うたわれていくもの   作:病弱マン

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トゥスクルかエンナカムイか

クオンはハクに限界した時の住まいについて何処がいいか希望を聞いていた

 

ハク

「ふむ、トゥスクルではダメなのか?クオンが正室なのだろう?」

 

クオン

「ハクは知らないかな、ベナウィの持ってくる仕事の量を。ベナウィの真の恐ろしさはその強さではなく愛国心ゆえに主を仕事漬けにする徹底さなの」

 

確かに直接な面識は僅かしかないがその忠誠心は国を思ってこそなのはわかる

 

クオン

「もうハクはじゅうぶん頑張ったと思うかな、ぐうたらはあまりさせてあげれないけど程々に仕事をこなして穏やかに暮らすならエンナカムイだと思うのだけど、どうかな?」

 

ハク

「まぁ確かに母上やネコネの事、オシュトルの頼みもある以上エンナカムイで暮らすのは妥当だとは思うが自分の存在を考えるにそれが可能なものなのかね。皆が黙っていたとしてもアンの叔父、そしてクオン、トゥスクルの皇女の旦那、八柱のアトゥイ、ノスリ、ムネチカの旦那でもありクジュウリのルルティエ、シスも同様だ。そんな自分がエンナカムイで穏やかに過ごす事は難しいとは思うが」

 

クオンはそこまで考えていなかったらしくどうしたらいいか考え出す

そこに

 

フミルィル

「そうですねぇ、しかも皆さん立場も各々ありますから皆でエンナカムイに暮らすと言うのも厳しいかもしれませんねぇ、まぁクーちゃんは何があっても引越しそうですけど、ふふふ。そうなったら私も引越す事になりますし」

 

ハク

「クオンとフミルィルはまぁ問題はあるだろうがある意味国から解放されてると見てもいいかもしれんが、八柱のうち三柱がエンナカムイにと言うわけにもいくまい」

 

クオン

「そっか、ならアトゥイ、ノスリ、ムネチカに関しては悪いけど交代制をとってもらうかな。そうなるとやっぱりエンナカムイが1番だね」

 

結局エンナカムイを住まいにするのが最も効率が良いと言う事になったわけだが

 

ハク

「クオンとフミルィルは本当によいのか?先程は無理やり納得したがトゥスクルの皇女とお側付きであろう?いかに先代に全てを押し付けるにしても中々難しいように思うのだが」

 

本来であれば同盟国同士による結婚ともなるとその国の首都とも言える場所に住まいを用意するものだ、だが今回はエンナカムイ、決して悪いわけではないがこういう問題に対しての解決場所ではない。どちらの国からも不満は出るようにも思えた

 

クオン

「私達なら大丈夫、たまにハクと一緒に帰省するだけでいいと思う、だよねフミルィル?」

 

フミルィル

「はい♪先日のようにオボロ様が少々面倒かもしれないけどそこはご愛嬌と言うことで」

 

ハクは先日のあのドタバタを思い出す

 

ハク

(まぁここにいる以上自分が負けることはないのだろうが、あの殺気が思いのほか本気だったからなぁ、現界すれば力が使えなくなる以上強さ的には自分の方が劣っているだろうし本気で殺されかねんな)

 

クオン

「心配しないでハク、私達はじゅうぶん守ってもらってるかな。だからその時は私が必ず守ってあげるから。ね」

 

そう言ってハクの頬に口付けをする

 

フミルィル

「クーちゃんったらホントにハク様が大好きなんだから、最初はその気持ちさえ気づいてなくて、気付いたら気付いたで中々気持ちを告げないしでモヤモヤしてたあの頃が懐かしいですねぇ」

 

クオンがワーワーと言いながら顔を真っ赤に染めている

 

ハク

「まぁ兄貴と死に別れた後に自分の目覚めた場所で我慢できず口付けをした以上最初は自分からだったわけだしな、あの時のクオンは今思うと本当になんと言うか、愛おしかったな。まぁもちろん今もだが、フミルィル、貴女にもな」

 

クオンはもちろんさらに真っ赤になっていたがフミルィルまで軽口で返すどころか頬が赤くなって顔をそむけていた

 

ハク

「さて、少し勾玉に力を入れてくる。ゆっくりしといてくれ」

 

ハクがその場を離れる

 

クオン

「愛おしかったって、、それにハクからの口付け、、初めての、、うふふふ」

 

クオンは幸せの絶頂にいた、が

 

フミルィル

「クーちゃん、だらしないですよ。嬉しいのはわかりますがヨダレ、ちゃんと拭いてくださいね?そんな姿ハク様に見せれないでしょう?」

 

クオンは一気に現実に引き戻されヨダレを拭う

 

クオン

「よ、よかった、、ハクに見られなくて、、フミルィル?この事は、、」

 

フミルィル

「乙女のだらしない姿をバラすような事はしませんから安心してくださいね、偶然ハク様が見かけてしまったら擁護はできませんけど、うふふ」

 

場所は少し離れハクの自室

 

ハク

「しかし見事な作りだなこの勾玉は、これを作るにはおそらく先代の力とウルトリィ殿の力を合わせなければできまい。自分の力も上がってきているからか呼び出せる時間もだいぶ長くなってきている、その分貯めるにはそれなりに時間がかかるわけだが」

 

ハクは最後に少し愚痴をこぼすと同時に勾玉へ力を送る

 

ハク

「今日は、、八割は終わらせときたいが、いけるだろうか。まぁやれるだけやるか」

 

 

最終的には六割程度しか貯められず少し後悔するハクだった




意識飛びそうな時に書いたので誤字脱字あったらごめんなさい
ではおやすみなさいw
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