よろしくお願いします
引っ越しから2週間が過ぎた
それまで療養していた者達も回復し今か今かとハクからの招集を待っていた
だがミカヅチだけは回復までかなりの時間を要していたため自身の勾玉をシスに渡しひたすら寝たきりであった
はずだが
やはりサコンとなり街で飴細工売りをしていた
アンジュ
「まったく、ミカヅチにも困ったものじゃ、、安静にしておけと言うておいたのに」
ムネチカ
「まぁ息抜き程度ならよろしいでしょう。しばらく戦える身体ではない以上何かしていないと気がすまない性分でありましょうから」
アンジュ
「下手に落ち込まれるよりかはマシと言う事かの。しかしムネチカよ、、お主まで余のハクを、、、裏切られた気分じゃ、、」
ムネチカ
「申し訳ありません、小生も最初はどうかと思ったのですが聖上の叔母になれると思うと、、、その、、断りきれなかったと申しますか、、」
アンジュ
「ふむ、、それはそれで悪くないの。ハクはおじちゃんと呼んでいたがムネチカはおばちゃんと言うよりかお姉ちゃんと呼んだほうがよいかの?くっくっく」
ムネチカ
「身に余る光栄!如何様にも呼んでくださればよろしいかと!」
アンジュ
「あぁ、固い固い、、もっとこう家族らしい触れ合いの方が好みじゃぞ余は」
しばらくは進展しそうにない2人
アンジュ
「じゃがまぁ、、そうか、家族が増えるのは良いことじゃな。うむ」
そして次の瞬間勾玉が光る
アンジュ
「ふむ、、やっとか」
そして皆新しい結界を張った異界へと転移する
ハク
「久しぶりだな、皆十分休めた、、か、、シス殿?」
ハクはシスがいることに驚いた
ハク
「なぜシス殿がここに?見たところミカヅチがいないようだが、、、まさか」
シス
「ハク様、ミカヅチ様はしばらく戦える状態ではないため勾玉をミカヅチ様より託されました。ミカヅチ様には遠く及びませんがどうかこのシスも戦いに参加させてくださいませ」
ハク
「そうであったか。いや戦力が増えるならばありがたい、シス殿であれば実力も申し分ないだろう」
ハクはルルティエに目をやる、ルルティエはただただニコニコしている。
どうやらこっちもまた話がついているようだ、、
気をとりなおし話を続けるハク
ハク
「待たせておいて何だが今回出撃はない、もはや獣型は言うほど多くはないのでな、残り31人のオーツのみを標的とする。もちろん一斉に叩くことはできん、確実に1人ずつ減らしていく」
皆それには同意していた
クオン
「でもどうするつもりかな?相手もバカじゃないしなかなか単独行動はしないと思うし」
ハク
「無論策は考えるが、おそらくバムナー達同様数人で行動はするだろう。だがそうであっても数を減らす事が大前提だ、数人で動くなら数を減らせばだいぶ状況が楽になるはずだからな」
ネコネ
「了解なのですよ、必ず兄様の力になるです」
ハク
「そして、前回キシタルと戦った時に気づいた。今のままではおそらく負けるだろうと」
一同
「!!?」
ハク
「少し時間がかかるかもしれないが、更なる特訓が必要と判断した、自分にもな。招集は今までと変わらず続けるがしばらくは戦いに行かず各々鍛錬に励んでもらいたい」
皆前回の戦いを見ている以上納得するしかなかった(シス以外)
ハク
「本日はこれだけだ、皆ご苦労であった。」
そう言うと皆各々帰っていった
そう、5人の妻、シス、ムネチカを除いて
ハク
「結局誰かは残るつもりなんだろう?双子には先に帰らせたが今回は誰が、、、、ん?」
なぜムネチカが?ハクは混乱していた
クオン
「あ、ハク今回はシスさんとムネチカが残るから」
ハク
「クオンはんや、これはどういうことかの?」
思わずジジイのような口調になるハク
クオン
「まぁ言った通りかな、それじゃ2人共、頑張ってね」
そう言うとクオン達も帰っていった。ムネチカ、シスを除いて
ハク
「シス殿はまぁ、、聞いていたが、、ムネチカ?何か弱みでも握られているのか?」
ムネチカ
「しょ、、小生も、、女ゆえ、、な。きっかけは確かにクオン殿から持ちかけられたからだが、ちゃ、ちゃんと小生の意思でここにいる、、ハク殿、小生では、、だめか?」
ハク
「い、いやもちろんダメではない、ムネチカさえよければ自分も問題はない。だが意外だったのでな」
ムネチカ
「と、、とりあえず、今日は、、よろしくお願いする、、」
ハク
「うむ、、、そしてシス殿」
シス
「はい♪ハク様、シスはとうとう貴方様と結ばれるのですね、この時をどれほど待っていたか」
ハク
「そ、そうか、だがよいのか?自分はオシュトルではないのだが?オシュトルの名を語り貴女を欺いた張本人だぞ?」
シス
「その経緯はもう聞き及んでおります。誰が貴方様を責められましょう、それに、、あの時手を差し伸べてくれたのは間違いなく貴方様なのですから」
ものすごくウットリしている
ハク
「そ、そうか。正直貴女たち2人が同時に残るのは想定していなかったのでな。かなり驚いているのだ」
ムネチカ
「そ、そうであろうな、、だが決意は変わらぬ。ハク殿、其方の愛を小生達にも分けてはくれまいか」
シス
「事情は聞いております。こんなに妻が増えてはさぞかし大変でしょう。今晩は必ずしていただきますが、以降はハク様の体調を第一に考えます、ですからどうか安心なさってください」
ハクは予想以上の良妻っぷりに脱帽していた
ハク
「ありがとう2人共、こんな節操のない自分でよければ今後ともよろしく頼む」
ハクはどうにも結婚と言うものがわからなくなっていた。
だが自分を想ってくれている者を無下にもできず、何なら揃いも揃って美人ばかりである。断れるはずもない、、クオンが提案したあの時からこうなる事は決まっていたのだ
ハク
「こうなったら全てを受け入れる気でいないといかんな。まったく、、死ねない理由がどんどん増えていくな、、」
そうして3人は寝室へと向かった
さすがに眠くなってきましたww
お疲れ様でした