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2021/02/03:再分割したので8000~9000文字に落ち着きました。
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1.鎮守府について
1.1 鎮守府
日本の鎮守府は軍令・軍政を行う大本営の下で横須賀・佐世保・呉・舞鶴・大湊・高雄の6つの海軍管区が設けられ、隷下鎮守府の監察・業務指導・表彰・大規模侵攻への対応・輸送・通信事務などを行う海軍区鎮守府(通称:直轄鎮守府)と実戦を行う隷下鎮守府(通称:管区鎮守府)に分類されている。そのうち横須賀海軍区鎮守府司令長官は大元帥が就任する為、副司令長官を実質的な長とすることが慣例である。
1.2 海軍区鎮守府と管区都道府県
①横須賀海軍区鎮守府
東京・千葉・茨城・埼玉・栃木・群馬・神奈川・山梨・長野・静岡・愛知・岐阜・三重
②舞鶴海軍区鎮守府
京都・福井・石川・富山・新潟・滋賀・兵庫・鳥取・島根
③呉海軍区鎮守府
広島・山口・岡山・兵庫・大阪・和歌山・奈良・香川・徳島・高知・愛媛
④佐世保海軍区鎮守府
福岡・宮崎・佐賀・長崎・熊本・大分・鹿児島
⑤大湊海軍区鎮守府
青森・秋田・山形・岩手・宮城・福島・北海道・千島
⑥那覇海軍区鎮守府
沖縄・台湾島(*1)
本土や台湾以外にも千島・伊豆・小笠原・火山・隠岐・大隅・吐噶喇・奄美・沖縄・先島・尖閣・大東(*2)・澎湖らの各諸島や礼文、佐渡、対馬、壱岐、竹島と言ったある程度の大きさで陥落すると困る離島に、規模の大小は異なるがほぼ確実に設置され、沿岸も灯台がある岬・半島には鎮守府が設置されている。また、台湾本島の南東沖にあるかつて原住民の保護を目的として開発を禁止し、文化人類学の研究区域として駐在所のみが設置されていた紅頭嶼は深海棲艦出現後に隣島の小紅頭嶼と併せて根拠地が設置されている。
かつて船舶の往来があった河川や運河には大きさ・艦種の違いはあるもののPT小鬼等の小型深海棲艦が侵入するが国際河川などの大河では巡洋艦以上の大型深海棲艦の侵入も記録され、黄河では軽巡洋艦型深海棲艦が蘭州まで侵入して砲撃を行った事件も発生している。日本においても和船が往来していた内陸の街がはぐれPT小鬼(群ではなく一体か二体)に被害を被ることがあり、小規模な鎮守府(*3)が設置されている地域がある。
鎮守府は軍内部の正式書類では鎮守府・警備府・要港部・根拠地として区分けされ、その中でも軍部から見た重要性や管轄区域の人口・面積によって甲乙丙丁の四種に区分けされている。外部には解り易さを重視し纏めて鎮守府と呼称し、提督や艦娘も公の場以外は鎮守府と呼称している。
南鳥島や沖ノ鳥島にもかつては甲種警備府が存在していたが、1990年代後半の深海棲艦の大攻勢により陥落した。
1.3 鎮守府の経済
鎮守府(とその周辺地域)では貨幣・記念コインなどの臨時補助貨幣及び日本銀行券の他にコインと呼ばれる軍票が使用される。
コインは貨幣・日本銀行券と交換可能で、レートは1コイン=20円となる。
艦娘への初年度一ヵ月基本支給額(初号俸)は7500コインで、これは円換算だと150,000円になる。艦娘にも基本支給額の他に佐官や将官待遇の場合に加算される階級手当や秘書艦や参謀などに就いた際の役職手当と言った諸手当が別途支給される。
少佐待遇の佐官提督への初年度一ヵ月基本支給額(初号俸)は10000コイン(200,000円)となり、一階級上がるごとに5,000コイン上乗せされる。
少将待遇の将官提督への初年度一ヵ月基本支給額(初号俸)は25000コイン(500,000円)となり、一階級上がるごとに7,500コイン上乗せされる。
提督・艦娘共に年間の手取りは国家公務員総合職を1.5~2倍以上上回る額になる。
ちなみに、国家公務員一般職(高卒)の初年度一ヵ月基本支給額(初号俸)は118,000円で、国家公務員総合職(大卒)の初年度一ヵ月基本支給額(初号俸)は174,000円である。
2.艦娘について
2.1 艦娘とは
艦娘は、深海棲艦が確認された後、暫く経った1995年に弩級戦艦を最初に建造した英国で初めて顕現が確認され、その後一月程で仏・露・独・米・日etcの順番で軍艦を自力で建造していた国家で確認された。但し、宗教的概念・文化的背景などで艦娘を自勢力に組み込めたのは日本が最初である。
現在まで艦娘は第二次大戦終了までに正式に計画または建造された艦(未完成艦含む)が顕現している。
艦娘の顕現については一定の資材を投入する建造、海域で艦娘と出会うドロップの2種類が存在する。これは顕現した艦娘との初接触の時に聞かされたことであったが、その事で各国では艦娘を人とするか生体機械とするかで大混乱が生じ、日本でも国民とは正当な手段を持って日本国籍を有している
なお、現在大国となっていたり独立国となっていても第二次大戦中に海軍がなかったり独立していない国家、革命等で戦後に第二次大戦中の国家を倒して成立した国家には旧宗主国や当時の国の海軍の艦も含めて艦娘は顕現する事はない。これは当初ソ連崩壊後に成立した独立国家共同体(CIS)が旧ロシア帝国で建造されていた艦娘は顕現したにも関わらず、ソビエト連邦時代の艦娘が顕現しない理由を探求した結果判明した。この結果を基にCISでは共産党が政権を獲得し、再度ソビエト連邦を成立させ、旧ロシア帝国の継承国家たるソビエト連邦の復活を宣言し国内外に承認された。その結果ガングート級、アドミラル・ウシャコフ級、スヴェトラーナ級のみならずソビエツキー・ソユーズ級、マクシム・ゴーリキー級、キーロフ級、チャパエフ級、クロンシュタット級、スターリングラード級、レニングラード級、グネフヌイ級、ストロジェヴォイ級、タシュケント級やオピトヌイ、キエフ級、SC型、M型、S型、オクチャブリスカヤ・レヴォリューツィヤといったソビエト連邦時代の艦娘も顕現する様になった。しかしナチスドイツを否定した筈のドイツ連邦においてライプツィヒ級やケーニヒスベルク級の艦娘以外に、ナチス・ドイツ成立後に計画・建造されたビスマルク級やシャルンホルスト級、H級、ドイッチュラント級、アドミラル・ヒッパー級、グラーフ・ツェッペリン級、ヤーデ級、Z型、Uボートの艦娘が顕現する理由は不明である。
この事から第二次世界大戦までに戦艦や空母を計画・建造していなければ戦艦娘や空母娘は顕現せず、後から第二次大戦中に計画されていた艦で証拠は云々などと言われていてもその艦は顕現しない事が明らかとなっている。某国では、この艦は第二次大戦中に計画されていた艦で証拠は云々であるから何れ必ず顕現する。等と言われているが1995年以来その艦は顕現していない。なお、某国で言われている艦について、某国が示した『証拠』ではその当時の軍指定用紙に図面が記載されているが、その『証拠』が示されたのは2000年代であり、終戦時の記録には該当する艦は記載されておらず、当時の連合国・枢軸国の記録をあたっても建造或いは計画されたという証拠は挙がっていない。
艦娘は拉致などによりその意に反して母国以外の国家に所属させられると、その顕現する力を失い粒子となって消滅する。日本の竹島防衛戦(朝鮮名称:独島奪還戦)(*4)や中華民国の広州防衛戦(中共名称:湛江解放戦)に見られるように非合法手段による建造を行い奇跡的に成功した場合においても母国の艦娘と遭遇した場合や母国と異なる集団に属していたと艦娘が察した場合、同様の現象が生じている。以上の事から艦娘欲しさに再併合を求める国家もあるが再併合された事例は1995年に英連邦王国を構成していた国家が2000年に大英帝国として再併合された以外に存在しない。また、仮に再併合されてもその地域で嘗て艦艇を建造していないとその地域で艦娘が顕現する事はないとされ、艦艇を建造している場合であっても顕現する艦娘はそこで建造された艦種のみであることは大英帝国での事例から間違いないと言われている。但し再併合した旧宗主国はこの限りではなく、英国本土で顕現した水上機母艦アルバトロスの様に本国で建造を行わず植民地で行っていた艦種が旧宗主国で顕現する事例が多数報告されている。
建造時の艦娘の艤装と生体は同じ場所に分かれた状態で顕現する。その為顕現直後の生体は裸体であり、男性提督は建造に立ち会わない等何らかの配慮が必要となる。生体と艤装の結び付きが安定するまでの2~3日は艤装は使用できず、その間の出撃は行えない。艦娘の艤装は纏っている最中も艦娘の意識に合わせて展開または収納することが可能である。艤装が損傷した場合は取り外して修復し、肉体は専用施設で治療する。
生体のみ顕現し艤装が未発見の艦娘も稀に存在するがすでに他の鎮守府で建造され当該鎮守府では艤装がない艦娘は全て候補生扱いで事務方として活動し、艤装が発見され次第艦娘として活動する。また、歴史上建造または計画されているにも拘らず、艤装が未発見の艦娘も同様に候補生として事務方として活動している。*5
艤装を纏わなければ艦娘はその身体の頑健さも精神も人間の女性と何ら変わらず、指紋・虹彩・耳紋もそれぞれ異なる。また、身体が傷つけば痛みも恐怖も感じる。艤装を纏う事で『艦』娘として活動できるが、生体の状況によっては艤装に纏う事を拒絶され出撃不能になる場合がある。何故このような現象が生じるのかは不明である。
一般に艦娘はボーキサイトや燃料・弾薬を主食とするという話が流布されているが、これは艤装への補給と艦娘本人の食事が混同された結果生まれた都市伝説に過ぎない。艦娘本人は空腹になれば一般人と同様の食事を摂り、ボーキサイトや燃料・弾薬を食べることはできない。また、生理現象として排泄もあり便秘などにもなる。但し艤装の展開時に機関で宿便などの余分な排泄物等を燃やす事もできるので肉体的にはあまり影響はないとされている。
また、ある程度の外見の艦娘は生殖能力もあり、人間化せずとも子供を産むことが可能である。
艦娘の子供が生まれた際、艤装が顕現することはない。親の艤装を使用する事は理論上可能だが2017年現在、成功した事例はない。生まれた子供の成長速度は一般人と変わらず、成人以降の老化速度は若干遅くなるが人間化した艦娘程ではなく、40代が20代に見える程度と想定される。
現役の艦娘が姓名を必要とする際は婚姻・養子関係にある艦娘を除き所属鎮守府名を苗字として艦名を名として使用している。例を挙げると、鹿屋鎮守府の瑞鶴であれば鹿屋瑞鶴。直轄鎮守府の場合も大湊信濃など鎮守府名+艦名を使用している。異動の内示があり異動するまでの間に姓名を必要とする際は異動先鎮守府名が苗字となり、研修・出向中は元々所属している鎮守府名が苗字となる。
2.2 艦娘の引退とその後の生活について
艦娘の引退は、解体や近代化改修による強制的な人間化であり、人間化の際、纏っている艤装は現役艦娘の艤装資材となる。
引退(=人間化)した艦娘は、人間と比べてかなり緩やか(書類上は70代だが外見は20代後半にしか見えない等)であるが、同じように年を取る。老化速度が人間の3分の1くらいの速度と非常に遅いので寿命は理論上は300歳位まであるとされている。
引退した艦娘は外見に応じた年齢の一般人と同じ扱いとなり、記録はそれまでの艦娘簿から戸籍簿に移され正式に日本国民とされ、年齢に応じ参政権も与えられる。また指紋の押捺も艦娘時代から変わらず行われる。元艦娘であることは、参考事項として記載されるが日常生活に支障はほぼ生じない。戸籍を作る際には学力テストがあり、その結果を元に卒業能力(高等小学校卒業相当〜)が決定される為、艦娘にとってそれまでの教育は非常に大事である。
提督の任務の一つに艦娘に対する一般教育もある為、教職免許を持たない提督の多くは師範学校の通信教育も着任と同時に受けている。
2.3 艦娘の結婚と養子縁組について
結婚
女性提督や海防艦娘や駆逐艦娘等との結婚(仮・真)に抵抗を覚える人用に、養子縁組
法律的には(仮)は事実関係的なもの、(真)は戸籍に登録された正式なものとされている。
前述の通りこの世界では艦娘の存在がある為、大凡1:6位で女性の割合が高くなっている。その為、婚姻は男性1人に対し女性(一般人の他艦娘・元艦娘を含める)との結婚が5人まで認められている一夫多妻制になる。
尚、親告罪ではあるが姦通罪が存在し、男女ともに婚約関係の者から対象となっており、公娼制度も存在していないので事実上の婚約(結婚(仮)を含む)関係にある者が居る者が風俗系の店に行っている最中に店が風営法違反で摘発された場合は、罪状に買春容疑等の他に姦通罪も加わる事がある。
艦娘との結婚については年齢規制は存在しない。従って提督の中には海防艦娘と結婚
養子縁組
結婚
結婚艦と養子縁組艦は関係解消後以外、如何なる場合でも提督の手元から動かさない事が明記され、出向や派遣は士官教育・武装指導等限定された目的且つ当事者(提督・艦娘)合意の下で安全に配慮して行われる。派遣されて来た艦娘に別提督の結婚艦や養子縁組艦がいる場合、深海棲艦の襲撃時には該当する艦娘に護衛をつけて最優先で逃がす義務がある。
2.3 艦娘の異動について
艦娘の異動は通常4月と10月に行われ、内示はその一月程前に鎮守府に伝達されるが、提督の昇進や戦死による鎮守府再編が行われた場合や緊急事態発生時には臨時に異動辞令が出る事もある。
異動してほしくない艦娘に対して、提督は艦娘の同意の下でロックと呼ばれる鎮守府専属登録を行える。鎮守府専属登録を行うと、該当する艦娘の異動は行われなくなり、解除を行えるのは実行した提督の他は大元帥と大元帥が許可した側近3名のみとなる。ただし、登録できる艦娘は大本営直轄の海軍区鎮守府(横須賀・佐世保・呉・舞鶴・大湊・高雄)でも50名が限度で、例えば伊豆諸島にある横須賀管区利島鎮守府(乙種根拠地)等では秘書艦(2名まで)を除いて10名~20名程度である。また秘書艦として指名した艦娘も異動は行われないが、指名できるのは2名までで一度指名すると取り消す事はできない。多くの鎮守府で、秘書艦の扱いは正規の秘書艦ではなく、秘書艦業務を行う権限を有する艦娘という扱いであるが、この場合は異動の対象となる。
姉妹艦や仲の良い艦娘同士などで提督が部隊を崩したくない場合、固定編成登録と呼ばれる部隊単位での登録をすることも可能である。この場合異動先には登録された部隊を丸ごと異動させる必要が生じる。固定編成部隊の艦娘を異動させる際、その部隊に鎮守府専属登録されている艦娘がいる場合は異動先鎮守府に専属登録されている艦娘と同じ艦娘がいないと固定編成されている艦娘は全て異動されない。例を挙げると夕立・村雨・春雨・五月雨の第二駆逐隊を固定編成登録していた場合、その夕立に異動の内示が下りたと仮定する。この時固定編成登録されている第二駆逐隊に練度70の春雨が専属登録されている場合は異動先に同練度以上の春雨がいなければ夕立を異動できない。また、春雨がいたとしても夕立が異動する際は夕立以外に専属登録されている春雨を除く村雨と五月雨も第二駆逐隊として固定編成登録されているので一緒に異動となる。異動対象の艦娘を異動直後に解体したり近代化改修で人間化することは艦娘を自勢力に組み込む際の条件として挙げられて以来禁じられている。禁を犯した鎮守府も過去には存在したが、その鎮守府にいた妖精と艦娘が一夜にして消失し、深海棲艦に対抗できずその地域が廃墟と化したことがあり、以後その禁を犯す鎮守府はない。その為、人数制限(海軍区鎮守府でも350名が限度)の事もあり、一定以上艦娘がいる鎮守府からの固定編成登録されている艦娘の受け入れは殆ど無く、固定編成登録された艦娘も異動対象からは外れがちである。
3.深海棲艦について
深海棲艦は1993年8月にビキニ環礁において初めてその存在が確認された。人類に敵対的な生命体と判断され、当初は米国沿岸警備隊、後に太平洋艦隊が【駆除】に当たったが、多機能レーダーやミサイルの無効化等により大損害を被り撤退している。その後、10月には南極海やチャゴス諸島近海、12月にはバレンツ海でも確認され、海上交通網が各地で寸断された。深海棲艦に対しての衛星を使用した探査や電子誘導装置を使用する火器類は無効にされ、有効な索敵方法は衛星を使用しない探査に限定されている。また攻撃は近接戦闘や電子誘導装置を使用しない照準射撃か艦娘による戦闘行為のみ有効となっている。通常艦艇や航空機からの攻撃も電子誘導装置を使用しない照準射撃であれば有効であるが対費用効果が極めて悪い為、艦娘が顕現している国家では通常艦艇は密入国者や重武装の犯罪者を取り締まる沿岸警備、艦娘がいない近隣諸国からの物資強奪を防ぐ為の護衛などに徹している。また気象衛星等の地球観測衛星は運用されているが通信衛星等も含めて本来の用途以外には用いられていない。
4.妖精
艦娘が顕現した際に同時に確認された生命体である。艦娘の艤装を動かしたり鎮守府各所で活動している為、妖精との意思疎通ができることが提督となる最低限の資質となる。艤装妖精(航空兵や整備兵・陸戦隊も含む)以外の妖精(事務員や医師・看護師の他、軍楽隊・憲兵隊・警備隊に所属する妖精)の姿は提督の素質がない一般人にも見え日常会話程度ならある程度行えるが、完全な意思疎通は、妖精同士を除けば提督と艦娘以外に行えない。
妖精は男性型と女性型の二通りの外見を有し、男性型妖精は矮躯でありながら屈強で豊かな髭を蓄えている。女性型妖精は髭のないトランジスタグラマーである。艦娘の艤装を担当している妖精はその大きさに合わせた姿であるが、廃棄や近代化改修などで艤装が資源化すると本来の身長に戻り、鎮守府で様々な活動を行う。鎮守府各所にいる妖精は本来の身長の90cm位で活動している。
艦載機や甲標的に搭乗している妖精は母艦となっている艦娘が健在な限りは撃破されても艦娘の下で復活するが艦娘が轟沈すると艤装を担当している妖精も含め共に轟沈する。工廠や施設にいる妖精は鎮守府が健在で提督が艦娘を自勢力に組み込む際の条件を遵守する限りは姿を消すことはない。
艦娘を建造する工廠は培養槽(SFでありがちな、人一人が入れる筒)と艤装製造機が組み合わさった通称【人工子宮】と呼ばれる機械が2台(最大で4台)設置されている。
資材を機器に投入することで培養槽の中で生体が赤子から次第に成長するが、どの艦種になるかは培養槽に顕現した【核】と呼ばれる細胞状物質に影響される。【核】は培養液とともに保存することはできるが人工的に生産することはできず、その【核】の種類を確実に指定することもできない(*1)
艦種と型は核の種類と投入された資材の配分によって決定される。
該当する艦種に育つと培養槽の壁が開き培養液ごと排出される。これを通称【破水】と呼ぶ。【破水】が起こると建造が終了したことを意味する。
戦艦娘や母艦系娘を建造すると赤子の身体から大人の身体に成長するため時間がかかるので「見ているだけで近所の子供の成長を見守るような気分を味わえる」とは、とある女性提督の談。
艦娘で大鯨から龍鳳のように艦名が変わった艦娘は別人として顕現している。