もしウィッチの関係者がこんな人だったら。 作:ロンメルマムート
ヴィスコンティさん、世界一の富豪の娘に…多分506の金づるこいつだと思う。
アドリアーナさんの口調分からない…
「父さん、また悪どいことしてるの?」
「アドリアーナ、悪どいとは失礼な。ちゃんとした商売だよ商売」
「ちゃんとした商売が普通、ネーデルラントからインドネシアの油田を、オラーシャからバクーとコーカサスの油田を掠め取って、イランのナショナリズムを政府と協力して煽り、サウード王国で政府と協力して独占的な石油輸出組織を設立してメジャーを排除したり、イラクの反ブリタニア暴動を煽ったりする?普通」
「戦争で破産したCGPの買収抜けてるぞ」
CGPの買収のお陰でガリア圏の油田に首突っ込めるんだぞ。
はじめましてリビアン・サヴォイア・オイル会長ジュゼッペ・ジャコモ・ヴィスコンティだ。
お前過去に何やったって?まあ大したことはしてないさ。
アーバーダーン危機10年前倒ししたり、サウジアラムコモドキ作ったり、CGP買収したり、満州で油掘りまくったりした程度だから。
前世は某海賊と呼ばれたなんちゃらの元ネタの人が創業者の某石油会社で働いてました。
で、出張で行ったアルジェリアでテロリストに殺されたらロマーニャの貴族になりました。
実家は元々はミラノの名門貴族家でした。
それなりに寂れてましたがとりあえず大学行けるぐらいには資産はあったので大学行ってロマーニャ経済開発省に入ってそこで得意の石油産業で名を上げ始めました。
最初の仕事がオスマンから手に入れたばかりのリビアでの石油探索。
無論史実での場所をだいたい覚えていたのでそこを始めから掘り始めて次々と掘り当てた。
その結果探索が開始された1912年から15年までの間にリビア、特にキレナイカと陸上シルテ盆地は大油田地帯になった。
その開発のため作られたのが国営石油会社サヴォイア・リビアン・オイル、でこの会社のCEOが何故か俺だった。
理由がどうも現地の人と上手い事やれる(現地の慣習を尊重してたし現地人への投資に積極的だったので探索の時はものすごく仲良くできた)、最新の石油産業に詳しい、油田掘り当てたのでとりあえず全部やらせようという丸投げ、クソ暑いし砂漠だし辺境なので誰も行きたがらないので俺になった、酷い。
で、1915年に設立されたサヴォイア・リビアン・オイルは戦争で他のメジャー、特に一番危険なロイヤル・ダッチ・シェル、アングロ・ペルシャ石油会社は戦争でそんなこと、なにせ奴らの城であるアラブにネウロイ来たんで大わらわだったんでそれを後目に戦争終わる前に何とか採算レベルまで開発して戦後、ぐちゃぐちゃになったアラブの油田を後目に欧州全域に油を売りまくった。
戦争終わってリビアの油田が採算レベルまで来ると次の獲物を狙った。
次の狙いは満州とサウード王国。
特にサウード王国は当時独立したばかりで潤沢な石油資源があったのだが、メジャーはもはや経済が滅茶苦茶になったオスマンの石油利権の方が重要らしくて何故か放置されていた。
さらにメジャーが嫌った理由がサウード王国の反メジャー的行動・言動。
そのせいでサウード王国は石油業界では珍しく孤立した。
そこでメジャーではない我がサヴォイア・リビアン・オイルが参入した。
ただ現地民と政府に考慮してサヴォイア・リビアン・オイルとサウード王国政府の共同出資会社サウードアラムコを設立した。
株はサウード王国50%、サヴォイア・リビアン・オイル45%、俺5%。なんで5%の株を手に入れたかって?そりゃミスター5%カルースト・グルベンキアンに習ったんだよ。
で、結果サウード王国の推定600億バレル以上の油田は我々の手の中に入った。
続いて狙ったのが満州、こちらは扶桑と共同でサヴォイア・フソウ・オイルを設立、こちらもサウードアラムコ同様の比率で株式を入手した。
で、これで満州で石油を掘り当てた。
こういったことを1930年までにやった。
さらには赤線協定に入ってないことをいいことに勝手にアラブ地域で油田を掘り始めた。
狙ったのはイランのアーザーデガーン油田とクウェートのブルガン油田。
だがどちらもすぐつまみ出された。赤線協定に入ってないのが痛かった。
それ以降、赤線協定をぶっ潰すためにあらゆる手段を使い始めました。
とにかく死ねメジャーでいろんなことしましたね。
イランの反ブリタニア系政党支援したり、41年にはロマーニャ政府と組んでアングロ・イラク戦争起こしたり、43年にはロマーニャと扶桑と組んでイランでアーバーダーン危機起こしてそのど真ん中に扶桑の艦隊で護衛されたうちのタンカー送って目の前で取引して煽った。
戦争が始まってからはうちのリビアの油田がヨーロッパで一番近いため需要が一気に上がって嬉しい悲鳴状態。
それどころか戦争でネーデルラントとガリアが消えたおかげでここぞとばかりに狙ってたインドネシアの油田に参入、ガリアの石油会社で我が社と同じく準メジャーであるガリア石油会社を買収、これを受けて我が社は名前をサヴォイア・リビアン・オイルからサヴォイア・インターナショナル・オイルに改名した。
で、CGPを買収した目的の一つがガリア圏の油田への介入。
狙いはアルジェリアのハシメサウド油田とチャドのドバ油田。
早速この二つを掘り当てて開発を始めた矢先、今度はネウロイがスエズを奪った。
これで我が社もサウード王国からの油田を持ってこれなくなったんだがそれ以上に嬉しかったのがBPとロイヤル・ダッチ・シェルが大慌てしたこと。
連中地中海側に油田持ってないから焦ってるよ。
スエズがないせいで連中は油を喜望峰周りで運ばなきゃいけなくなった。
それに対して我が社はトリポリで油積んで高速タンカーで翌日にはシチリア島に運んでそこからパイプラインでメッシナ海峡渡るだけでヨーロッパに運べる。
結果何故かオイルメジャーが次々とうちの油を売ってくれとか言ってきた。
それに対してもちろん売った。連中から1リラでも奪えるようにあらゆるあくどい手段を使ったね。
さらにこの間にオラーシャから国営化されていたバクーとコーカサスの油田の一部もゲットした。
そのおかげで現在、俺世界一の大富豪。
時価総額1120億ドルだぜ。まあ大富豪になったらなったで親族やら何やらがすり寄ってきたけど全部無視した。
連中にやる金なんて一リラもねえぞ。
え?冒頭に出てきた赤毛誰だ?
俺の娘だよ。
トリポリ生まれで強引で気の強いところあるけど可愛い娘です。
今、506にいるらしいので506には俺が出資して支援してます。
一応心配なのでボディーガードも付けてます。
ただ最近娘、同僚の扶桑人に金をせびられてるらしい。
なんだよそいつ。
「で、今何やってるの?」
「ん?なにって簡単だよ。
クウェートの油田への介入」
「まだあきらめてないんだ」
諦められるか!世界第二位の油田なんて諦められるわけないだろ!
どうせこの戦争でブリタニアは凋落するんだ!その時がチャンスなんだよ!
(設定)
名前:ジュゼッペ・ジャコモ・ヴィスコンティ
生年月日:1885年8月19日
肩書:サヴォイア・インターナショナル・オイル会長、サウードアラムコ役員、CGP(ガリア石油会社)役員、ロマーニャ商工会議所議長、
オイルメジャーの一角、ロマーニャのサヴォイア・インターナショナル・オイル会長にしてオイルメジャーで最も強かで強欲で手段を選ばない男。
ロマーニャが独占しているリビアの油田だけでなくサウード王国ではサウード王国に出資し国営石油会社サウードアラムコを設立、提携することでサウード王国の石油資源を独占、さらには扶桑と協力して満州油田を開発、それを使いサヴォイア・フソウ・オイルを設立、オラーシャでは戦争での混乱の中コーカサスとバクーの油田を抑えオラーシャ・サヴォイア・オイルを、インドネシアでは本国の混乱を使いインドネシア・サヴォイア・オイルを設立、ガリアでは戦争で国を失い後ろ盾を失ったガリア石油会社を買収、イラクでは反ブリタニア暴動を煽り石油資源の開発に強引に参入、イランではモデサック政権に資金提供し扶桑と組んでアーバーダーン危機を起こしてイランの石油利権に参入するなどメジャーの全てにケンカを売る狂犬。
そのためついたあだ名はリビアの盗賊。
狂犬で盗賊なのに世界一の大富豪。
名前のモデルはファシスト政権の財務大臣ジュゼッペ・ヴォルピとジャコモ・アチェルボ。
誕生日はアーバーダーン危機を起こしたモデサック政権が崩壊した1953年のイランクーデターが起きた日から。
(今回の原作改変・独自設定)
・サヴォイア・インターナショナル・オイル
・サウードアラムコ
・サウード王国
・アーバーダーン危機
・モデサック政権
・インドネシア・サヴォイア・オイル
・サヴォイア・フソウ・オイル
・オラーシャ・サヴォイア・オイル
・CGP(ガリア石油会社)
・世界一の富豪
・なぜか起きるアングロ・イラク戦争
・各種油田
・オイルメジャー
・赤線協定
・グルベンキアン
・ひどい扱いを受ける黒田
黒田、世界一の富豪から酷い扱いを受ける。
あいつならヴィスコンティさんが世界一の富豪の娘だとわかると金せびりそう(偏見)