うたわれていくもの   作:病弱マン

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助言

トゥスクル

「なるほどのぅ、そこまでの大事になっておったか。かの大神がそのようなものだったとは」

 

トゥスクル、ユズハは今ハクやクオン達の直面している事態の説明を受けていた

そしてハクオロ達もまた新たに発生した問題、ウィツァルネミテアの完全復活の情報を聞き驚愕していた。

 

ハクオロ

「オーツは浄化されなければならない、だがそうなるとアレが復活、、か。まったく、、こちら側に利する点が皆無とはな」

 

そう、オーツ側からするなら実力的にも上であり自ら攻め入る事もしなくなったのだから迎え撃つだけでいい。

ウィツァルネミテア側は言わずもがな、ただ待てばいいのだ

一方でハク達はオーツの守護者、そしてミコトに対して力不足なのにこれらを全浄化しなければならない、そして仮にそれが成ったとしてそこからさらに完全復活したウィツァルネミテアを倒すと言う1番大変な立場にいるのだ

 

ハク

「ウィツァルネミテアとオーツが潰し合うなんてのは不可能、、ん?」

 

本当にそうだろうか、確かにオーツがいるからこそウィツァルネミテアは力を制限され、復活できないでいる

だが復活に足る力だけを戻し残りのオーツをこちらに付かせる事ができれば、、

 

ハク

「厳しいか?ウィツァルネミテアが消滅すればオーツ自体もおそらくは浄化される、、それを考えるなら自分達の敵でいる方が生きながらえる可能性は高いからな、、」

 

キシタルならまだしもそれを全オーツに求めるのは難しいだろう。

 

トゥスクル

「何事も話し合えるならそうした方がよいものじゃよ。全体を味方につける時は頭同士で話し合うのが道理じゃて」

 

ハクはそれを聞きある作戦を構築していく

 

ハク

「ミコトと、、取引する必要があるな、、受け入れてくれるかはわからんが」

 

ハクオロ

「そうくるか、成功率で言うなら無いに等しいぞ」

 

ハクオロはハクが何をするのか瞬時に理解する

 

ミコトを説き伏せる

ウィツァルネミテアが復活に足る分のオーツを犠牲にし、復活したウィツァルネミテアを残ったオーツと共に倒す

 

ハク

「相応の力を示し、なおかつ最終的には自らの浄化を全員に認めさせなければならない、、が」

 

どんなに力をつけようがオーツ、ミコト戦の直後にウィツァルネミテア戦など無理がある。それはガレイと戦ったハクとハクオロ、そしてガレイの強さをほんのわずかでも見たクオンには分かっていた。

 

クオン

「ハク、、それじゃまさか、、」

 

ハク

「あぁ、、ミコトと自分が対決し勝利する。おそらくこれが最善策だろう」

 

しかし

 

ハク

「自分がオーツの頂点にいるミコトに勝つ、、か、正直それだけでも現実問題不可能に近い、、」

 

不安が顔に出ていたその時背中をポンっと叩く者がいた

 

オボロ

「しゃんとしろ、俺がようやく貴様を息子と認めたのだ。最終決戦となれば俺たちも行く。すべての決着をつけるためにな」

 

クオン

「そうだよハク、私達はその場では見てるだけかもしれない。でもハクはいつだって道を切り開いてきたかな、だから大丈夫。私達もウィツァルネミテアが復活したら全力で成すべき事を成すから」

 

ハク

「そうか、、そうだな。現状これ以外の道はない、気落ちなどしている場合ではないな。トゥスクル様、助言感謝致す。希望が見えてきた気がします」

 

トゥスクル

「なに、難しく考えるとどうしても簡単な事を忘れてしまうもの。ワシじゃなくても誰かが諭したことじゃろう」

 

神殺しの権能は1度使えばハクはもう動けなくなる、そのため味方は多いほうがよかったのだ

 

ハク

「残る問題はあと1つだな、、」

 

クオンはまだ何かあるのかと言う顔をしていた、そこに

 

ベナウィ

「かの大神が復活するにあたりどれだけのオーツが犠牲になるか、、ですね」

 

ハク

「あぁ、完全復活は文字通り全てのオーツ、そしてミコトの浄化だが最低限の復活にはどれだけ必要か、、だな。おそらくだがミコトと自分であれば中途半端な状態でも本体を呼び出せるはずだ、、本体さえ倒してしまえば」

 

クオン

「やっと、、やっと希望が見えてきたかな。絶対ハクを連れ戻してみせるんだから」

 

ハクオロ

「ミコトとの交渉、私にも参加させてはくれまいかハク、、逆効果かもしれんが、、」

 

確かにその可能性もなくはないが

 

ハク

「いや、助かる。先代がいなければこちらの条件はおそらくのんではくれないだろう」

 

まさか良かれと思い用意した再会の場で攻略の糸口をつかむ事になるとは思いもしなかったハク

 

ハク

(まぁ、先代はこちらに利する点がないと言ったが、人数が集まりアイデアが出ると言った点では十分こちらの利点とも言えるな。死者すらも含まれているのだから)

 

ハク

「さて、少し勾玉に力を送ってくる。皆の者はまだ時間がありますゆえ存分にお過ごしいただきたい」

 

フミルィル

「それでは私もお手伝いさせていただきますね、うふふ」

 

ハクとフミルィルがその場を後にする

 

クオン

「フミルィルったらちゃっかり自分の居場所確保しちゃって、、ずるいかな、もぅ」

 

不貞腐れてるクオンを抱きしめるユズハ

 

ユズハ

「それなら今だけは母の相手をしてくださいクオン、もっともっと話したい、、貴女の事を、貴女が愛したあの人の事を、ね」

 

最終決戦も近づきつつある中、この機会もまた大事な大事な時でもある。クオンは家族に囲まれとても楽しそうにハクや仲間の事を話すのだった

 




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