もしウィッチの関係者がこんな人だったら。   作:ロンメルマムート

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この回だけちょっと形式が違います。(登場人物が多いのが原因)
ところで実在の歌の一部と題名って出していいの?題名は一部伏せ字にするけど。


続ペリーヌさんのお父さん

1944年7月

 

ミーナ「ハイ皆さん、注目。改めて今日から皆さんの仲間になる新人を紹介します。

    坂本少佐が扶桑皇国から連れてきてくれた、宮藤芳佳さんです。」

 

宮藤「宮藤芳佳です、皆さん宜しくお願いいたします」

 

 はじめまして宮藤芳佳って言います。

 私は今ブリタニアにあります第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズにいます。

 坂本さんに連れられて困ってる人の役に立ちたくて地球を半分回ってブリタニアまで来ました。

 今私の隣にいるのはウィッチーズの隊長のミーナ中佐です。

 見た感じ優しそうですけど何でしょう…そのすごい年上のような気がするんです。2、3歳とかじゃなくて20歳ぐらい上のような気が…

 

ミーナ「階級は軍曹になるので、同じ階級のリーネさんが面倒を見てあげてね」

 

リーネ「は、はい…」

 

 ミーナ中佐が話すと気の弱そうなブロンド子が返事をする。多分あの子がリーネさんです。

 その、一部分が大きい。揉んだらきっと柔らかい…なんでおじさんみたいなこと考えてるんでしょうか?

 

ミーナ「はい、じゃあ必要な書類、衣類一式、階級章、認識票なんかはここにあるから」

 

 ミーナ中佐が今度は壇に置かれたものを見せる。

 

宮藤「あの……」

 

ミーナ「はい?」

 

宮藤「これはいりません……」

 

 私は拳銃を返す。正直言って拳銃含めた銃や武器はあまり使いたくないです。はい。

 それを見て金髪の子が笑う。

 

ペリーヌ「ふふふ。面白い子ですわね。」

 

 それに私は首をかしげる。

 この後一人ひとり自己紹介して最後にその金髪の子がやってきました。

 

ペリーヌ「初めまして宮藤さん、私はピエレット・アンリエット・クロステルマン大尉ですわ。

     長いのでペリーヌでいいですわ。

     一応基地のナンバー4になるので覚えておいてください。」

 

宮藤「は、はい。宮藤芳佳です。」

 

 その自己紹介に私は驚いた。だって見た目は思いっきりヨーロッパのお嬢様なのにこの中で一番流暢な扶桑語で自己紹介してきたんです。驚かない方が無理です。

 

ペリーヌ「ふふ。もしかしてなんでそんなに扶桑語が得意なんだって思ってますでしょ?」

 

宮藤「え?」

 

ペリーヌ「私はこう見えて生まれも育ちも扶桑、母語こそガリア語ですけど扶桑語も同じぐらい使ってますの。」

 

宮藤「そうなんですか。」

 

 以外、欧州から一度も出たことないような見た目なのに扶桑生まれの扶桑育ちって。

 このあと解散となり私はリネットさんに連れられて基地を案内された。

 

 

 

 

 

 

宮藤「あれ?何で基地の中に畑があるんですか?」

 

リーネ「それは…」

 

ペリーヌ「宮藤さん、リーネさんいいところに来ましたわ。手伝ってください」

 

 案内されていると基地内に大きな畑があることに気が付く。

 それをリネットさんに聞くと畑の中から帽子とオーバーオールとタオルをかけて手にハサミと籠を持ったペリーヌさんが現れて声をかけてきた。

 

宮藤「ペリーヌさん!なんでそんなところにいるんですか?」

 

ペリーヌ「なにってここは私の畑ですわ。ちょうど今キュウリとトマトとナスの収穫をしていたところですの。

     少し手伝ってください。」

 

 え?これ全部はペリーヌさんの畑?嘘だろ?いかんいかんキャラが壊れる。

 すると今度は畑から色黒で頭にタオルを巻いた男の人が出てきた。

 

整備士「リーダー!どうかしましたか?」

 

ペリーヌ「手伝ってくれそうな人を見つけただけですわ。今日中に全部収穫しますわよ。」

 

整備士「はい!」

 

宮藤「リーダー?」

 

 リーダー?

 

ペリーヌ「まあ私のあだ名みたいなものですわ。畑にいるときは大尉とか呼ばれたくないですから。」

 

宮藤「そうなんですか…」

 

 意外と規則とかそういうのは気にしない人なんですね。

 

ペリーヌ「で、早速ですけど手伝ってください。」

 

宮藤「え?なにを?」

 

ペリーヌ「なにって野菜ですわ。これ全部今日の晩御飯ですから丁寧に収穫しないと」

 

宮藤「もしかして料理できるんですか?」

 

ペリーヌ「ええ。こう見えて料理、釣り、炭焼き、ギター演奏とかもできますから。」

 

 すごい…というかこの人なんなんですか?農業できて漁できてギターも弾けて料理もできるとか。この人の職業なんですか?軍人?農家?漁師?音楽家?

 

ペリーヌ「今こいつの職業なんなんだって思ってますよね?私の職業は一応軍人、時々農家兼漁師ですわよ。」

 

宮藤「えぇぇ…」

 

 自分で農家って言っちゃった…すごいこの人変わりものなんじゃ…

 

ペリーヌ「あのボーっとしてる暇があるなら手伝ってください。そっちの倉庫に籠とハサミがありますから」

 

宮藤「え?でも私この後色々あるんですけど…」

 

ペリーヌ「大丈夫ですわよ。これはちゃんとした業務の一環ですから。話は私から通しておきますから。」

 

 そういうとペリーヌさんは私たちの腕をつかんで倉庫までいき籠とハサミ、それに帽子をかぶせて長靴とオーバーオールを着せようとする。

 

宮藤「なんでこんな服着せるんですか?さっきまでのでもいいんじゃないんですか?」

 

ペリーヌ「農作業は汚れますし畑にはいろんなものがいるんですよ。例えば毛虫、ダニ等々。

     特にダニは伝染病を持ってる可能性がありますから危険なんですの。

     後帽子は熱中症対策ですわ。死にたくなければこまめに水分は取りなさい。

     とりあえず注意点はこれだけ。あとは野菜を収穫するときは丁寧にやること。

     野菜は私の子供ですから大切に扱ってください。いいですわね?」

 

 そう注意すると3人で整備士の皆さんと一緒に野菜の収穫を始めました。

 トマト、キュウリ、ナス、あとよくわからない緑の野菜を収穫するようです。

 

宮藤「あの、この緑色の野菜なんですか?」

 

ペリーヌ「ん?それはズッキーニですわね。ロマーニャ料理によく使われている野菜ですわ。」

 

 そうなんですか。世界には珍しい野菜があるんですね。

 

ペリーヌ「あ、収穫していいいのはズッキーニとキュウリは20センチぐらいのもの、ナスは丸ナスなんで10センチ程度のもの、トマトはヘタが外れやすくてヘタの近くまで赤くなって熟してるものを収穫してください。

     特にキュウリは気温が高くなると傷みやすいですから優先的にやってください。

     じゃあ始めましょうか。」

 

 そう言って収穫が始まりました。

 ペリーヌさんやほかの人たちは手慣れた感じで収穫していきます。

 見よう見まねでやってみますが難しい…かなり大変…

 

 

 

 

 それから2時間ほどした後、やっと野菜の収穫が終わりました。

 

ペリーヌ「これで今日の分は収穫できましたわね。」

 

リーネ・宮藤「「疲れた〜」」

 

 そう言ってリネットさんと一緒に倒れこむ。

 

ペリーヌ「ふふ。まあ初めてにしては上出来ですわ。二人とも晩御飯を楽しみになさい。

     絶品料理を作って差し上げますわよ。」

 

 そう言ってペリーヌさんは野菜の籠を軽々持ち上げて運んで行きます。

 

宮藤「す、すごい…」

 

 こんな炎天下であれだけ働いてあんな籠持って歩けるなんてどうかしてますよ…

 

 

 

 

 

ルッキーニ「ペリーヌの料理だ!」

 

ハルトマン「いただきまーす!あ、それ私の分!」

 

ルッキーニ「にゃはははは!いっただきー!」

 

ペリーヌ「ふふ。大丈夫ですわよ。全員の分がありますから。」

 

 その日の夜、晩御飯としてテーブルの上には野菜の肉巻きと何やらナスに野菜を詰めたもの、それにカレーライスが並べられていました。

 それをルッキーニさんとハルトマンさんが取り合ってます。

 

バルクホルン「相変わらずペリーヌの料理は美味いな。」

 

ミーナ「ええ。このナスのも美味しいわ。」

 

ペリーヌ「ありがとうございます。そう言って頂けると料理人冥利に尽きますわ。

 

坂本「こんな絶品料理を作れるとは見習いたいな。」

 

ペリーヌ「今度簡単なものでよければ教えましょうか?」

 

坂本「頼む」

 

シャーリー「ペリーヌの料理はルッキーニもちゃんと野菜を食べてくれるからな〜」

 

サーニャ「あのペリーヌさん、今度何か教えてください。」

 

ペリーヌ「ええ良いですわよ。私もオラーシャ料理を作ってみたいですから。」

 

エイラ「ハイハイ!それなら私も手伝うぞ!」

 

ペリーヌ「ええ良いですわよ。サンドウィッチ以外を作れるようにしてあげますから。」

 

 皆さん食べて口々に感想を言い合ってます。

 私もつられて食べてみます。

 

宮藤「美味しい…」

 

ペリーヌ「そう言っていただけて嬉しいですわ。」

 

宮藤「カレーと肉巻きも美味しいですしこのナスに野菜を詰めた物も美味しいです!

   このナスに野菜を詰めたものなんですか?今度作り方教えてください!」

 

ペリーヌ「え、良いですわよ。ナスはオストマンの伝統料理パトゥルジャン・イマム・バユルドゥですわ。

     これ実は直訳するとお坊さんを気絶させた食べ物って意味なんですの。」

 

 オストマンの料理なんですか。

 すごい…そんな国の料理まで知ってるなんて…

 

 

 

 

ルッキーニ「ペリーヌ!ギター弾いて!」

 

 食後、ルッキーニさんがペリーヌさんにギターを弾くようねだって来ました。

 

ペリーヌ「ええ、良いですわよ。」

 

 そう言ってしばらくするとギターを手に戻ってきました。

 

ペリーヌ「さてと、何を弾きましょうか?そうですわね、宮藤さんは知らないでしょうからあれで行きましょうか。」

 

 あれ?なんのことでしょうか?そう言うとペリーヌさんはギターを弾き始めブリタニア語の歌を歌い始めました。

 

<歌詞出したかったけど著作権切れてないんですいませんby作者>

 

 ブリタニア語で故郷を思う歌のようです。

 しばらく歌っているとバルクホルンさんたちが俯いてます。故郷を失っているからでしょうか?

 歌い終わると周りの空気を見てペリーヌさんが呟きます。

 

ペリーヌ「如何だったかしらと言いたいところですけどかなりしけた空気ですわね。」

 

宮藤「素敵でした。これどういう歌なんですか?」

 

ペリーヌ「カントリ◯ロードですわ。

     元々お父様がリベリオンに留学してた際に同級生のために作った望郷の歌ですわ。」

 

 すごい…ペリーヌさんもすごいですけどお父さんもすごい…

 

ペリーヌ「なにやらしけた空気ですから空気を変えましょうか。」

 

 またそう言うとギターを弾いて別の歌を歌い始めました。

 今度はとにかく人生明るい方を見よう!なんて歌ですね。途中からは皆さん口笛を吹いたりしています。

 

<著作権が(ry>

 

ペリーヌ「センキュー。どうでしたかオールウェイズルックオ◯ザブライトサイドオブライフは?」

 

宮藤「すごいです。」

 

ペリーヌ「実はこれもお父様がよく歌っていた歌ですの。

     なんでもお父様曰く人生なんてクソみたいなものだから明るい方だけ見てればいいとのことですわ。」

 

宮藤「ペリーヌさんのお父さんって一体何者なんですか?」

 

 話だけ聞いてるとよくわからないです…

 

ペリーヌ「何者ってただのしがない植物学者ですわ。コメの品種改良でコシヒカリを作ったのもお父様ですわよ。」

 

宮藤「え?」

 

 ストップ、は?え?あのコシヒカリ作ったのがペリーヌさんのお父さん?どうしよ口調崩れたぞ。

 

ペリーヌ「まあ驚くのも無理はありませんわ。お父様曰く植物学者は有名になれないらしいですから。」

 

宮藤「そうなんですか。ところでなんでペリーヌさんはギター弾いたり農業をするんですか?」

 

 なんでそんなことするんだろ?

 

ペリーヌ「簡単ですわ。農業は人々の生活を支える大切なもの、それを理解せずに貴族なんて名乗れません。

     それに私の名前はガリア語で女のピエロを意味するんですの。」

 

 女のピエロ?

 

宮藤「それって悪い意味じゃないんですか?」

 

ペリーヌ「いいえ。お父様は私の名前はピエロは世間を風刺し人々を楽しませるためにある、だから率先して人々を笑わせて楽しませる人になって欲しいから名付けたそうですわよ。」

 

 へぇ、そうなんですか。深いです。

 

 拝啓、お母さん、お婆ちゃん、みっちゃん、もしかしたらペリーヌさんとはうまくやっていけるかもしれません。




(今回の原作改変・独自設定)
・ペリーヌ、ぐう聖
・カントリ◯ロード
・オールウェイズルックオ◯ザブライトサイドオブライフ
・ペリーヌ、農業やる
・ギターも弾ける
・オストマン料理
・実は結構深いペリーヌの名前の由来
・親父、実は作詞もいける。


5月23日に南海トラフが起きるとか言う都市伝説を知って実は現在ちょっとビクビクしてます。(都市伝説好き)
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