涙腺が、、ww
では今回もよろしくお願いします
クオン
「うっ、、、ん、、ここは、、?」
ネコネとの戦いの後気が抜けたのか気を失ってしまったクオン
フミルィル
「やっと起きましたねクーちゃん♪勝ったはずなのに何故かネコネさんより起きるのが遅いなんてお寝坊さんにもほどがありますよ」
クオン
「フミルィル、、そうだ、、ネコネは?」
ハク
「心配は無用だ、随分と前に目を覚ましているよ。フミルィル殿、結界の見張りを任せてしまってすまないな。シノノンの面倒もついでに見てもらって大変だったろう、さらにはクオンの看病もな」
クオン
「あぅ、、ごめんね、、フミルィル」
フミルィルはハクの指示により結界内に異変があれば勾玉を通じて知らせるために結界内に残っていた、シノノンも連れていくわけにはいかないのでその面倒も見ていた
そして皆が戻ってきたにも関わらずクオンがネコネと戦ったためその治療も行なっていた
フミルィル
「いえいえ、死地に赴く皆さんに比べたら容易い事ですよ〜」
ドダダダダっ!!
誰かがすごい勢いで走ってくる
ネコネ
「姉様!!ご無事ですか!!?」
クオンが目覚めたと聞き急いで来たのだろう
クオン
「ネコネ、、ネコネこそ、大丈夫?」
ネコネ
「私は大丈夫なのですっ、、でも姉様が目を覚まさないからもしかしたら私が姉様をって、、!」
クオン
「大丈夫かな、ありがとうネコネ。そしてごめんなさい、、、姉失格だね、、」
ネコネ
「そんなことないのですっ!私こそ、、姉様にとんでもないことを、、」
見かねてハクが割り込む
ハク
「2人とも戦わなければよかったなんて思ってないだろ、互いの事をさらに理解できたんだ。だからもう謝るな」
クオン
「う、、うん」
ネコネ
「ハイです、、」
ハク
「自分は先に皆の所に戻る、今後の事を話す必要があるからな、2人とも落ちついてからでいいから来るんだぞ」
そう言うとフミルィルも察したのか二人を残し出ていった
クオン
「ネコネ、、強くなったね、、本当に、強く」
ネコネの頭を撫でるクオン、それはハクがやるのとはまた違った暖かさがあった
ネコネ
「姉様、、、えへへ」
クオン
「ハクのため、、かな?強くなったのは」
ネコネ
「、、、ハイです、姉様から兄様がタタリの浄化をしてると聞いた時、どうしても兄様の力になりたかったです。」
クオン
「そっか、それにしてもビックリしたかな〜。わずか3年で追いつかれちゃったなんて」
ネコネ
「魔力による身体強化はあまり長時間持たないのですよ、だから実際にはまだまだなのです」
そうしてしばらく雑談した後皆のいる所に向かった
ハク
「来たか」
クオン
「ごめんね待たせちゃって、今後の予定、、だっけ?」
ハク
「うむ、特別何かってことはない。やることは変わらんからな。ただ今回皆の成長ぶりを見てな、次は試して見たいことがある。守りに特化した陣形を組みたい」
皆すでに聞いていたのか特に反論することない、ただアトゥイは少々気に入らないのか不貞腐れていた
アトゥイ
「ガンガン前に出れんのはつまらんぇ〜」
さっきからこれしか言ってない
ハク
「そう言うな、たまにはそのつまらん戦も経験しておけ」
アトゥイ
「いけずやなぁ」
そしてハクは細かい指示を出した後皆を帰す準備をしていた
そこでクオンは皆に目配せをし、クオン、アトゥイ、ルルティエ、ノスリ、ネコネを残し帰ることとなる
ハク
「まさかとは思うが、、すでに話がついていると言うわけではあるまいな」
クオン
「さっすがハク、話が早いかな」
ハクが頭を抱えている
ハク
「アトゥイはまぁ、、そうだろうな、、しかしルルティエ、ノスリ、お前達は本当にそれでいいのか?」
ノスリ
「クオンに言われてな、ずっと認めないのもダメだと思ったのだ、私はなハク、お前が好きだ。誰よりも、何よりもだ」
ルルティエ
「私の気持ちは、、エンナカムイの時に聞かれたと思います。ハク様のためなら何だってしたいのです、それがルルティエの、、素直な気持ちです」
ウルゥル、サラァナ
「酒池肉林、主様の到達点の一つです」
ハク
「いや、違うから」
即座に突っ込みを入れるがハクに逃げ場はなかった、なぜならネコネまであっち側にいるからだ
ネコネ
「兄様、英雄色を好む、です。大人しく皆さんを妻にしてあげるですよ。そうすれば皆姉様なので」
ネコネがめちゃくちゃ嬉しそうにしている、全員の妹になる、、それが目的らしい
ハク
「やれやれだな、、クオン、アトゥイ、ノスリ、ルルティエ。覚悟を決めたなら何も言うまい、本来ならば4人同時などありえん事だが、お前達が決めたのならあえて言わせてもらう。お前達を妻にしたいと思う。いかがか?」
クオン
「もちろんかなっ、ハク」
アトゥイ
「ウチも、もちろんハイや!」
ノスリ
「う、、うむ、よろしく頼むぞハク」
ルルティエ
「ハイっ!ハク様、いつまでもお側に」
ハク
「しかしまぁ自分の何処がいいのかね、、」
ハクは自問自答せずにはいられなかった
ハク
「あぁ、言っとくがあくまで自分が現界してからの話だからな、タタリを浄化するまでは油断するなよ」
ハクが4人に気を引き締めてもらうように注意する、、が
ウルゥル、サラァナ
「主様、私達が現実世界へ行けば2人までならここに居残れますが?」
ハク
「ばっ、、お前達、それは言う、、、な、、と」
手遅れだった
クオン、アトゥイ、ノスリ、ルルティエ、ネコネ
「、、、ふーん」
やばい、、やばいぞ
クオン
「じゃあ私はとりあえず確定かな」
アトゥイ
「まぁクオンはんは仕方ないなぁ、ウチも残りたいけどちょっと確かめる事あるから〜ウチとノスリはんは次でええかなぁ」
ノスリ
「な、なぜ自分も含まれるのだ!?」
アトゥイ
「生娘違う言うてたし、確かめたいなぁ〜て」
ノスリ
「なっ、、なっ!」
アトゥイ
「まぁそう言うわけやし、ルルやんが残るとええよ」
ルルティエ
「あ、ありがとうございますっ!」
ハク
「ちょ、ちょっと待て!!あまりにも急ではないか!?」
クオン
「もう諦めるかなハク、私達もそれなりに恥ずかしいのだから覚悟を決めて欲しいかな」
ハク
「ぐっ、、」
さすがに予想外すぎて予感云々の話ではなかった
そうしてその日はクオン、ルルティエがハクと共に過ごすのだった
読んでくださってありがとうございます
相変わらず思いついた事をそのまま書いてるのでとんでも展開になってしまいましたね
さすがに3人の過ごした内容は18禁になるので割愛ですww
外伝とか書ければいいんですけどね