Rewrite if   作:ゼガちゃん

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ここまで来るのに引っ張りすぎた。続きです。


ガーディアンとガイア⑦

「さて瑚太朗、早速説明を要求しよう。彼女に協力して何を企んでいるんだ? ま、まさかハレンチな事を……」

 

「それはないから!!」

 

まあ、ルチアが疑うのも無理はないか。

 

コホン、咳払いをして俺の……俺達の目的を教えてやる。

 

「この『鍵』って呼ばれる彼女、篝に〝良い記憶〟を与える事さ」

 

「? それはどういう事だ?」

 

静流が首を傾げながら問う。

 

知らないから仕方無いなー。きちんと説明せねば。

 

「ぶっちゃけると篝に『心の底から良かった、楽しかった』って思える記憶を渡す必要があるんだ」

 

「ちなみに出来ないとどうなるんだ?」

 

ルチアがご尤もな質問をしてくれる。

 

教える事は憚れるものの、伝えなければならない。

 

「えっと……世界が滅びます」

 

努めて軽く伝えたつもりが……どうやらそうもいかなそうだ。

 

全員が驚いた顔で篝の方を伺っていた。

 

当の本人はお茶を啜っていた。

 

「美味しいです」

 

ほっこりとしてる場合じゃありません事よ。

 

「まあ、それを避ける為に俺は彼女に力を貸してるってのもある」

 

「世界が滅びる事を望んではいないのか?」

 

ルチアが意外や意外と篝に目を向ける。

 

信じられないのも已む無しか。

 

「世界が滅びるのを避けるにはガーディアンのーールチアと静流の力が必要なんだ!!」

 

恥も外聞も俺にはない。

 

最悪の結末を何度か見てきた俺にできる事なんて“これくらいだ。”

 

「頼む!! 力を貸してくれ!!」

 

頭を深々と下げる。

 

嘘偽りでもなく、冗談でもない……この俺の懇願。

 

「頭を上げてくれ瑚太朗」

 

ルチアが言うのでゆっくりと頭を上げていく。

 

「私はお前に助けられたんだ。アサヒハルカの呪いを解いて貰ったんだ」

 

頬を赤く染めて、ルチアが言う。

 

「私も同じだ。コタローには色々と世話になった。今助けなかったら後悔する」

 

静流も覚悟を決めてくれていた。

 

小鳥は事情を全て知るのだ。

 

そして、此処に居るという事は無言での了承に他ならない。

 

ぎるとぱにも小鳥と同じ気持ちらしい。

 

さっきから俺の肩に乗っかってる。

 

涙が出てくる。俺はこんなにも仲間に恵まれていたのだと。

 

「ありがとう。皆」

 

「私からもお礼を言います。ありがとうございます」

 

2人揃ってお礼を述べる。

 

これは感謝の印。素直に伝えられなくてどうするというのか。

 

「ところで瑚太朗君、これからどうするの?」

 

今後の展開を小鳥だって知らない。

 

どうすべきかを聞けば反対意見もあるかもしれない。

 

だとしても、俺は伝えるしかないのだ。

 

「ガイアと協力して欲しい」

 

それは敵対勢力との共存を意味していた。

 

 

 

 

 

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