ガールズ&パンツァー 恋愛戦車道   作:肉球小隊

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お姉ちゃんと妹の対決w


第八十七話   それぞれの事情

「晶お疲れ、しっかり生き残ったわね」

 

「徹甲弾と榴弾どころか機銃の弾まで全弾撃ち尽くしたわ……」

 

 

 AP-Girlsが新設校リーグ戦を制した記念に開催されたエキシビションマッチもいよいよ最終盤、ダージリンとアッサムを始めカチューシャとノンナにケイとナオミ、更にはアンチョビまでもがラブ一人に討ち取られていた。

 そして残る獲物はまほ一人、ラブはつまらぬ横槍が入らぬよう敵残存戦力への牽制をAP-Girlsに任せると、自分は全ての決着を付ける為に単騎まほの前に立ちはだかっていた。

 ただAP-Girlsも牽制役を任されたとはいっても、両軍共に燃料と弾薬を使い果たした車両も多く戦闘そのものが既に終息しつつあったので、彼女達も殆どやる事がなかった。

 それでもフラッグ車同士の一騎打ちに介入する者が出る可能性もゼロとは言い切れないので、彼女達は目立つ場所にフォアカードを横一列に並べると、各車の砲塔上にそれぞれの車長が軍神立ちで居並び手出し無用とばかりに周囲を威嚇していたのだった。

 

 

「そりゃあれだけ派手に立ち回ってればね、でもそれだけやっても撃破されずにこうして生き残ってるんだからいるんだから大したものよ」

 

「何よ……?」

 

 

 Love Gunに擬装したパンターとラブのコスプレで三年生連合を手玉に取った晶は、ネタバレした後もそのまま弾切れするまで暴れ回り続けていたのだ。

 そして弾切れ後やる事のなくなった晶は、こうしてAP-Girlsと合流し今は鈴鹿のブラック・ハーツの隣に擬装Love Gunを並べ戦況を見守っていたのであった。

 

 

「ん?晶にウチのパンツァージャケットがよく似合ってるって思ったのよ」

 

「う゛……」

 

 

 ラブに成りすます為に彼女の髪色に合わせた深紅のウィッグとAP-Girlsのパンツァージャケットを身に着けた晶が、パーソナルマークとダミーの赤外線暗視装置を装備した擬装Love Gunで隊列に加わる光景は、パッと見だとAP-Girlsが揃い踏みしているようにしか見えなかった。

 身長こそ平均的ながらも出る所が出て引っ込むべき所が引っ込んでいる晶は、年齢を考えれば充分に発育し中々のプロポーションを誇っていた。

 ボンクラなまほのチッパイ発言の後だけに晶は慌てて隠すように自身のたわわを抱き締めたが、鈴鹿はそれを気にも留めず続けて言った。

 

 

「実際晶はかなりの美人でスタイルもいいから、AP-Girlsに入っても私はやって行けると思うわ」

 

「やめてよ……」

 

 

 揶揄わないでと晶は即座にそれを否定したが、鈴鹿はさも意外そうな顔で更に続けた。

 

 

「あら?私は本気よ?こう言っちゃなんだけどウチのパンツァージャケットはちょっとやそっとじゃ着こなせるモノじゃあないの……特にラブ姉仕様のニーハイブーツは美脚じゃないと何とも残念な事になるシロモノよ?」

 

「ちょ、お(りん)!」

 

 

 瑠伽と並びAP-Girlsのクールビューティの双璧と言われる鈴鹿の遠慮ない視線が、ニーハイブーツとミニスカートが形成する絶対領域に遠慮なく注がれると、晶は慌てて片手でミニスカートの裾を引っ張り見る者にとってごちそうさまなポーズ取ってしまった。

 

 

「いいわ晶、あなたやっぱりアイドルの素質があると思う……どう?今からでも遅くないから笠女に来てAP-Girlsに入らない?」

 

 

 鈴鹿が面白がっているのは明らかだが、ラブのコスプレ姿で弄られる晶はそれどころではない。

 

 

「もう!ホントやめてってば!」

 

 

 自分と同じ黒髪美人の鈴鹿に、愛の言葉でも囁くようにAP-Girls入りなどという有り得ないネタで揶揄われた晶は、耳まで赤くしながら抗議の声を上げる。

 

 

「ふふ♪私全然お世辞なんか言ってないわよ?晶程の容姿で戦車乗りとしても飛び抜けた才能の持ち主がAP-Girls入りしない手はないと思うんだけど?何と言っても晶にはラブ姉のフルコピーなんてとんでもない大技もあるんだしさ」

 

 

 口の巧い営業か詐欺師めいた口調で畳み掛ける鈴鹿だが、その目が笑っているので彼女が晶の反応を楽しんでいるのは丸解りだった。

 

 

「お鈴!いい加減しつこい!」

 

 

 黒魔女鈴鹿の悪ふざけに付き合わされ頭が沸騰しそうな晶の声のトーンが、興奮のあまり1オクターブ跳ね上がると漸く鈴鹿もその手綱を緩めた。

 

 

「あら残念……でもその気になったら何時でも言ってね♪私はいつでも大歓迎だから」

 

 

 どこまでが本気か解らない鈴鹿の言葉に晶はプイっとそっぽを向くが、そんな彼女の仕草の中に垣間見えた可愛らしさに嗜虐心を刺激されたのか、その整った面に実に人の悪い笑みを浮かべ背を向けた晶に止めを刺しに行った。

 

 

「そうそう、今回使ったウィッグと衣装一式は持って帰っていいからね、勿論持ち帰った後は何に使おうとそれは晶の自由よ♪」

 

「なっ!?お鈴のバカ────っ!」

 

 

 わざとらしい小芝居交じりの仕草と含みたっぷりな鈴鹿のもの言いに堪り兼ねた晶は、鈴鹿に罵声を浴びせ両手で顔を覆うとその場にしゃがみ込んでしまうのだった。

 試着の時から姿見に映ったラブのコスプレをした自分の姿にドキドキしていただけに、その胸の内を見透かされたように感じた晶は、恥ずかしさのあまりとても立ってなどいられなかった。

 

 

『うん♪晶ってホント可愛いわね…結構私の好みのタイプだし♡私の好み云々はともかく晶の才能は確かに本物だわ、ラブ姉のフルコピーなんて私でも出来ないもの……けどまぁラブ姉がもっと早くその存在を知っていればって残念がるのも無理ないか……あ、でも晶がAP-Girlsに入っていたとしたらブラック・ハーツが2両になってたのかしら?』

 

 

 意地の悪い鈴鹿に揶揄われしゃがみ込んだ晶の背中に、もし彼女がAP-Girlsに入っていたらと鈴鹿は愚にも付かぬ妄想を膨らませていた。

 だが本人が聞けば仰天するのは確実だが、鈴鹿に限らずAP-Girlsのメンバー達は晶なら仲間入りしたとしても問題なく車長が務まると思っていたのだ。

 しかしラブのコスプレでドキドキが止まらない今の晶は、AP-Girlsの黒魔女鈴鹿の恰好のおもちゃでしかなかった。

 

 

「うふふ♪晶、あなた本当に可愛いわよ♡ん?この音…あぁ、真奈が戻って来たわ……」

 

 

 恥じらう晶の姿に目を細め微笑む鈴鹿だったが、彼女の耳は接近するエンジン音と履帯が上げるアスファルトを削る音にいち早く気付き、姿が見える前にその正体を言い当てていた。

 倒壊しちょっとした小山を形成する瓦礫の陰から姿を現したのは確かに武田菱の風林火山の一角、隊長である真奈のクロムウェルであったが、やって来たのは彼女の騎乗する風の壱番のみであった。

 

 

「お疲れ真奈、けどあなただけ……?」

 

 

 撃破コールを聞いていない以上後2両も生き残っていた事を鈴鹿も把握していたので、真奈の風の壱番の姿しかない事に怪訝な顔をしていた。

 

 

「イヤさすがに参ったわ、全弾撃ち尽くしてやる事なくなったから合流する事にしたまではよかったんだけどな…コッチに来る途中、林の弐番と火の壱番がガス欠で止まっちまってよぉ……多分コイツも今ここでエンジン切ったらもう一度始動させられる程燃料残ってねぇぞ?さっきもソコの瓦礫の山を避けた時にエンジンが咳き込みやがったからな……って、どうした?」

 

 

 晶のパンターの隣にクロムウェルを横付けした真奈は、しゃがみ込んだまま動かない晶の様子に気付き妙な顔をする。

 

 

「…それとあそこで風に揺れてるのは夏か?なんか魂抜けてるみてぇだけど何があった……?」

 

 

 凛々子の口車にまんまと乗せられてしまった夏妃の色仕掛けを直接見ていない真奈は、虚ろな顔でフラフラしながら佇む夏妃の姿をポカンと半口開けて見ていた。

 

 

「ん~、そうねぇ…何て言うのかな?ちょっとした自己嫌悪ってヤツ?まぁ二人共そういうお年頃だからあまり気にしなくていいわよ」

 

「なんだそりゃ?」

 

 

 訳が解らんと真奈は呆れた顔をするが、鈴鹿はそれ以上何も答えようとしなかった。

 

 

「ま、いいや…それよりラブ姉だよ、やっぱ色々とんでもねぇな……」

 

「何が?」

 

「何が?ってオマエ等だって解ってんだろ?あれだけ走り回っていながらだ、それでもまだやり合うだけの余力を残してんだからよ」

 

 

 クロムウェルの機動力任せで奇襲を繰り返したのが祟り、最後の最後でガス欠を起こし脱落する車両が相次いだ風林火山に比べ、AP-Girlsはまだひと暴れする程度の力を残していた。

 中でもラブの直接の指揮下にあるLove Gunは、まほ相手に全力で暴れるだけの燃料と弾薬をしっかりと温存しており、その差に真奈も舌を巻いていたのだった。

 

 

「あぁ、そういう事…確かにラブ姉はその辺のコントロールがシビアね……」

 

 

 一見派手に暴れ回るだけに見られがちなラブとAP-Girlsであったが、抑えるべき処は徹底して抑えているので、ここ一番という局面で大暴れするだけの余力を常に残していたのだ。

 

 

「う~ん…なんかいっつも全開で暴れ回ってるような印象しかねぇんだけどなぁ……実際こうやって目の当たりにすると納得するしかねぇよな……って言ってる傍からエンジン止まりやがった!」

 

 

 列の端に加わって早々挨拶がてらの話も終わらぬうちに真奈のクロムウェルも燃料が底を突き、少し間の抜けた破裂音を残し力尽きたのだった。

 

 

「ラブ姉の場合はね~、多分リッター単位どころか小さじ一杯単位で燃料の量を把握してるわよ~」

 

「あ……?」

 

 

 話している最中にエンジンが止まった事で真奈が思わず悪態を吐くと、そのタイミングを待っていたような口調で凛々子が口を挿む。

 しかし凛々子の話を真奈も直ぐには理解する事が出来ず、彼女は凛々子の顔を『オマエ一体何を言ってるんだ?』という目で見ていた。

 実際真奈は思考が追い付くなり開口一番そのセリフを凛々子に突き付けたのだった。

 

 

「オイ、りりぃ…お前さっきから一体何を言ってやがる……?」

 

「何って、言ったまんまよ?」

 

 

 あれだけ派手に暴れ回ってそんな事は不可能だろうと真奈は凛々子を胡散臭げに睨んだが、彼女の言う事を肯定する声は意外な処から上がるのだった。

 

 

「恋ならそれ位は造作もない事……むしろその程度の事も出来ないようでは私達AP-Girlsのリーダーなどとても務まらないわ」

 

エーアイ(ai)!?マジかよ……?」

 

 

 相変わらずの無表情と抑揚のない口調ながらも、彼女にとって絶対の存在であるラブならばその程度は出来て当たり前と言い切った愛に、真奈は再び半口開けてアホ面を晒していた。

 

 

「う~ん…マジでマジなのか……でもラブ姉だしなぁ、何でもアリかぁ……」

 

 

 ラブと知り合ってまだ日の浅い真奈であったが、既にラブの宇宙人ぶりはイヤという程目の当たりにして来ていたので、愛の言う事も割と素直に受け入れていたのだった。

 

 

「けどあれだな…普通に考えりゃとんでもねぇ話なのに、いつの間にかすんなり受け入れるようになってる自分が怖ぇわ……」

 

 

 ラブに限らず規格外のバケモノ揃いなAP-Girlsと付き合ううちに、非常識な事態にも自分があまり動じなくなっている事に気付いた真奈は、果たしてそれが良い事なのか悪い事なのか判断が付かず独り溜息を吐きつつ天を見上げていた。

 

 

「ホラ、何呆けてるのよ?ラブ姉が勝負に出るわよ?」

 

 

 彼女達が居座る位置からはラブの姿を直接視認する事は出来ないが、ラブが放出する強い()()を感じ取った鈴鹿はその方向を顎で指し示していた。

 

 

 

 

 

「さあまほ…お仕置きの時間よ……今からそのお尻力いっぱい引っ叩いてやるからね」

 

「なんだよぅ!?私が一体何したって言うんだぁ!?」

 

 

 強襲という表現が生易しく思える程激しいラブの突撃を喰らい、そのあまりの苛烈さにまほは訳が解らぬと泣き言めいた叫びを上げる。

 試合に熱中するあまり自分がやらかした事などきれいさっぱり忘れている()()()()()()を、ラブはキュっと細めたキツネを思わせる目で見据えていた。

 その表情は彼女が本気で怒った時見せるものだと知っているまほは、解らないなりに必死の弁解を試みるも、ラブはそんな言い訳が通じる相手ではなく火に油を注ぐだけでしかなかった。

 

 

「このポンコツのボンクラめまだ解らんのか…いいわ、二度と忘れぬようその身に徹底的に叩き込んでやるから覚悟なさい……」

 

「ふざけんなこのヤロウ!何が覚悟なさいだぁ!」

 

 

 幼少期から何度となく彼女を本気で怒らせてお仕置きされた記憶を呼び起こされたまほは、それを吹き払おうと虚勢を張るように怒鳴り返したが、余程怖い目に遭わされたのか目尻には涙が浮かび普段の迫力は欠片も感じられなかった。

 

 

「クソ!何かといえば姉ぶりやがって!返り討ちにしてやるからそっちこそ覚悟しろ!」

 

 

 ラブの前では必要以上に強がって見せるまほであったが、それは見事に年下が年上に見せる行動そのものであった。

 だが今の彼女にはそれに気付く程の余裕はなく、無自覚なまま妹根性全開でラブに食って掛かっていた。

 

 

 

 

 

「で~?どうするのよ?()()()()()()()トコまで持ってくワケ?」

 

 

 並みの戦車であればとっくに限界を超えている領域でLove Gunを振り回す香子は、操縦の片手間に振り向くと確認するように叫んでいた。

 

 

「ん~?そりゃまほ次第ね~、あの子があのまま寝言言ってるようならそこまでやる必要もないでしょ……それに奥の手を隠しておけるならそれに越した事はないしね~」

 

「それじゃ取り敢えずは今まで通りでいいのね?」

 

「それで構わないわ~」

 

 

 まほ相手に高機動戦闘を仕掛ける最中にも拘わらず呑気に会話をする二人であったが、その話の内容の方はどうにも只事ではなかった。

 今の二人の口ぶりからすれば、先程のアンチョビとの一騎打ちで見せた高加速がLove Gunの限界ではなく、更に上があるという事になる。

 だがリミッターなどという言い回しをする以上、そこからは何か相当に危険な臭いが漂っていた。

 

 

「まぁティーガーみたいな重戦車相手ならそれで充分か…けどあの人のあの鈍さってガチなの?なんかわざと狙ってやってるとかじゃないのよね……?」

 

「腹立たしい事に本気なのよあのポンコツは!見てなさい、試合でボッコボコにした後はお風呂であのチッパイの先っちょ摘まんで引っ張ってヒイヒイ言わせてやるんだから!」

 

『いつもはその特乳揉まれてヒイヒイ言わされてるクセに……』

 

 

 晶の一件で激おこなラブだったが、戦車戦はともかくお風呂戦は連戦連敗な彼女にLove Gunのメンバー達は、とことんシビアな感想を胸に抱いていた。

 

 

「みんな何よその目は……ホラ仕掛けるよ!まずはギリギリティーガーが付いて来られる位のペースで引き摺り回して疲れさせてやりな!」

 

 

 口には出さずとも人間の目は正直なもの、たわわに集中する視線を感じ取ったラブは車内を覗き込み全員を睨み付けると、より一層強い口調で指示を出すのだった。

 

 

 

 

 

「見なさいよあの顔…あれは本気でまほ姉の事をシバキに行ってる顔よね……」

 

「……」

 

 

 エリカの何処か他人事で楽しげな様子に比べ、嘗てやらかしたまほの巻き添えで数えたらキリがない程酷い目に遭っているみほは青い顔でガクブルしている。

 本人も自覚する通り美しく整いながらも、キツイ顔立ちの部類のラブが目を細め薄く笑ってみせると、それだけでみほなどは頭が真っ白になってしまうのだった。

 

 

「ウ~ム…この対戦は中学時代何度となく見たカードだけど、果たしてLove Gunが当時に比べてどれ位進化してるかがカギになって来るよなぁ……」

 

「ルクリリ……?」

 

 

 ラブがああいう表情を見せた時はヤバいというのは彼女もよく知っているが、それ以上にルクリリは復活を果たしたLove Gunのスペックが気になっていたようだ。

 

 

「Love Gunは元々化け物じみた戦車だっただろ?でもさっきのダッシュ力と言い、まだなんかありそうなんだよなぁ……」

 

「ルクリリ……」

 

 

 エリカとてそれは気になってはいたが何となくそれを言葉にするのは抵抗があり、今の今までその件について言及せずにいたので、ルクリリがそれを言った途端コイツとうとう言いやがったといった感じで露骨に嫌そうな顔をしていた。

 

 

「そういう顔をするって事はエリカだって気になっていたんだろ?」

 

「それは……」

 

 

 解ってるんだぞといった顔でルクリリに畳み込まれたエリカは一層渋い顔で言葉に詰まるが、彼女にとっても新生Love Gunの真のスペックに関しては最大の関心事項であった。

 何故なら王座奪還が最大の使命である彼女にとっては、全国大会で対戦する事になった場合ラブとAP-Girlsが最大の障壁となる事は自明の理であったからだ。

 そしてラブの愛馬Love Gunが彼女同様に更なる進化を遂げているとなれば、その能力を確認しておきたいと考えるのは当然の事だろう。

 

 

「ま、気持ちは解るけどな…私だって立場は同じだからさ……」

 

 

 それまでエリカの様子を面白がるような素振りを見せていたルクリリも、不意に自分の隊長という立場に言及すると、表情が濃過ぎる紅茶でも飲んでしまったような顔になり深い溜息を吐いていた。

 

 

「けどそれは私達だけじゃなくてここにいる者皆一緒だろ……?」

 

 

 ルクリリに釣られてエリカが周囲に視線を巡らせてみれば、みほを始めカルパッチョやアリサ達までもが胃痛を覚えたような表情で中継映像に目を向けていた。

 

 

「でもまぁそれが見られるかどうかはあの人(まほ)次第なんだよなぁ……」

 

 

 改めて面倒な事になったぞとでも言いたげな表情になったルクリリの視線は、中継映像の中ラブに向かって怒鳴り返すまほへと向けられていた。

 

 

 




今回はAP-Girlsの主要メンバーのニックネームが、
さり気なく出ましたが如何でしょうか?

でもそれ以上の注目点はやっぱ晶のコスプレ衣装のその後かなぁw

次回はいよいよ決着ですが、果たしてまほは怖いお姉ちゃんに何処まで
抵抗する事が出来るのでしょうねぇww
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