明日の勤労感謝の日はまた仕事する事に……。
最近投稿ペースが乱れがちで本当に申し訳ありません。
「まさかあの話が本決まりになるとはな……」
「あぁそうだな…だが実際にあの案が採用されたとしてもだ、それで有利になるのは資金面で余裕のある強豪校の方だというのは、少し考えれば解る事だと思うんだがなぁ……だから私もそこまで強硬に主張するとは思わなかったし、連盟の方もこんなに早く答えを出すとは予想もしなかったよ……」
「やはり新年度に間に合わせたかったという事か…今年の全国大会は大丈夫か……?」
「まぁラブの言う通りそれに関しちゃ私らはもう蚊帳の外なんだよなぁ……」
果たして主犯はしほでそれに亜梨亜が乗っかったのか、或いは最初から裏で亜梨亜が糸を引いていたのかは不明だが、高校卒業の報告という名目の横須賀行きを一方的に通達されたまほは、巻き込まれたアンチョビと共に厳島家の本丸である小原台の城を訪れていた。
その夜まほの発案で英子をサプライズゲストに迎えた晩餐に加え、ラブのピアノが聴きたいという彼女のたっての希望を聞き入れ開かれたプライベートコンサートは、大学進学を控えた二人にとって最高の春休みイベントとなったのであった。
そして夜も更け、翌日も朝早くから仕事があるというほろ酔いの英子を見送る為城の車寄せに立った二人は、闇の中に溶け込んで行く彼女の愛車のテールランプの光を見送りながら暫し宴の余韻に浸っていたが、突然家元の仮面を着けたラブに冷水を浴びせられたのだ。
ラブが二人に不意打ちで突き付けた高校戦車道全国大会のルール改定に関する情報は、彼女達にとっては完全に寝耳に水な話であり、ましてそれが新年度から施行されるなど俄かに信じられる話ではなかった。
「出場車両数上限の拡大…いや、実質的に上限の撤廃と言って差支えないだろうな……」
「ああ、この問題は昔から度々話が出たり消えたりを繰り返していたらしいからな…しかしまた何故このタイミングなんだろう……?ヤツの口振りじゃ今回の決定自体が相当に急な話だったらしいじゃないか……」
それは彼女達の卒業から数日後、ラブも出席した年度最後の家元会議での事であった。
通常であれば最後という事で簡単な年度締めの活動報告と、持ち回りの役員の交代と引継ぎ程度で終わるはずであったが、この日の会議は例年と異なり連盟側からギリギリのタイミングで上げられて来た、高校戦車道全国大会のルール改定を認めるか否かの採決が行われたのであった。
その中で最も話し合いが紛糾し、会議が長引く原因となった案件が一試合に参加出来る車両数の上限拡大に関する議題であり、これが可決されれば一回戦目から従来の決勝を上回る車両数を投入する事が可能となる新ルールだったのだ。
しかしこの新ルールはアンチョビが言った通り、長年に渡り浮いては沈みを繰り返して来た問題だったので、家元会議に於いても何故今更急にこの上限拡大を行うのか、疑問の声が多数上がっていたのは事実であった。
この上限拡大は幾つか条件が設けられているものの、実質上限撤廃に等しい内容であり単純に考えれば資金面に余裕のある強豪校に有利なルール改定となっていた。
実はこの上限撤廃も嘗て何度となく論議されて来た問題であったのだが、意外にもこれに異を唱えたのは全国大会でも常に上位にランキングされる強豪校であり、中でもその中心にあったのが最強の名を欲しいままにする強豪中の強豪黒森峰だった。
更に驚くべき事に黒森峰最大のライバルであり、何かと対立する事の多いプラウダもこの件に関してはほぼ同意見で、この案件が浮上する度に声を揃え反対の立場を貫いていたのだ。
その学校のバックボーンの性質上水と油に等しい両校が口を揃えて反対した最大の理由は、数量増加による質の低下を招く事を危惧したからであり、数ばかり増しても末端で統制が取れなくなり結果的にそれが原因で足元を掬われる事が解っていたからだった。
尚、強豪校の中でこの件で賛成する側に立っていたのは物量にモノを言わせるサンダースだったのだが、その考え方はまんまティーガー対シャーマンの図式、6両中5両のシャーマンが犠牲になるうちに最後の1両がティーガーを仕留める、物量の権化的発想に起因するものだった。
このような、実際にそのルールで戦う立場からの意向もあり、これまではこの車両数上限に関する案件が浮上する度、最終判断を下す家元会議でも否決されるのが半ば決まり事になっていた。
ところが今回に限っては些かいつもとは状況が異なり、話は堂々巡りを繰り返し誰もが苛立ちを隠せなかったが、最終的には家元達も首を縦に振る事となったのだった。
では何故これまで否決するのが常であった案件に、家元達が首を縦に振らざるを得なかった理由とは何かという疑問が当然湧き上がる訳だが、その理由の一端には皮肉にも寄せ集めの
そう、大洗の学校存続を懸けた大学選抜との闘いは30対30の大戦車戦であり、この一戦以降高校戦車道の全国大会でもあの興奮をという気運が高まると、その声は直接連盟に寄せられるようになりその数は無視出来ないレベルまで増大していたのだった。
また、暗黙の了解も遂にその効力を失って内輪で決めたような出場校枠も消滅し、出場校も大幅に増加した結果、これまで出場機会に恵まれないながらもそれなりの実力を有し保有車両数の多い学校から、これまでの上限を撤廃し参加車両を増やすよう多数陳情が上がっていたのも大きかったようだ。
そして一連の不祥事ですっかり発言力を失った文科省からも、今後の国際大会を見据え非常に弱腰ながらも要請があったのも後押しとなっていたのだった。
「タイミングに関してはラブの様子から察するに色々と裏事情ってヤツがありそうだな…けどその辺の事は例え私が聞いても答えちゃくれないだろうなぁ……」
今回ラブが公表前の決定事項を事前に漏らしたのは、二人が既に卒業し高校戦車道に関係のない立場となっていたからであった。
無論二人がそれぞれの母校にその情報を流す可能性もあった訳だが、ラブはまほもアンチョビも性格的にそういう行為が出来ないのが解っていて、それを見越した上で彼女達にこの極秘情報を漏洩していたのだ。
しかし同時に彼女達も、自分達がこの情報を他言しない事を前提としてラブが意図的に情報漏洩した事を見抜いていたので、内心ではこのヤロウとか思いながらその話を聞いていたのだった。
「そりゃあんなんでも一応は厳島流の家元だし、私らに聞かれても問題のない事だけ話したんだろよ…けどアイツめ、こういう時は絶対にコッチの反応見て楽しんでやがるだろ……」
「アイツのそういうトコは今に始まった事じゃないからな…とはいえ正式発表されるまでは、とてもじゃないが口に出来ない情報をリークしやがって本当に迷惑なヤツだ……」
ラブに振り回されるのは毎度の事とはいえ、さすがにここまでヤバいネタで翻弄されるのは初めての事だったので、アンチョビも苦り切った顔で愚痴を零しまほも同様の顔でそれに同調していた。
しかしその一方で同じ会議に出席し全てを知る立場にあるしほの存在を思い出したまほは、事の真相を問い質したい衝動に駆られていた。
だがそれはラブの信頼を裏切る行為であり絶対にやってはいけない事であったので、ただぼんやりと聞いた場合のしほの反応を想像する事しか出来ずにいた。
『…尤も聞いたところで、あのお母様が答えるはずないもんな……』
西住流家元のしほと同じ立場にあるラブと違い、今はまだ一介の戦車道選手にしか過ぎない自分では、この件に関して何も出来ない処か発言権もない事に彼女はそっと溜息を吐いたのだった。
「しっかしなぁ、いくら参戦出来る車両数の枠が増えると言ったってだ…ウチの戦力じゃたかが知れてるから現実問題何のプラスにもならないんだよなぁ……」
「今のアンツィオにはどの程度余剰戦力があるんだ……?」
その戦力の大半が豆戦車であるアンツィオで余剰戦力と言われても、それはやはり同じ豆戦車しか存在しないので、聞かれた途端アンチョビは何とも情けない表情になり恨みがましい目でジッとまほの顔を見つめたのだった。
「それオマエが聞くか……?」
「あ、その…別にそういう意味で聞いたんじゃなくてだな……」
「解ってるよ…けど倉庫を引っ繰り返せばティーガーが出て来るような黒森峰と違って、アンツィオの倉庫を総ざらいしたって豆粒が転がり出て来るだけなんでな……ま、ウチの事はともかく黒森峰はどうなんだ?基本方針は以前と変わらないんだろ?」
黒森峰が上限の撤廃に反対する立場をそう簡単に変えるはずもない事は解ってはいたが、それでも敢えてアンチョビはまほにその意思を確認していた。
「ああそうだ、確かに黒森峰は資金面でも戦力的にも恵まれてはいる…だが、だからこそ我々はそれに頼って道に外れた戦い方をする訳には行かないしするつもりがないんだ……もし黒森峰が金に飽かした大戦力で徒党を組んでいるだけだと思う者がいたら、それは大きな間違いだしそういう考えの者はまず黒森峰じゃ通用しないだろう……」
「フム、考え方は何も変わっていないようだな……」
戦車道に真っ直ぐ取り組むまほの姿勢を再確認したアンチョビも、思った通りの答えが返って来た事に一つ大きく頷いて見せた。
「とは言え、正直言えば私は個人的にこんな事は別にどうだっていいんだ……」
「ん……?」
ところが彼女がそうだろうなとひとつ頷いたその直ぐ後、黒森峰の隊長から一個人西住まほの顔に戻ってからの独白に、どういう事だろうとアンチョビも窺うような素振りを見せる。
「ああ、いやな…例え相手が何両いようと私は自分の戦い方を貫くだけだし、その程度の事でどうにか出来る程私も西住流も甘くないと思ってるからな……」
最初こそやや自嘲気味な表情で自分の想いを語り始めたまほであったが、話が進むにつれ彼女の内なる猛虎が目を覚ましたのか、話の最後には知らぬ者が見れば裸足で逃げ出す笑みを浮かべていた。
しかし彼女のそんな一面すら愛おしく想うアンチョビにとって、まほのその表情は胸キュンものの破壊力抜群な一撃であった。
だがそんな事は恥ずかしくて本人には決して言えないので、慌てて緩みそうな表情を引き締めた彼女は、今度はさも呆れたような表情で時折感じる事をそのまま言ったのだった。
「オマエのそういうトコ、やっぱラブとよく似てるよ…言ってる事もラブが言ってたのと似たような事言ってるしな……」
「えぇ!?そんなに……?」
自分でも凶悪な笑みを浮かべていた自覚があったのか、アンチョビの指摘にショックを受けたまほはすっかり動揺して涙目になっていた。
「スマン、悪かったからそんな顔するなよ…けどな、今の西住とさっきラブが見せた表情があまりによく似てるんでつい思ったまま言っちゃったんだよ……」
「さっきって…あぁ、さっきの事か……」
凄んだ時の表情がラブとよく似ているとアンチョビに言われ、そんなに私は怖いのかと涙目でショックを受けていたまほもさっきの意味に気が付くとその時の事を思い出し、俄かにその表情を難しいものに変えて考え込んでいたのだった。
それはラブがルール改定に関して突然二人に情報を洩らした時の事。
まほとアンチョビはその時ラブが見せた表情と、彼女の背後で足を止め事の成り行きを興味深げに見ていたAP-Girlsのメンバー達の様子を思い出し、改めて彼女達の怪物ぶりを痛感していたのだ。
「ちょっと待て!それは本当の話か!?」
「本当よ、こんな事で嘘言ってどうすんのよ?」
「そ、そりゃあそうだが…ってかそれはいつ決まった話なんだよ……?」
「だからさっきも言ったでしょ?アンタ達の卒業式の直ぐ後に開かれた家元会議で最終決定したって?私も結構スケジュールきつかったけど、年度最後の会議だし何か重要な議題があるってのは聞いてたからどうにか都合付けて出席したんだってば」
ラブから家元会議が承認したルール改定により、新年度の全国大会からは参加車両の上限が拡大されるという情報を聞かされたまほとアンチョビは、最初こそ彼女が何を言い出したのか理解出来ず困惑していたが、話が飲み込めて来ると急激に顔色を変え慌てた様子でラブを問い詰め始めていた。
「したんだってばってオマエな…け、けど今の話じゃ実質拡大じゃなくて撤廃だろ……?」
「そうね、条件付きだけどそうなるわね」
長年棚上げされ話が浮上する度に決定権などないがその案に反対の立場を貫いて来ただけに、まほもアンチョビもラブから聞かされた話は完全に寝耳に水であり、何故こんなに突然ルールの改定がなされたのか困惑し切っていた。
ところがいきなり機密事項を漏洩した当人は平然としたままで、それが余計に二人を困惑させていたがそれでも彼女はその態度を崩さず、寧ろ理解の遅さに苛立つ素振りさえ見せていたのだった。
「だが一回戦から今までの決勝以上の車両数が投入可能とはいくらなんでも……」
「だからそれは対戦校同士、双方で合意があった場合のみって言ったでしょ?」
一回戦から決勝仕様の15両越え処か、それこそ大学選抜で経験した車両数が激突する可能性もある訳で、あまりの事態の急変ぶりに付いて行けず二人の混乱は一層拍車が掛かった。
「しかしだなぁ、オマエは…
「あら?私に…私達AP-Girlsにとって相手の数は問題じゃないわ、その事はアンタ達が一番良く解っていると思ってたけど違ったかしら……?」
「いや、だから私が言いたいのはそういう事じゃなくて!」
彼女も厳島流が多勢に無勢な状況であっても一向に気にする事なく戦い、逆に相手を翻弄し最後は殲滅してしまう程の強さを誇る事は嫌になる程知っていた。
しかし何を言ってものらりくらりと躱すラブの態度に、さすがに彼女も苛立ちを覚え思わず髪を掻きむしりたくなっていたのであった。
だがイライラし始めたまほがふと視線をラブの背後に向けると、そこには先程から足を止め野次馬宜しくラブとのやり取りを見物しているAP-Girlsの姿があった。
上りかけていた階段の途中で立ち止まり思い思いのポーズで見物するその姿は、まるで舞台上で芝居を演ずるどこぞの歌劇団の女優のようであった。
彼女達がラブと自分がやり合う時好奇の目を向けて来る事にはすっかり慣れていたが、この時まほの目に映ったAP-Girlsの表情は、ラブが試合中の修羅場に見せる狂喜の混じった恐ろしくも美しい笑みそのものであった。
彼女達の表情にまほもAP-Girlsがラブの考えに賛同し全てを受け入れている事を悟ったが、全員がラブの思想に染まり何の疑問も持たずにいる事には戦慄を覚えざるを得なかったようだ。
「君達は……」
そしてそれきり絶句してしまい、まほもそれ以上の事は何も言えなかったのだった。
「だから私達の事は何も心配しなくても大丈夫だって…それよりこのルール改定で一番大事な事を見落として貰っちゃ困るわ……もしそれが理解出来ないなら、そっちの方が私にとっちゃ問題だわ」
「それはどういう意味だ……?」
ラブがこの手の謎掛けめいた事を言う時は、大概自分達がぐうの音も出ないような事を突き付けて来るのが相場だったので、アンチョビもやや警戒気味に彼女が何を言い出すのかと、慎重な態度を崩そうとはしなかった。
「簡単な事よ…全国大会の出場枠の拡大と車両数の上限の撤廃は決して悪い事ばかりじゃないわ、実戦の場で得られる経験値はどんな練習の積み重ねにも勝るもの……その実戦の舞台に一人でも多くの選手が立てるのは、日本戦車道の為にもとても有益な事だと思わない?裾野を拡大して経験値を稼ぐ機会を増やすのは重要よ……私は指導者としてその門戸を狭める事はナンセンスだと思うし、この先も出来る事があればどんどんやるつもりよ?」
「そ、それは……」
それは指導者という立場に立たなければ見えて来ない問題で、同い年ながら厳島流の家元を襲名しているラブでなければ見る事が出来ない視点であり、それを二人に気付けというのは少々酷な事であるのは多分彼女自身も解っていたはずだった。
だからこの事で黙り込んでしまった二人を彼女も責める事はなく、これが今回のルール改定の一番大事なポイントだと話を纏めると、愛と共に自室へと引き上げて行ったのであった。
「まぁ…ああいう風に言われちゃこっちは何も言えんわな……」
「……」
長い回廊を抜け漸く辿り着いた部屋扉の前で、やや疲れた表情で呟きながらアンチョビが漏らした呟きに、何やら考え込んだ様子のまほは直ぐに反応しなかった。
「オイ西住…お前大丈夫か……?」
「大丈夫だよ…全くアイツはいつだってそうだ……それならそうと早く言えばいいものを厄介事は全部一人で背負い込んで、そのまま一人で先に行っちまうんだ……」
いくら黒森峰で隊長を務めていたとはいえ、まほ自身はまだ西住流の中では門下生の一人に過ぎず、既に厳島流の家元であるラブとはその立場があまりにも大きな隔たりがあった。
それ故にラブの背後にはしほ達が控えているとはいえ、一枚岩とは言い難い家元会議という伏魔殿の中で孤軍奮闘する彼女の為に、何の手助けもしてやれぬ半端な自分が何とももどかしかったのだ。
「気持ちは解るが焦るな…これから先が長いんだ……だから今はとにかく経験を積んで、いざその時が来たら持てる力を遺憾なく発揮出来るよう備えておけ……」
「安斎……」
常に数歩先を行くラブに追い付こうと、まほはその背を必死に追い続けて来た。
だが颯爽と先を行くラブに追い付く為に足掻けば足掻く程、その肩には無駄な力が入り彼女の想いは虚しく空回りするだけだった。
しかしこれまでと違いまほの隣にはアンチョビが寄り添っていたので、彼女が独り出口の見えない迷路で迷う事はなくなっていた。
「今夜はもうこの話はやめにしよう…それより……」
「え……!?」
ラブの事となると頭に血が上り易いまほを巧みに落ち着かせたアンチョビは、これ以上彼女が先走らぬようまほの唇を人差し指で封印すると、何かを言いかけ迷ったような表情で目を逸らしていた。
「安斎……?」
「昼間オマエが馬鹿をやってくれたから……」
「え?何だって……?」
らしくない態度を不思議に思いにまほが彼女の顔を覗き込むと、目を逸らしたままのアンチョビが何かを呟き、よく聞き取れなかったまほは怪訝そうな顔をしていた。
「昼間オマエが馬鹿をやってくれたせいで、私だって身体がその気になってるんだよ……」
「あ、あんざい……!?」
不意に顔を上げたアンチョビは熱を帯びた目でまほの瞳をジッと見つめ、素早く伸ばした両手でまほの右手を取り自らの下腹部に押し当てた。
さすがにその意味が解らない程まほも鈍感ではなく、ゴクリと息を呑んだ彼女は潤んだアンチョビの瞳を見つめ返し、右手から伝わる温もりに鼓動を高まらせていた。
全国大会の改定されるルールが明らかになりましたが、
AP-Girls相手に大戦力で挑んでも却って裏目に出るでしょうね。
え~、次回は初っ端からそういう展開ですw