勇者は静かに暮らしたい   作:ひらじ

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元勇者『如月勇也』

都内のとある高校に通う事になった

はたして、その生活は?


勇也の実力

学校に通うようになって数日が経過した

 

葉月さんを含めたクラスメイトとも徐々に打ち解けられている

 

授業の内容もだいぶわかって来た

 

ただ『国語』が難しい

 

聞くのは大丈夫だけど読み書きが・・・・

 

元の世界は言語は統一されていたんだけど、こっちだと国ごとに言葉があるからややこしい

 

それに文字でも、ひらがな、カタカナ、漢字等・・・・

 

最初、教科書を見た瞬間、頭から湯気が出そうだったよ

 

それでも、クラスメイトが教えてくれるからなんとかなってる

 

で、今は体育の時間だ

 

て、言っても僕の体操着は無いので見学なんだけど・・・・

 

今は『サッカー』というスポーツの授業をやっている

 

ボールを蹴って相手のゴールに入れるチーム戦らしい

 

と、僕の所にボールが転がって来た

 

同級生「勇也、悪いけどこっちに蹴ってくれ」

 

勇也「う、うん・・・・」

 

見よう見まねで蹴ってみる

 

バンッという音ともにボールは天高く飛んでいった

 

あ、ヤバい・・・・

 

力加減が出来てなかった

 

ボールはすぐに落ちてきたけど、若干穴らしき物が空いた

 

みんな、呆然としてる

 

勇也「え、え~と、力加減が出来てなかったみたいで・・・・」

 

同級生「勇也、凄いな!」

 

勇也「へっ?」

 

同級生「あんなに高く飛ぶなんて・・・・、トレーニングしたらすぐにエースになれるよ!」

 

勇也「そ、そうかな?」

 

同級生「そうだよ!」

 

何か恥ずかしい様な気分だ

 

 

 

 

奈央「勇也君てスポーツ万能なんだ」

 

勇也「万能て訳じゃないよ。ルールわかんないし。ただ体力はあるよ」

 

魔族やモンスターと戦ってきたからね

 

僕は葉月さんと一緒にいる事が多い

 

葉月さんが中心となって僕に色々教えてくれる

 

奈央「でも、勇也君はちょっと変わってるよね」

 

勇也「そうかな?」

 

奈央「だって、サッカーのルール知らないんでしょ?普通だったら知ってるよ」

 

勇也「そっか・・・・。僕が住んでた所はそういう文化が無かったからね」

 

奈央「勇也君て、どんな国に住んでたの?」

 

勇也「どんな国、か・・・・」

 

正確に言えば『世界』なんだけどなぁ

 

勇也「まぁ、ちょっと危険な所、かな?常に争い事があったりしていたから」

 

奈央「それって紛争地域、て事?」

 

勇也「まぁ、そんな感じ。だから、こうして学校に通えるのが楽しいんだ」

 

奈央「そうなんだ」

 

本当の事を言っても信じてくれない、と思うからオブラートに包みながら言った

 

嘘は言っていないつもり

 

ただ、後々この話が何故か僕のイメージが『紛争地域から日本に亡命してきた』、『実は戦場で戦っていた』とかになるんだけど・・・・

 

あながち、否定できないのが複雑




どうも、作者です

勇也はレベル99ぐらいの強さを持ってます

元いた世界の能力そのままこっちに来ている訳です

当然、魔力もあるし魔法も使えます
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