高校生の鎮守府生活   作:龍龍龍×

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みなさんこんにちは龍龍龍です。
今回で秋人が助けた女の子が明らかになります!
まぁ確実艦娘の誰かなんですけどね笑笑

秋人「だってよ〜。よかったな ーー「黙れ!」ーーはいはい……」

女の子「うんそうだね、けどーー「わあぁぁぁ」ーーはいくらでも待てるよ!」

ぬかりないこの2人は置いといて
それでは本編スタートです!


2話 彼女の正体

浜辺から少し離れたところに戦国時代を思い出すかのような木造の家が建っていた。そこの表札には「櫻川」と書かれている。ここでは秋人と秋人の親父2人で住んでいる。親父は黒髪で、少々顔にシワがあり、眉から右目の上を通り頬まで伸びた斬られたような傷跡がある、黒い顎ひげが少しのびていて、身長180㎝前後で体格はスポーツ選手でも驚くような鍛え上げられた筋肉を持っている男だ。その男こそ秋人の実の父、 櫻川(さくらがわ) 頼長(よりなが) と言う。

 

彼は着物を上半身だけ脱いで木刀で素振りをしていた。

 

 

頼長「ーーーーーーーーーふぅ……しばらく素振りをしてなかったせいか大分と鈍ってるな……俺もまだまだ修行が足りんな…」

 

 

ガラガラガラッ

 

 

ん?秋人かーーーー

 

 

秋人「親父ッ!!!!!」

 

 

?……いつもはけだるそうな声で呼んでくるが今日は違うな。

確実何かあったのは明白。しかし、あいつがあんなに動揺するなんて珍しい…………そんな人間には育てた覚えがないのだか…………。

 

 

頼長「どうした秋人。そんなに慌てて……まさかまた学校でけん…ーー」

 

秋人「そんな事はどうでもいいッ!!この子を見てくれッ!!」

 

 

秋人に言われるがまま女の子を見たーーーーーーーーッ⁉︎これはひどいな…………ーーーーーーーー

 

秋人が背負ってきた女の子は常識では考えられないほどの傷を負っていた。まず頭部や腕、足からは血が流れ、体全体には痣ができていた。破れた服の隙間から火傷の傷が見える。そして彼女が付けていたであろう武器が使い物にならないくらいボロボロになっていた。今の彼女の状態は生死をさまよっているーーーーーーーーーーーー

 

まさか俺まで動揺してしまうとはな、これで2度目だ。……今の彼女は完全に死の道へと近づいているーーーーーーーーーーだが、まだ間に合う。

 

 

秋人「親父何か手当てするものはないかッ!早くしないと手遅れになるッ!……」

 

頼長「落ち着け秋人。」

 

 

秋人のやつ気持ちが焦って心が乱れているな。だが早くこの場を抑えないと、どんどん彼女の生存率が下がってしまうのは事実だーーーーーーーー仕方ない、あの手を使うか…………

 

 

秋人「これが落ち着いていられるかよッ!!ただでさえ女の子が危ないってのにッーーーーー」

 

 

バチンッ!

 

 

秋人「ーーいってえぇぇぇぇッ!何すんだよ親父ッ!!」

 

 

俺は秋人の気持ちを抑えるためにデコピンをした。

 

 

頼長「落ち着けといってるだろうが秋人。焦ってしまえばできることもできなくなる。少しは頭を冷やせ馬鹿息子

 

秋人「す……すいませんでした……。けど、早く治療をしないとッ!」

 

頼長「大丈夫だ俺に任せろ。」

 

秋人「親父?何すんだよ。」

 

頼長「俺のやり方で治療をする……久しぶりやるから完全には治せるかわからないがな。」

 

秋人「ああ、頼む親父。この子を助けてくれ。」

 

頼長「いくぞッーーーーー!」

 

 

そう言って頼長は女の子のお腹の上に手を置いたーーーーーーーーー

 

 

said out 頼長

 

 

said in 秋人

 

 

ーーーーーーーーーー何だよッ……これッ⁉︎

親父に彼女を託したのだが、親父の手からは、とめどなく光が溢れ出ている。そしてその光は彼女を包んだと思ったら一気に傷を治していく。俺はその光景を黙って見ていた…………いや、見ることしかできなかった方が正しいな。

親父………………あんたは一体何者なんだよーーーーーーーーーーーー人間なのかと疑うレベルで…………てかほんとうに、俺の親父なのかと、不安になってくる。そんなことを考えていたらいつの間にか、彼女の処置は終わっていた。まだ数ヶ所にかすり傷やあざは残っていた、けどさっきの傷よりは遥かにマシだ。

 

 

頼長「これで大丈夫だ。後は彼女の自然回復だけでで何とかなるだろ。一応念のために絆創膏や湿布を貼ってやれ。いいな?」

 

秋人「ありがとう親父。ところで、今の力?は何なんだよ……」

 

頼長「あーこれか。これは治癒術と言って軌道の一種だ。そうか、秋人に見せるのは初めてだったな」

 

 

そう言った後親父は再び光を出した。確かに見るのは初めてだ、それと同時にある感情が出てきた。俺もできるようになりたいとーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

秋人「親父……それ、どうやったら取得出来る?」

 

頼長「自分の気を操る」

 

秋人「分かるかぁー!」( #`Д´)

 

 

そんな説明だけで分かったら苦労しねーよ………けどいつか絶対に取得してやる……。

 

 

頼長「明日には治癒術のコツを分かりやすく教えてやる。秋人は明後日には大本宮に行くんだからな。」

 

 

ーーーーーーーーッ⁉︎……今なんて…………大本営へ行く?何で親父が知ってるんだよッ⁉︎今日理事長に知らされたばっかだぞ…………まさか親父に限ってそんなーーーーー

 

 

秋人「何で親父が知ってるんだよーーーーー」

 

頼長「そんなの、俺が元帥にお前を紹介したからに決まっているだろ。嫌だったか?」

 

秋人「そんなの…………嫌に決まってんだろおおおおぉぉぉぉッ!」

 

 

ほんとうに俺の嫌な予感はよく当たる。それも最悪な形としてーーーーー。え?ーーーーーーーーなぜ俺が提督をするのが嫌かって?そんなのメンドくさいからに決まってんじゃん。俺は基本メンドくさいことは苦手で、いつもそこから逃げてきた。だから今回の提督をするという依頼も確実にメンドくさくなることが目に見えている。だからやりたくないのだ。親父もそれを知った上で元帥という人に紹介したに違いないーーーーーーーー本当なにしてくれたんだよ…………。

 

 

頼長「文句なら明日にでも山程聞いてやる。だが秋人お前にはまだやることがある。彼女を連れてきたのは誰だ?お前だろ、だから秋人は彼女の様子を見ないといけない。そうだろ?」

 

秋人「そうだった……ありがとう親父」

 

 

俺がそう言った後「全く世話のかかる馬鹿息子だ……」と言って入れの部屋から出て行った。気のせいかーーーーー親父が一瞬微笑んだようなーーーーーーーーまぁいいか。俺はまだやることがある、残った傷の手当てだ。俺は彼女の傷の手当てに取り掛かる。

 

彼女の手当てをしてる最中俺はふと浜辺での事を思い返した。それにしてもこの子は本当に人間なのかな?普通では絶対見ない大砲?を背負ってたし、家に運ぶ為におんぶしたんだけど、背負った瞬間オイルの匂いがしたし…………何だろうな?俺があれこれ彼女について考えているとーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

女の子「……んっ………………ここ……は?」

 

 

彼女の意識が戻った。良かったーーーーーこれも全部親父のおかげだ。俺1人だけだったら絶対に助けれなかった。とりあえず、一連の流れを彼女にゆっくりと話そう。

 

 

秋人「目が覚めましたか?良かったです!それとここは自分の家です。」

 

 

ちなみに何で急に敬語のなったかというと、決して相手が女の子だからではない。親父から初対面の人には敬意を払えと、長く教えつけられたからだ。当初は結構メンドくさかったが慣れてしまえば簡単。

 

 

女の子「君は?……どうして僕はこんなところに……」

 

秋人「自分の名前は 櫻川 秋人 と言います。貴方をここに連れてきた理由ですがーーーーーーーーーーー」

 

 

〜秋人説明中〜

 

 

女の子「そう……だったんだ……ありがとう…僕を助けてくれて。」

 

秋人「礼は入りません。自分は当たり前のことをしただけですので!あの、名前を聞いていなかったのですがよろしいですか?」

 

女の子「そうだったね……それじゃあ自己紹介するよ。僕は白露型駆逐艦 時雨だよ。」

 

 

えッ?………シラツユガタ?何それ、美味しいの?。俺は別に漢検の勉強をしてる訳じゃないんだけど?てか俺漢検準二級まで受かってたわ〜〜アハハハハハ(°▽°)………………んなことはどうでもいいッ!とにかくもう一度聞かなければ。

 

 

秋人「すいません、言っておる意味がさっぱり分かりません……貴方は人間ですよね?」

 

時雨「……ごめんね。僕は人間じゃないんだ。艦娘って聞いたかとはあるかい?……」

 

秋人「いえ、初めて聞きます。」

 

時雨「じゃあまずそこから説明していくね……」

 

 

〜時雨説明中〜

 

 

時雨「ーーーーーーーーーーーということなんだけど、分かったかな?」

 

秋人「……ウン、トテモワカリヤスカッタデス…………」

 

時雨「…本当に大丈夫かい?……」

 

 

正直知らない単語がいっぱいで頭がパンクしそうになる。とりあえず時雨の話を聞いて分かったことは、艦娘は時雨以外にもたくさんいること、深海棲艦を倒すために作られたたこと、艦娘の管理と戦いの指揮をとる人がいるということ、艦娘が住んでいるところは鎮守府という場所。

 

 

秋人「…簡単に言うと深海棲艦を倒すために作られたという事ですか?」

 

時雨「……まぁそういうことだね……」

 

 

ガラガラッ

 

 

頼長「秋人、ご飯が出来たぞ。ーーーん、目が覚めたかお嬢さん」

 

時雨「……ッ⁉︎………」

 

秋人「時雨、大丈夫。この人は俺の親父だからーーーーー」

 

時雨「……う……うん」

 

 

やば、つい元の口調に戻ってしまった。後で親父に怒られるな笑。時雨も少しは落ち着いた?かな。

 

 

時雨「……こんにちは、僕は 白露型駆逐艦 時雨 だよ。よろしくね」

 

 

時雨が自己紹介をし終わった後。おやじは時雨の前に立った。その時時雨は一瞬体がビクッと震えた。親父もそれ見て一瞬動揺したように見えた。しかし親父は正座をし丁寧に自己紹介へと移る

 

 

頼長「私は、秋人の父親の 櫻川 頼長 と申します。以後お見知りおきを、時雨殿。」

 

時雨「……そんなに固くならなくてもいいよ。君も、えっと秋人だったかな?……」

 

頼長「そうか……話しは秋人から聞いていると思う、だから今日はここでゆっくりしてくれ。いくぞ秋人」

 

秋人「はいはい……「 はい は一回だけいいと何回言も言っているだろ。」ッ⁉︎ ッいってぇな親父…………そういうことで、俺はご飯食べにいくけど時雨、一緒にどうだ?」

 

時雨「……僕は大丈夫、気遣いありがとう」

 

秋人「そうか、まぁ食べないと元気にならないから食べ終わったら、ご飯持ってくるな。」

 

そう言って俺は時雨の返事を確認してから、親父と食卓へ向かった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

夕食後俺は時雨にご飯を届けた。時雨はご飯を見るなりものすごい勢いで口へと運んだ。そして頰を真っ赤にしてとても幸せそうに食べていた。やばいめっちゃ可愛いッ!!(*´∀`*)……そういうのはおいといて、時雨がご飯を食べた後いろんな話を聞いた、艤装のことや妖精のこと……深海棲艦のこと。とにかくいっぱい聞いた。時雨を、艦娘のことを知るために。そして時雨がいた鎮守府につても話してくれた。その話を聞いて俺は誓った、提督になると。偽りなんかじゃない本当の提督になるとーーーーーーーーーー

 

 

次の日目がさめると何故が時雨は俺を抱き枕かのように絡みついて眠っていた。どうしてこうなった⁉︎(´・ω・`)俺も思春期なんですよ、ほんと勘弁してください。それにしても幸せそうに寝ているな時雨めっちゃ可愛い、、駄目だ考えるな櫻川 秋人!ここで耐えてこそ真の男だ!…………そういえばどっかの不幸な少年もこんなことがあったような…………。

 

 




第2話終了となりました。
女の子の正体は時雨だったんですね!
そして、1話が短かった分2話で補いました。
さて次回は時雨編となります。
それではみなさん
次回もお楽しみに☆
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