リィンに憑依した男のハーレム街道   作:アスパラーメン

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どうも、おまたせ……してないですね!
どうもアスパラーメンです。
今回はオリエンテーリング終了までになります。


1話:オリエンテーリング

「───えたれ」

 

(あ、やべ!聞き逃しちまった!ドライケルス大帝の名言だけは聞こうと思ってたのに……)

1人どうでもいいこと考えてる中、入学式が終了した。

 

「うーん、いきなりハードルを上げられちゃった感じだね?」

悔しそうにしてたら、横から声をかけられた。その声に隣を見ると、赤毛の少年がいる。

 

(…て、エリオットじゃないか!本当女顔負けの可愛さだな。俺に男色の気があったら確実にいってたな)

くだらないことを考えながらエリオットに言を返した。

 

「あぁ、そうだな。だがそれぐらいの方がやりがいがあるってもんだろ?」

 

「あはは、やる気十分だね。僕はエリオット。エリオット・クレイグ。よろしくね」

 

「よろしく。リィン・シュバルツァーだ」

 

「えぇ?!あの噂の?」

 

「その噂のだが、あんまそれを言わないでくれると助かる」

 

「そ、そうだよね。ごめんね?」

 

「いや大丈夫だ。複数の女性と交わったのは確かだからな」

 

「あはは…。そうなんだ」

エリオットは何とも言えない表情をした。

 

『以上でトールズ士官学院、第215回入学式を終了します。』

その後、指定されたクラスへ移動するよう通達され、解散となった。

 

「指定されたクラスって……入学案内書に書いてあったかな?」

「いや、無かった。この場で発表されると思っていたんだがな」

と、話していると……

 

「はいはーい。赤い制服の子達は注目~!」

ワインレッドの髪の女性の声が講堂に響いた。

 

「実は、ちょっと事情があってね。君たちにはこれから特別オリエンテーリングに参加してもらいます」

 

(うわっ!サラ教官エロすぎだろ!あの胸元と短いスカートとタイツの間から覗ける太腿!くそっ!さすがA級遊撃士。《紫電》の名は伊達ではないな……)

 

「……れじゃあ全員、あたしについて来て」

残っていた赤い制服の人全員サラに続いて講堂から出ていった。

 

 

 

 

移動中、視線を感じたリィンは振り向き、崖の上を見た。

 

(あれは……クロウとアンゼリカ先輩か。ふむ…。アンゼリカ先輩のせいで間接的にアリサの邪魔されたし今度仕返ししようかな)

アンゼリカにする仕返しをニヤニヤして考えながら、リィンはみんなの後を着いていった。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「っひ!!」

 

「?どうした?」

 

「い、いや。少し寒気がしただけだよ」

 

「なんだ風邪か?気を付けろよ」

 

「ああ。(なんだったんだ?まるで手配魔獣に睨まれたような……)」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

旧校舎についた後、クラスの説明や貴族風情がーとか平民風情がーとかのお話があった。まあ面白くもない男同士の話なんて興味ないから描写なんかいらないよね?

 

「はいはい、そこまで。色々あると思うけど文句は後で聞かせてもらうわ。そろそろオリエンテーリングを始めないといけないし……さっそく始めましょうか♪」

サラは謎のスイッチを押すと、床が傾いた。

何人かは悲鳴を上げ、ほとんどの人が落ちていく。

俺は予めわかっていたので傾く床から離れていた。

フィーだけはワイヤーを袖から飛ばし、柱に巻き付け、ぶら下がっていた。……あれ下に落ちてたら見えるかな?

 

「あら?フィーは落ちないと思ったけどもう1人居たとは。えっと君は……」

 

「初めまして、リィン・シュバルツァーです。いきなりですがサラ教官の大人の魅力にやられてしまいました。オレと付き合ってくれませんか?」

 

「おぉ。サラがプロポーズされてる。明日には世界滅亡かな」

 

「ちょっとフィー!せめて嵐とかにしなさいよ!まったく……えぇっとリィンだっけ?あなたの噂とかは気にしないけど、あたしダンディなおじ様がタイプなのよねぇ」

 

「そうですか……。まああってすぐ付き合えるとは思ってなかったので大丈夫です。なら今度食事にでもいきませんか?」

 

「ん~そこまで好かれるのは悪い気はしないけど、今はオリエンテーリングに参加してもらえるとお姉さん嬉しいな♪」

 

「なるほど分かりました。すぐに終わらせてきますので」

 

「はいはい、がんばってね~。ほらフィーも行きなさい」

 

「んーめんどい」

 

「それじゃあフィー俺がお姫様抱っこっで運んでやろうか?」

 

「いい。イカ臭いのうつりそうだし」

 

「フィー。俺も人間だから普通に傷付くぞ」

 

「ん。了解」

 

「はあ……。それじゃあサラ教官行ってきます。」

そう言って、フィーとリィンは落ちていった。

 

「はあ……。噂通りの女好きね。まあ悪い気はしないけど」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

下に着くと、全員がこちらを向いた。

 

(ふむ……ラウラもエマも良い体してるな。ホントこの世界の女性レベルが高すぎやしないか?まあそれで何か悪いってことはないが。むしろ良い、最高だ!……と、後はガイウスとユーシスにマキアスか。ガイウスとは仲良くできそうだな。遊牧民の中には一夫多妻の所もあるって言うしそこまで俺に偏見もないだろう。あとはツンデレとガリ勉かユーシスとマキアスは説明はいいでしょ)

その後、サラからオーブメントの説明などがあり、ユーシスとマキアスがまた言い合って先に行き、いつの間にかフィーも先に行っていた。

 

「ふむ、仕方ない今いるこのメンバーでチームでも組むとしよう」

 

「そうですね」

ラウラの提案にエマが同意した。

 

「丁度男と女で三人ずつだ。それで別れるので大丈夫か?」

 

「女性だけで大丈夫か?俺としては女性に怪我をされると心苦しいんだが……」

ラウラ達の実力は知ってるが一応紳士ぶっておく。

 

「気遣いはありがたいがこれでも剣の道を歩く身、腕には自信はある。それにここは軍学校。男も女も関係ないであろう」

 

「そうだな。気分を悪くさせたらすまない」

 

「いや気にするな。それより自己紹介でもしておこう。ラウラ・S・アルゼイドだ。よろしく頼む」

 

「あ!私はエマ・ミルスティンです。よろしくお願いします」

 

「アリサ・Rよ。そこの変態以外はよろしく」

 

「ははは…。僕はエリオット・クレイグ。よろしく」

 

「ガイウス・ウォーゼルだ。帝国に来て日が浅いがよろしく頼む」

 

「リィン・シュバルツァーだ。俺はみんなと仲良くしたいかな?よろしく」

それぞれ自己紹介も終わりラウラか声をかけた。

 

「リィンか……どこかで聞いた名だな」

 

「まあ貴族の間では有名だな。悪い意味で」

 

「種馬さんよ。た・ね・う・ま」

ラウラにアリサが教えた。

 

「たたたたた種馬!?////」

 

「そなたがあの……」

 

「ん?リィンは馬でも育ててるのか?実は俺も古郷では…………」

 

「ガイウス、アリサが言ってるのは……」

エマは赤面し、ラウラは興味深そうにし、ガイウスは見当違いなことを言い、エリオットがガイウスに説明していた。

 

「俺も見境無しって訳じゃない。大体ちゃんとお互い納得してるから問題はない」

 

「何が問題ないのよ!さっきだって私を……」

 

「な、何かあったんですか?///」

 

「っ////べ、べつに何もないわよ!」

 

「ふむ?節操がないのは感心しないがお互い納得してるのならよいのではないか?」

 

「俺のとこでは違うが、他の遊牧民で一夫多妻の所もあるし、愛が多いことはいいことではないのか?子供もその分産まれてくるだろうし」

 

「ま、まあ話もこのくらいにしてそろそろ行かない?」

 

「ふむ?そうだな。それではまた会おう」

 

「そ、それではお先に失礼します///」

 

「ふんっ!」

ラウラとエマとアリサは先に進んでいった。

 

「あはは……。災難だったねリィン」

 

「まあこうなるとは思ってたさ。それより俺達も行こう」

 

「うん」

 

「ああ」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

着々と進んでいるリィン達一向。ここの魔獣はリィンには物足りないものだったので、二人のサポートにまわることにした。

 

「ふぅ~。リィンって強かったんだね!とても楽に倒せたよ」

 

「そうだな。若いのにそれほどとは」

 

「そんな事ないよ、ガイウスの槍さばきもすごいし、エリオットも初めて使う武器をもうつかいこなしてるじゃないか」

 

「あはは、そんなことないよ」

 

「うむ。リィンには負ける」

お互いに誉めあっていると、先の方で魔獣に囲まれているマキアスがいた。リィンは直ぐ様向かい、太刀を構えた。

 

「マキアス!しゃがめ!」

マキアスはリィンの言葉に慌ててしゃがむ。

 

「疾風っ!!」

リィンは高速で移動しながらすべての魔獣を斬り捨てた。

 

「ふぅ……」

 

「す、すまない助かった」

 

「気にするな。困っていたらお互い様だ」

そういいながらリィンは手を貸し、マキアスを立たせた。

 

「いや、本当に助かった。僕はマキアス・レーグニッツだ改めてよろしく」

 

「ガイウス・ウォーゼルだ」

 

「エリオット・クレイグだよ」

 

「リィン・シュバルツァーだ」

 

「っ!?君……貴族だったのか。しかも噂の種馬貴族」

 

「確かにそう言われてはいるが……」

 

「ちっ……。僕は君みたいな女性を人とも思わない奴が嫌いなんだ!助けてくれたのには感謝するが、あまり近づかないようにしてくれ!」

そう言うとマキアスは速足に奥へ行ってしまった。

 

「えぇっと……」

 

「気にするなエリオット。ああ言われても仕方ない。それより二人ともマキアスに着いていってあげてくれないか?俺は1人で大丈夫だから」

 

「さ、そう?けど本当に大丈夫?」

 

「あぁ、大丈夫だ」

 

「わかった。すまないが先に行く。リィンも気を付けてくれ」

 

「ああ、また後でな」

ガイウスとエリオットはマキアスを追いかけていった。

 

(まあマキアスのことを考えたら、ああ言うのも仕方ないな。俺でもそう言う)

マキアスに共感してリィンは1人先に進んだ。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

(ん?あれはフィーか?何をやっているんだ?)

フィーは天井の影でじっとしていた。

リィンは後ろから静かにフィーに近づいていった。

 

「よっ、フィー。こんなとこで何してんだ?」

 

「っ!!なんだイカの人か。すごいね。全然気が付かなかったよ」

 

「イ、イカの人は止めてもらえないか?俺の名前はリィンって言うんだ。そっちで頼む」

 

「ん。了解リィン」

 

「で?何してたんだ?」

 

「ん。どのくらいできるのか見てた」

そう言うフィーが見る先を見ると、ラウラたちが魔獣と戦っていた。

 

「ふ~ん。どうだった?」

 

「そこそこ。じゃ私もう行くから」

そう言うとフィーは飛び降りて先に向かった。リィンはその後を当たり前のように着いていった。

 

「……何でついてくるの?」

 

「ん?いやあフィーとあんま喋れてなかったし、それに仲良くなりたいなぁって」

 

「ごめん私好きな人いるから」

 

「違うわ!確かにそっちでもウェルカムだけど今のは普通に友達としてだよ!それにそんな嘘棒読みで言われても」

 

「嘘じゃない。私は彼を愛してる」

 

「へ、へぇそうなんだ(マジかよ!原作でそんな情報なかったぞ!)」

 

「彼仕事熱心で何があってもそこから動かないの」

 

「警備員か何かかな?仕事熱心なのはいいことだな」

 

「そう。雨の日も風の日も。嵐の日も」

 

「え!?嵐でも!?さすがに嵐の時は動こうよ!?」

 

「いろんな人にのし掛かられたとしても」

 

「え!?そんな酷いことを……可愛そうに」

 

「たまに私も乗ってる」

 

「君好きな人にそんなことしてるのか!?フィーはSだったのか薄々気づいてたけど!」

 

「今日もさっきその上で寝てた。」

 

「ん?……ってそれベンチやないかい!!ちょっとその人に同情しちゃったじゃないか!!」

 

「ちょっとうるさい。静かにして」

 

「なんてマイペースなんだ!!だが許そう。可愛いからな」

 

「ん。知ってる」

 

「ふふ、まさかフィーがこんな男を手玉にとる小悪魔だったとは。だがそんなフィーもまたいいな。さらに好きになったよ」

 

「ん。ありがと」

 

「お前らはこんなところでなぜ漫才をしている」

フィーといちゃいちゃしてたら、ユーシスが呆れながら話しかけてきた。

 

「ああ、ユーシスだったか?ただの友達同士のスキンシップだ」

 

「ぶい」

リィンが答えるとフィーはピースした。可愛い。

 

「はあ、もういい。一応名乗るがユーシス・アルバレアだ」

 

「…フィー・クラウゼル」

 

「リィン・シュバルツァーだ」

 

「ほう?お前があのシュバルツァー家の養子か。噂は聞いているぞ」

 

「絶世の美男子とか?ふっ、照れるな」

 

「種馬の方だ。まあ噂についてはとやかく言うつもりはない。その代わりあまり俺に関わらないでくれると助かる」

 

「ん?あぁ、分かった。安心しろ。俺に男色の気はない」

 

「そういう意味ではない!!……はあ、もういい先に行かせてもらうぞ」

そう言い残してユーシスは歩いていったので、リィンとフィーも着いていった。

 

「……なぜお前らも来る」

 

 

「いやいや、もうすぐ着きそうだし一緒に行った方がはやいだろ?」

 

「はあ……。勝手にしろ」

三人は奥へと向かった。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「グオオオオオオオオオ!!!」

 

「っ!この声は…、二人とも行くぞっ!」

 

「わかった」

 

「了解」

三人急ぎ、先程の声のもとへ走った。

 

 

奥の部屋に入ると既に戦闘は始まっていて、魔物の尻尾が今にもアリサに当たりそうになっていた。

 

「っ!!危ない!!」

リィンは一瞬のうちにアリサの元に着き、尻尾を太刀で跳ね返した。

 

「大丈夫かアリサ!?」

 

「!!え、ええ!」

そう言うとアリサは直ぐに下がって体制を整えた。

 

「みんな!とりあえず体制を整えろ!整い次第エマ、エリオット、ユーシス、アリサはアーツの準備!マキアスとガイウスとフィーで敵を錯乱!俺とラウラでアーツ発動後にとどめで行くぞ!」

 

「「「「「「「「了解!」」」」」」」」

 

四人がアーツを準備する中、マキアスは遠距離で銃、ガイウスは近距離で敵の攻撃を避け、フィーは動き回りながら銃剣を撃ちながら応戦していた。途中、Ⅶ組全員が淡く光っていた。

 

「アーツ行くわよっ!!」

アリサの合図で四人のアーツが放たれ、当たったと同時にリィンは足を切り落とした。

 

「今だラウラ!」

 

「承知!」

ラウラ飛び上がり、魔獣の首を切り落とした。

すると魔獣は塵となり消えていった。

 

 

 

見事魔獣を倒したあと、サラが来てⅦ組設立の目的、ARCUSの機能の話の後、嫌なら他のクラスに移動できるけどどうする?っていう話になった。皆が戸惑うなかリィンは真剣な表情をしながら一歩前に出た。

 

「リィン・シュバルツァー。参加させてもらいます」

 

「一番乗りは君か。何か事情でもあるみたいね」

 

「ええ。俺にとってはとても重要な……」

リィンがそう言うと、少し空気が重くなった感じがした。

 

「……聞いても良いかしら?」

 

「ええ……。俺はここに、ハーレムに入れる妻達を探しにきたんです」

 

「「「「「「「「「……は?」」」」」」」」」

 

「俺は今まで沢山の女性と交わって来ましたが、そこには愛情なんてない。お互いの性欲を満たすだけのただの行為でしかなかった。……だけど、俺はそんなものより、お互いに愛し、愛を確かめあうような、そんなこっ!!痛い!?何をするんですか教官!?」

力説していたらリィンはサラに頭を叩かれた。

 

「真面目に聞いて損した。はいは~い。他の子はどうする~?」

 

「くっ、なぜだ?なぜ俺のこの熱い想いが分からない!?」

 

「いや、リィン。さすがにあれはないよ……」

リィンはエリオットに呆れられていた。

なんだかんだで全員Ⅶ組所属となり、オリエンテーリングは終了した。

 

 

 

 

 

 

 




さて次回は、何故かクロスベルに行きます!この時期にはクロスベル私の好きなキャラいるんです!こりゃ行くしかねぇだろ……
ではまた次回お会いしましょう!
ではでは~
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