AM9:30
〜Fクラス〜
ーホームルームの自己紹介中ー
明久「…こんなのが毎日続いたら、任務に影響する…」
有里「バレない程度に一掃すればいいんじゃない?」
明久「今度からは有里も手伝って。彼ら普通の生徒なのに殺気が恐ろしいんだ……」
有里「嫉妬って怖いわねー」
僕らは警護対象に目を配りつつ、周りに聞こえない程度に会話していた。
有里「それで、見回りはどうする?」
明久「とりあえず、今日は色々と把握する必要があるから警護に集中しよう。」
有里「りょーかい」
教師「では、自己紹介も終わったので、Fクラス代表の椿原さん、挨拶をお願いします。」
蓮「代表の椿原 蓮です。 よろしく! 」
Fモブ「椿原さん!!最高だ!」
Fモブ「おれ、このクラスで良かった!」
Fモブ「まるで薔薇のような美しさだ!!!」
蓮「はっはっは!このクラスは元気がいいな! 」
みんなからのラブコールにビクともしない蓮さん、ちょっと見てて面白い。
教師「こらこら皆さん、ホームルーム中で「ガラガラガラッ」…机が壊れてしまったので先生は工具を持ってきます。皆さんは自習していてください。」
明久「有里、とりあえず、ここにいるFクラス全員の素性を洗う。そこから始めよう。」
有里「了解。 じゃあ蓮さんの所行ってくるわね」
明久「うん。気をつけて」
さてと、僕は姫路さんの所にいこう。
明久「姫路さん。今大丈夫?」
瑞希「あ、吉井君。どうしたんですか?」
明久「暇になっちゃったから話にきたよ!今朝も話の途中だったしね! 」
瑞希「そうですね!」
明久「でさ、今朝の続きなんだけどさ〜〜〜」
PM0:15
昼前の授業も終わり、昼休みになった。
さて、屋上に行くかと思って姫路さんに声を掛ける。
明久「良かったらさ、一緒に食べない? 屋上で雄二たちと待ち合わせしてるんだけど」
瑞希「はい!お邪魔でなければご一緒させてください。」
明久「有里はどうする?」
有里「あー、私は蓮さんと学生会室で食べようかな。 明日から行くことになるし、その下見も兼ねてね」
蓮「ということで2人とも、また後でな!」
そう言って2人は教室を出て行く。
明久「じゃあ僕らも行こうか!」
瑞希「はい!」
ちなみに、屋上組は 僕(明久) 雄二 康太
学生会室組は 修史と有里 に分かれている。
〜屋上〜
明久「遅れてごめんね、雄二、康太」
雄二「いや、問題ない。それより弁当食おうぜ、腹が減ってる」
康太「…同意」
雄二の横にいるのは霧島 翔子さんだ。
翔子「…吉井って、小学校の頃に雄二と一緒に転校した吉井?」
明久「うん、それで合ってるよ。 話したことはあんまりないけど、久しぶりだね霧島さん。」
瑞希「だから私も坂本君を見たことがあるんですね。 4人同じ小学校で今こうして一緒にいるって、なんだか凄いですね!」
雄二「そうだな、何かの縁があるのかもしれないな」
翔子「…2人が同時期に転校したのって偶然なの?」
おっと、なかなか鋭いこと言ってくれるね。
明久「いや、本当に偶然だよ。文月学園に来て僕らは再会したんだよ。あの時は2人して笑っちゃったよ」
雄二「ああ、その後は時間が戻ったみたいに2人で悪巧みをしたもんだぜ」
瑞希「2人って仲がいいんですね。 」
康太「…俺もよく巻き込まれる」
明久「あはは、 康太はいつのまにか仲良くなったよね!気づいたらいつものメンツに入ってたもん」
僕ら3人の芝居で何気なく誤魔化せた。 ごめんね姫路さん霧島さん。本当のことは言えないんだ。けど、この2人が大切な仲間って事だけは本当だから……。
そんな話をしているうちに昼休み終了のチャイムが鳴り、僕らは教室に戻った。
設定と違う部分があれば直すので、間違えたところは指摘してもらえると助かります。