リアルがかなり忙しくて気がつけば半年ぐらい経過してました…大変申し訳ございません!おそらく今後以降もかなり更新ペースが落ちると思います…。ですが、絶対に失踪はしないつもりですので今後ともよろしくお願いします!
それでは本編スタートです!
拓海「じゃあ俺たちはもう行くから」
秋人「あぁ」
騒がしかった朝の後、拓海達は艦娘のみんなと親睦を深めた。出撃訓練を見学したり、地上でのトレーニングを一緒にしたりとかなり仲良くなれたと思う。だが何故良は電や響のメンバーに好かれているのかが未だに分からない…良曰く「別になんもしね〜よ〜。ただちょっと話を聴いただけ〜」と言って真面目に答えてくれなかった。まぁいいや。そして現在、俺は拓海達を見送っている。
良「じゃあな秋人!次会うときは夏休みだぜ!!」
時音「またね秋人!
秋人「おう!またな良、時音!」
やっぱり時間が経つのが早く感じるな。もうちょっとだけ拓海達と一緒に居たかった。だけど仕方ない、これは俺が選んだ道だから。そして俺が納得するまで絶対に提督を辞めたくない。
時雨「またね時音」
秋人「うぉッ!?時雨いつから!?ーーーーってかみんなも!?」
時雨だけじゃなく他の艦娘たちもが拓海達の見送りに来ていた。たった2日でここまで仲良くするとか…すげーな…流石俺の最高の友達だ!
暁「見送りぐらい別にいいでしょ秋兄」
金剛「そうですヨあっきー!」
電「また来てください良さん!」
雷「私達待ってるから!」
良「おう!今度来るときは違うゲームを持ってくるかんな!」
響「次来たらまた全力で縛り上げてあげるよ良」
良「そん時はお前の弱点の耳をいじってやるから覚悟しとけ銀髪」
相変わらず良と響は仲がいいのか悪いのか分からないな…。まぁ仲がいいことを俺は願っておく。
加賀「拓海さん、また来るのを楽しみにしているわ」
拓海「はい、加賀さん。いろいろとお世話にました」
北上「拓海っち〜、次会ったらまたいろんな話をしよ〜。今度は大井っちも一緒にね〜」
拓海「ああ、その時は俺も楽しみにしとくからーーーーそろそろ行くか」
時音「うん!」
良「だな!」
拓海「じゃあこれで…「ちょ……ちょっと待って…!!」ーーーー?」
拓海達が歩き出そうとした時、隣にいた時雨が拓海達を止めた。
拓海「どうした?」
時雨「えっと…どうしても謝りたいことがあるんだ…」
時音「謝りたいこと?」
時雨「うん…。形がどうあれ、僕達は拓海たちから秋人を奪った側なんだ…だからこっちの勝手な都合だけで秋人を奪ってごめんなさいッ!!………本当は謝って済む問題じゃないのはわかってる…だけどーーーー」
拓海「なんだ、そんな事か〜」
時雨「ーーーーーへ?」
良「もう俺達は気にしてねーよ」
時雨「ーーーで…でもッーーー」
拓海「確かに、あの日急に秋人がいなくなって提督をするって聞いた時は、ムカついたし、海軍本部に乗り込んで抗議しに行こうって思った。今日だって秋人を連れて帰ろうって思ってた。だけど秋人の真剣な目を見て、俺は秋人を応援するって決めた。それにここには秋人が必要だって事をこの二日間ではっきりわかったし」
良「友達が決めた事を全力で応援して支えるのが本当の友達ってもんだろ?」
時音「だからボクたちも秋人が納得するまでずっと待ってる事にしたんだ!ということで時雨、これからも秋人をよろしくね!」
時雨「時音……ーーー分かった、僕にまかせて!」
秋人「じゃあなみんな!」
拓海「じゃあな!」
良「おう!」
時音「またね!」
そして拓海達は歩き出し、俺たちは限界まで門の前で見守り続けた。
時雨「……行っちゃったね」
秋人「…そうだな〜」
北上「なんだかこの2日間だけ凄く短く感じたね〜」
響「イレギュラーみたいな日だったからね、それに秋人の友達も個性的で面白かったし。特に良がね」
雷「そうね!」
電「なのです!」
金剛「またあの子達と会ってみたいデース」
加賀「大丈夫よ、きっと会えるわ。私はそう信じていますから」
暁「それより、早く戻りましょう。次の作戦についても考えないといけないし」
秋人「だな、みんな戻るぞ〜」
そして俺たちは鎮守府の中へと戻っていった。
side out 秋人
side 拓海
秋人達と別れて俺たち3人はまた長い一本道を歩いていた。
良『相変わらずなげぇよな…(苦笑)」
拓海「仕方ない…」
時音「そうだね〜…」
やっぱり鎮守府に続くこの長い一本道はなれない…。普段長距離を走ってるけどこれはまた別の話だ。これはあれだ、多分気持ちの面でなれないんだと思う。ーーーと俺がただ一本道について感想を考えている時、時音から「2人とも待って」と言って俺と良を止めた。
拓海「時音?どうした?」
時音「さっきからずっと見ているようだけど、まだボク達に用があるの?」
時音はいきなり誰もいない方向に向かって話しかけた。一体時音には何が見えているのか…。
良「ちょっ…おい時音誰に向かってーーー」
長門「よく私たちがいると分かったな」
良が最後まで言い終わる前に木の陰から長門さんと陸奥さんが出てきた。なんかこれ昨日のデジャヴみたいだな…。ーーーいや待て。そもそもなんで時音は長門さん達がいるって気づいたんだ?凄くね?
時音「まぁね。ボクの両親の繋がりでサバイバルゲームをした事があるからね。それなりに細かい異変には気づくことができるんだ」
良・拓海「はぁッ!?」
結論、やっぱり時音はチートだ。ほんともう何でもアリだな雨見財閥…。こんななんでもアリ財閥だったら、秋人の提督の件も取り消しすること出来たんじゃね?と密かに俺は思う。
時音「それで何の用かな?」
長門「要件か、そうだなーーーーッ……秋人の友達でいてくれてありがとう、そしてすまなかった…!」
いきなり長門さんと陸奥さんが頭を下げて感謝と謝罪の両方をしてきた。これには流石の俺たちも思考がまぁ停止するよね。
拓海「え…ちょっ…どういう事っすか…?」
陸奥「貴方達に秋人の本当の姿を見せたと秋人から聞いたわ。それでも貴方達は秋人の友達としていてくれた。だから感謝したかったの。秋人を提督を守る側として」
長門「そして出会ってすぐに秋人の友達である君たちに無礼な事を言った。本来なら謝罪だけでは済まされない事だと十分わかっている。それでも私は君たちに謝罪したい。本当にすまない!!」
長門さんと陸奥さんは誠心誠意で謝った。それを見て俺はある事を思う。艦娘って結構純なんだなと。いやこんな雰囲気ぶち壊すような事をして悪いとは思ってる。けどさあまりにも純粋すぎるんだよ。だって普通の人間でもここまで自分のした事を真っ当に謝罪するのはいないぞ…。なんか全ての人間が艦娘さんみたいな性格だと平和でいられるんだけどな…。まぁ一人一人考え方や在り方も違うし、これが在るべき形でしかないから仕方ない。そんな事より、これ以上謝られても何だかんだ罪悪感でしかないからなんとかしないと。それに感謝するのは逆に俺たちの方だーーーー。
拓海「ーーーーもう俺たちはそんな事気にしてませんから顔を上げてください長門さん。いきなりアポも無しに来た自分達にも非があるのでむしろ謝らなきゃいけないのは自分達の方です…」
陸奥「拓海君…」
拓海「それにここの鎮守府にも何かしら事情があるのも何となく解りましたから。だから秋人以外の普通の人間を警戒するのも別におかしい事じゃないですよ。むしろ感謝するのは自分達の方です、いつも海を守って頂きありがとうございます!!」
陸奥 長門「ッ!?」
良「あと、謝る立場なのはむしろこっちの方っすよ…いつも守られてる側なのに、海の事や艦娘に対してギャーギャー言ってますから…」
時音「それに艦娘さんたちを見下す人や怯える人だっています……だからこそボクたちは謝らなくちゃいけない…本当にすみませんでした!!」
俺と良は時音の謝罪に合わせて同時に頭を下げた。そしてしばらくの間沈黙が流れる。だがそれを破ったのは長門さんだった。
長門「ーーーーーまさか君たちが逆に頭を下げてくるなんて思いもしなかった。全く…風の人間たちが君達のような人だったら苦労もしないのだがな…」
拓海「まぁ自分勝手な人が多い世の中なんで仕方ないですよ…」
良「確かに…(笑)」
時音「うんうん」
長門「それもそうだな。ーーー拓海よありがとう、また時間ができれば此処に来てくれ。今度はしっかり歓迎する!」
陸奥「電話とかもしなくていいわ!遠陵せずに来てね、来てくれたらみんなも喜ぶと思うから♪」
陸奥さんと長門さんは笑顔でそう言った。そして手を差し伸べられ俺はその手を掴み握手を交わした。
拓海「分かりました、また絶対に来ます!」
良「また来るんで楽しみにしといて下さいよ〜!」
時音「色々とお世話になりました!」
長門「ああ。またいつかだ!」
陸奥「またね♪」
こうして俺たちは別れた。
以上で49話が終了となります!
出来る限り更新ペースを早くしていこうと思いますが、それでも遅くなる可能性があるので気長に待って頂けれたらなと思います。
秋人「よろしくお願いします」
時雨「よろしくお願いします」
それではみなさん!
次回もお楽しみに☆