織田信奈の野望~戦国皇国軍~   作:疾風海軍陸戦隊

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信奈、月島基地へ

俺たちは今、織田軍の大将、織田信奈とその代表者を数名ハーフトラックや軍用トラックに乗せて月島基地へと帰っている。なぜ織田軍の大将と代表者を乗せているかというと信奈が『命を救ってくれた部隊の大将に直接礼が言いたい』といってきたからだ。恐らくお礼が言いたいっというのは嘘じゃないだろう。で、その姫さんはというと

 

「ねえ、それはなんなの!?ちょっと触ってもいい!?というよりこれどうやって動かしてるの!?私にもさせて!!」

 

「うわっ!?ちょっと隣で暴れるなよ!?今運転してるんだから!!」

 

と、俺が運転する軍用トラックの俺の隣でまるでおもちゃをもらって喜ぶ子供みたいにはしゃいでいた。まあ、この時代の人にとって自動車は未知の者だから仕方ないけど俺はちらっと後ろの荷台を見るとそこには先ほどのポニーテイルの少女と基地へ向かう直前に出会った信奈の部下の髪の長いお姉さん。そして虎の毛皮を頭にかぶり長槍を持った少女が乗っていた。てかあの髪の長いお姉さん最初であった時俺を見て『姫様をどこに連れて行くかっ!!』っと言って薙刀突き付けられたんだよな・・・・まあ当然か。信奈が説得してくれなきゃ今頃、銃の撃ち合いになってただろうな。

 

「ねえ、桐ケ谷。まだつかないの!?」

 

「あと10分で着きます。もう少し待ってくれ」

 

「10分って何よ!?」

 

「10分ていうのは・・・・」

 

桐ケ谷が信奈と話している一方、後ろの荷台では・・・・・

 

「ムス・・・・・」

 

「つ、辻中尉・・・・・何を怒っているんですか?」

 

「怒ってない宮藤軍曹」

 

「ですが・・・」

 

「二度も聞かないで」

 

「は・・・はい」

 

荷台の所では信奈の家臣である勝家と長秀そして小姓の犬千代が乗っていて見張りに辻と宮藤と後数名がが小銃や短機関銃をもって乗っていた。

 

「あの。我々をどこに連れて行く気ですか?」

 

と、長秀がそう言う。勝家に関しては完全に未知のものに乗っているため固まってしまっている。

 

「先ほども言ったように我が軍の基地がある月島の森へと向かっています」

 

「月島の森っと言いますとあの物の怪の森と呼ばれるあそこですか?30点」

 

「30点?まあ、そうです。その森の中に私たちの基地があります」

 

「あなた方は・・・・一体何者なのですか?」

 

「それは・・・・後程わかります丹羽殿」

 

と、話しているとしばらくして偵察小隊はその後月島基地の入り口である森の入り口までつく

 

「ついたの?」

 

「ああ、この森の中行けば月島だよ」

 

と、桐ケ谷が言うと茂みから見張りの歩兵が出てくる

 

「おかえりなさい大佐。話は山下大佐から聞いてます」

 

「おう。見張りご苦労さん」

 

そう言い偵察小隊は森を突き進み月島基地へと着いた。そして初めて見る近代的な基地を見て信奈達代表団は滑走路にある戦闘機やヘリ、爆撃機や戦車などを見て目を見開き驚く

 

「な、なによこれ・・・・」

 

「あの森の中にこんなものが・・・・」

 

「あの鉄の塊・・・・・空飛んでいる」

 

すると月島基地の守備兵がやってきて桐ケ谷のところに来る

 

「大佐。北郷大佐と山下大佐がお待ちです。すぐに」

 

「ああ。わかった。辻」

 

「はっ!」

 

「俺は報告をしに行ってくる。織田軍の人たちを客室に連れて行ってくれ。くれぐれも丁重にな」

 

「はっ!」

 

辻が敬礼して答えると政宗は報告をするため辻たちと別れた。そして辻は

 

「ではお客人。これから客室に案内します」

 

すると信奈は

 

「それよりもここの案内してくれない?見たことないものがいっぱいあるし、それにあの鉄の鳥とか鉄の車とかもっと見せてくれないかしら?」

 

「残念ですが軍事機密に当たるので今はお見せできません。それと、客人であり、織田家当主様であっても勝手な行動は慎むように、お願いします」

 

辻の少し殺気を含めた言葉に信奈は頷き、信奈たちは辻の後についていき客室へと向かった。そして客室につき信奈たちは客室にあるソファーに座る。

 

「ここで少しお待ちください。すぐに司令官が来られると思いますので」

 

と、辻がそう言い部屋を出ていく。そして残された信奈たちはあたりをきょろきょろ見始め勝家にいたってはいまだに固まったままだった。

 

「それにしても変な椅子ね。それにあたりも南蛮風の部屋ね。」

 

「この南蛮椅子フカフカ・・・・」

 

と、信奈と犬千代はソファーの座り心地を楽しんでいたが長秀たちは

 

「姫様・・・・彼らは一体何者なのですか?姫様を助けたっというのはわかるのですが、あの鉄の車といい変わった種子島といい・・・・」

 

「それがよくわからないは彼らは大日本帝国軍の者だと言っていたけど」

 

「だいにっぽんていこく?聞いたことがありませんね?」

 

そう話しているとドアが開き4人は一斉にその方向を見る。するとそこから白い軍服の女性と枯草色の軍服をした女性が入って来た

 

「お待たせして申し訳ありません」

 

白服の女性がそう言い信奈たちの前に座る。しかも真ん中は空けて

 

「私は大日本帝国海軍大佐。北郷章香です」

 

「同じく大日本帝国陸軍大佐。山下幸江です」

 

と、二人はそう名乗り

 

「あなたたちがあの軍隊の大将?」

 

というと彼女らは首を横に振り

 

「いえ、私たちは補佐官みたいなものです。ここの指揮官は・・・・」

 

そう言い、二人はドアの方を見るとそこから陸軍将校服を着た政宗が入って来た

 

「お待たせしました。私がここの指揮官である大日本帝国陸軍大佐の桐ケ谷政宗です。」

 

と敬礼して信奈にそういう政宗だったのだった。

 

 

 

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