うたわれていくもの   作:病弱マン

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タタリ戦の前に

ハクは勾玉に呼びかけ皆を招集した

 

ハク

「相変わらず遅くなってしまってすまないな。だがそれなりに有益な情報を得ることができた」

 

ハクは人型の統一名称がオーツであること、その総数が34であること、自身が鱗の力により新しく能力が追加されたことを話す

 

ミカヅチ

「ふん、、なかなか順調ではあるな。しかしあの脅威でもまだ実力的には下の方だと言うのは少々今のままでは危険かもしれぬ。」

 

ミカヅチが現状の戦力を危惧していたが

 

ハク

「うむ、だがそこは今気にしても仕方なかろう。やつらが一斉に来なければ各個撃破を徹底する。次からは絶対に逃さん、だからこそ防衛陣を主に作戦を立てる。皆が連携できるようにな」

 

アトゥイ

「まぁそれなら仕方ないなぁ、つまらんとも思ったけどオーツと戦えるなら案外そっちのが楽しそうやしなぁ」

 

アンジュ

「しかしハクよ、呼び出しはもうちょっと頻繁にはできんのか?タタリの数もまだまだ多いのじゃろう?こう数日おきにだとタタリの全浄化にかなりの時間がかかる。最優先事項とは言え皆もいつまでもこの国におれるほど時間があるわけではない」

 

ハク

「ふむ、、、」

 

ハクがクオンとルルティエに目をやる。自分達の欲のたまに今回の招集は遅れた。それを理解している2人、次からはないようにアトゥイ、ノスリにも注意しとくようハクから言われたそうだ

 

ハク

「、、、ふぅ、いやなに今回はキステラによりいつもより時間をとられたゆえな。次からはもう少し早く招集できよう。この面子であればそう長くなりはしないと読んでいる、現状そちらの世界の仕事がなかなかできないのもすまないと思っている。だがどうしても某1人では解決できなくてな、、すまぬがあと少しの間、力を貸してくれぬか?」

 

ハクが頭を下げてお願いする

 

アンジュ

「い、いや!頭を上げよハク、意地悪を言ったつもりではない、余はもちろん皆もタタリの浄化が最優先なのは変わりないのじゃ!だからこそ元の仕事についてもしばらく他の者に任せておるのじゃ、だがいつかどうしても余を必要とする仕事があるゆえな、、」

 

ハク

「あぁ、その時はそちらの仕事を優先してくれて構わない。皆も同様だ、そちらの世界の平和を守るのもまた大事な事だからな」

 

クオン

「まぁ私はこの件を解決するために来てるからその点では大丈夫かな」

 

ルルティエ

「私も事情を家族に伝えてきてるので大丈夫です」

 

ネコネ

「エンナカムイでの仕事は比較的暇なのです、キウルに頼んでいつ戻るかわからない任務に出ている事になってるので心配いらないですよ兄様」

 

キウル

「あはは、暇とは言えネコネさんに抜けられると皆さん落ち込んでましたけど。兄上、自分もいつでも協力したいところですが、皇ゆえ、、たまに抜ける事があるかもしれません、、」

 

ハク

「ありがとなキウル、エンナカムイは自分の故郷だと思っている。だからそんなに申し訳なさそうにするな、な?」

 

キウル

「は、はい!」

 

ハク

「クオン、フミィルィル殿、ルルティエ、ネコネは大丈夫と言う感じだな、他の皆はそれなりに立場があるだろう、最後の戦いともなると全員に来てもらうことになるが、それまでは来れない者は強制はしない。そちらの仕事も大事ゆえどちらを優先するかはよく考えて決めてくれ」

 

皆ずっと協力したいと言う気持ちがあるのはハクも理解していた、だが自分の帰る世界でもある。それを考えると強制などできるものではなかった

 

???

「ふむ、ならばそちらの仕事は我らが請け負うか」

 

ハク

「何奴!!?」

 

いきなり声が聞こえた、皆視線を声の主に向ける

 

クオン

「お!お父様!?」

 

そこにはハクオロの姿があった

 

ハク

「、、、なるほど、貴方であれば自分の力無しでもこれるか、、先代」

 

ハクオロ

「ふ、、驚かせてすまないな。なんとか自分用の勾玉を用意できたのでな、さて」

 

ハクオロはアンジュの元に向かう

 

ハクオロ

「ヤマトの聖上、お久しぶりでございます」

 

アンジュ

「同盟国ゆえ堅苦しい態度も必要ないぞ、2年ぶりかの」

 

ハクオロ

「それではそのように。視察に来られた時以来であるな」

 

アンジュ

「うむ、それで?其方が請け負うとはどういうことじゃ?」

 

ハクオロ

「此度の件、こちらのタタリ浄化に専念したいと思ってな。ヤマトの仕事を全部我らトゥスクルの者で請け負うと言うのはどうかと」

 

アンジュ

「いくら同盟国と言えど難しいであろう。余ら其方らを信じておるが民にとっては面白くないかもしれん、最悪同盟関係を継続できんかもしれぬぞ」

 

ハクオロ

「無論トゥスクルの者がヤマトの政務や会議などしたら民に不信感を買おう、あくまで影武者を使うだけだ。こちらにはそれを可能とする術がある、いかがか?」

 

ここでハクが割り込む

 

ハク

「先代よ、あくまで仕事を請け負うだけなのだな?」

 

ハクオロ

「ハクよ、これは私の罪滅ぼしだ。其方にすべてを押し付け私だけが幸せになる、さらには娘の幸せすら奪って、、な。そんな無責任な親になるつもりはない、だめか?」

 

アンジュ

「ふむ、、本気みたいじゃな。ムネチカ」

 

アンジュがムネチカに確認をとる

 

ムネチカ

「本来であれば言語道断、一考にすら値しませぬが。今回に限っては受けても良いかと」

 

アンジュ

「うむ、ではハクオロよ。お願いできるか?」

 

ハクオロ

「うむ、任されよう。其方らが帰って来るたびに報告は必ずさせる。安心されよ」

 

クオン

「お父様、、、ありがとう、何から何まで、、」

 

ハクオロ

「言ったろう罪滅ぼしだと、早く終わらせて戻ってくるといい、皆も待っている」

 

クオン

「うん、お母様達によろしくかな」

 

ハクオロ

「うむ、それでは失礼するよ。」

 

そう言い残すとハクオロは元の世界に戻って行った

 

ハク

「ほんと食えない御仁だ。まさか自分の許可なくここに来れるとはな」

 

アンジュ

「じゃがこれで心配事はなくなった、心おきなく浄化任務に専念できるのう!」

 

皆浄化に専念できると分かると一斉に気合が入るのだった

 




お疲れ様でした

新年はいつも4日か5日に焼肉に行きます
もはや恒例行事ですww

ちょっと忙しくなるので更新が遅れるかもですができるだけ毎日更新するつもりです

それではまた
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