小悪魔村雨の秘密の日記   作:fire-cat

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※この作品は村雨が記している日記です。前話までの世界観等については村雨が生活している世界にとって常識なので当たり前の事として特に本編中に断りは入れていません。



のんびり気ままに書く見た目小悪魔村雨の日記(モドキ)

読む前の注意書き

※何かでか使えるかもと計画のみに終わった艦が名前だけ出て居ることがあります。

以上です


村雨の日記帳(本編)
村雨の日記――12月01日(配属初日)~12月15日――


12月1日(金)

 また新しい鎮守府でお世話になることになった。

 戦争中だから仕方ないとはいえ、私、提督運ないのかなぁ。

 私が良いなぁって思った提督ってすぐに出世して異動しちゃうか戦死しちゃうのよね。

 そのうち悪名が立っちゃうかも。

 それにしても毎度のこととはいえ、配属初日はやっぱり緊張しちゃうな。

 新しい提督がどんな感じの人なのか、ぜんぜん知らないわけだし。

 所謂ブラックだったら最悪だよね。

 でも、仕方ないか。ウジウジしてたって、なんにもはじまらないものね。

 この鎮守府でも迷惑をかけないよう、がんばらなくっちゃ!

 ここの鎮守府って白露型いないのね。早く皆に会いたいな。

 

 

12月2日(土)

 今度の提督、すっごく私に気をつかってくれてるみたい……。

 最初はどこの鎮守府でもこんな感じなんだけど、それにしてもちょっと恐縮しちゃうよ。

 相手の緊張がほぐれるよう、まずは私の方から早く馴染まなくっちゃね。

 そうそう、ここの鎮守府って一人一部屋なんだね。

 よそと比べて随分恵まれている感じ。私に与えられた部屋も居心地よさそうだし。

 そうだ、明日はこの部屋をしっかりと掃除して、自分がリラックスできる居場所になるよう模様替えしちゃおう!

 別にいいわよね?

 

 

12月3日(日)

 さっそく部屋の掃除と模様替えを決行した。

 配属されていきなり部屋の模様替えっていうのも、提督達にしてみればなんだか気分の悪い話かもしれないんだけど、早く自分をこの鎮守府に馴染ませたいから、ちょっと目をつぶっててもらおう。

 それに模様替えといったって、もともと持ち物が少ないんだからお気に入りの風景画を飾ったりしたぐらいで、それほど無茶したわけでもないしね。

 

 

12月4日(月)

 昨日に引き続き持ち物の整理をしていたら、建造されてから3か所ぐらい後に配属された鎮守府の写真が出てきた。

 沖田提督と二駆と一緒に写ってるやつ……。

 なんだか懐かしい気分になっちゃった。みんな、どうしてるんだろう。

 沖田提督も戦死しちゃったって聞いてるし、いずれお墓参りも行きたいな……。ここにもう少しなれたら提督にお願いしてみようかな。

 それとあそこの二駆とはなんとかして会いたいなぁ……。

 ずいぶん雰囲気変わっちゃったんだろうなぁ。

 

 

12月5日(火)

 今日は鎮守府のある街の探検にひとりで盛り上がっちゃった。

 けっこう食べ物屋さんが多くって、周辺はゴチャゴチャしてる。

 食べ物屋さんの人に艦娘さんかって声かけられて素直に答えちゃったけど……。良かったのかな? 過ぎたことは仕方ないよね。内緒にしろともいわれなかったし、皆さん好意的だったし。

 大通りの商店街は普通なんだけど、2軒ほど気になるお店を発見!

 かわいらしい雑貨屋さんとお花屋さん。

 給料が入ったら行ってみようっと。

 あとなぜか電気屋さんと金物屋さんが多いのにビックリした。

 全体的にみた感じでは生活しやすそうな街って気がする。

 深海棲艦から絶対に守り抜くんだ! 

 

 

12月6日(水)

 自分の部屋だけ掃除してるのもなんだかなぁ……なんて思ったから、今日は鎮守府の建物の掃除に汗を流す1日。ちょっとさしでがましいかな、とも思ったけど、私、家事とかかなり好きだから。

 それに厨房の雰囲気もよくわかったから、今度は料理にもチャレンジしてみよう。なんて思っていたら、暁型の雷ちゃんとばったり。雷ちゃんはどこの鎮守府でも変わらないなぁ。思わず頬ずりしちゃった。

 この鎮守府の提督、好きな料理ってなんだろ? お世話になってる身だし、今度つくってあげようかな。なんて雷ちゃんに聞いたら複雑な顔されちゃった。駄目なのかな?

 

 

12月7日(木)

 ビックリした。大本営に異動した提督からアコーディオンが届いたんだもん。

 いらなくなったからって私にくれたみたいなんだけど、すごくうれしかった。

 忘れずにいてくれたんだ、あの頃私がずっとこれ弾いてたのを……。

 新しい提督に煩がられないよう小さな音で我慢しながらになっちゃうかな。

 でも、今日からまた弾けるかと思うと、すごく幸せです! 最高の宝物にします。

 あ、この鎮守府にも那珂さんがいたから、普通に弾いても大丈夫かも。明日確認して見よっと。

 

 

12月8日(金)

 さっそく部屋でアコーディオンを弾きまくっちゃった。久しぶりだから指が思うように動かなかったな。

 那珂さんにアコーディオンの事で弾いても大丈夫か確認に行ったら、ライブに参加させられそうになって焦っちゃった。

 何とか参加は免れたけど、後ろで神通さんと川内さんがごめんねって手を合わせてた。

 また誘われるんだろうな……。

 誘われる前に勘を取り戻さないと。

 それにしてもうれしいなぁ。自分のアコーディオンが持てるなんて。

 夢みたい。よし、給料に余裕ができたら楽譜を買いにいこうっと!

 そうそう、提督から明日から遠征任務への参加も言われてたから、その準備もしないとね。明日の旗艦は香取さんか。水着も準備しちゃおうかな?

 

 

 

12月9日(土)

 アコーディオンの話からうっかりしてて前の提督にお礼の手紙書くのを忘れてた事を思い出しちゃった。

 慌ててさっき「アコーディオンありがとうございます」ってお礼の手紙を書いたんだけど……。

 あれだけお世話になって、さらにアコーディオンまでいただいたっていうのに、こんな大事な事忘れちゃうなんて、ダメだなぁ私って。

 白露たちにも言われてたのにね。

 こういうことはキチッとしとかなくちゃね。反省、反省。

 旗艦が香取さんだったからてっきり南の遠洋練習航海だと思い込んじゃってた。

 実際は防空射撃演習と対潜警戒任務だった。遠くまで行かなくてよかったような、残念なような複雑な気分。

 

 

12月10日(日)

 今日でこの鎮守府にきて10日が経った。

 朝から秘書艦の飛龍さんと五月雨ちゃんから呼び出し。

 五月雨ちゃん、居たんだね。普段見かけないから白露型って誰もいないと思ってたよ。

 何か失敗しちゃったかなとおっかなびっくり出頭したら、意外なこと聞かされちゃった。

 提督の事、公の場では提督って呼んでもいいけど、私的な場ではお父さんって呼べって……。

 どうしてか聞いたら、此処の鎮守府が目指しているものって寝食を共にし互いに困ったことや心配事を相談をする家族みたいな存在だからだって。

 理想的を通り越して夢想的すぎないかな、それって。

 でも、なんかいいよね。私もそこに加わるのか……。

 お父さんて今まで縁がなかったから、改めて呼ぶと気恥ずかしいね。

 なんの面識もない人に向かってお父さんって言うのはどうなんだろ。

 何回か経験すれば慣れるかな?

 

 

12月11日(月)

 提督、私がお父さんって言い出したら、ちょっと恥ずかしそうだったな。

 練習したから、顔に出てないと思うけど、私も未だ恥ずかしいのよね。

 なんだかぎくしゃくしちゃった。ま、仕方ないか。

 そのうちお互い意識しなくなるでしょ。

 だって、これからずっと一緒に暮らしていくんだから。 

 

 

12月12日(火)

 提督って私の事、どう思ってるんだろう。

 今のところ、特に迷惑をかけてはいないし、たぶん煙たがられてはいないと思うんだけど……。

 変に優等生すぎるかな? 私というか、白露型ってよくそう言われるらしいんだけど、本当は外見年齢相応の娘なのに。なんてね。

 ま、いいか。それよりも、早く鎮守府の一員として自然に振る舞っていけるよう頑張らなくっちゃね。

 今日はひたすら座学だった……。身体動かしたいよ~。

 

 

12月13日(水)

 今日も部屋にいる間はアコーディオンを弾く1日。

 曲を弾いてるときって無我夢中っていうか、他のこと忘れて集中できるから、すごく気持ちイイの。もっと提督とコミュニケーションとらなくっちゃいけない……とは思うんだけど。

 あ、提督ってアコーディオンかオルガン弾けないかな?

 士官学校出身なんだからそういった楽器演奏も嗜みの一つだったよね?

 

 

12月14日(木)

 

 

 

12月15日(金)

 昨日は朝から大変だったよ。食堂でいきなり秘書艦仰せつかっちゃった。

 戻ったらバタンキューで日記も書けなかったよ

 今日も秘書艦やらされて、開発建造に追われちゃった。

 建造したら陽炎ちゃんがきたけど、どうせなら夕立か時雨がよかったな。

 

 




長編放り出して新たな物書く。

長編も最後のシーンは書けたのに、そこまでが進まない……。

こっちは何とかなる……と良いな。
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