機動戦士ガンダムSEED ZIPANGU   作:後藤陸将

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PHASE-36 歌姫は傀儡にあらず

 C.E.71 6月29日 コペルニクス

 

 ラクス・クラインは自分にあてがわれた安宿の一室で溜息をつく。数日で拠点を転々とさせられる生活は年頃の少女にとってとても窮屈で、退屈な暮らしであった。マルキオ導師の手のものの助けを借りて幽閉されていたクライン邸から脱出してもう3週間程経つが、やはり自分に安住の地というのは得られそうにもない。

 

 だが、こうして自分の周りから人がいなくなって思うこともある。自分には心から信頼できる友人というべき存在がいなかったということを最近彼女は実感していた。

一番それに近い存在であった元婚約者であったアスランでさえ一定の距離間隔を保って接していたのだと思う。自分が唯一わけ隔てなく接することができたのは今は亡き父だけだったのだろう。

プラントというのは実はかなり閉鎖された環境ではある。市民がコーディネーターで占められて外部の価値観がシャットアウトされた空間では、内部の価値観が絶対のものとなる。人は自分のことをプラントの歌姫という前提をもって接してくることが当然であった。

そんなフィルターを通さずに自分を見てくれる人を知らず知らずの内に自分は求めていたのかもしれない。だから、今、また彼と話したくなった自分がいるのだろうか。

思い出すのは4ヶ月程前のこと。白亜の軍艦で過ごした数日のことと、そこで出会った人々のこと、そしてあのアメジストのような瞳を持つ少年のことであった。

 

 自分をフィルターを通してみることの無い同年代の男性は彼が初めてだった。初めて出会ったとき、彼の瞳には自分がただの女の子として写っていたことに興味を覚えた。だからあの時も最初に声をかけたくなったのだろう。彼と話すことはとても楽しかった。彼は私を一人の女の子として見て、その上で自分の悩みを打ち明けてくれた。彼のことを、もっと知りたいと思った。

だが、彼と共にいることができた時間はほんの僅かな間だけであった。彼は私の身を案じ、独断でザフトに私を引き渡した。軍のことには余り詳しくはないが、彼のしたことが重大な違反行為であることぐらいは分かる。

ただ、これだけは分かる。最後まで彼の瞳に写る私は、一人の少女であったということだ。つまり、彼は「プラントの歌姫」の身を案じてではなく、最後まで「ラクス・クライン」という一人の少女の身を案じて私をザフトに引き渡した。

彼はその後どうなったのだろう。自分を逃がしたことで辛い目にあってはいないだろうか。元々コーディネーターでもある彼が、連合の中でどのような扱いを受けているのか不安になる。できることならば、もう一度彼に会って話したい。もっと互いのことを分かり合いたい。

 

 そんなことを思っていると、部屋の扉がノックされた。このノックの拍子は、マルキオ導師の関係者が使う合図だ。私はドアに駆け寄ってロックを解除し、室内に招き入れた。室内に金髪の映える少年が入ってきた。

「ラクス様、この拠点もそろそろ引き払います。夕方に移動を開始いたしますので、それまでにどうかご準備を」

「分かりました。ご苦労様です。お茶でも飲んでいきませんか?」

「申し訳ございません。これから仲間と移動の際の打ち合わせがありまして、時間が取れません。また、機会があれば」

そう言うと彼はこの部屋を後にした。

 

 これで何度目の引越しだろう。荷物をまとめていたラクスは起動状態にあったパソコンに映し出されている映像を見て眉を顰めた。

 

 そこには今この場で軟禁されているはずの“ラクス・クライン”がデモ隊を率いている姿を映した動画が掲載されていた。“ラクス・クライン”を騙る何者かがテレビの画面から市民に呼びかける姿が映し出されている。

 

『私達は何処へ行きたかったのでしょうか。何がしたかったのでしょうか。戦場で今日も愛する人たちが死んでいきます。私達はいったい何時までこんな悲しみの中で過ごさなければいけないのでしょうか』

あの誰かは自分と同じ容貌、自分と同じ声で人々を煽動する。自分に扮して画面から平和を主張する誰かをラクスは心の底から軽蔑していた。あれは平和を愛し、そのためにその身を捧げた者の目ではない。あれは、役者の目だ。

別にラクスは公共の場で清廉な政治家を演じたりして本性を隠すことは悪だとは考えていない。演じている姿は民衆には安心を与えることができるだろうし、外交の場でも相手に対してポーズを取ることもできる。寧ろ本性が清廉潔白でも、自分の器の底を常にさらけ出している阿呆が政治家をすることの方が害悪だ。

だが、アレは違う。平和を愛する歌姫を演じているわけでも、この国の未来を憂う活動家を演じているわけではない。あの偽者が演じているのは“ラクス・クライン”という大衆の抱く偶像そのものだ。

あの偽者には中身が無い。あれは大衆の描く“ラクス・クライン”ならばどのように振舞うかを研究して、その殻を借りているだけだ。あの偽者の演技は“ラクス・クライン”らしさを損なわない演技でしかないのだから。

 

 そして、自分の殻を被った偽者を見破ることができないであろうこの国の民にも憤りを感じる。事実、ここ数日国内のサイトを閲覧して情報収集していたが、偽者に賛同する意見がいたるところで見られた。

パトリック政権はこの偽者の言葉を小娘の戯言と言って相手にしてはいないが、そこそこに大きな世論を形成しつつあるこの偽者が未だに活動を続けているところからすると、情報操作をしてはいない、又はパトリック政権がこの偽者の黒幕である可能性が高いだろう。自分の見立てでは後者の確立が高い。事実、自分はザフトの手のものによって幽閉されていたし、この偽者が公の場に姿を現した時期は自分が軟禁された日に重なっている。

あの偽者が如何なる手段を用いてその容貌と声を手に入れたかは分からないが、その出来は見事なものだ。おそらく、見た目や声からでは自分と見分けがつかないことだろう。しかし、そのスタンスは私の思想とは全く異なる。

一体彼らは“ラクス・クライン”を何だと思っているのか。これまで自分がメディアの前で政治的な発言をしたことがあっただろうか。確かに血のバレンタインの犠牲者を追悼する慰霊式典には参加していたが、あの時も犠牲者を追悼する以外の意図を持ったコメントはしていない。

クライン前議長の娘であるからといって、その思想をも無条件で受け継いでいるとでも思っているのか。閉鎖された空間、そこで養われた歪な価値観が蔓延したこの国ではそれに疑問を呈する声が上がることは無いのだろうか。

そもそも、スタイルが違うことに気づかないこんな盲目な輩が新人類などと。

 

『戦いを終わらせなければなりません。地球の人々と私達は同胞です。コーディネーターは決して進化した違うものではないのです。婚姻統制を行っても尚生まれてこない子供達。既に未来を作ることができない私達のどこが進化した種だというのでしょう。戦いを止め、道を探しましょう。求めたものは何だったのでしょう。幸福とは何でしょうか。愛する人を失っても尚、戦い続けるその未来に間違いなく待つものなのでしょうか?』

画面に映る偽者はその主張を続ける。正直言えば、その主張も理解できない。プラントの求めたものは理事国からの独立であり、これまで戦場で散ってきたものたちは祖国のために死んできた。今、戦争を終わらせることができたとして、それはプラントの失った血の対価として相応しいものを得られるのであろうか。

理事国に要求を通すためにプラントは剣をとった。連合に戦争で痛打を与える以外に彼らに独立を認めさせる策が無かったからだ。話し合いなんてものに連合が応じる可能性なんて皆無なことは明白なのである。

そもそも、この期に及んで地球の人口の1割を間接的にとはいえ死亡させた自分達を相手に条件も無く連合が話し合いに応じることは無いだろうに。

戦いを止める。それは間違ったことではない。ただ、その場合、プラントは如何にして独立を勝ち取るというのか。この傀儡はそのビジョンも示さずに国民を煽動している。そして、ビジョンが見えない主張をする傀儡を信じ、支持する国民もいる。

 

 だが、自分もこれからは人のことをとやかく言える立場にはいられないことはラクスにも分かっていた。自分を救出したマルキオ導師の考えは既に聞かされている。

『あなたはSEEDを持つものだ。SEEDはこれまでもずっと受け継がれ続けてきました。人の世が麻の布のように荒れていく時代が訪れている今、SEEDを持つ者の力は再び世界に求められています。ナチュラルも、コーディネーターも関係ありません。有史以来の最大の戦争を迎えている世界をSEEDを持つ者が変革して治めていくのです』

簡単に言えば、貴方は人の上に立つべく生まれてきた。今こそその力を示してこの世界を指導者として導けということだろう。正直、自分はそのような与太話を信じるほどに純粋無垢でも理想論者でもない。彼の掲げる宗教論はコズミックイラに入り衰退した既存宗教と決別した新しいものとされている。世が乱れたときに必ず現れるという救世主メシアに頼ったりしている時点で既存宗教とあまり変わらないだろう。神の代わりにSEEDという曖昧な概念を崇拝しているだけだ。

そして、今の自分には救世主(メシア)になることを拒否する権利が無い。今自分が生きながらえていることが出来ているのはマルキオ導師の加護があってのことであるのだから。もしも彼の助けが無ければ自分は死んでいたことは確実だ。自分が生かされていたのは恐らく偽者の正体がばれたり、予測不可能な事態に陥ったときへの対処のためだろう。あの偽者と活動が軌道に乗ればその心配も無くなり、自分は遠慮なく殺されていたことも確実だろうが。

自分はマルキオ導師の用意した戦力を率いる旗頭となることになるのだろう。

実際に彼は既に連合、オーブ、ザフト、ジャンク屋に多数の支持者を得ており、一個艦隊にあたる戦力もあるというのだから。連絡役の青年によると、この艦隊を持って連合、ザフトの戦争を終わらせるべく武力介入するという計画を立てているそうだ。何処の国にも属さず、ただラクス・クラインという救世主(メシア)のもとで戦争を停めるべく戦う私設武装組織など、結局は新しい争いの火種にしかなりえない。それに気づかないのだろうか。

そんなことを考えながらラクスは荷物を纏め、夜に迎えが来るのを持った。

 

 

 

 夜になり、光量が制限された月面都市を一大のエレカが走る。ラクスはその中からぼんやりと外の景色を眺めていた。車はコペルニクスの中心部を走る。今回は都市部に潜伏するそうだ。このあたりの宿はコペルニクスに短期的に滞在する人々がよく利用するらしく、その人ごみの中に暫く潜伏するということだ。

車が信号待ちで停車したとき、ラクスはガラス越しに隣の車線に停車している車を見て、目を見開いた。後部座席に座っているあの栗色の髪をしたスタイルのいい女性には見覚えがある。確か、あのアークエンジェルの艦長をしていた女性だ。何故か以前であった時の連合軍の軍服ではなく、日本軍の軍服を着ている。運転席と助手席の男性もアークエンジェルのブリッジで見たことがある。

そして艦長の隣にいる男性は確か、キラがストライクからアークエンジェルのブリッジに通信をしていたときにも映っていた日本軍の士官だ。あの時はキラがアークエンジェルからの帰還命令を無視し、すぐにチャンネルを切ってしまったために彼の声を聞くことはできなかったが、外見からするとおそらく本人で間違いないだろう。

そして、日本軍の士官と共に同じ軍服を着て活動しているということは、彼らが日本の陣営に属している可能性が高い。かつてキラの消息が気になり、マルキオ導師に是非とも仲間にしたい人がいるといって調べてもらったことがあるが、彼の乗るアークエンジェルはザフトのオペレーション・スピットブレイクが失敗した数日後に日本の軍港に入港し、クルーの消息はそれからは掴めていないということらしい。キラ・ヤマトという少年に関する情報も、アークエンジェルが日本に入港した後、その消息に関する情報は入っていないということだ。

確証は無いが、彼女達が日本側にいるということは、キラ・ヤマトも日本にいる可能性も高い。

 

 ラクスは思考を巡らせる。隣の車に乗っている一行は十中八九日本の関係者だろう。もしもここで自分を彼らに保護してもらえれば、自分は彼に会えるかもしれない。マルキオ導師の元にいた方が彼に関する情報は集まりやすいかもしれないが、彼と再会し、その後も共にいられるかと問われれば、それは否だろう。

短い会話しかしたことは無いが、彼は争いごとを好まない温和な少年だということは分かる。彼がナチュラルの学友とも友好関係を上手く築くことが出来ていることからも、これは立証されている。

そんな彼が平和のためにといいながら武力で全てを解決しようとするやり方を容認するわけが無い。もしも私がこのままマルキオ導師のもとで組織を率いていれば、彼はきっと私を軽蔑し、否定するだろう。それは嫌だ。自分を自分としてみてくれる人間に拒絶されることはとても怖い。しかし、日本の元にいれば再会できたときに拒絶される心配は無いだろう。

プラントを支配するための御神輿として扱われるかもしれないが、少なくともプラントに自分が率いる政権ができればそこで戦闘は終わるし、理解できない英雄思想の元戦いを強いられることも無いだろう。

彼が日本にいない可能性もあるが、それでもこのまま救世主(メシア)として未来のビジョンが描けない宗教的な武装組織で救世の英雄(ジャンヌ・ダルク)を演じるよりは日本に保護された方がましだ。

 

 ラクスはちらりと隣に座る男性を見る。たまにこちらに目を配らせているが、基本的に直視しているわけでも無い。そしてこの車はコペルニクスでもよく見られるセダンタイプのエレカだ。怪しまれないように一般に普及しているタイプの車を用意したためである。

特別な点が無いこの車からならばドアを開けて外にでることは難しくない。また、緊急時に迅速に対処できるように後部座席に乗る私と目付けの人がシートベルトも着用してはいない。また、この時間は既に交通量も少なく、この通りには現在殆ど車が走っていない。これならば勝機はあるとラクスは判断する。

信号がもうすぐ変わることに気がついたラクスは静かにその手を後部座席のドアにかけた。そして目付けの者の視線が前方の信号に注がれている一瞬の隙をつき、彼女はドアを開け放ち、ペットロボのハロを抱えて道路に飛び出した。

 

 

 

 

「すみませんね。色々と外交ごとに巻き込んでしまって」

武は隣に座るマリューに謝罪するが、マリューは気にした様子も無い。

「いえ、これも任務のうちですから。それに、自分が日本軍の一員として働いていることが実感できましたし、大使との面会もいい経験になりました。お気になさらずに」

 

 先のザフトの奇襲攻撃により安土を損傷し、その防衛戦力にも無視できない損失を被った大日本帝国宇宙軍は本国に対し、防衛戦力の迅速な強化を提案した。L4コロニー郡の防衛戦力の弱体化は他国の軍や海賊の脅威を増大しかねない事態だと判断したのである。事実、あれからというものの日本の領宙に度々ジャンク屋が資源回収と称して侵入を繰り返しており、それらの海賊行為の取り締まりも含めて宇宙軍は課題が山積していたのである。

そこで防衛省は元々宇宙でもかなりの戦果を上げ、紅海の鯱、砂漠の虎を討ち取り、かのクルーゼをも退けたという異名を持つアークエンジェルを宇宙に回航することを決定する。ザフトに対して凄まじい戦果をあげているアークエンジェルの雷名を持ってL4宙域の迅速な沈静化を目論んだのである。

そこで元アークエンジェルクルーを中心に人員再編成を行い、アークエンジェルを硫黄島にある第二宇宙港からブースターをつけて宇宙へと打ち上げたのである。ブースターによる宇宙船の打ち上げ、それもアークエンジェル級の巨艦を打ち上げることは非常にコストがかかるため、少しでも費用対効果を上げるため、アークエンジェルには様々な物資や人員が詰め込まれた。コペルニクスへの寄港もコペルニクスの日本大使館に通信では伝えられない事項を伝えるためであった。

その際にマリューは艦長として、武は名門華族である煌武院家の入り婿(正式な結納は戦争終結後の予定だが)として大使館に足を運ぶ必要はあったのである。因みに武は種子島の戦闘の後で休暇を申請したらしいが、却下されて素直に宇宙逝きの切符を手に外交使節としての仕事まで追加されて宙に上がったのであった。最近、本気で労災の申請を考えているそうな。

 

 突然隣の車の後部座席から少女が飛び出してきたことに気づいたマリューは目を見開いた。その行動に驚いたのも事実だが、それ以上に少女の要望に驚愕していた。彼女は少女と以前に会って話しをしたこともある。彼女の名はラクス・クライン。プラント最高評議会前議長シーゲル・クラインの一人娘であった。

飛び出してきた彼女は車の後部座席から出てきた男性に手首をつかまれて車内に連れ戻されようとしていた。しかし、突如顔面に桃色の球体が飛びかかり、その衝撃で彼女を掴んだ手を緩めてしまう。その隙にマリューは即座に後部座席から飛び降り、ラクスを庇うように自身の後ろにまわし、男に向けて叫んだ。

「自分達は大日本帝国宇宙軍のものです。事情を説明していただきます」

事態に気がついた武も車から降り、隣の車に駆け寄った。

「大日本帝国宇宙軍のものだ。少し話しが聞きたい」

後部座席の男がその左手を懐に入れる。武も咄嗟に拳銃を構え、男に突きつけた。男の構えた銃の銃口はマリューに向いている。

「妙なまねをするなよ……」

武の視線に男は怯む。

「私……この人達に無理やり連れ去られていたんです」

マリューの後ろでラクスは涙目になりながら訴えかける。その言葉に男は目を見開いている。その時、突如車が走り出した。男はそれに合わせて後部座席に飛び乗り、そのまま車はコペルニクスの市街地の闇の中へ消えていった。

 

「ありがとうございました。艦長様」

走り去る車が見えなくなると、ラクスはマリューに頭を下げた。

「お礼なんていいわ。でも、色々と説明をして欲しいことがあるのよ」

「構いませんわ。私の身の安全が保障されるのでしたら」

武はいまだ周囲に警戒しながら彼女達に声をかけた。

「二人とも、ここにあまり長くいることはできないからさっさと離れようか……って、えーと、俺の顔に何か付いてますか?」

武に声をかけられて振り向いたラクスは武の顔を見て困惑しているように見えた。

「いえ……知人の声とそっくりでしたので」

ラクスは気持ちの切り替えを素早く行えるらしく、すぐさまその表情を平静に戻していた。

「ああ……そう。そんで、え~と、貴女は俺の認識が間違っていなければ……」

 

 彼女はにこやかに武に向かって名乗りをあげた。

 

「はい。私はラクス・クラインと申します。プラント最高評議会前議長シーゲル・クラインの娘です」


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