今回は書く上でそうでした。
(;´・ω・`)ところでモーフボールってどうやって跳ねてるんですかね?
流石チョウゾ製だぁ、一つのアビリティでも謎一杯だぜ。
「・・・ふっ!」
ゲロンというクリーチャーもこれで五体目。
脱力した所を一気に力を込めて引き剥がした。
湿り気を帯びた、繊維の千切れる音に手を離したくなる。
言葉で表すなら嫌悪、或いは拒否感だろうか。
胸の奥で湛える重量と質量のある霧。
己がしていることなのに私は何故こんなことを感じてしまうのだろう。
両の掌からまろびでそうな程に大きい粘液状の肉を巣にうごうごと蠢く肉虫達。
僅かな弾力性を保持しつつ、ひやりとねばついて張り付く感触は、一度手を離せば再度触りたくなるものではない。
「・・・ごめんなさい」
胸の中の重さに耐えかねて口から突いて出てしまった。
向こうからすれば意味なんて理解出来ないだろうに。
糸が絡まっていく。
頭が熱くなる。
ゲロンを地面にゆっくりと下ろすと元来た道を戻ろうと踵を返そうとして―――――
―――――レディを探さなくては
すっかり忘れていた使命を思いだし、先へと小走りで進んだ。
複雑なようで一本道のこのセクター、奥には彼女がきっといるはずだ。
忙しないながらも、足は弾んでいた。
今まで考えていたことなんて全て抜け落ちて、最早頭の中は『レディに会う』それだけだった。
―――――――――――――――
行き止まり。
水が張っており、池のある場所まで来たものの、突き当たりは壁。
レディを連れ帰れないかもしれない。
ふとその可能性に行き着くと四肢はまたも落ち着きを無くす。
視線をさ迷わせていると、天井に貼り付いて大きなハサミを両手に横歩きするクリーチャーが目に止まる。
注視するとデータが表示される。
名称はシーザ。
水棲生物らしく生息地はマリーディア。
どうして態々天井にいたのだろう。
そこが安全だからか。
水面下に天敵がいるからか、まさか水が駄目という訳でもあるまい。
餌が獲りやすいからかか、天井に群生する苔やら微生物を独り占め出来るからか、下にいる私達が油断した所をそのハサミで奇襲出来るからか。
進化した理由を考えながら彼らの下を潜り抜ける。
水面に浮かぶ足場を渡り、行き止まりに手をつける。
壁は壁でしかない、当たり前だ。
当然の事実にまた何をしたら良いのか分からなくなる。
深く息を吐いたその時、気付く。
目の前の部分だけ壁が新しい。
いや、語弊がある。
植物が一本も生えていないのだ。
苔すらも。
偶然かもしれない。
でももしかしたら道が続いているかもしれない。
相反する考えを抱え、壁をアームキャノンと手で堀り始めた。
視界が明滅する。
突然飛び掛かってきた土と襲い掛かる轟音にたまらず頭を後ろへ飛び退かせる。
現状を理解できずに空白が脳内を埋め尽くす。
尻餅をついてバイザーに降りかかった土もそのままに穴を見詰めていると、水色の玉が転がり落ちてきた。
「・・・」
「・・・」
道を明け渡して通るよう手で促すと、その玉は足場を跳ね渡ってハッチへと向かって行った。
アレはなんだったのだろう。
土を払い落とし、気を取り直して穴を覗くとハッチが見える。
どうやら道は続いているらしい。
このような通路ではモーフボールが役に立つ筈だ。
さっきの玉には感謝でもしておけば良かったかもしれない。
早速変形すると玉の端と端から風景が見える。
自分がまるで別の生物になったような気分だ。
先へ進みたい、指向性を持った衝動が私をその指し示す方へと突き動かした。
あなたもこれでメトロイダー
視界は馬なんかの草食動物が近いと思います。