黄金の言霊 外伝 オーブの奇跡~希望と絶望の力、お借りします!~ 作:マイン
本編の方も更新していますので、興味のあるかたはどうぞ
ジード…良い作品でした。ウルトラシリーズの中でこれだけ「ウルトラマン同士の戦い」が濃厚だったのは初めてだったような気がします。「ベリアルの息子」としてでなく、「ウルトラマンジード」として強くなることを誓ったリク…最後にベリアルがアーリースタイルに戻ったのは、そんな息子の強さを認めたということなのかもしれませんね。ただ結局は完全に改心はしていなさそうなので、今後も陛下には悪役としての活躍を期待したいです
この作品でのジードの出番も近い…かも
登場怪獣
暗黒の戦士 カラレスダーク 登場!
日向と入れ替わる様に現れた巨人、ウルトラマンゼロ。この世界において、その姿と名前…そして出自を知る者はいない。なにしろウルトラシリーズにおいてゼロが初登場するはずだった作品が企画段階で頓挫してしまったのだから。しかし、その面差しと頭についた『スラッガー』は、皆に『あるウルトラマン』を想起させる。
「ま、また新しいウルトラマンが来たぞ!」
「あの顔…それに頭のあれ、2本あるけどセブンの『アイスラッガー』に似てる…」
「…っていうか、あのウルトラマンがいるのって、さっき日向が落ちてった場所だよね?」
「でも日向君はいない。そして代わりにあのウルトラマンが居る…ってことは、そういうことなんだろうね」
「…あのウルトラマンが、日向だってのかよ…!」
「日向君…」
巨人の出現と日向の消失。その二つが裏づけるゼロの正体にどよめく中、ゼロは鼻を擦る様な仕草をしながらオーブに話しかける。
『ようオーブ、助けに来たぜ!』
『ゼロさん…!?どうしてこの世界に…』
『ああ、それは…こいつだよ』
ゼロは親指でマガイガンを指し示す。
『宇宙の各地で封印されていた魔王獣が何者かに奪われたらしくてな、調査の為に俺達が足取りを追っていたら…偶然この世界に辿りついたんだよ。…最も、本当に偶然かどうか怪しいもんだがな』
『やはり…そうだ、日向君は…!』
『安心しな……俺なら無事だぜ!カムクラもな』
ゼロと意識を入れ替わった日向がオーブに応える。
『良かった。…ところで、ゼロさんだけなんですか?ゼロさんの仲間は…』
『…生憎、あの空にうじゃうじゃいる奴等のせいでそう簡単に地上には降りれなくてな。グレンたちに協力してもらって、どうにか俺だけここまで来れたんだ。とはいえ、この空じゃあ太陽からエネルギーを得ることは出来そうにねえから、日向に体貸してもらってどうにか『3分』戦えるか…』
『キュワァァァァッ!!』
と、そこにゼロを敵とみなしたマガイガンが襲い掛かってくる。
『チッ、来やがったか…悪いが話は後だッ!』
シュンシュンシュン…ジャキンッ!
ゼロは迎え撃つべく頭の『ゼロスラッガー』を外し両手に掴み、師匠であるレオと同じ構えを取る。
『キュオオッ!!』
『行くぜ日向!シェアッ!!』
『応ッ!』
ガキィンガキィンッ!!
ゼロはマガイガンの鎌をスラッガーで受け止めながら、レオ直伝の『宇宙拳法』でマガイガンを攻め立てる。マガイガンの頑強な装甲も物ともしない迅く重いその一撃一撃に、マガイガンも防戦を強いられていた。
「ぐぬぬぬ…おのれぇ!まさか他にもウルトラマンが居たとはぁ…ッ!」
その戦いを見ていたスラン星人は、最原に押さえつけられながら歯噛みしていた。
「こうなったら…ウォォォォォッ!」
「バルッ!?」
突如様子の変貌したスラン星人に警戒する最原。すると
グゴゴゴゴッ…!
『ウォォォォォォォ!!』
「ウォォォォォームッ!?」
スラン星人の身体がみるみる内に『巨大化』し、下のビルを押し潰しながらウルトラマンたちと同じぐらいの大きさになってしまった。最原は崩れるビルの瓦礫を足場に地上に降りたものの、これほどの体格差があってはバオーの能力を以てしてももはや捕えることは不可能であった。
『ぬうう…これ以上、貴様らに邪魔はさせんぞ!』
スラン星人は足元の最原を気にも留めずゼロの方へと走り出した。
『オラァ!』
ドゴォッ!
『ギョワッ!?』
『へへ…そろそろフィニッシュに…』
『させるかぁ!』
『のおッ!?』
マガイガンに止めを刺そうとしたゼロを、スラン星人は高速で背後に回ると羽交い絞めする。
『この野郎ッ…離せ!』
『ハッ、嫌だねェ!さあマガイガン、今のうちにこいつをやってしまえ!』
『…ギョワァァァァ!』
ギュィィィィンッ!
身動きの取れないゼロに、マガイガンは胸のチェーンソーを回転させると腕の刃と共に切り裂こうと突撃する。
『チィ!…だったら…』
『…日向君!投げ飛ばせッ!』
『…応!ゼロ、体借りるぜ!』
『うおッ!?』
オーブの声を聴くや否や瞬時に日向がゼロと意識を入れ替わり、羽交い絞めするスラン星人の腕を掴むと柔道の『背負い投げ』のように体全体を使ってマガイガン目掛けぶん投げた。
『どりゃぁぁぁッ!!』
『ぬおおおおッ!?』
『キョワッ!?』
ドドォンッ!
ギャギャギャギャギャ!!
『うぎゃあああッ!?こ、このッ…どけポンコツッ!』
『コワッ!』
突撃してきたマガイガンにぶつかったことで回転する刃を逆に喰らってしまったスラン星人は、悪態を吐きながらマガイガンを押しのける。
『お、おお…!やるじゃねえか日向!』
『へヘッ…俺だって10年以上修行してきたんだ、戦いで足を引っ張るつもりは無いぜ!』
『…日向君、ゼロさん!』
『オーブ…やれんだな?』
『はい、お手数をかけました。僕もまだ戦えます!』
『へっ…だったら、一気にカタをつけるぜ!』
『はい!…ならば、この姿がふさわしい!』
再び戦線に復帰したオーブは、マガイガンの特徴とゼロとの相性を踏まえ『最適』の姿へと変じる。
「レオさん!」
『ウルトラマンレオ!』
「ゼロさん!」
『ウルトラマンゼロ!』
「師弟の絆…お借りします!」
『フュージョンアップ!ウルトラマンオーブ レオゼロナックル!』
『宇宙拳法…ビッグバン!』
レオを想わせる獅子の鬣のような頭部の意匠。燃える炎のような『道着』と両手と脚に巻いた『バンテージ』は、それだけで『格闘家』であることを見る者すべてに印象付ける。レオとゼロ、宇宙拳法師弟コンビの力を合わせた姿…それこそが、レオゼロナックル!
「むうッ…!あの姿は…」
「見ただけで分かる…アレは強いぞぉッ!」
「チッ…恰好だけは一丁前じゃねえか」
(…とかなんとかいって、あっちの逆蔵君興味津々って感じ…!うふふ、やっぱり男の子ね)
その風貌に大神やゴズ、逆蔵といった格闘家の才能を持つ面々が過敏に反応し、その戦いにより一層の注目を向ける。
『師匠と俺のフュージョンアップか…面白れぇ!しばらく見なかったが、なまっちゃいねえよな?』
『当然です!…レオさんのご指導、記憶が無かった間のことでも忘れませんよ…!』
(…苗木がここまで言うぐらいって、どんなしごきだったんだよ?)
(創、相手はウルトラマンです。人間の常識で考えるだけ無駄かと)
普段不平不満の類を殆ど言わない苗木の珍しい皮肉に、日向とカムクラが意識の裏でそんなことを話し合うが、当然ゼロにもオーブにも聞こえないのであった。
『上等…!行くぜオーブ!』
『はい!』
並び立つオーブとゼロは左右対称の構えを取り、体勢を立て直したマガイガンとスラン星人を見据える。あからさまに『待ってやったぞ』と言わんばかりのその様子に、スラン星人もマガイガンも憤慨する。
『おのれぇ…!コケにするのも大概にしろ、ウルトラマンごときがぁ!』
『キョワァァァァ!』
『『デュワ!』』
ゼロとオーブは跳び出すと同時に宙返りをし、ゼロはスラン星人、オーブはマガイガンへと挑みかかる。
『オオオオオオッ!無駄無駄無駄無駄ァ!』
ドドドドゴォッ!!
オーブは先程とはうって変わってスタンドのラッシュのような拳の連打をマガイガンへと叩き込む。ゼロ程ではないが宇宙拳法の基礎をレオからみっちりたたきこまれ、その上本来の師はこと肉弾戦においては光の国において無類の強さを誇るゴライアンであるオーブ。レオゼロナックルとなった今、その一撃一撃は並の怪獣であれば昏倒させるに足る威力がある。
『ギュワァァァ…!』
ギュィィィィ…!
マガイガンは格闘では不利だと判断し、距離を取らせようと胸のチェーンソーを回転させる。…しかし
『ブレイズブラストボール!』
その回転が高まる前に、オーブは両の拳に炎を宿し、至近距離にも関わらずそれを合わせて生み出した火球をマガイガンの胸に叩きこんだ。
ボガァンッ!!
『ギュワァッ!?』
『ムォッ!』
火球が爆ぜ、爆風が二人を襲う。ほぼゼロ距離で爆発を喰らったマガイガンのチェーンソーは半ば融解しており、使い物にならなくなってしまった。
『…無駄無駄ァ!』
一方、オーブもその余波をもろに喰らってダメージを受けたものの、それを意に介さず身構える。ダメージを覚悟で接近戦を挑み、どんな逆境であろうと獅子の如き不屈の闘志で立ち上がる。まさに肉を切らせて骨を断つ、それがレオゼロナックルのファイトスタイルであった。
『ギィィィィ!』
マガイガンは苛立ちをぶつけるように今度は腕の刃をオーブに叩きつける。
『レオゼロ…ビッグバン!!』
それに対しオーブは白熱するほどの熱量を纏った手刀を真正面から刃に叩きつけた。
ガギョォォンッ!!
金属同士がぶつかったような甲高い音に混じって、何かが『へし折られた』ような鈍い音が響く。
…ザクッ!
『…ギュワァァァァ!?』
へし折られたのは、マガイガンの刃の方であった。
『そんななまくらでは、この鉄拳は切り裂けない!!』
ギュワワワワワ…ッ!
『ハハハハハ!さあ、どれが本物か分かるかな!?』
一方スラン星人は先程と同じように高速で動き回って残像を生み出しゼロをかく乱しようとする。
『ハッ…そんなもんが通じると、思ったのかよ!』
シャキンシャキンッ!
ゼロはゼロスラッガーを飛ばし、スラン星人の残像を次々に切り裂いていく。残像はみるみる内に減っていき、やがて最後の一体にゼロスラッガーが迫り…
…スカッ
しかし、それは無情に空を切り、ゼロの視界からスラン星人の姿が消える。
『ッ!』
『…馬鹿め、喰らえぇ!』
スラッガーを手元に戻そうとするゼロの『頭上』から、スラン星人が腕を振り上げ落ちてくる。ゼロが見ていた残像は全て囮であり、本体のスラン星人は空中に跳びあがって奇襲の機会を窺っていたのだ。
しかし
…スルーッ…!
『何ッ!?』
ザシュザシュッ!
『ぐわぁぁぁぁ!!?』
ゼロの元へと戻っていた筈のスラッガーはゼロを『素通り』するとそのまま頭上のスラン星人を弾き飛ばし、その後再びゼロの頭部へと戻った。
『…バーカ!テメーの考えなんざ御見通しなんだよ!』
『ぐぎぎ…おのれぇ…!』
『悪いがテメーは後回しだ!シェアッ!』
地に墜ちたスラン星人を捨て置き、ゼロはマガイガンと対峙するオーブの元へとやってくる。
『オーブ、先にこいつを片付けるぜ!』
『ゼロさん…はい!』
オーブとゼロは同時に跳びあがると、地上のマガイガンめがけ必殺の一撃を叩きこむ。
『ウルトラゼロキック!!』
『レオゼロスピンキック!!』
突き出されたゼロとオーブの右足が燃え上がり、オーブはさらにそこから自ら独楽のように回転する。威力不足を補うためにメビウスの技を取り入れたオーブ、そしてゼロのキックがマガイガンへと迫る。
『ギュワァァァァァ!!』
グゴゴゴゴッ!!
マガイガンはそれに対し『マガ磁力』を発動させ、周囲の瓦礫を壁のように何重にもキックの射線上に配置する。
『『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!』』
ドゴゴゴゴゴゴゴッ!!
ゼロとオーブはその壁をぶち破りながら突き進む…が、流石に10枚目の壁を破壊した辺りから徐々に威力が衰えていき
ドゴォン!!
『ギュワ!』
マガイガンへと蹴り自体は届いたものの、仕留めきることはできなかった。
『チッ!奴の能力…思ったより厄介だな。物理技じゃ仕留めきるのはちょっと面倒ってとこか…』
『…ですが、奴には光線を弾き返す能力があります。並大抵の技では…』
『フン…だったら、『並大抵じゃねえ技』で決めればいい!…あの技で決めるぜ!』
『あの技…そうか!はい!』
オーブとゼロは並び立つと腕を交差させエネルギーを溜める。やがてオーブに紅い光が、ゼロに緑の光が満ちるとオーブは片膝を突いてゼロの前に出、同時に二人は交差していた腕を横に広げる。
「あ、あの構えは…!」
「おおおおッ!ま、まさか…あの技はぁッ!?」
その独特の構えにピンと来たギャラリーの期待に応えるように、二人はその技を放った。師匠であるレオ、アストラ兄弟が得意とするウルトラ兄弟屈指の必殺技を。
『ウルトラ…』
『ダブル…』
『『フラッシャー!!』』
バババババババッ!!
オーブとゼロの手が重なり、そこから放たれた紅と緑の二条の稲妻がマガイガンへと向かう。マガイガンは待ってましたとばかりに再びファイアーミラーを展開し吸収しようとするが…
ズバババババッ!!
『グガ…カオォォォォ!!』
先ほどスペリオン光線を易々と吸収したファイアーミラーであったが、ダブルフラッシャーを吸収して間もなく火花を散らし始め、マガイガンも苦しそうな声を上げる。それも当然、ダブルフラッシャーはウルトラ兄弟の技ではゾフィーの『M87光線』を凌ぐ威力を持つ技。そして光線を吸収、反射することができるファイアーミラーにも『限度』はある。
『『いっけぇぇぇぇぇぇッ!!』』
バリバリバリ…パキィーンッ!!
『ギョワアアアアアッ!!』
ついにファイアーミラーが砕け、マガイガンはダブルフラッシャーの直撃をもろに喰らった。そして
グラァァ…ボガァァァンッ!!
マガイガンは仰向けに倒れ込み、直後に大爆発を起こしたのであった。
「…ぃよっしゃぁぁぁぁッ!!」
「見たか、ザマーみやがれってんだ!!」
その光景に学園で戦いを見守っていた皆は歓喜する。まして勝利したのは自分たちの友人たちなのだ。その喜びもひとしおであった。
キラキラキラキラ…!
そんな中、倒されたマガイガンの残骸のマガクリスタルから赤い光が噴き出し、それがオーブのカラータイマーに吸い込まれていく。
コォォォォォ…!
オーブに変身中の苗木がいる『インナースペース』にまで届いたその光を苗木がオーブリングに通すと、光が形を成しやがて苗木の手に一枚の『フュージョンカード』が出現した。
『シュワーッチ!』
そこに描かれていたのは、光の国の住人達とは一風変わった風貌のウルトラマン。赤と銀のシンプルな体色にややつり上がった顔立ちで、額のランプとカラータイマーが『星の形』をしているのが特徴的な戦士…その名は、『ウルトラマンジョーニアス』。M78星雲にある惑星『U40』最強と謳われるウルトラ戦士であった。
「…奴を封じていたのはジョーニアスさんでしたか。お疲れ様です…!」
偉大な先人に敬意を払うようにカードにそう挨拶していると、ゼロがオーブの元にやってくる。
『…やったな!』
『はい!』
ゼロとオーブは拳をぶつけ合い、互いの健闘を称える。
『ああ…マガイガンが、俺の魔王獣がぁ…!』
一方スラン星人は敗北したマガイガンに落胆の声を上げる。
『…諦めな!もうテメーに勝ち目はないぜ』
『お前には聞きたいことがある。洗いざらい吐いてもらうぞ…!』
俯くスラン星人にゼロとオーブが詰め寄る。……と
『…く、クックック…!』
突如スラン星人の肩が震え、やがて不気味に笑い出した。
『…?おい、何笑って…』
『…とうッ!』
掴みかかろうとしたゼロを躱す様にスラン星人は飛び退きながら『小さくなり』、先ほどと同じ人間並みの大きさになって近くのビルの屋上に降り立つ。
『野郎…逃げる気か!』
「…逃げる?違うね…さっきの大きさじゃあ、『これ』は使えないからよぉ…わざわざ元の大きさになってやってんだぜ…!」
『何…?』
「だってしょうがねえだろぅ?俺の怪獣がやられちまったんだから…だから、『切り札』を使うしかねえじゃあねぇかよぉ~!!」
そう言ってスラン星人は『ダークダミースパーク』、そして一体の『スパークドール』を取り出す。
『ッ!?そ、それは…』
「ワハハハハハ!俺を本気にさせたことを後悔するがいい!」
高笑いしながらスラン星人はスパークリーダーにスパークドールをリードする。
『ダークライブ!カラレスダーク!』
ギュワァァァァ…!
『んなッ…!?』
『馬鹿な…貴方は…ッ!?』
スラン星人がライブしたその姿に、オーブもゼロも愕然とする。何故なら、二人は実際に会ったことこそないものの、それが誰なのかを知っていたのだから。
闇のように暗く染まった、元は赤と銀の『シルバー族』特有の体色。額のクリスタルの周りには額飾りのような模様があり、神秘的な雰囲気を感じさせる。なにより目を引くのは、側頭部と頭頂部から伸びた3本の角…『ウルトラホーン』。他の戦士に比べ多くのエネルギーを蓄積することができるその特徴を持つのは、ウルトラの父とその息子であるタロウを除けば光の国において『彼』しかいない…いや、『いなかった』。
『ハァァァァ…シュワッ!』
その名は『カラレス』。ウルトラマンタロウの師匠であり、かつて星間連合との戦いでその命を散らした戦士の一人。
『希望』が、『絶望』となって牙をむく。
ウルトラダンガンナビ!…という名の解説
今回は、最後に登場したウルトラマンカラレスについて
カラレス
身長 45メートル
体重 4万トン
年齢 2万5千歳
必殺技 ストリウム光線、ファイアースフィア
以前紹介したゴライアンと同じ「ウルトラマンSTORY 0」に登場したウルトラマン。本来は冷静沈着にして慈愛に富み、ウルトラマンとしての力に誰よりも真摯に向き合った義勇の戦士であったが、ダークダミースパークの邪悪な力によってその面影はもはや無い。
星間連合との戦いの中で敬愛するウルトラの父の息子である若きウルトラマンタロウを師として導き、立派な戦士に育て上げた。その後、光の国を強襲したババルウを追うが、闘いの前に不意打ちによってやられてしまう。しかし、戦友のザージと共に最期の意地でババルウに傷を負わせたが、その肉体は砕け散った。
それからは魂だけの存在となりウルトラキーに宿る意志の一つとして光の国を見守っていたはずなのだが…
光の国でも数少ない「ウルトラホーン」の持ち主で、他の戦士に比べ多くのエネルギーを蓄積することができる。ファイトスタイルは敏捷な動きで相手を翻弄し、密集した環境や障害物の多い戦場での戦いを得意とする。また、カウンターの名手でもある。その一方でウルトラホーンのエネルギーを解放することで莫大なエネルギーを使った光線技や太陽にも匹敵する熱量を操ることができる、オールマイティな戦士である。
必殺技はタロウと同じ「ストリウム光線」。カラレスがタロウに教えた技なので、こちらがオリジナルである。タロウは「T字」の構えで放つが、カラレスは「×の字」の構えで放つ。これはタロウの奥の手である「ネオストリウム光線」も同じ構えで、タロウの師に対するリスペクトであると思える。また、体に炎をまとって火の玉となって相手に突撃する「ファイアースフィア」という技もあるが、隙が大きい上に外れた場合の周囲への被害が大きくなることを恐れ、あまり使うことはない。しかし、今は…
余談ではあるが、ウルトラホーンを持つのは光の国では現状ウルトラの父とその息子であるタロウだけなので、カラレスもウルトラの父の親類である可能性が高い。弟にしては年が離れているので、おそらく「甥っ子」と思われる
次回、希望同士の戦い。…そして、新たな「伝説」が幕を開ける