最後の戦いから3ヶ月か過ぎようとしていた
キシタルから一度だけ連絡があったがどうやらガレイの件はオーツ陣営にとってはかなり深刻な事態のようでこちらに気を回してる場合ではないとの事
ハク
「向こうの都合にこちらが合わせにゃならんのは気にくわんが、こちらの特訓による戦力強化ができるのならば文句も言えんか、、にしてもこうも長い間動きがないのも気味が悪いな、、」
そこにウルゥル、サラァナが現れる
ウルゥル、サラァナ
「主様、回復した。いつでも行けます、どうかご指示を」
アンジュ
「カッカッカ、とうとう特訓の成果を見せる時が来たのじゃ!ゆくぞムネチカ!2人でハクをけっちょんけっちょんにしてくれる!」
アンジュがムネチカと共に現れる、そして
アンジュ
「お父上!お母上!見ていてくだされ!」
先の帝とホノカもその場に呼ばれていた
ホノカ
「ふふ、またあの子のあんな姿を見る事ができるなんて、死んだ身であれど幸せですね」
帝
「そうじゃな、余も同じ気持ちである。じゃがあのバカは手加減などすまい。大きな怪我などしなければよいが」
他の者の特訓では冷静に分析しているもののやはり娘の事となると少し私情が入る
ハク
「確かに皆このわずかな時間でまた強くなった、、が、自分も負けるつもりはないぞ、ウルゥル、サラァナ、頼む」
ハクもまたさらに強くなり強化の術はもはや制限無く使えるまでになっていた
ウルゥル、サラァナ
「御心のままに、、」
ハクは強化の術を受け、さらに自分に重ね掛けした
ハク
「さて、遠慮はいらない。来い!」
アンジュの超攻撃型とも言える猛攻にムネチカによる超防御壁による援護、隙あらばムネチカも攻撃に参加する連携は単純ながらも隙がなく「強い」とはこういうものだと言わんばかりの攻めだった
ハク
「隙が、、見当たらんな、、ならば!こじ開ける!」
ハクがムネチカの防御壁を確認するとすぐさま距離をとり力を貯める
ガシャグラの能力である身体強化を一点に集中させる
ハク
「その壁、破壊させてもらう!」
ハクによる一撃、ムネチカの防御壁は無残にも叩き割られるような音を出して消えていった
だがそこにアンジュがすかさずハクに詰め寄る
ハク
「やはりこの隙を狙ってきていたか」
アンジュ
「あっ、、」
ハクは鉄扇を使いアンジュの攻撃をいなし首元に一撃を与え気絶させる
ハク
「ムネチカよ、まだやるか?」
ムネチカ
「いや、、壁を破られた時点で小生の仮面の力はだいぶ消耗したも同然。小生達の負けだ、、攻めにも参加するのはやはり愚策だったのかもしれぬな」
ハク
「愚策とまではいかないが、オーツ戦を想定するなら確かに防御による援護を徹底したほうがいいかもな。とりあえずお疲れだ、アンと共にゆっくり休んでくれ」
ムネチカはアンジュを連れてその場を離れる、そこに帝とホノカが近寄ってきた
帝
「見事じゃった、どうじゃ我が娘は?」
ハク
「自分もそこまで戦いに特化した戦士でもないんだが、、まぁそれはさておき、力は確かにとんでもない、武器も相まってその破壊力はオーツでさえくらえばひとたまりもないだろう、ゆえに隙が大きいがな」
帝
「ムネチカやお前ならば上手く援護してくれよう、さて、、わざわざ娘の成長を見せに呼んだわけではあるまい?話でもあるのかの?」
ハクは少しためらう表情を見せるが意を決して話す
ハク
「兄貴、そっちに人間だった頃のホノカさんとチーちゃんはいたか?」
ホノカ
「!!」
ホノカも気にはしていたのだろう、だが言い出せなかったらしい
帝
「死者の国も広い、、見つけられなかった可能性もじゅうぶんある、、じゃが、、おそらく死者の国にはおらん。勘じゃがの」
ハクはやはりといったような顔をしていた
ハク
「なんとなくそこに違和感があった、タタリになったあの2人は一応は生きているためそっちにはいないと、だがすでにかなりのタタリを浄化をしているにもかかわらずそっちにいないとなると、、」
帝
「オーツになっている可能性が高い、、じゃな」
ホノカ
「っ、、、我が君、、」
帝
「そんな顔をするでないホノカよ、薄々は気づいておった。してハクよ、お主はどう見ておる?」
ハク
「オーツはまだ相当数いるがキシタルによると今や直属の上司のようなオーツがいるらしい、その名をチーと言う、獣のタタリを母と呼び少女のような見た目だと、自分も薄々は気づいていたが、こういう予感は何故かよく当たる」
帝
「ふむ、、ならば間違いあるまい。ハクよ、姪を、、余の娘を、、殺せるか?」
ハク
「気が進まない度で言うと過去で1番だな、だがやらねばならない」
ハクはもはや覚悟の上だったようだ
帝
「余も受け入れねばなるまい、ハクよ、、頼む」
ハクはわかったと一言だけ言うとアンジュとムネチカが割って入ってきた
アンジュ
「我が前身がオーツと言う事でよいか?ならばそやつの相手する時は必ず余も連れていけ、言ってやりたい事ができた!」
帝、ホノカ、ハクはそれを聞くと緊張の糸が切れたのか表情が緩んだ
ハク
「あぁ、わかった。一応現状ではまだ可能性の域を出ていないが事実だった場合は必ず参加してもらおう、ムネチカもよいか?」
ムネチカ
「うむ、心得た」
そして特訓は一通り終わり1人になったハク
最近はクオン達の誰が残るとか言う選択肢もなくたまに1人で休むようにしている
ハク
「だいぶ仕上がってきたはず、あれから3ヶ月、、これ以上待たさせるならこちらから出向く事も視野に入れなければな、、ん?」
現実世界からなにやら信号が来ている事に気付く
ハク
「珍しいなあちらからの呼びかけか、、」
信号の数は2つ
ハク
「あぁこれはあれか、しばらく無かったから失念していたな」
要はクオン達による2人までの滞在をさせろの合図であった
ハク
「まぁ最近は少し忙しかったしな、、」
誰が来るかはわからないがとりあえず2人を迎えいれる事にした