どうも皆さんこんにちわ。高垣楓のプロデューサー、略して楓Pと申します。私は今とても悩んでいます。ひじょ~に悩んでいます。悩みは何なのか・・・・・・それは、『高垣楓は何属性なのか』ということです。皆さんご存知ニュージェネレーションの3人、リーダー本田未央はパッション。島村卯月はキュート。渋谷凛はクール。と、こんな感じで属性に分けられているのですが、はたしてうちの楓さんはなに属性なのか。表面上クールということになっているがはたしてあれはクールなのか。いや、言い方を変えよう。はたしてあの人は『クールだけ』なのかということだ。
これはあたり前ではあるが一人のアイドルに分けられる属性は一つだけだ、これは確かなことだ。だがしかし皆さんは考えたことがあるのではないだろうか。『あれ?うちの担当クールだけどキュート属性もあるのでは?』『パッションだけどクール属性も入っているのでは?』と。
この課題に対して私、楓Pは試してみたいと思います。果たして高垣楓は何属性なのか?もしかしたら複数の属性を持つのではないか?ありえないかもしれないが全属性を含むオールラウンダーなのか?もしかするとそれ以外の属性が出てくるのではないか?
私は確かめて証明して見せましょう!!
・・・・・
ガチャ
「おはようございますプロデューサー」
「おはようございます楓さん」
こちら、ターゲットの高垣楓さんです。
身長171cm、これは女性にしては高いですね。流石元モデルといったところでしょうか。足も細長くスラッとしていて女性の憧れではないでしょうか。
年齢は25歳。巷では25歳児とも言われているそうですよ。ちなみに本人はこのことを知ってる上で特に何も思ってないそうです。むしろお酒の席ではよく使われているそうですよ。
体重は49kg。平均的ですね。しかし身長が高くて体重も平均的。一体どんな私生活してたらあんな完璧なスタイルになるんでしょうか。
スリーサイズは上から81/57/83。スリーサイズについては本人も気にしているところがあるようなのでやめておきましょう。
趣味が温泉めぐり。きっと温泉に入りながらお酒を飲んでいるんでしょうね。そしてその姿はとても似合うと思います。浴衣も似合いますからね。
プロフィールはこんな感じですか。
「今日もお仕事があってわーくわくして来ましたよ♪」
「そうですね。私も楓さんが楽しそうで何よりです」
「はい♪」
そう、そしてこの親父ギャグである。しかしこれこそ高垣楓なのである。モデル時代お堅く見えていたそうで周りからはなんでもできるように見えていたそうだが、どちらかというと本来の高垣楓は『面倒をみなければならない、とても仕方のない人』なのである。本人はどうしようもない人扱いをされるのが好きなようですが。
「卯月ちゃん達は大丈夫でしょうか?」
「ええ、問題ないですよ。むしろ頑張りすぎているぐらいです」
「ふふっ。あまり根を詰めすぎないでほしいですけど」
「それはこちらでなんとかします」
「お願いしますね」
そして事務所の先輩として後輩を気にかけるという素晴らしさ。これがクールである所以なのかもしれません。いや、他にたくさんあるんでしょうけれど。
「それでプロデューサー?」
「なんですか?」
「週末、お休みを取っていただけましたか?」
「はい、なんとかなりましたよ」
「良かったです♪これで久しぶりに二人で飲めますね♪」
「そうですね、楽しんできてください」
「え?」
「え?」
「何言ってるんですか?プロデューサーも来るんですよ?」
「いやいやいや何言ってるんですか。アイドルと二人で温泉とかダメでしょ何言ってるんですか」
「私は構いませんよ?」
「私が困るんです!」
このように凄く距離が近いんです、色々な意味で。しっかりしているところもあるんですけれどこういうところもあるんですよ。それはそれはクール属性かどうか判断が難しくなるレベルですよ。
「まったくもう・・・・・・」
「一緒に、来てくれないんですか・・・・・・?」
「ぐっ」
この人自分のスペックを理解しているのかそれを武器に使ってくることもあり若干の小悪魔でもあります。やめて!私がその眼に勝てるとでも!?
そうそう楓さんといえば『オッドアイ』も特徴的ですよね。とても綺麗だと思います。そんな眼で私を上目遣いで見てくるのは反則ですよねそうですよね。
「・・・・・・だ、ダメです!今は他のアイドルの娘達も大変な時期なので!」
「分かりました・・・・・・」
あからさまにテンションを下げるのを辞めて頂きたい。あなたみたいな綺麗な人がそんな悲しそうな顔をしているとなぜか悪いことをしてしまったみたいな感じになりますから。
「こ、今度飲み会をするのでその時なら」
「・・・・・・二人きりですか?」
「・・・・・・」
「そう、ですよね?」
「・・・・・・」
「プロデューサー・・・・・・?」
「分かりましたよ!二人で行きましょう!!」
「本当ですか!やりました♪」
あああぁぁぁぁぁ・・・・・・また負けてしまいました。やはり楓さんには敵いませんね。そして私は楓さんが本当は何属性なのかについて頑張って調べたいと思います。
更新はまったりですがよろしくお願いします。