もしウィッチの関係者がこんな人だったら。   作:ロンメルマムート

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ウィッチの家族は全員善人だと誰が言った。


ハイデマリーさんのお父さんが

「お父様、どうですかこれ?新しいドレスです。

 お父様と一緒にパーティーに出られるように買ったんです。」

「まあ、いいんじゃないかな。」

 全く誰だよ。俺の娘をこんなファザコンに育てた奴。ああ俺か。

 初めまして私、ワインとウィスキーならお任せ酒類輸入業シュナウファー商会社長ヴォルフガング・シュナウファーです。

 まあ自分のやらかしで妻を失ってその時にあんなことになったらこんな風に育てちゃうだろうなぁ。

 

 

 

 

 

 俺は前世はとある飲料メーカーで酒類の営業をやってたんだが、営業途中で交通事故に巻き込まれて死んでこうして生まれ変わったんだ。

 この世界だと実家がワイン商でね、商業学校を卒業して実家で酒を売ってたのよ。

 主な商品はモーゼルワイン。え?カールスラントってビールだろ?違うんだなぁこれが。確かにドイツはビールが有名だけどその影に隠れてワインも凄いのよ。カールスラントでもワインは好んで飲まれてるよ。

 で、俺がこの業界に入って少し経った後とある重大事件が起きるのよ。

 

 リベリオン合衆国憲法修正第18条、そしてボルステッド法

 

 つまり狂騒の20年代(ローリングトゥウェンティーズ)を彩る出来事禁酒法である。

 これで酒類の需要がリベリオンで高まると考えた俺はとある人物と取引をしたんだよ。

 ジョゼフ・P・ケネディ、史実では第35代大統領ジョン・F・ケネディの父親である彼ととある取引をした。

 二人でファラウェイランドに合弁会社を設立、これを使いリベリオンにワイン、ウィスキー、ウォッカ、ビールを密輸したよ。

 で、これで荒稼ぎしたよ。大体10万ドルは儲けたかな?ちなみに妻は知ってた。妻とは取引相手のある貴族の家のご令嬢でね。

 なぜかその家の主人に気に入られてあれよあれよと言う間に結婚しちゃった。その後知ったけど妻は妾の子で子供の頃から虐待を受けてたんだ。だからこそ妻のことを心から愛してたよ。だけどこの酒の密輸があんなことになるとは…

 

 禁酒法の時代が終わり、世界大恐慌からニューディールになった33年、俺は妻と愛娘のハイデマリーと一緒にリベリオンに行ったよ。

 理由はリベリオンのウィスキー製造業者の買収。すでに荒稼ぎした金があるしバーボンの輸入は魅力的だからね。

 というのは表向きの理由で実際にはフランク・コステロの酒類販売業者とのカールスラントワインの輸入の取引だよ。

 そこで事件が起きたよ。多分理由はよそ者の俺に深入りさせないためだろうな。

 何が起きたか?襲撃されたんだ。ホテルのロビーでギャングからマシンガンを食らったよ。幸い俺とマリーは無傷だったけど妻は撃たれてすぐに病院に運ばれた。かなりの重症でその数ヶ月後にカールスラントで傷が元で亡くなったよ。

 

 幸せだっただろうけど自分の仕事のせいで死んだのが辛くてそれから暫く全く仕事が出来なかったよ。幸い父さんの代から支えてきた人がいたからどうにかなったけど本当に辛かった時期だったよ。

 で、そんな時にマリーの魔力が暴走。明るい所に出られなくなった。そこで気づいたんだ。今自分の娘を守れるのは俺だけだって。

 その日以来ものすごい頑張ったよ。マリーの為に知り合いの貴族からいい先生を教えて貰ってその人のお陰でコントロールはマシになったけどそれでも外に出られるレベルじゃないから専用のサングラス作ってもらってそれを掛けさせて外に出させたよ。

 仕事の取引現場にも出来る限り連れて行った、そこで同じウィッチの親友も作れたし。

 

 そんなこんなやってたらネウロイが襲来、娘は軍隊に行くしモーゼル、ガリアのワイン製造業は壊滅。

 この二つがメインだった俺の会社は大損害かと思いきや、リべリオンのウィスキー業者の2割をうちが持ってたし、カルフォニアワインの輸出ではうちが持ってるブランドがシェア一位。

 それでリべリオン軍への酒類の販売で現在大儲け中。ついでにカールスラント軍へも卸してます。

 

 にしても早くマリーいい人連れてこねぇかねぇ?噂じゃあ俺がリべリオンギャングの手先と思われて狙われてるって聞くし、早いとこ後継者見つけなきゃな。

 

 

 

 

 

 

 

<設定>

名前:ヴォルフガング・エルヴィン・シュナウファー

肩書:シュナウファー商会社長

生年月日:1896年2月14日

 カールスラント最大手の酒類輸出入販売業者シュナウファー商会社長。

 リべリオンギャングとのつながりのある人物として知られ酒類の密輸にかかわっていた。

 またその繋がりからヨーロッパマフィアからはリべリオンマフィアの手先として命を狙われているという情報もある。

 酒類の販売業者としては戦前はヨーロッパをまたにかけて酒類を売っていたことで知られ、その顧客の中にはクロステルマン侯爵家やヴィトゲンシュタイン家などの名門貴族家も含まれている。




今回の原作改変・独自設定
・禁酒法
・酒類販売
・ギャング
・ハイデマリーに商才と弁舌のうまさがインストールされました。
・人間関係大改造
・人見知りはフェードアウトしました。
・ハイデマリーの交友関係に
 ・姫様
 ・ペリーヌ
 ・イザベル君
 ・ビショップ家
 ・シェイド家
 ・ボニンさん
 ・グリュンネさん
 などが追加されました。

ハイデマリーの商才は自分のポートレートが高値で売れてることを知ると自ら闇ルートで匿名で売ったり、物資の確保で闇ルートから調達したり、上とディールで手に入れたりしてます
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