ポケットモンスター 幼馴染の受難~スクールライフ~(リメイク版) 作:座敷童
~???~
沢山の桜に囲まれ新たな年がやってきた。
俺は
「よう!シズク!」
「おっ!来たかハジメ」
後ろを見ると幼い頃からの親友の
「んじゃ、早速掲示板見に行くか」
「おう」
掲示板の前には沢山の生徒が居り、掲示板が見えない。
俺達は少しずつ前に進み掲示板の前に出た。
「よ、ようやく出れた」
「俺のクラスはっと・・・バトル科の2-Aか。シズクは?」
「俺は治療科の2-A」
トレーナースクールは一年の頃は主にポケモンの育成について学び、二年からはバトル科、治療科、コンテスト科の三つの科目に分かれて授業が行われ、3年では1~2年の総復習が行われる。
この科目の選択は一年の最後に希望を取り、成績によってA、B、Cの順にクラスが振り分けられる。ちなみにバトル科>コンテスト科>治療科の順で人気で、バトル科はA、B、Cの三クラスに対し、コンテスト科はA、B。治療科はAのみしかない場合が多い。
「今年は別だな」
「科目も違うしな。んじゃ早速教室に「「「「きゃああああぁぁぁぁ」」」」「「「「うおおおおぉぉぉぉ」」」」・・・来たか」
沢山の生徒の興奮した叫びを聞き振り返ると、真紅の長い髪を
「レンカさん!相変わらずなんて美しい!」
「タケル君も笑顔がカッコイイ!あの二人が並んでるとさらに輝いて見えるわ!」
少女は
「相変わらずすごい人気だなあの二人」
「ハジメ、あの二人の科目とクラスは?」
「俺と同じ」
「っしゃぁ!」
俺は周りに見えないように小さくガッツポーズをとるとハジメは呆れた視線を向けてきた。
「お前相変わらずだな。普通あの二人と違うクラスだとがっかりするのに」
「テメ!俺があの二人の所為でどうゆう目に合って来たか知ってるだろ!」
そう、今でも目を閉じれば昨日のように思い出せる。幼い頃、レンカには森に放置されたり、川に突き落とされたり、酷い時には凶暴なポケモンから逃げる時に囮にされた。その間タケルは助けを求める俺を笑顔で放置、もしくはレンカと一緒になって囮にした。
それだけじゃなく二人とよく一緒にいるから周りの子には嫌われていた。そんな中唯一普通に話しかけてくれたのがハジメだった。
「それでも無事だったあたりお前凄いよな」
「命がけだったからな!!」
幼い俺は悟った。『あの二人といると碌な目に合わない』と。
だから4年前からあの二人を徹底的に避け続けた。そして一昨年、あの二人が10歳になったら旅に出るという話を聞いたので俺はトレーナースクールに通うことを決めた。
「なのに何でかあの二人までいるし・・・!」
「去年も避けてたんだろ?」
「ああ、顔すら見てない」
「・・・可哀想に(ボソッ)」
「ん?何か言ったか?」
「いや、何も」
「そっか。んじゃ教室に行くか」
「ああ。じゃーな」