村雨の日記――研修先での一コマ その1――
7月6日(土)
明日は七夕。研修も
まぁ一日空いているから旅行がてら取りに行くけどね。受け取るものって何だろ?
7月7日(日)
お父さんの依頼で埼玉の小江戸まで荷物の受け取りに行ってきたんだけど、荷物の事はさておき、色々面白かったなぁ。行きは鉄道で丸の内から2時間程で駅に着いたんだけど、時間まで少し余裕があったから駅前で買った芋ババロアとか食べながら街中を観光。唐桟がすっごく安いと思ったら今日は浴衣の日だからみたい。唐桟って平織りの細い木綿糸を使う絹そっくりの風合いの布なんだけど、一反で8,000コインってかなりお得よね。これで浴衣を仕立てても良いかも。とか思っちゃった。それにしても、こんなご時世でも街中は意外と混んでいるのよね。時の鐘とか見て駄菓子屋によったりして、のんびり歩いて小江戸鎮守府に行ったんだけど、郊外にあるとは言っても一時間も歩けば鎮守府が見えてくるのよね。あそこの鎮守府初めて行ったけど、初めはこぢんまりとしていてホントに鎮守府なのかなって思っちゃったよ。中に入ったら辺り一面田圃と畑だし。提督は麦わら帽子とポロシャツとチノパン姿でトラクター運転してるし。どう見ても農家のおじさんだと思って普通に会話して鎮守府の本庁舎に行ったらちょっと前に会ったおじさんが糊の利いた制服に着替えて待ってるんだもん、吃驚だよ。色々とお話したら、お父さんとは士官学校以来の交友関係だって言うし……。お父さん、教えてくれても良かったんじゃない? おまけに色々と初めて聞くことがあって結構ショックだったのよね。向こうの提督はとっくに知っているものと思っていたらしくてかなり慌ててたけど。
……内緒にしたかったのはなんとなくわかったけど、今度帰ったらきっちりと問い詰めなくちゃ。……紀伊さんや笠置さん、
お土産に菓匠右門という地元ではかなり有名なお菓子屋さんの七夕限定の和菓子を貰っちゃいました。
それと、受け取るものがお米20俵って聞いてないよ。おまけに苗木とか野菜の種とか……私、運送屋じゃないよ。
帰りは荷物が多いから川舟を借りて川を使って帰ったんだけど、荒川から八丁堀と京橋川を通って外堀から帰るつもりだったの。でも八丁堀の途中で止められちゃってそこから丸の内までは自分で運ぶことに。とっても重かったよ……。
今度は絶対に断るからね! 手紙書いて置かないと。
7月8日(月)
今日は竹島防衛戦戦勝日で研修もお休み。大本営で半年ほど研修を受けていて気が付いたんだけど、やっぱり大本営だと、4月18日のドーリットル空襲と海軍甲事件とか6月5日のミッドウェー海戦や2月8日のヤルタ会談の内容を小野寺大佐達が暗号解読に成功した2月25日とか軍事的な記念日が多いのよね。他にも南鳥島鎮守府を失った11月10日や沖ノ鳥島鎮守府を失った11月13日も戒めの為の記念日としているの。
そう言えばお父さんの鳥島鎮守府では南鳥島や沖ノ鳥島の失陥した日は特に意識していなかったけど、あれは何か理由があったのかな?
竹芝港に青ヶ島鎮守府までの船便があったから鳥島鎮守府宛で依頼のあったお米とかは全部纏めて送ったけど……無事に着くと良いな。後で連絡しておこうっと。
小旅行ネタ書きたかったんですが、挫折しました。
2018/07/07:こじんまり⇒こぢんまりに訂正