東方赤龍伝   作:乙ドラ

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兵藤一誠の魔法体験

美女美少女だらけの食事会を終えて図書館に来たんだが…広くね!?近所の図書館とかたまに行ったけど比にならない程だ。流石地下の大図書館。

 

「それじゃこあ、準備しておくから軽く説明しておいて。」

 

「はい、わかりました!」

 

そう言うとパチュリーはでかい机のある所に行き、作業を始めた。

 

「それでは、説明しますね。」

 

「はい!」

 

小悪魔は、自分のポケットからメガネを取り出してそれを掛けた。見事なまでの美人教師の様に見え、心にぐっと来るものがあった。やっぱり美人教師は最高だぜ!

心の中でガッツポーズを決め、小悪魔の説明に耳を傾けた。

 

 

 

少女説明中…

 

 

 

「…という感じです。」

 

「は、はい…。」

 

結論から言おう。全くわからん!一応どうすればいいかはなんとなくだが分かったが、その調査の仕方…原理みたいなものも一緒に説明されたがわからなかった。魔術とか魔法とか色々言ってたが流石にそこまで対応出来なかったぜ…。

 

「そろそろパチュリー様の準備ができる頃ですし行きますか。」

 

「わかりました。」

 

小悪魔が先程パチュリーが向った机の方へ歩いていったのでそれに俺もついて行った。

 

「ふぅ…こあ、こっちも準備できたわ。」

 

「はい、パチュリー様。それではイッセーさん、そこの魔法陣の上に立ってください。」

 

「わかりました。おお!魔法らしくなってきた!」

 

これが魔方陣か、何書いてあるか分からないけど魔法ってやっぱ心が踊るな。こんな形ではあるが魔法を体験できるのはいいな。

 

「それじゃ、魔女の魔法ってものを見せてあげるわ。」

 

「お願いしやァァっす!」

 

パチュリーさんは手に持っていた大きな本を開き、呪文を唱えていく。それに合わせて、魔法陣が光り輝き出した。すっげぇ!俺ワクワクっぞ!!

 

パチュリーさんはそのまま呪文を唱えながら、手に持っている本に手をかざしていく。そして少し時間が経ったあと、呪文を読み終えた。それと同時に魔法陣から光が失われた。

 

「もういいわ、楽にして。」

 

「はい、それで結果はどうでした?」

 

「詳しいことはまだわからないわ。今のはデータを取っただけで解析自体はまだなの。少し時間がかかるから今日はもう大丈夫。明日また来て頂戴。」

 

うーん、結果はまだなのか。やっぱり自分の中身って結構気になるんだな。もう一つの魂って言ってたな。実は俺スタ〇ド使いだったりするのか?ジョー〇ター家の末裔?まああれは魂のヴィジョンがうんたからんたらとかで自分の魂だし関係ないか。

 

「わかりました。」

 

「…あなた敬語戻ってるわよ?」

 

「え…あっ。」

 

パチュリーさんは年上美人の雰囲気があるからなぁ、自然に敬語使わないとってなっちゃうからな。心の中でもたまにさん付けになるし。

 

「パチュリーさんはこう、年上美人って感じがして自然と敬語使わないとなぁって思っちゃって。」

 

「そ、そう。なら慣れるまでは敬語でも大丈グハァッ!」

 

「えぇ!?パチュリーさん大丈夫ですか!?」

 

パチュリーさんが会話していると思ったらいつの間にか吐血していた!これ大丈夫か!?俺の服にも結構な量着いたしこれ危ないヤツじゃ…。

 

「あー、パチュリー様。大丈夫ですか?」

 

「え、ええ。なんとか大丈夫よ。久しぶりの本を開いたら埃が…。」

 

小悪魔が少し焦ったが手馴れた対応をしてる…。これよくある事だったりするのか?

 

「実はパチュリー様は喘息持ちで、魔法とか運動を過度にしてしまうと吐血してしまうんですよ。」

 

「そうだったんですか…。」

 

「私は大丈夫だから、今日はもう休みなさい。」

 

そう言うが少し顔色が悪い。流石にあれはヤバいって。

 

「本当に大丈夫なんですか?俺に出来ることあれば何でもしますよ!」

 

「そう…それじゃ戻る時でいいから咲夜にこの事を伝えて欲しいのだけど、お願いしていいかしら?」

 

「はい!全力で行ってきます!」

 

急いで咲夜さんにこのことを伝えないと!俺のために魔法を使いここまでやってくれたんだ。少しでも早く体調を良くしてもらうため全速力で行くぜ!

 

 

 

 

少年疾走中…

 

いた!咲夜さんだ!

 

「すいません!咲夜さん、パチュリーさんがさっき血を吐いて…。それで咲夜さんに伝えてくれと…。」

 

「事情はわかりました。そこの妖精メイドに部屋を案内させますので、そこでお休みください。」

 

そういうと少し急ぎ目で咲夜さんが大図書館の方へ向かう。だけど俺は黙っていられなかった。人が倒れていると知ってて休めるわけが無い。

 

「咲夜さん!俺にもなにか出来ることはありませんか!!」

 

何も出来ないかもしれないけど聞かずには居られなかった。すると咲夜さんは意外なものを見る目でこちらを見てきた。何か変な事言ったか?

 

「…わかりました。すこし男手が必要になるかもしれませんのでお願いします。」

 

そして先程まで見てた完璧なメイド顔にもどりそう言ってくれた。

 

「ありがとうございます!」

 

「それでは行きますよ。」

 

そういった後こちらに近付き肩に手を乗っけられた。えっ!なぜこのタイミングで!?

 

「あ、あの咲夜さん!?」

 

「大図書館の方に向かいますのでしばしお待ちを。」

 

慌てながら咲夜さんを見てると、空いた右手で懐中時計をもち、それを開けていた。

 

すると次の瞬間、さっきまで大図書館から離れた廊下にいたはずなのに大図書館まで移動していた。

 

「これについては後で説明します。ひとまずパチュリー様の治療を。」

 

「は、はい!」

 

咲夜さんは手馴れた手つきで吐いた血を拭き、作業を進めて行った。小悪魔さんもそれを手伝い、俺は薬を運んだり本を避けたりして行った。

 

 

 

「これで大丈夫でしょう。」

 

「ふぅ…良かった。」

 

パチュリーさんの治療等が終わり一息付けるほどになった。

 

「お客様、手伝っていただきありがとうございます。」

 

「いえ、俺がただやりたかっただけなので。気にしないでください。それに役に立てるほど動けたわけでも無いですし…。」

 

「そんなことはありません、お客様のお陰でスムーズに進めることが出来ました。」

 

「なら良かったです。」

 

良かった、お世辞か本音かは読めないが少なくとも邪魔にはなっていなかったようだ。安心安心。パチュリーさんも無事っぽいし。

 

「あっ、お客様。レミリアお嬢様から伝言を預かっています。今日は部屋を一室貸すので泊まっていってもいいと仰っていました。そして明日の朝、話があるから1度会いに来てほしいとのことです。」

 

「わかりました。ありがとうございます。」

 

感謝、圧倒的名ほどの感謝しかない。行く宛無かったし泊めてもらえる野はとても助かる。明日の朝にでもレミリアにお礼を言おう。

 

「それでは部屋に案内します。」

 

 

 

 

少女案内中…

 

 

「今晩はここでおやすみください。何かあれば妖精メイドに伝えてください。」

 

「お、おぉ…。」

 

使っていい部屋まで案内されたのだが、本当にいいのかこれ。人3人くらい寝ても大丈夫そうなベッドにソファ、暖炉と揃ってる。並の高級ホテルより凄い。

 

「それでは失礼します。」

 

「あ、はい。ありがとうございます。」

 

さて、こんな豪華な部屋で寝れるか分からないけど今日はもう休もう。明日のことも考えないといけないけど明日のことは明日の自分に任せよう。そうしよう。

 

 




実は先日この作品に乾燥をいただきまして、感想とアドバイスをいただきました。
感想はとてもうれしく思わず風呂場で叫んでしまいました←
アドバイスではキャラの描写を増やしたほうがいいというものをいただいたので一話目の見直しをしながら続きを書いていってます。

感想は私のモチベをめっちゃ上げるのでよろしければください()

それではまた次のお話にて。
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