高校生の鎮守府生活   作:龍龍龍×

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どうも皆さん龍龍龍です!
連続投稿です!連続投稿です!(大事なことなので2回言いました)
今回で一応過去の話は終わりになるのでよろしくお願いします。
さーて赤城と頼長の関係はどうなるのか!乞うご期待!


それでは本編スタートです!


37話 過去 頼長編 後編

次の日になり俺は赤城と一緒に大本営へ向かうーーーーーーーはずだったが俺は行けなくなった。

 

 

男「早く行くぞ。乗れ」

 

赤城「ーーはい」

 

吹雪「分かりました…」

 

 

説明すると既に基地の入り口の前に、大本営からの迎えの車が来ていたからだ。その結果、俺は付いて行けなくなった。……あくまで海軍はこの事を内密にするみたいだな。

 

 

男「ご苦労だったよ。後はこちらに任せて貰えばそれで良い。君たちは早く特訓して身体強化にはげんでくれ」

 

頼長「おい。行く前に質問いいか?」

 

男「どうぞ。私が答えれる範囲なら」

 

頼長「艦娘は一体どんな訓練を受けているんだ?」

 

男「ーーーー訓練はしていない。代わりに指令官は神様だと教育をしている。あれは兵器、すなわち物だからな、不要になればすぐにゴミ行きだ。兵器の代わりはいくらでも作ることが出来るからな。君たち陸軍が使っている銃のようにね」

 

 

ーーーーーーーは?……コイツは今何を言ったんだ?艦娘を兵器だと言ったか。……ならあの赤城のことも。ーーーーおかしい。彼女、艦娘が兵器だなんてありえない。確かに赤城は己を兵器と認めていた。だが、ご飯を食べていた時の顔は兵器でも何でもなかった。ただの女性だった。なのにーーーー

 

 

頼長「ふざけるな。なぜ彼女を艦娘を兵器としてみる必要がある?艦娘は俺たち人間にとって脅威の存在である深海棲艦を倒すためにできた存在だろ?そのおかげで今の日本が平和でいられるんじゃないのか?」

 

男「そんなのは知らないことだな。あと兵器を導入した理由は、君たち特殊部隊が役立たずすぎるからだよ。恨むなら君たち特殊部隊の実力不足を恨むことだな」

 

頼長「あ゛あ゛?」

 

 

コイツは……ただの逆ギレか?ーーーーーーーしかし、まさか俺がこんな名も知らない奴の挑発に乗ってしまうとは、俺もまだまだ子供か……。

 

 

男「まぁこの話も元々は陸軍には関係の無い事だ。海軍(こっち)海軍(こっち)のやり方がある。だから君たち陸軍は首を突っ込まないで欲しい。失礼する」

 

 

男はそう言葉を吐いた後、すぐに車に乗り込んで逃げるように行ってしまった。ーーー海軍はこんなに呆れた奴らだったか?これも艦娘を発見して、導入させた末路か…。

 

 

頼長「やはり様子を見に行くべきだな…」

 

 

だがどうやって行くべきか……。そのまま行っても追い返されてしまうのがオチだ。ならどうする……ーーーーーーー

 

 

頼長「ーーーー気絶させてればいいか」

 

 

そして俺は部下に「少し席を外す」と言って大本営とやらに向かった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

交通機関を使って向かった結果。だいたい2、3時間かかった。

 

 

頼長「まさか海の近くとはいえ、こんな都会よりの場所にあるとはな……」

 

 

建物自体も流石と言えるほどの大きさだった。……これで海軍の実態がわかるな。だが、どう入るか…。入り口を見ると、兵士か?そいつが入り口の前に立ってなかなか入りづらい。

 

 

頼長「ーーーーーーーまぁいいか…」

 

 

気絶させればいいだけのことーーーーーーー

 

俺は見張りの兵士?を一瞬で気絶させて中へと入った。

 

 

頼長「ほう、中は思ったより綺麗だな」

 

 

まぁ大本営のトップがいるのだから当然か。ーーーーーーーとりあえず歩くか。俺はあても無く、ただ廊下を歩いた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

頼長「やはり直ぐには見つからないか…」

 

 

歩き出してから、約20分ほどがたっただろうか。特にこれと言った収穫は無かった。

 

 

頼長「戻るか…」

 

 

俺がもと来た廊下へ振り返ろうとした時ーーー

 

 

?「ーーー!!」

 

頼長「……!?」

 

 

何か女性の叫び声?が聞こえてきた。今の声はーーー。大きさ的には近い所からだが……少し集中するか。俺は目を閉じて音の変化に全神経を注いだ。

 

 

女性「ーーー!!」

 

頼長「ーーーーそこか…」

 

 

俺は再び聞こえた叫び声で、女性が何処にいるのかを特定した。特定してからは、何故叫んでいるのかをバレないように扉の中を覗いた。だが俺は後悔する。中の様子を見るんじゃ無かったとーーーーーー

 

 

男「貴様らッ!艦娘の分際でそんなこともできんのかッ!!」

 

艦娘「ーーーッ!すみませんッ!」

 

 

見た目が中学生ぐらいの少女、おそらく艦娘が、海軍の男に拳を受けていたのだ。なんだこれは……コレがあの男が言っていた海軍のやり方なのか?……ふざけているにも程がるだろ、流石の俺でも女・子供相手に手を出す事はしない。

 

 

男「たるんでいるな、お仕置きだ!!」

 

 

そう言って男はまた少女を殴った。

 

 

艦娘「ーーーッ!!……ありがとう…ございます……」

 

男「次はお前だ。傷だらけになって戻ってくるとは、恥だとは思わんのかッ!!」

 

頼長「ッ!?アイツはーーーー」

 

 

男がもう1人の女性を怒鳴ってたが、よく見ると俺が昨日助けた赤城だった。

 

 

男「それに陸軍に助けられるとはどういう事だッ!!」

 

赤城「ーーーッ!…申し訳ございません…!」

 

 

ーーー見るだけで虫唾が走る。やはり助けるべきか、だがーーーー

 

“ 貴方には関係の無い事ですから ”

 

ふと俺の中に赤城が言った言葉が蘇る。確かに関係の無い事だ。俺は陸軍、そして向こうは海軍だ。完全に無関係である以上、俺がどうこう言っても聞く耳を持ってはくれないだろう。

 

 

頼長「………………帰るしか無いか」

 

?「誰だ!」

 

頼長「ーーーッ!?」

 

 

声をする方へ向くと40後半ぐらいの男が立っていたくそ……バレたか。まぁいずれそうなっていた事は分かっていたがまさかこんな直ぐばれるとはな…。抵抗するか、大人しく捕まるか…どうするーーーー。

 

 

頼長「ふ…決まってるだろう……(小声)」

 

 

ーーー前者を選ぶ。俺は一気に男の距離を詰めて腹を殴ろうとした。

 

 

男「ちょ……待ってくれッ…話をしよう…!!」

 

頼長「問答無用」

 

男「あの子達のことだろう……」

 

 

そに言葉を聞いた瞬間、身体は固まった。

 

 

頼長「名前は?」

 

尾形「私は海軍の提督をしている尾形 正義だ」

 

頼長「俺は陸軍 特殊部隊の櫻川 頼長だ。単刀直入に言うが、彼女らはいつもあんな感じに過ごしているのか?」

 

尾形「ああ、彼女達は深海棲艦を倒すための兵器だからな。そのように教育をしないと役に立たなくなる」

 

頼長「貴様ッ……」

 

 

俺はその言葉に苛立ちを覚え、尾形という男を殴りに行こうとした。

 

 

尾形「お、落ち着け、まだ話は終わってないッ!ーーーー私もその考えに不満を持っていた。だから今日私は元帥に抗議をする予定だったんだ」

 

頼長「その道中に俺を見つけたと」

 

尾形「そういうわけだ。だから私は実質君の、頼長君の味方だ」

 

頼長「ーーーー簡単に信じられると思っているのか?」

 

尾形「まぁ、確かにそうすぐに信じろとは言わん。だから私が元帥になったらちゃんと信じてくれ」

 

頼長「どういう事だ?」

 

尾形「元帥というのは海軍の中でトップに立つ称号で、元帥が言ったことは必ず従わなければならない。もし私が元帥になったら、彼女達に人間と同じ生活、いやそれ以上にすることを約束しよう。いつになるかはわからない、だが必ずなってみせる……!」

 

 

尾形の顔は真剣だった。そこで俺は思う、コイツは嘘偽りが無いと。

 

 

頼長「そうか、なら信じてやる。必ずここのトップになれ」

 

尾形「ああ」

 

頼長「話は解決した。ーーーーーー尾形、俺に協力しろ」

 

尾形「ーーーーーーあの子達を助けるのか?」

 

頼長「ああ。それと、赤城という奴を連れて行きたい」

 

尾形「正気かッ!?ーーー一応提督の立場として言わせてもらう。今の法律では艦娘を外に連れて行くのは禁止されている。見つかれば禁固は確定だ。それでもやるのか?」

 

頼長「その覚悟の上だ。それにそれをわからないようにするのが尾形の仕事だろ?」

 

尾形「ーーーーーー全く、無茶を言ってくれるな君は。分かったやってみよう。作戦はあるのか?」

 

頼長「まず俺が先に中に入って暴れて全員の身動きを取れなくする。次に尾形が入ってきて彼女を避難させろ。その後に俺は殴っていた奴をボコボコにする。記憶が無くなるまでな。それから赤城を連れて彼女の場から離れる」

 

尾形「ーーーーーー分かった…最善を尽くす。だがもし失敗したらどうするつもりだ?」

 

頼長「そんなことは後になってからでもいくらでも考えられるだろ」

 

尾形「ふ……成る程な。……なんだか君とは今後とも仲良くやれそうな気がするよ」

 

頼長「奇遇だな、俺もだ」

 

 

そして俺たちは作戦を実行した。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

俺たちの作戦は驚くように成功した。

 

 

尾形「今だ。頼長ッ!」

 

頼長「ああ、感謝する…!」

 

尾形「私が元帥になるまで死ぬんじゃ無いぞ」

 

頼長「それはお互い様だろ、ありがと……」

 

 

俺は避難させた赤城の手を掴み建物の外へと走った。そして建物から出てすぐにタクシーを捕まえ、俺の家まで向かった。

 

 

赤城「……あの、これはどういう事か説明して頂けるのでしょうか?」

 

 

家についてとりあえず赤城をあげたが、確かに何も考えてなかった。ーーーさて、どうするかーーー。

 

 

頼長「お前が男に散々体罰を受けているのが見苦しかったから助けたそれだけだ」

 

赤城「そういうことではありません。何故あの時勝手にしろと言った人様が私を助けているのかと聞いているんです」

 

 

赤城の言っていることは正しい、実際俺はあの時苛立ちの勢いもあったが確かに「勝手にしろ」と言った。だが俺は赤城を助けている、明らかに言っていることが矛盾しているだろう。それでも俺はーーーーーー

 

 

頼長「確かに俺はあの時お前にそう言った。だが俺が用意したご飯を食べている時の顔を見て、考えを変えた。艦娘には人間のようなちゃんとした感情は持っているってな。そして今日お前が殴られている光景を見て確信した。本当はこんな生活が嫌、てな」

 

赤城「嫌ではありませんよ……私たちは兵器ですから……こんな生活が間違ってるなんてーーーーーー」

 

頼長「じゃあなんで今泣いているんだ」

 

赤城「!?」

 

頼長「嫌なんだろ、あんな生活は。痛いんだろ、叩かれるのは。怖いんだろ、体罰が。誰もが笑って、楽しい生活にーーーーーー」

 

赤城「したいに決まってるじゃ無いですかッッ!!!!!

 

 

俺が最後まで言う前に赤城が叫んで、俺の声をかき消した。

 

 

赤城「ーーーーーーあなたの言う通り嫌なんですッ!!!!あんな生活はッッ!いやなんですッッ!叩かれるのはッッ!いやなんですッッ!提督のせいで仲間が傷つくのがッッ!私だって……私だって、一般の人様達のように笑って楽しい生活がしたいんですッ!!!誰も傷つかない世界で生きたいんですッッ!でももう無理なんですよ!何もかもがッッ……。私達は深海棲艦を倒すためだけに作られた存在……そのため提督からはそれ以外の事なんて私達艦娘には必要ないといわれて、最低限の生活ができるぐらいのモノしか与えてもらえませんでした……私もそれがそれが普通なんだと…当たり前なんだと…思い込んで、自分の心をを閉ざしたんです……だからーーーーーー」

 

 

赤城はそのまま崩れ落ちて泣いた。そんな赤城を見て俺は実感する。やはり艦娘は兵器ではない、ただの1人の女性だ。とーーーーーー

そして俺はそっと赤城を抱きしめた。

 

 

赤城「!?」

 

頼長「大丈夫だ、お前はよく頑張った。もう心を閉ざさなくてもいい。もう怯えなくてもいい。俺がいる」

 

赤城「頼長…さん……?」

 

 

それから俺は赤城と面と向かって話す

 

 

頼長「あと、女性に涙は似合わない。綺麗な顔がもったいない、だから笑え。女性は笑顔が一番美しいからな」

 

赤城「……ッ////」

 

 

そのまま俺は後ろを向いて立ち上がる。

 

 

頼長「それと、これから赤城の知らない世界を俺が山ほど見せてやるーーーーーー」

 

 

そして赤城へと振り返って俺は言うーーーーーー

 

 

頼長「だから俺について来い、赤城」

 

「…ッ/////ーーーーーーーはい…一航戦の誇りにかけて…////」




以上で頼長編の終了となりますが、次回も少し話を入れさせていただきます。
いやぁ〜頼長さんイケメンっすわ〜。俺好きっす!流石漢!自分もこんな男になりたかったですね〜。もう無理ですけど……


テニスコーチ「諦めんなよ!もっとあt(ry」

バスケ先生「諦めたらそこで試合s(ry」


分かってるけどもう無理でしょ!!!!!(泣)
それではみなさん!
次回もお楽しみに☆
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