機動戦士ガンダムSEED ZIPANGU   作:後藤陸将

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PHASE-62 救援の大天使

「洋上からの対艦ミサイルの発射を感知!!目標は右舷後方より接近中!!数は30!!」

「対空ミサイルで迎撃!!」

 

 負傷者収容のために着陸していたアークエンジェルは敵部隊から熾烈な攻撃を受けていた。航空攻撃は文字通り鬼神と化したキラの手によって排除されていたが、大量のミサイルにまでは手が回っていなかったのだ。

「対空ミサイルの残弾が40%を切りました!!」

報告したチャンドラも焦燥した様子を見せている。マリューも弾薬の残りが半数を切ったことをうけて険しい表情を浮かべる。

「負傷者の収容はまだ終わらないの!?」

マリューが艦長席に備え付けられた受話器を手に取り、負傷者収容作業中のマードック軍曹を呼び出す。負傷者の収容のために着陸しているアークエンジェルは敵の執拗なミサイル攻撃に対して迎撃というオプションしかとれず、弾薬を急速に消耗していたため、これ以上時間をかけるわけにはいかなかったのである。

「艦長!!収容作業は後5分……いや、3分で終わらせます!!あと少しだけ時間を下さい」

「分かったわ。3分よ!!1秒でも過ぎたら本艦は収容作業を中断して離陸します!!」

マリューは受話器を乱暴に戻すと、メインモニターに視線を移した。自分の責任で負傷者の収容を命令したのはいいが、動けなくなったアークエンジェルに対する攻撃の熾烈さは彼女の予想を遥かに上回っており、受身に回るにも既に限界に近かった。

その時、トノムラが歓喜の声をあげる

「遊撃にでていた篁中尉が帰還しました!!」

「篁中尉に繋いで!!」

マリューは喜色を浮かべながらトノムラに命令する。彼は命令に従って瞬時に篁中尉の駆る不知火に回線を繋いだ。

「ラミアス艦長!!何をしているのですか!?」

開口一番、唯依は着陸しているアークエンジェルの現状についてキツイ口調で問い詰める。だが、事態を理解しているマリューは冷静にそれに答えた。

「篁中尉、本艦は現在、義勇軍として掲げた大義に基づいて人命救助中です!!後3分で収容作業も終了しますから、それまで本艦を守ってください!!」

「!?……了解しました!!」

何か言いたいこともあるのだろうが、篁中尉は口を噤み、命令通りに迫りくる敵ミサイルの迎撃の任に専念した。

 

 

 

「艦長!!負傷者の収容、完了しました!!」

「邦人救出の任についていた海軍第七艦隊から入電!!『収容作業終了、我これより出港す』以上です!!」

収容作業完了の報告と邦人の救助が終了したとの報告を受けたマリューは即座に決断した。

「これ以上この戦場に留まる必要は無くなったわ!!全艦載機に帰艦命令を!!」

マリューの命令でアークエンジェルから信号弾が打ち上げられる。遊撃に出ていたガーディアン小隊や劾、武も打ち上げられた信号弾を見て戦場から離脱する。オーブの防衛線の崩壊を遅らせ、邦人脱出までの時間を稼ぐという戦略目標を達成した以上、彼らはこの場に長居をする気は毛頭無かった。

 

「おい!?何でお前らが離脱するんだよ!?俺達を助けてくれるんじゃなかったのか!?」

先ほどまで共に防衛線で戦っていたM1アストレイのパイロットが全周波回線で必死に武に呼びかけてくる。だが、武はそれに答えない。

「何とか言えよ!?何で俺達を見捨てるんだ!?命欲しさに逃げるのかよ!?オーブを守ってくれるんじゃないのか!?」

武はオーブを守るためにこの戦いに参加したわけではない。軍の命令に従い、邦人脱出の時間を稼ぐためにオーブ軍の防衛線の決壊を防ぐ任務についていたのだ。だから、本当ならば彼らに責められる理由はない。ここに至るまで東アジア共和国の軍勢に無視できない損害を与え続けてきた以上、少なくとも義勇軍派遣を了承したオーブ政府への義理も果たしている。

それでも武は彼らの叫びを受け流すことはできなかった。武は彼らの立場で似たような事態を経験したことがあの世界(・・・)で何度かある。最低限の義理を果たしてすぐに離脱していく大国と見捨てられて滅び行く小国。かつての武は小国(見捨てられる)側だったが、今の武は大国(見捨てる)側だ。

かつての世界でも見捨てる側の立場も理解しているはずだった。しかし、それでも見捨てる側には少なからず憎悪を抱かずにはいられなかった。きっと彼らも同じ思いを……いや、見捨てることも当たり前となっていたほど過酷だったあの世界とこの世界は違う。彼らは感情でも、理屈でも自分達の撤退に理解はできず、憎悪を抱いている可能性が高い。

しかし、防衛線に留まったところで捕虜になるか戦死する以外の選択肢はないだろう。武も自国民を守る軍人であり祖国に我が子を身篭っている婚約者がいる以上、彼らと心中するわけにはいかないのだ。

武はオーブ軍の怨嗟の声が聞こえてくる回線を遮断し、不知火をアークエンジェルに向けた。

 

 

 

 

同時刻 オーブ連合首長国 内閣府官邸

 

「オノゴロの脱出船団は脱出する国民で満載になりました。まだ港には船団に乗り切れなかった多くの国民が残っているとの報告が入っておりますが、既に彼らを収容する船もなく、船団は出航したとのことです」

ウナトが渋い顔をして報告する。3000万を超えるオーブ国民の中で助けられたのはおよそ3万6000人だけ。それもオノゴロには脱出船団に乗り損ねた10万を超える国民がまだいるのだという。自分達政治家の不始末が招いた結果がこれだ。その後悔の念が彼らの心を締め付ける。

「ホムラ代表。ユウナ・ロマとウナト・エマらの一部の氏族を脱出させましょう」

後悔の念に氏族たちが打ちひしがれている中でカガリが凜とした声を発する。

「我々、アスハは氏族の長の暴走を止められなかった責任がありますし、我々が国外に亡命政権を作っていつかこの国を取り戻したとしても、一度国を滅ぼしたアスハにもう一度国の舵取りを任せようと考えるような酔狂な国民はいないでしょう。しかし、上級氏族の中でもアスハとは距離を保っていたセイラン家を中心とした一派であればまだ国民の信頼を勝ち得る可能性があります」

「確かにそれが最善かもしれない。しかしだな、カガリ……きみは?」

ホムラは煮え切らない態度を示すが、カガリの決意は固かった。

「再興に必要なのはアスハですか?アスハ代表」

ホムラはカガリに言い返すことができない。口を噤むホムラからいまだに鬱なオーラを出しているウナトにカガリは視線を移す。

「ウナト・エマ。貴方には荷が重いですか?」

カガリにまっすぐ見つめられたウナトは目をそらすことができなかった。

「日本がどこまで手を貸してくれるか……それ次第です。我らが国土を取り戻したときに、国土と国民が如何ほどに窮乏しているかはわかりませんから」

「……そうですか」

ウナトから本音を引き出したカガリはホムラに再び向き直る。

「代表、ご決断をお願いします。もはや一刻の猶予もありません」

ホムラは目を瞑り暫し項垂れた後、ゆっくりと顔をあげた。

 

「……閣僚の内、セイラン家、マシマ家のものはこれより脱出せよ。そしていつの日か、この地を再興してくれ」

ホムラが喉から絞るように言った言葉を聞き、ウナトは深々と頭を下げた。

「全力を尽くします」

「……行ってくれ。オノゴロのドッグにアスハ家私用のシャトルがある。それを使って宇宙に上がることができる」

セイラン、マシマ両家のものが退出ホムラに一礼して次々と会議室を後にする。そして会議室はアスハに縁が深いものばかりが残った。

 

「カガリ、お前も彼らに続いて行きなさい。彼らには君が必要だ」

「何故ですか!?私もここで!!」

カガリは梃子でも動かないと言いたそうな態度をしているが、ホムラも全く折れる気は無かった。彼女に生き延びてもらうことがオーブ奪還には必要不可欠だったからである。ホムラはデスクのそばに置かれたアタッシュケースを手に取り、カガリに手渡す。

「……これは?」

カガリに訪ねられたホムラは淡々と答える。

「これは兄上がそなたをオーブから脱出させる際に持たせようと準備させていたものだ」

父が自分の国外脱出を前提に用意した代物であると聞いたカガリは露骨に嫌そうな顔をする。だが、ホムラからしてみればこれは兄が残した唯一の功績といっても等しいもの。これをカガリにもたせて国外に出させることに意味を彼はよく理解していた。

 

「カガリ、これはアスハ家の個人資産の権利書など、権利相続に必要となる品々を全て収めている。兄上は宇宙に脱出したカガリが活動する資金を得られるようにと考えてこれを用意したらしい。アスハ家の総資産となればかなりの額となることは間違いない。その資産を元手にすることでオーブ奪還のための工作でできることもあるだろう」

カガリは自身に託されたアタッシュケースをまじまじと見つめる。

「そして、その権利相続の対象はそなたである。そなたが東アジアの手に落ちたらその資産もやつらに接収されてしまう。……アスハの資産は、そなたが脱出して国を取り戻すために使うべき資産ではないのか?」

ホムラに諭されたカガリは険しい表情を浮かべて唇を噛みしめる。気丈に振舞ってきた彼女の瞳からは涙が零れていた。

「……私は無力です。父の暴走も結局拳で黙らせることでしか解決できなかった。そして今もオーブ再興のための人材としてではなく、再興に必要な資金の通帳としてしか働くことができない、無力な小娘に過ぎない!!」

国のために働くことさえできない自分に対する悔しさにカガリはしばし震えていた。

「……ずるいですよ、叔父上。私の能力じゃオーブ再興のやくにはたたない、アスハの名は国民の恨みの対象にしかなりえない。だから私はこの地に残って戦犯になるつもりだったのです。……なのに私の死に場所を奪って、アスハの遺産の継承者として生きろなどと……それもオーブ再興の資金として使うとまで言われたら断れないではありませんか」

涙を流すカガリを見て、ホムラも血が滴るほどに強く拳を握り締めながら自らの無力さ、愚かさを呪っていた。

 

 

 

 

 アークエンジェルはシェルター跡を離陸し、北上を始めていた。第七艦隊がオーブを無事離れることに成功した以上、彼らがここに居座る理由は無いのである。だが、未だに東アジア共和国軍による攻撃は続いていた。

離脱する船など本来であれば捨て置けばいい。東アジアの戦略目標はオーブの占領にあるのだから。だが、今回の作戦の総司令官を任された遣南洋艦隊司令長官の劉春剣中将はアークエンジェルをこのまま逃がすわけにもいかない事情があったのだ。

アークエンジェルという一隻の強襲機動特装艦に与えられた損害は凄まじかった。なんせ今回の作戦で出た損失の内の3割がアークエンジェル隊によるものであったからだ。このまま自軍に甚大な損害を与えた艦に大した損害を与えられずにオーブから離脱するのを見逃してしまえば、彼は今回の作戦の大損害の責任を取らされかねない。

責任を取らされれば良くて予備役、悪ければ軍法会議の末に銃殺だ。責任を押し付けるために部下達も自分を見捨てることは確実である。予備役編入で済むようにするにはあの艦を撃沈する以外の方法が無いのだ。

その保身のための執念が篭った出撃命令に従ってアークエンジェルを襲撃した哀れな航空部隊だが、彼らは艦の直掩に専念した大日本帝国の誇る撃墜王(エース)オールスターズにとっては七面鳥でしかなかった。

 

「王!?」

東アジア共和国海軍航空隊のベテランパイロット、何志玲少佐は目の前で白銀のMSの放つ火箭に絡み取られて爆発四散した僚機のパイロット王玉寧中尉の名を叫ぶ。既に何が率いていた中隊は彼を含めて2機にまで数を減らされていた。

「畜生!!倭人が何人も俺の部下をやってくれたなぁ!!」

何は怒りで腸が煮えくり返っていた。悪鬼のような形相を浮かべた彼はせめて一矢報いるために敵艦に乗機のスピアヘッドの機首を向ける。敵の放った弾幕を10年以上培ったパイロットとしての腕を駆使してギリギリのタイミングで潜り抜けていく。

そして彼の正面に敵艦の白亜の船体が見えた。何の機体はアフターバーナーも全開にして凄まじいスピードでアークエンジェルに迫っていく。

「くたばれ!!日本鬼子が!!」

スピアヘッドから携行していた4発の対艦ミサイルが全弾発射される。4発のミサイルがまるで吸い込まれていくかのようにアークエンジェルの白亜の船体に向かっていく景色を見た何は命中を確信した。だが、そのミサイルに向けて4条の閃光が上方から放たれ、閃光に打ち抜かれたミサイルは白亜の船体の手前で爆発してしまった。

 

「またお前か……銀の鬼め!!だが、俺もここでひけねぇんだよ!!」

ミサイルを撃ちつくしたのに何は離脱コースを取ろうとはしない。ここまで来たのだ。特攻してでも日本鬼子の艦に一矢報いなければ、死んでも死に切れない。

「道連れだぁぁぁ!!!」

狙うはブリッジ。ここを落せばしばらく倭人たちも混乱するはずだと何は踏んだのである。しかし、機体が最高速度に達した正にその時だった。突如凄まじい衝撃と熱が何を襲った。白金の敵機は何の行動を予測し、難なく最高速度に達したスピアヘッドを撃ち落したというのか。何が乗機に何が起こったのか把握しきる前にスピアヘッドは燃料に引火して爆発四散し、何の意識は永久の闇に墜ちていった。

 

 

「敵機は撃墜した」

劾が淡々と報告する。先ほどの特攻機を迎え撃ったのは甲板上に陣取った劾の陽炎だった。傭兵としての長いキャリアを持つ劾であれば、高速で移動する敵機を見越し射撃の要領で撃墜することもさほど難しいことでは無かったのである。

既にアークエンジェルはオーブ領海の接続水域にまで彼らは到達しているが、未だに激しい航空攻撃は止む気配を見せず、武、キラのペアで邀撃、後の6人で艦の直掩という組み合わせでこれを凌いでいた。

アークエンジェルは多数の傷病者を収容しており、更に現在戦時医務室では重体の患者の手術も行っているために船体を大きく傾けたりする回避行動はとれず、専ら敵ミサイルや敵機のの迎撃で対処していた。被弾も戦時医務室で手元が狂ってしまう原因となる振動を発生させてしまうため、MS隊は文字通り身体を張ってアークエンジェルを守っていたのである。

「……まだこちらに追っ手を差し向けるとは、指揮官は目を曇らせているな」

劾は呟く。既にアークエンジェルは3回の波状攻撃を凌ぎきっている。普通の指揮官でれば損害が尋常でないことに気づいて攻撃を中止するはずだ。ここに至っても攻撃を継続する理由としては、指揮官が目を曇らせているか、上層部からの命令かの2通りしか考えられない。まぁ、どちらでもしばらく攻撃が続く可能性は否めないのだが。

だが、あちらの事情が何であろうと、自分はプロの傭兵として与えられた任務をこなすだけである。劾はただ黙々と敵機を狙撃した。

 

 

 

「敵航空部隊を殲滅しました。こちらの損害は左舷副砲2基に留まっております」

「大和曹長と白銀中尉が補給のために着艦を申請しています」

「レーダーに敵航空機並びに艦船の反応はありません」

「白銀中尉と大和曹長に許可していいわ。敵の反応もないし、おそらく次の攻撃までには時間が空くでしょうから」

次々と入る報告に対してマリューは的確な指示を飛ばしていく。この光景をかつての副長が見たら目を見張ることは間違いないだろう。そしてマリューは激しい戦闘が続いたこともあって大きく深呼吸をした。

 

「かれこれみんな5時間近く戦いっぱなしだわ……もうパイロットの消耗も無視できないし」

マリューは腕を組んでしばし考える。まだ敵の脅威が去ったわけではないが、これ以上の長期戦になると考えればここでパイロットを休息させることは戦術上必要不可欠である。

かといって直掩の部隊を空にするわけにはいかない。だれを残すかをしばし考える。しかし、その時チャンドラが艦橋で素っ頓狂な声をあげた。

「オーブが全周波回線で降伏の声明を出しました!!同時に東アジア共和国艦隊からも攻撃中止の命令電が発せられています!!」

その報告を聞いたマリューは安堵から椅子にずり落ちた。これでひとまず追撃は緩くなる可能性が高い。だが、安堵して緊張を緩めたマリューに小室は釘を刺す。

「艦長、これで彼らが完全に手を引いたと判断するには早いでしょう」

「そうよね……まだ安心しきるには早かったわ。劾特務少尉、篁中尉は哨戒を続けて。ガーディアン小隊も一度着艦して補給を受けてもらいましょう」

 

 

 

 

 シンはアークエンジェルの食堂にいた。戦闘中ということもあり、収容されたオーブ脱出者の内、負傷が軽度のものや無傷のものはここで待機するように命じられたためである。最初は手術室の前から動こうとしなかったシンだが、母親に諭されて渋々ではあるが、この食堂にくることを了承したのである。

シンは先ほどまでのような機銃の発射を思わせる小刻みな振動や、爆音が消えたことで戦闘が一先ず終了したことを察した。そして彼は母親に顔を向け、今ならば妹と父のところにいけるのではないかと問うような視線を向ける。

しかし、母親は首を横に振り、無言の内に否定する。シンは手を震わせながら祈りを続ける母親の前で意地を張る気も起きず、ただ静かに手術の結果を待つしかなかった。

 

 戦闘のそれと思われる爆発音や機関銃の振動が無くなってから3時間ほど経過したころであろうか、既にオーブ時間では日が沈んでいる時間だ。そのために食堂では収容者のための炊き出しが始まっていた。

シンは母親の分まで食事を受け取って母親のところに戻る。メニューは肉じゃが、味噌汁、ご飯、漬物だ。一日中走って逃げ回ったために育ち盛りのシンは空腹だった。妹や父親のことが心配で、夕飯なんて食べていられる心情ではなかったはずなのに、身体はカロリーを欲し、シンはあっという間に夕食をたいらげてしまった。母もなんだかんだで疲れていたのだろう。シンほどのペースではなかったが、夕食を静かに完食した。

 

 夕食を完食した後、食堂には毛布などが持ち込まれ、収容者達の就寝のための準備が始められた。収容者一人ひとりにトイレ等の制限された居住区画を移動するためのIDカードが配布され、日本到着までの間は自分達が不自由しないように日本軍は配慮してくれたのであった。

食堂が消灯され、赤い常備灯が点灯する。赤い光に照らされた食堂の中で、シンは妹と父への心配で眠れない夜を過ごしたのであった。




Kガリさんは東アジアの傀儡ルートではなく、亡命政権ルートとなりました。

そしてようやくアークエンジェルは戦場を離脱しました。
そろそろ拙作にも終わりが見えてきましたね。

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