Rewrite if   作:ゼガちゃん

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いよいよ中盤スタートです


運命の分かれ道④

ぶっちゃけて言おう、ここから先に何が起こるかは朧気ながらに記憶はあるのだが、はっきり言って詳細までは思い出せない状態だ。

「瑚太朗君、また何か考え事?」

さすが幼馴染み・神戸小鳥だ。

俺の心境を瞬時に読み取ってくれる。

そんなところに痺れる、憧れる!!

「ああ……どうするのかは決めてるんだけどな」

「それなら良いけど」

そう、どうするのかは決まっているんだ。

 

 

 

俺の言葉を信じて小鳥は自分の席に戻る。

皆を助けるーーこれは確定事項なのだが……それをするには一度オカルト研究会を潰さなければならない。

しかも自らの手でーーだ。

くそっ、皆を助けたいって気持ちが矛盾してやがる。ジレンマも良いところじゃねぇか。

「やっぱり、何か迷ってるじゃねぇの」

吉野がいつの間にか登校していて、俺の内心を見抜いて来る。

相変わらず勘の鋭い奴だ。

小鳥はちはやと談笑しているのを確認すると、吉野になら良いかと思って話始める。

まあ、真実は簿かすけど。

「なあ吉野、これは仮の話なんだけど……全てを救う為にその全部に共通する居場所を1つ壊さなきゃいけないってなったらーーどうする?」

いつものおちゃらけた俺の悪ふざけでない事に気付くと、吉野も真剣な表情で考えた。

「逆に聞くが、どうして居場所を壊さなきゃならないんだ?」

「そうしなきゃならない事情があるんだ」

「でもよ、その話を聞く限りだと行動を起こそうとしてる奴が居るんだよな? そいつが居るなら居場所は壊れてないじゃねぇか。それに全員が居場所から離れたとしても再び集まるんじゃないか?」

「あっ……」

吉野の言う通りだ。俺はオカルト研究会を潰すつもりはない。

だが皆を助ける為には一度腹を割って話し……そして、俺が皆を繋ぎ止めれば良い。

それまで俺がオカルト研究会を守るんだ。

「サンキュー吉野。やっぱりお前もオカ研に入ってくれよ」

「気が向いたらな……」

いつもの気軽なやり取りではなく、俺の本音をぶつけたものだ。

吉野も真摯に返してくれる。

丁度チャイムも鳴った。

確か次は西九条先生の授業だったな、はあ……色々と考え事があるのに出来なさそうだ。

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