ポケットモンスター 幼馴染の受難~スクールライフ~(リメイク版) 作:座敷童
【これで始業式を終わります。生徒の皆さんは教師の指示に従ってください】
司会が言って締め括り、始業式は終わった。しかし生徒の視線は相変わらず俺に集中している。
「・・・♪」
もっと正確に言うならあの後からずっと俺の腕に抱き着いている編入生と俺にだ。
疑問や好奇、怒り、嫉妬、殺意など様々な視線が集中していて正直かなり位心地が悪い。
「・・・なぁ、離してくれない?」
「・・・や」
頼んでみてもダメ。かといって無理やり離すのは気が引けるし・・・。
「お~い!治療科2-Aは私に着いて来い」
教師が声を上げてから歩き出し、俺のクラスの奴らが俺を含め全員移動を始める。
途中、一瞬だけレンカと目が合い、睨まれた。何故?
~☆~
教室に着き、俺は自分の荷物を置いた席に座り、編入生は当然のように俺の隣の席に座った。
教壇には教師が立ち教室を見まわしていた。
「よし、全員居るな。俺はこのクラスの担任になった
「はい!」
「ほい、え~と
「そうです!ぶっちゃけ白織ちゃんと藤代君の関係が知りたいです!」
「俺についての質問なんだが・・・。まぁ、全員気になってるだろうしいいか。どうなんだ藤代?」
「OK出すのかよ!うっ・・・」
立ち上がって突っ込むが、クラス全員にじ~っと見られるとたじろいでしまう。
「え~っと・・・俺は初対面だと思うんだけど・・・?」
「・・・(ガーン)!」
俺の言葉に隣の白織さんは目に見えて落ち込み、教室中からは非難の目が集中した。
「お、覚えがないんだからしょうがないだろ!白織さんもいったいどこで会った事があるんだ?」
「・・・ん、じゃぁ話す。あれは4年前」
~4年前 ユキハside~
・・・私はシンオウ地方のキッサキシティに住んでいた。あの日は家でパーティーを開くことになって色んな人が集まったの。
・・・退屈だった。周りの人は家の自慢やお兄ちゃんとお父さんのご機嫌取りばかりで私相手にもそんな感じ。だから抜け出してイヴ―イーブイ―と一緒に外を歩いていた。
「・・・つまんない」
『ブイ・・・?』
「・・・もうちょっとあっち行こう」
『ブイ!』
・・・いつもは誰かと一緒だった。けど今は一人だから自由と思ったのかあの頃の私は一人で町の外に出たの。
~☆~
『ブイーーー!』
「イヴ・・・!」
しばらく歩いてたらすぐに野生のポケモン…ニューラに襲われてイヴは大怪我を追ってしまった。
『ニュー!』
「このっ・・・!」
『ニュッ!』
雪を投げつけてニューラが怯んだ隙にイヴを抱えて走った。・・・けどすぐに追いつかれて岩壁に追い込まれてしまった。
『ニュー・・・!』
「いや・・・!」
『ニュラー!』
・・・もうダメ。そう思った時だった。
「フィー!スピードスターだ!」
『エーフィ!』
『ニュー!』
ニューラをスピードスターで押しのけてエーフィと一緒に
「おい、大丈夫か?」
彼が来てくれた。