うたわれていくもの   作:病弱マン

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真実

ハク

「もはや強制的に帰すのも面倒になったな、、昨日に続きフミルィルが仕事を請け負ってもらってはいるが、、」

 

毎度の事ながらハクオロがサボりに来ていた

 

ハクオロ

「私が提案した事とは言えベナウィの持ってくる仕事量は其方が考えているよりかなり多いのだよ、片付いたと思ったら倍の書簡を運んでくる、、たまにはオボロにもやってもらわんとな」

 

ハク

「やれやれ、アンタの記憶は仮面を通して流れてきたが慕ってくれている弟分もかわいそうなもんだ」

 

そんな他愛ない話をしていた時だった

 

ハク

「これは、、」

 

キシタルがまた結界内に入ってきた事を察知する

 

ハク

「すまんな先代、少し情報を仕入れてくる。」

 

ハクはキシタルと秘密裏に相手の情報を仕入れている事を話す

 

ハクオロ

「よければ私も連れていってはくれないか?少しそのキシタルとやらと話してみたい」

 

会う時は1人だけと約束している事を話すが聞き入れてもらえずハクは念話によりキシタルに確認をとる

 

キシタル

「その男、、もしやアイスマンか?」

 

ハク

「!?、、、そうだが、、」

 

キシタル

「いいだろう、連れてこい」

 

ハクはハクオロに会話の内容を伝えた

 

ハクオロ

「私を知っているか、、研究員絡みかもしれないな」

 

行ってみないことには始まらない、2人はキシタルの元へ転移する

 

キシタル

「来たか、お前がハクオロ、、素顔を見るのは初めてだな。仮面を付けていた頃しか知らないが、なるほど」

 

ハクオロ

「キシタル、、と言ったか。人型とは言え姿形は人間とは少し違うのだなオーツとやらは」

 

お互いの顔を認識する

 

キシタル

「人の頃のままのオーツも存在するよ、俺は違うが。にしても、まさか再び話すことになるとはな。」

 

ハクオロ

「先程からの口調、やはり面識があるのか?悪いがその姿では検討もつかない。名前も聞き覚えがない」

 

キシタル

「くっくっく、それもそうだろう。姿形はもちろんオーツになった事で人の時より凶暴性が増しているからな、あの時の俺だとは想像もつかないだろう」

 

ハク

「もったいぶるな、いい加減教えて欲しいもんだ。先代の記憶なら自分も知っているからな、話にはついていける」

 

キシタル

「そうか、その仮面はほんとに多機能だな。そういった面での研究はしなかったから驚きだ。あまり人の頃の名は思い出したくもないが、俺の本来の名は、、、ミズシマと言う」

 

ハクオロ

「なっ!?」

 

ハク

「ミズシマだと!?先代が実験されていた頃の、、!?」

 

2人は驚きを隠せないでいた、なぜならハクオロを逃した際に死んでいてもおかしくないと思っていたからだ

 

キシタル

「処刑はされずにすんだのだがな、犯罪者は犯罪者だったので牢の中で暮らしていたよ、人類が液状化した時俺はすぐにわかったよ、、アイスマンは捕らえられ、彼の逆鱗に触れたのだと、、な」

 

ハクオロ

「そして、、あなたも、、ですか」

 

キシタル

「自分で言うのもあれだがな、強靭な意志とでも言うか、かの大神の呪いを食いつぶしてやったわ。だがそのせいか性格は見ての通りよ、弟は耐えきれずオーツにはなれなかったがな」

 

ハク

「キステラ、、か」

 

キシタル

「せっかくだったからな、名前も新しくつけてやった」

 

ハク

「しかしまぁ、、偶然なのか?これは」

 

キシタル

「どうだろうな、そこまでは俺にもわからん、、、しかしそうだな、アイスマンがいるなら、、話さねばならんか、、」

 

キシタルは少し間を置き、静かに口を開く

 

キシタル

「我らが総大将、、だが、オーツでは、、ない」

 

ハク、ハクオロ

「!!?」

 

キシタル

「オーツとは元人間が呪いを受け、耐えた者だ。現存するのは俺を含む29人だな。内7人は総大将の守護をしている最強のオーツだ、だが総大将はこの29人に含まれない」

 

ハク

「つまり総大将は人間では、、ない?、、まさか」

 

キシタル

「そう、、亜人だ。今現実世界で人として暮らしている存在と同じ、、な」

 

ハクオロ

「だがそれならば、その者は倒さなくてもタタリの浄化には関係ないはず、タタリは人の成れの果てなのだから」

 

キシタル

「それがそうでもない、あの方は一度死んだ身だ。それをアイスマン、君があの時蘇らせたのだ。人の願いを歪んだ形で叶えた時に、彼女を生き返らせる事を、、そして蘇った彼女は亜人である事を悔い、人になりたいと願った。人になった彼女の末路が、、今の我らの総大将だ」

 

ハクオロ

「、、ま、、まさか、、」

 

キシタル

「そう、、3510号、、、ミコト、、それが総大将の名だ」

 

ハク

「なるほど、、他のオーツとは経緯が違いすぎる、、そしてその強靭な意志もおそらく桁違い、、か」

 

ハクオロ

「本当に、私の過去は罪だらけだな、、」

 

それを聞いたハクはハクオロの頭に手刀を入れる

 

ハクオロ

「ぐっ、、!!お、親に向かって何をする!?」

 

ハク

「アンタの罪も何もかも自分が継いだだろうが、背負うのは自分の仕事だ、アンタはもう現実世界で書簡に追われていればいいんだよ」

 

ハクオロ

「ハク、、、すまない。どうか、、彼女を、頼む」

 

ハク

「それでいい、必ずなんとかしてやる。それが終われば今度は星に押し付けてやるんだからな」

 

キシタル

「くっくっくっ、不思議と説得力があるな貴様は。どこまで力になるかわからんが力が必要になった時に俺を殺せばいい。俺の力を使えるようになるからな」

 

ハクオロ

「ミズシマさん、、、」

 

キシタル

「キシタルだ、その名はもう捨てた。君がハクオロであるように、そいつがハクであるように、、な」

 

ハク

「さて、少し長くなったな。あまりしんみりとするのもあれだからな。今日はもう解散だ。」

 

キシタル

「そうだな、近いうちにガシャグラが邪魔すると思うが今度はちゃんと倒せ。ガシャグラの能力は単純に力を増幅させるものだからな、単純かつ便利だ。いいな、必ず倒せ」

 

そう言うとキシタルは去っていった

 

ハク達も結界に戻りハクオロは現実世界に戻った

 

ハク

「キシタルは信用しても良いと言う事か。だが奴らを倒すのはあくまで自分達だ。特訓は続けなければな」




ちょっと登場人物にスパイスを加える感じになりましたね

できるだけ偽りの仮面〜二人の白皇にするつもりだったんですが、、やっぱりハクオロを出す以上、、、って感じでやろうかなと

ま、展開がさらにややこしくなっちゃうんですがねww

来月発売のうたわれはトリロジーボックス買いますww
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