勇者は静かに暮らしたい   作:ひらじ

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元勇者の勇也がゲームをやってみたら・・・・?


勇也、ゲームをやってみる

近所のとあるゲーム専門店

 

?「勇也!このゲームなんてどうだ?」

 

勇也「面白いの?」

 

?「やった事無いからわからん!」

 

勇也「いや、やった事無いのを勧めて来ないでよ・・・・」

 

とある休日

 

僕は同級生の『仲山 亨』君に誘われてテレビゲームの専門店に来ていた

 

亨「でも、珍しいよ。全くやった事無いなんて」

 

勇也「そういう環境じゃ無かったから」

 

カゴには家庭用ゲーム機とソフトが2、3本入っている

 

1つはスポーツ系、もう1つはRPG、最後はシミュレーションゲームだ

 

クラスのみんなと話していると大きく話題になるのはテレビの事とかゲームの話

 

でも、僕はやった事がない

 

その話をしたら、仲山君が誘ってくれた

 

 

亨「そういえばセッティングとか出来る?」

 

勇也「ん~・・・・、多分わからない」

 

亨「じゃあ、一緒に行くよ。勇也て独り暮らししてるんだろ?興味あるから」

 

勇也「別に良いよ」

 

見られて困る物は無いしね

 

 

 

 

勇也の家

 

亨「結構広いな」

 

勇也「そう?他の家がどうなのかわからないんだけど」

 

亨「少なくとも独り暮らしには十分な広さだよ、じゃあ、まずはゲーム機を繋げて・・・・」

 

箱からゲーム機を取り出してテレビと繋げた

 

亨「設定も完了と。いつでもソフトを入れれば出来るぞ」

 

勇也「じゃあ、まずはスポーツ系からやってみるよ」

 

ソフトを入れて早速開始した

 

因みにいろんなスポーツが入っていて仲山君曰く『ルールも学べるから一石二鳥』らしい

 

 

 

亨「次はコレ。人気シリーズの最新作!」

 

勇也「魔王を倒す・・・・」

 

RPGゲームをやってみた

 

やってみてわかった

 

僕、実際にやってるよ・・・・

 

絵も似たような雰囲気だし、出てくるモンスターも似ている

 

最初は弱いモンスター相手に苦戦していたなぁ・・・・

 

亨「勇也、どうした?遠い目をしてるけど」

 

勇也「いや、何か心にしっくりする物があって・・・・」

 

亨「でも、こういうのて王道だよな。魔王退治して世界に平和が訪れる、て」

 

勇也「まぁ、魔王退治しても平和になるとは限らない、と思うよ」

 

亨「何で?」

 

勇也「魔王が退治されたら次は何が起こる、と思う?」

 

亨「次?」

 

勇也「次に起こるのは国同士の戦い、領地の奪い合いだよ」

 

亨「現実的な話だなぁ」

 

勇也「多分、そういう事が起こる、と思うんだ・・・・」

 

この話は父さんから聞いた話だ

 

うちは先祖代々勇者の血を受け継いでいるから父さんもかつて国の為に戦った

 

しかし、その先にあったのは国同士の戦い

 

魔王という共通敵がいたからこそ人類は協力出来た

 

でも、魔王がいなくなったら今度は人間同士の戦いが始まる

 

国語の授業で教わったことわざで『昨日の敵は今日の友』とは逆だ

 

父さんはそういう経験をしてるからひっそりと暮らす様になって、ある日姿を消してしまった

 

急にそんな事を思い出した

 

更にシミュレーションゲームの内容が敵を倒して天下統一を目指す物だったから心にグッと来た

 

 

 

亨君が帰った後、一人でやってみた

 

この世界では僕がいた世界は架空の物になっている

 

色々考えてしまった

 

 




どうも、作者です

ファンタジーの世界の住人である勇也がドラクエとかをやってみたらどう思うだろうか?

そんな事を思いながら書いてみました
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