馬の郷土料理として存在する。

 どうも怪異から逃れてきた人たちが台湾とかに逃れてそこで料理を伝えたらしい。

 そのため史実と比べると知名度が雲泥の差だけどバッチリ存在する。

 で、俺は前世からラーメンが大好き。特に前世の職場で作ってたインスタントラーメン。

 子供の頃から好きで近所の台湾料理店でよく食べてた。

 でもやっぱりインスタントラーメンが食べたい。という事で我が黒田食品はラーメンの(この世界の)本場である台湾で創業した。

 で、その年のうちに初期のインスタントラーメン瞬間油熱乾燥法を使用したインスタントラーメンを発売、で大ヒット…しなかった。

 

 理由は簡単、ラーメンの知名度がこの世界死んでる。台湾ではそれなりに売れたけど。

 それでも軍に必死になって売り込んだら糧食としてインスタントラーメンを採用してくれた。

 なにせお湯さえあれば、最悪そのまま食えば良い手軽さと長い賞味期限、その上軽く美味い。

 まあそれでも売り込みをかける最大のチャンスが翌年に訪れることを知ってたから慌てなかったけど。

 

 さて、今では誰もが一度は食べたことのあるインスタント食品の一つ、カップラーメン。

 これ最初全く売れなかったのは有名な話。ではなんでここまで広まったのか?それはかの有名な日本のテロ事件、あさま山荘事件で警官隊にこれが支給されそれを食べている姿が全国で報道されて有名になった。

 史実で1923年にあった文字どうり日本を揺らした事件とは?関東大震災である。

 で、それを見越して我が社はあらかじめ東京周辺の関東に大量に備蓄しておいた。

 そして地震が起きた。それでもう東京府(実は史実で東京都になったのは43年)はもちろん政府でさえ大混乱。

 避難所に物資が届かねーって事になったところで我が社が颯爽と登場、備蓄していたインスタントラーメンをほとんどタダ当然のお値段で“親切にも”提供させていただきました。

 結果、食べている姿が全国に広まって予想通りその年に大ヒット、多くのところで飛ぶように売れた。

 さらに食べている姿が海外のプレスに取られてさらに世界的に話題になった。

 

 お陰でその年だけで数百万円の売り上げ(旧円なんで実質億単位)を叩き出して東証二部上場してウハウハ。

 え?災害で儲けるとか不謹慎?知るかよ。それ言ったらネオコンとかどうなるんだよ。あいつら戦争で儲けてるぞ。

 その後も色んなところで採用されて扶桑中で若手のやり手社長として有名になった。

 で、その頃に嫁さんと出会った。

 嫁さんは付き合いのあった海軍軍人の娘さん、手っ取り早く説明すると竹井さんの母親の妹。

 お陰で竹井さんと娘は従姉妹です。

 娘が生まれた後は色々あって、大恐慌をギリギリ生き残ると今度は戦争の足音が近づいてきたんでさらに売り込み37年に念願の戦争発生!

 それで一気に我が社のインスタント食品の需要が高まって軍に大量納入、次から次へと買ってくれて現在絶好調!

 あー最高だわ。神様仏様ネウロイ様。人死んでる?知るかよンなもん。金が入ればそれでオッケーっす。

 

 ちなみに娘は戦争行ってます。で、エースで501に行ったこともあったらしい。

 結構勉強できて現在簿記の一級とか珠算とかの資格持ってます。ついでになぜかケインズとか経済学の本愛読してます。

 ついでに俺譲りの商才を既に見せてます。あいつが帰ってくれば我が社の将来は安泰だな。

 

 

 

 

「本家に養子に出した方が泊付に…」

 

「はぁ?我が社は徹底した実力主義だ。俺からすれば実力があれば格付けなんて必要ない。

 むしろそんなものに固執しているお前らの方が無能だな。」

 

 全く、年功序列とか格付けとかいうものに固執するほうが無能なんだよ。

 我が社のシステムは徹底した欧米式なんだ。36協定結んでねえし育休あるし雇用条件は男女一緒、能力給で残業完全禁止、週休完全二日制その他で超ホワイト企業なんだよな。

 ついでに義理の親父筋の情報でもう506は内定してるから興味ねえよバーカ。

 

 

 

<設定>

名前:黒田靖

肩書:黒田食品社長

生年月日:1900年1月5日

 扶桑最大の食品会社黒田食品社長。

 世界初のインスタントラーメンを開発。ラーメンを含めた台湾料理を世界中で有名にした。

 食品の安全管理に厳しく、製造年月日を始めて記載した他世界一厳しい食品安全基準を製作して適応している。

 また実業界きってのタカ派。

 娘は黒田那佳少佐。

 名前の由来はNHK朝ドラまんぷくの脚本家福田靖、誕生日は安藤百福の命日から。




(今回の独自設定・原作改変)
・インスタントラーメン
・中華料理
・韓国料理
・台湾
・関東大震災
・悲劇で売る
・黒田家はクソ
・地味に那佳出世した上に元501
・守銭奴ではないが経理系
・謎の商魂もある
・あと経済学の本を愛読してる
・竹井さんは従姉妹
・戦争はビジネス



初めての扶桑系&506。
戦争や災害で大儲けというある意味クズな人になった。
でも商売だから仕方ないね。
姫様にケインズや経済学の話をして姫様が混乱してそう。
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