ヴライ
「ハクよ、特訓に付き合えぃ。汝が力この身で確かめさせてもらうぞっ」
いきなりヴライからの呼び出し、嫌な予感は的中した
ハク
「お前、、特訓と称して本気で殺るつもりだろ、、」
ヴライ
「特訓とはさらに強くなるために行うものよ、そこに手を抜くなどありえぬ。死んだのならそこまでだったと言うこと、それだけだ」
うん、これっぽっちも分からんと言ったような顔をするハク。
しかし特訓は必要であるため渋々であったがこれを受ける
オシュトル
「ヴライも仮面を授かっているからな、気を抜くと殺られるぜアンちゃん。俺も見届け人として注意して見ておくが、基本的には自分でなんとかするこった」
またあの兄貴は、、と言いながらヴライ、オシュトル、そしてルルティエ、フミルィルも一緒に特訓用の場所へと転移する
ここ数日心置きなく休めたおかげか体が軽い
ハク
「やはり休みも必要ということか、これならば」
ハクは自力で強化の術を使うことに成功する
ハク
「ふむ、、こんなものか」
双子から受けたのはあくまでも双子の力が流れ込んでくるためそれを受け入れるには体に負荷がかかる、だが自分で使える場合は別だった
今までは双子ありきで事にあたっていたため考えたこともなかったが札に頼ってばかりではいざという時に対応できないため自身で使えるようにならねばと考えていた
休んでる間に術の使用だけはできるようにしておいたのだ
ヴライ
「その姿、良いぞ、、ならば我も手加減などしてはおれぬ!!」
ヴライは仮面を装着する、完全に特訓の域を超える殺気
発する気が視認できアクルトゥルカの形を成していた
ハク
「これはまた、、ヴライ、先に言っておく。殺してしまっても知らんぞ」
ヴライ
「ぬはははははは!!ぬかしたな!!行くぞっ!!」
二人の殺し合いとも言える特訓が始まった
オシュトル
「、、、、さすがヴライか。しかし」
ヴライはハクの攻撃を受けつつも御構い無しに攻撃を仕掛ける、、がハクの攻撃は決して軽いものではない、徐々にヴライの動きが鈍くなる
ヴライ
「ぬぅっ、、さすがは帝の弟だけはある、、だがっ!!」
アクルトゥルカの形をしているヴライの気がヴライの体を覆い始めた
そこにはハク同様人のままで姿形を変えたヴライがいた
ハク
「これは、、」
オシュトル
「アンちゃんよ、アクルトゥルカになれないだけで力自体は使えれば可能な事だ。むしろ本来ならその使い方が理想だったそうだぜ、あの方曰くな」
ハク
「なるほど、ならばその力、、超えさせてもらう!」
ヴライ
「やってみるがいい!!やれるのならばな!!」
激しい戦いが繰り広げられる
ルルティエはもちろんフミルィルまでも心配で倒れそうになった
オシュトル
「気丈に振舞わられよ、お主達の信じたあの男ならばこんな特訓などで死にはしない」
オシュトル
(さすがヴライだが、、ハクめ、末恐ろしいやつよ。すでにヴライの動きを掴んでいる。この距離で見ているから気付けるが、おそらくヴライはまだ気づいていない)
ハクはヴライの攻撃をひたすら躱し時折反撃に出る
ヴライ
「どうした!!その程度の攻撃では永遠にこの身を倒す事は叶わぬぞ!!」
ハク
「そうだな、だが次で終わりだ」
ハクはヴライの攻撃を避けながらも地面に書いた術式を発動する、さらに手には血で書いた術式も同時に発動
鎖で動きを封じられたヴライ、そして手に発動した術式によりハクの腕はさらに禍々しく変化、強烈な一撃がヴライに入った
ヴライを繋いでいた鎖はかなり強烈な拘束力を持っていた、、がハクの一撃に鎖が耐えきれず鎖は千切れヴライは吹っ飛んでいった
ヴライは気を失い姿が戻っていた
ハクも元の姿に戻る
オシュトル
「大丈夫かい?アンちゃん、ヴライはまぁ、気絶だけみたいだな」
ハク
「あぁ、まったく、、一歩間違えば危なかったな」
そう言うや否やルルティエとフミルィルが駆け寄りハクに抱きつく
オシュトル
「すまねぇな、邪魔しちまって。俺はヴライを担いであの世に戻る。次は家族皆でなアンちゃん」
ハク
「あぁ、またな」
そう言いオシュトルとヴライは戻っていった
結界内に戻ったところでハクが膝をつく
ハク
「ぐっ、、あ、、、」
ルルティエ、フミルィル
「ハク様!?」
ハク
「も、問題ない。心配をかけてすまないな、、」
フミルィル
「今すぐお布団を用意しますね、ルルティエ様、その間ハク様を頼みます」
ルルティエ
「はい、ゆっくりとそちらに向かいますね。さっハク様」
ハクはルルティエの肩に捕まりゆっくりと自室に向かう
ハク
「すまないな、、迷惑をかける、、うぐっ!」
体に走る激痛でルルティエを巻き込み倒れる
ルルティエ
「ハ、ハク様!!大丈夫ですか!?すいません!支えてあげれなくて!!あっ、、、」
ハクがルルティエの胸の下敷きになっている
ハク
「ふぉ、、ふぉんはいはい(も、、もんだいない)」
ハクがルルティエの胸の中で口を動かしてしまい
ルルティエ
「ひゃああん!ハク様!喋らなくていいので!」
そんなこんなでなんとかハクの自室までたどり着いた
ルルティエは顔を真っ赤にしていた
フミルィル
「さっ、どうぞごゆっくりなさってくださいね」
ルルティエ
「で、では私は少し疲れを癒す料理でも作ってきますね」
やる事はやってもああいう突発的なものはやはり慣れていないようで
ハク
「やれやれ、、」
そう言いながら横になるハク
なぜかフミルィルが「では」と言ってハクの側にいき添い寝状態に
ハク
「フミルィル?休ませてもらえるのでは?」
フミルィル
「はい♪男女の営みはこれ以上ない癒しですから、ハク様は今宵動かないでくださいね」
そう言うと瞬く間に全裸になり、全裸にされた
後に料理を持ってきたルルティエが先程の照れはなんだったのかと言わんばかりに参加した
ハク
(しかしこの二人はなんてけしからんものを、、、)
疲れを癒そうにも男として抗えるものでもない
ハク
(自分にはもったいない連中でもあるのだがな、、だからこそ幸せにしてやらねば、、)
事がすみ二人の寝顔を見ると自分は決して死んではならない、そう思った
お疲れ様です
再び体調不良のため寝込んでました
まだ回復はしてませんが、更新せずにやめることはしたくないので頑張ります
ではでは