うたわれていくもの   作:病弱マン

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ちょっとネタを考えるのに時間を要しています、更新遅れてごめんなさい


作戦前日

ハクはその日の仕事を終え少々考えこんでいた

 

ハク

「、、どうにも腑に落ちんな、、なぜオーツは結界に対して攻撃してこない?見回りの仕事をクオン達に任せたのは襲撃を想定していたからだが、、一向に攻めてくる気配がない」

 

そう、いくら結界とは言え場所は割れている。それなりに強固に作ってはいるがオーツが複数で一点攻撃を仕掛けてくれば恐らく防げない

 

ハク

「自分達は取るに足らない存在だと思われている?だがバムナー達はそれなりに警戒していた、、やつら程度の認識なら信用に足らないのか、、いや、しかし」

 

ハクは考える、しかし可能性としてあげていくとキリがなかった

 

その様子を少し離れて見ていたクオンとネコネ

 

クオン

「なんか考え込んじゃってるみたいかな。あの人はほんとそういう所治らないんだから」

 

ネコネ

「兄様の悪いとこでもありますが、、カッコいいのです」

 

クオン

「そ、、それは確かに、、顔が真剣だからかな、、」

 

そう話しているうちに、頭を掻き毟りながらわからんと言わんばかりにこちらに向かってくるハク

 

クオン

「ああいうオジサンくさいところも何と言うか、、」

 

ネコネ

「わかるですよ姉様、古文書に書いてあったです。あれはぎゃっぷと言うらしいです」

 

クオン

「ぎゃっぷ?」

 

ネコネ

「ハイです、何でも普段見せないそぶりを見せたり意外な一面を見た時の表現らしいのです。女はそういう男性にトキメクとあったのです」

 

クオン

「なるほど、さすがオンヴィタイカヤンかな、、そんな表現すらちゃんとあるなんて」

 

2人はどうでもいいような知識を得ていた

 

ハク

「どうした2人とも、なんか目がキラキラしているが?」

 

ハクが2人の元に着くと2人は話を逸らしはじめた

 

クオン

「乙女の秘密かな、いくら夫でも言えない事もあるから。許してねハク」

 

ハク

「ふむ、まあいいか。なんでもかんでも話せとは言わんよ。では少し自室に戻る、何か用があるなら来るといい」

 

そう言ってハクは自室に戻る

 

クオン

「秘密と言われて問い詰めない寛容さ、、、なんであんなに完璧なのかな、拾った時はあんなに頼りなかったのに」

 

ネコネ

「姉様、、拾ったって、、でもまぁ確かになのです。会ったばかりの兄様は頼りなかったですから」

 

2人は昔の事を思い返していた

 

クオン

「どんどん逞しくなってはいたけど、やっぱり仮面をつけてからかな。」

 

ネコネ

「そう、、ですね。ほんとに悪い事をしたと思ってるです、、」

 

ネコネはハクにオシュトルのなりすましをさせた事を思い出し顔が曇る

 

クオン

「ふふ、過ぎた事かなネコネ。まだ不確かかもしれない未来だけど私達はもうハクの妻だから、きっと明るい未来にしてみせるかな。だからハクがオシュトルの真似をしていたのは無駄じゃないよネコネ」

 

ネコネ

「は、ハイです。私もいつまでも兄様と呼んでいてはいけないですね。」

 

クオン

「うーん、それはいいんじゃないかな。ネコネは兄妹の関係も望んでるんだし」

 

ネコネ

「そ、それはそうなのですが、、我儘ではないのかと、、」

 

クオン

「ハクはそれをちゃんと受け入れたのだから大丈夫かなきっと」

 

そう聞くとネコネの顔は明るくなった

 

クオン

「ふふ、そうそう。ネコネは笑顔が1番なんだから」

 

そうしてしばらくの間女子の会話が続くのだった

 

 

ハクの自室にて

 

 

ハク

「報告通り、やはり結界に異常はなかった。つまりオーツは結界に攻撃を加える意思はない、、理由がわからんのがぞっとしないな、、」

 

だがその割には皆を初めて結界内に招いた日はオーツとキステルが攻めて来ていた、だからこそ見回りを頼んだのだが

 

ハク

「なぜあの最初の時だけ、、理由があるはずだ、、キステルがわざわざ連れて来られたくらいだ。考えろ、、」

 

ハクは思考を巡らせる、、

 

ハク

「キステルは獣型だった、だがオーツの弟だった存在だ、それを捨て駒のように使うか?倒される前提で送られて来たのは明白、、、そして何より鱗を残しヤツラの情報をこちらに流れた、こっちに有利でしかない。」

 

あまりにも不自然だ、キステルはおそらく何も知らなかっただろう、ハクはキステルの兄がこちらに何かしらの接触を試みていると仮定しだす

 

ハク

「仮に味方になったとしてもタタリである以上は浄化をしなければいけない、、どういうつもりだ」

 

少しづつ紐解いていく、、

 

そこにクオンの声が聞こえた

 

クオン

「ハク、、今大丈夫?」

 

ハク

「クオンか、入るといい」

 

クオンが入ってくる

 

ハク

「ネコネも一緒か、どうしたのだ2人して?」

 

クオン

「あのねハク、さっきこれを拾ったのだけど、、」

 

ハク

「勾玉、、?なぜだ?力を送っていた時は全部あちらにあるのを確認している、、2人のものでもない、、、、」

 

ハクはそこで気付く

 

ハク

「、、、またか、、出てこい先代」

 

ハクオロが姿を現わす

 

クオン

「お、お父様!?」

 

ハク

「此度は何用だ?つまらん事ならまた強制的に帰すが?」

 

ハクオロ

「待て待て!今回はちゃんと理由がある!まったくあの時はベナウィに殺されるとこだったぞ」

 

ハク

「自業自得だ、労働の有り難みを味わえと言っただろう」

 

ハクオロ

「ぐっ、、正論すぎるぞ、、」

 

ハク

「まぁいい、それで話とは?」

 

ハクオロ

「実は、各地で徘徊しているタタリが少し凶暴性を増しているらしい。こちらに異変があるのではと思ってな」

 

ハク

「、、、こちらに異変は今のところない、、が。そちらで異変があったのなら恐らくはバムナー達と連動しているタタリだろう。どうやらヤツラとの決戦は次とみた」

 

クオン

「いよいよかな、、」

 

ハク

「うむ、今日は2人共ちゃんと休めよ。先代、情報感謝する」

 

ハクオロ

「うむ、さすがにこれ以上ここではサボれんか」

 

ハクは無言で帰界の術を使う

 

ハクオロ

「しまっ!!」

 

シュン!!

 

ハク

「クオンよ、自分が言えた義理でもないが、、どうにかならんのかあの男は?」

 

クオン

「あ、、あははは、、、ごめんなさい」

 

そして3人は英気を養うために自室に戻った

 

 

 

 

 

 




お疲れ様です

いつも読んでくださってありがとうございます

誤字脱字あったら申し訳ないです
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