織田信奈の野望~戦国皇国軍~   作:疾風海軍陸戦隊

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戦国艦隊

「ここが、その地点か・・・・」

 

現在、政宗は月島基地に戻り、そこからヘリ「神鷲」に乗って、友軍である海軍の艦艇が見つかった場所へと赴いていた。ヘリの中には操縦士意外だと政宗と、副官である辻が搭乗していた。

そして現在。報告のあった尾張沖の小島付近上空を飛んでいた

 

「あれです!大佐殿!!」

 

操縦士がそう言うと小島付近に無数の軍艦が停泊していた。

 

「報告よりも数が多いな・・・・」

 

「はい。大和型以外にも、金剛型・・・・あれは比叡と榛名ですね?重巡も摩耶以外にも鳥海がいます」

 

「あとは報告通り、中型空母・・・あれは飛龍だな・・・が1隻と、輸送艦・・・しかも新型だな。それと駆逐艦が4隻か・・・・」

 

政宗はそう呟くと辻が

 

「大佐。大和型に少将旗が掲げられています」

 

「ああ・・・・あとあの大和型は・・・・武蔵だな。とするとあそこに乗っているのは・・・・・知名少将だな」

 

「知名少将と言いますと・・・・次期連合艦隊司令長官の期待が込められたあの秀才。知名もえか少将ですか?」

 

「ああ・・・・辻。無線を武蔵につないでくれ」

 

 

 

 

 

 

武蔵艦橋

 

「あれは・・・・陸軍のオートジャイロね‥・通信が来た時は驚いたけど」

 

「司令。オートジャイロから通信です」

 

「通信?誰から?」

 

「はい。『着陸の許可を求む』発、大日本帝国第42連隊連隊長。桐ケ谷政宗大佐・・・とのことです」

 

通信使の言葉に艦橋にいる士官たちは動揺する。司令は無言だったが艦長である宗谷真霜は

 

「桐ケ谷って・・・・あの桐ケ谷大佐!?陸軍の中で最大の実権を持つと噂の!!」

 

と、驚く中、艦隊の司令・・・知名もえかは小さく笑い

 

「そっか・・・・彼も来てたんだ・・・」

 

「提督?」

 

「いえ、なんでもないわ。着陸の許可を。そして陸軍の客人を、会議室に」

 

「・・・はっ!」

 

「少将・・・・もしかして知合いですか?」

 

「ええ・・・・古い・・古い友人よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「オーライ!オーライ!!空中線に気を付けて!!」

 

海軍水兵の誘導の元、無事後部甲板に着陸する。そしてヘリの扉が開き、そこから政宗と辻が降りる

 

「やはり・・・・武蔵は美しいな…後ろから見ても壮大だ」

 

「それはいいんですが大佐。いいんですか?織田の姫様に内緒で?」

 

「これは俺たち日本軍の問題だ。海軍さんの話が済めば、報告すればいいだけの話だ。別にあいつの顔色をうかがう必要もないしな」

 

「それもそうですね。私たちは織田の配下になったわけではないですし」

 

そう言いながらも二人は下士官らしき水兵に案内され、大和の艦内にある作戦会議室に案内された

 

「ほぉ・・・・さすがは海軍。中は豪勢ですね。まるでホテルみたいですよ」

 

「辻は大和型戦艦には乗ったことはないんだっけな?」

 

「大佐はあるので?」

 

「天皇護衛部隊にいた時、まだ皇女様だった陛下の付き添いに大和に乗艦したことはあったよ。さすがは大和ホテル、武蔵旅館と呼ばれただけはあるな」

 

と、政宗はそう言う。史実の山と武蔵は出撃がほとんどないまま、トラックに停泊され、『大和ホテル、武蔵旅館』と揶揄されていたが、

この世界では太平洋沖海戦で、アイオワ級戦艦との一騎打ちをし、そこそこ活躍していた。そして先ほどの仇名は中の豪勢さに敵味方も含め『戦場の高級ホテル』と仇名されたためである

 

しばらく会議室で待っているとドアが開き、そこから海軍二種軍装を来た女性士官。しかも一人は少将の階級章、もう一人は参謀モールを付けた大佐。恐らくこの武蔵の艦長らしき人物が入り。俺と辻は立ち敬礼をすると彼女らも返礼をする

 

「お待たせして申し訳ございませんでした」

 

「いえ、自分は大日本帝国、陸軍歩兵第42連隊連隊長の桐ケ谷政宗大佐です」

 

「同じく陸軍歩兵第42連隊の辻雅子中尉です」

 

「自己紹介ありがとうございます。私は遣欧艦隊、第二艦隊司令の知名もえか少将です。そしてこちらが・・・・」

 

「遣欧艦隊第二艦隊旗艦、戦艦武蔵艦長の宗谷真霜大佐です」

 

と、お互いに自己紹介をする。

 

「まさか連絡を聞いてみれば、あなただったんですね桐ケ谷大佐」

 

「お久しぶりです知名少将。以前あった時は中佐でしたのに昇進が速いのですね?」

 

「いえいえ、この階級は成り行きでなっただけですから。それを言うなら大佐こそ、いまだに大佐のままなのですね。あなたの実力なら中将になってもおかしくはないのに」

 

「お堅い陸軍のお偉いさんがなかなか昇進してくれないものですので」

 

「と、いうより、昇進の命令を何度も断っているからじゃないですか?」

 

「おやおや、バレましたか・・・・さすがは知名少将です」

 

「当然です。伊達に天皇護衛部隊であなたの副官につき、共に寝食を共にした仲ではありませんよ?」

 

「これはまた懐かしい話ですね・・・・ですが寝食共にとは少し大げさですよ」

 

「大げさではないわよ。同じ幼いころ孤児院で育ち、同じ訓練所で共に訓練を受け、そして共に陛下の命を守ってきた仲ではありませんか」

 

「ハハッ…懐かしい話ですな」

 

と二人は笑ってそう話す。隣で聞く辻は

 

「(そう言えば大佐は昔、天皇護衛部隊に居ましたっけ・・・・そうか知名少将とはそう言う仲で・・・・)」

 

辻は二人の関係について悟った、それは海軍大佐の宗谷真霜も納得したような顔をした。

 

「こほんっ!司令、桐ケ谷大佐。昔馴染みに会えた喜びを語るのはよろしいのですが、そろそろ本題に」

 

「大佐もですよ」

 

「おっとそうだったな」

 

「ごめんなさいね。つい懐かしくて・・・・」

 

そう言い二人はコホンと咳払いし、

 

「さて・・・・今この現状がどうなっているか話し合いましょうか?少将?」

 

「ええ。よろしくお願いします大佐」

 

こうして、陸軍、海軍の情報交換が始まるのであった

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