その代役で忙しく投稿がまた間が空いてしまいました。
正直今の腰の状況でこれは正直きつかったですね……。
自分の仕事も併せて漸く目途が付き疲れたので代休中です。
ラブもエリカもやる気満々ですが少々空回り気味かもw
「来た!よし、砲塔もコッチに向けてる!」
長浦隧道を抜け会敵地点となる安針塚駅入り口の交差点に突入する直前、対向車線にLove Gunの姿を認めたエリカは、状況が自ら描いた青写真通りに進んでいる事に会心の笑みを浮かべていた。
「全車榴弾装填!」
先陣を切って交差点に進入せんとするラブの姿から視線を逸らす事なく、エリカは満を持して全車に榴弾の装填命令を下していた。
『…だからラブ姉、そんな嬉しそうな顔で圧掛けないでってば……』
エリカがお約束を忘れていなかった事が嬉しくてたまらない。
エリカの鷹の目がラブの表情を読み取れる所まで彼我の距離が詰まると、自分をピタリと見据えるラブの不敵な笑みの裏側に充満するそんな感情を彼女は敏感に感じ取っていた。
もしこの瞬間ラブが自分の傍にいれば、『さすがエリカさんよく解ってるわ♪』などと小躍りしながら抱き着いてセクハラ行為に及ぶ事が容易に想像出来たエリカは、背中に一筋冷たい汗が流れ落ちる感触を覚えると、おかしな妄想を脳内から追い出すべくブンブンと頭を左右に振ったのだった。
「いい!?絶対
咽頭マイクを押さえるお馴染みのポーズでエリカが部隊全体に檄を飛ばし、対向車線から熱い視線を向けるラブが同じ仕草で叫ぶ姿が彼女の目に映る。
「…まだよまだよ……ヨーイ……」
『撃て!』
極端に狭い16号戦の交戦エリア中、折り返し点以外で唯一直接会敵するポイントとなる安針塚駅入り口の交差点で、すれ違いざまに両チーム合わせて計10門の70口径75mm KwK 42砲が火を噴く。
目も眩むような激しいマズルフラッシュと、腹の奥底を直接叩くような暴力的な砲声。
そして撃ち出された全ての榴弾が両チームの隊列の隙間をすり抜けると、その背後に火球が花開き真の試合開始を告げたのだった。
「おお!決まった!」
「ウム!さすがエリカだ!」
この日たまたま運良く午前中の講義がなく、
「う~ん、これはエリカのヤツも相当念入りに準備してたと見える…が、それでも結構ギリギリなんだろうなぁ……その点やっぱAP-Girlsはこの手の芸当を易々こなしてる感が際立つつ~か、実際余裕があるんだろうよ……」
「そりゃまぁAP-Girlsの方はラブの仕込みだからな……」
発砲する瞬間の黒森峰側の緊張ぶりはテレビの画面越しでも手に取るように解ったが、それとは対照的にAP-Girlsの方は普段と全く変わらず余裕が感じられた。
「ん~、アイツらは普段から曲芸紛いの事ばっかやってやがるから、この程度の事は造作もないっつ~か肩慣らしにもならんのだろうよ……」
セレモニー終了後は直ちに増速し、田浦方向へ向けトンネルに突入したAP-Girlsの5両を追うカメラ映像を横目に、アンチョビは彼女達の日頃のドタバタぶりを思い出し鼻の頭に皺を寄せる。
「けどまぁアレだ、ラブと砲撃タイミングを揃えるのは西住、オマエが一番上手いと思うぞ?」
「そ、そうかな……?」
この程度は造作もない事と余裕のラブと違い、彼女に恥を搔かせずに済んだと安堵するエリカの表情を目で追っていたまほは、不意打ちでアンチョビに褒められ戸惑いながら微かに頬を赤らめる。
「さて…この後もお約束通り双方折り返し地点まで行くとすれば、何かするのは次の周回からか……初っ端から枝道通って逆走とかないと思うが西住はどう思う?」
「え?ああそうだな、AP-Girlsの機動力は桁違いだからなぁ…あまり待ち伏せとかは考えてないと思う……とにかく走り回ってエリカを翻弄しに来るんじゃないか?私相手の時みたいに汚い手は使わないだろ、何しろエリカはアイツ一番のお気に入りの後輩だからな……あぁ話が逸れたな、多分ラブのヤツは高機動を活かした短期決戦を仕掛けて来るだろう」
ソファーの上で胡坐を搔き膝の上に立て肘の姿勢で考え込んだまほは、エリカの立場を自分に置き換え少し考えた後、昔を思い出したのかやや憮然とした表情で試合展開を自分なりに予想していた。
「あ~そう……」
まほに対しては可愛さあまって色々と拗らせているラブは、彼女の怒った顔見たさに実に下らない手を散々使っていたので、アンチョビも渋い顔で短くそう答える事しか出来なかった。
「さすが黒森峰のエースだけでチーム編成して来ただけの事はあるわね~♪」
エリカが自分の意を酌んでいた事と、チームが彼女の指揮に応えるだけの実力者揃いな事にすっかり気を良くしたラブは、上機嫌で走行風に真紅の髪を躍らせながら挑戦者を絶賛していた。
「たかがお遊びの
ラブ指導の下普通ではない領域に足を踏み入れているAP-Girlsから見れば、たった今やってのけたような同時砲撃などは最早児戯に等しく、チームの要たるLove Gunの砲手を任される瑠伽は何を言っているのかと呆れ顔で頭上のラブを見上げている。
「ちょっと瑠伽!何エリカさん達を見下すような事を言ってんの!?」
「はぁ?誰がエリ姉を見下してるって?これまで散々迷惑掛けまくってるのに、嫌な顔一つしないでラブ姉の世話焼いてくれてるエリ姉の事を何で私が見下すってのよ?」
「アンタね……」
自分達の実力に絶対的な自信を持ち何処までも強気なAP-Girlsメンバー達であったが、その強気な態度は時として他者を見下すように見えてしまう事があり、瑠伽の発言を聞き咎めたラブはやや語気を強めて彼女を事を窘めようとした。
ところが当の瑠伽は彼女が全てを言うより先に反撃に転じ、一切オブラートに包む事のない辛辣極まりない責め言葉でラブを絶句させた。
「お~いラブ姉、じきに折り返し地点なんだからさぁ、いつまでも下らない事言ってないでサッサと指示出してくんない?本格的にやり合う前に準備する事があるんじゃなかったの?グダグダやってる間にエリ姉に先手打たれても知らないよ?」
「下らない事って香子…わ、解ってるわよそれ位……とにかく折り返し地点まで行ってから作戦行動開始するわよ……花楓、仕掛けをする場所を間違えないようもう一度各車に徹底して!それとくれぐれもトンネルトラップに引っ掛からないよう念を押しといて頂戴!相手は百戦錬磨の黒森峰のエース、油断すれば痛い目見るから気を付けなさい!」
砲手の瑠伽に続き操縦桿を握る香子にまで雑に扱われムッとしたラブは、その気持ちを隠そうともせず仏頂面で指揮を執る。
その後隊列を崩さず鮮やかなドリフト五十連で折り返し地点を通過したAP-Girlsは、途中榴弾と徹甲弾で民家等を破壊しながら再度エリカ達と会敵するべく幾つものトンネルを潜り抜けて行った。
「前言撤回だ…ラブのヤツあの手この手で策を弄する気満々じゃないか……」
セレモニーの一撃の後、ラブがエリカ相手に小細工はせず機動力を活かした高機動戦を仕掛けるであろうと予想したまほだったが、復路に入るなりAP-Girlsが破壊活動を始めたのを見てその予想を即座に撤回していた。
「民家を丸々破壊したりガンポート開けたりありゃあ確かにトラップの仕込みだな…ったくアイツは後輩相手でも手加減なしに平気でしょっぱい手使いやがる……」
「…エリカもその辺のラブの性格はよく解ってるはずだからこれも想定済みだとは思うが……」
嘗て中等部時代16号戦でラブ相手に散々苦労させられているだけに、彼女が何を始めたのか直ぐに解ったアンチョビとまほはこの一戦が相当荒れるだろう事を予見していた。
「あのトンネルルールさえ気を付ければ基本的に普通の試合と一緒だが、如何せん極端に交戦エリアが狭いから常に動いてないと直ぐ的になるし隠れられる場所も限られている…それに関しちゃラブが一番熟知してるだろうがエリカもこうして乗り込んで来た以上、お前さんの言う通りそれも織り込み済みだろう……さて、そうなると増々展開は読めなくなるが面白い試合になりそうじゃないか」
「16号戦は自分が出るのが一番面白いんだがそれは今言ってもしょうがないか…なぁ安斎、展開が読めないのは私も同感だが、この試合午後からある講義の時間までに終わると思うか……?」
「解らん…解らんが過去の平均から考えると多分大丈夫だろう…何しろ長くてもせいぜい2時間、試合時間が短いのも16号戦の特徴だからな……あ~、エリカも何やら仕込み始めたから、こりゃあマジで荒れた展開になりそうだ」
いつの間にかまほと同じ姿勢で中継に見入っていたアンチョビがホレと指差す分割画面の一画では、折り返し地点を通過したエリカ達が破壊活動を行う様子が映されていた。
「懐かしいな、試合序盤にあそこの民家に風穴開けておくのは定番だよな」
「あ~、そういやそうだったな……しかしこのデカいテレビ最初は贅沢過ぎるって思ったけど、こうして試合の中継見たり録画でアレコレ検証するにはうってつけだなぁ」
「ああ、お母様もそれを見越してこのサイズにするって言ってたからな、この戦車道専門チャンネルにしてもテレビ決めた時に真っ先に契約してくれたから、こうして新年度の試合も見逃さずに済んだ訳だが…これに関しちゃお母様に感謝だな……あ、観戦エリアにみほがいたぞ……」
「またオマエはそういう言い方を…ってみほだって……?」
腹に一物も二物もあるまほは母の事となると未だ素直になれず、口を開けば奥歯に物が挟まったような物言いをするので、ついアンチョビも困った顔をしながら小言を言いかけていた。
だがテレビの画面に観戦エリアの様子が映るなりスタンドを埋め尽くす観客の中に、チームメンバーと一緒に観戦する妹の姿を見出したまほの一言に釣られたアンチョビは、引きの映像の中からみほを見付けたまほの目の良さに呆れていた。
「よく見付けたな…つ~かこの一画見覚えのある顔で埋まってるじゃね~か……」
「ん?あぁ、言われてみれば確かに……」
「オマエな……」
みほの周りにはお馴染みの顔ぶれがずらりと並んでいたが、どうやらまほの目には妹の姿しか入っていなかったようで、彼女の重度のシスコンぶりにアンチョビは開いた口が塞がらなかった。
「そりゃあ現役で16号戦の経験者は来てるだろうとは思ったがこの人数は何だよ?新学期早々コイツら揃いも揃って暇なのか……?」
「…それなんだが安斎、出店のエリアにアンツィオの幟旗が立ってるぞ……」
「あ゛……」
観戦エリアのスタンドの一つを埋める馴染みの顔ぶれを暇人扱いしたアンチョビだったが、抜け目なく外貨稼ぎに精を出す商魂逞しい後輩達の姿にしまったと片手で顔を覆う。
「…スタンドにカルパッチョしかいない段階で察するべきだった……確かに笠女とはコラボしてるしAP-Girls戦は儲かるんだが、最近ちょっとおんぶに抱っこが過ぎるな……まあこれに関しちゃ最初に頼った私が一番悪い訳だが……」
笠女給養員学科と共同で生み出した学園艦カレーパスタを切っ掛けに、AP-Girlsの試合がある時はアンツィオが出店して外貨稼ぎをするのはお馴染みの光景だった。
勿論共同メニューの開発にしても出店にしても、笠女のトップである亜梨亜の許可あっての事なのでアンチョビが恥じ入る理由など何もないのだが、さすがに新学期早々隊長のペパロニが陣頭指揮を執ってフライパンを振るうのはどうなのだとその胸中は複雑だ。
「す、すまない安斎、また余計な事を言ってしまった……」
「ああイヤ、こっちこそスマン…新年度になっても相変わらずなもんでついな……」
出来る事なら慢性的な金欠は自分の代で何とかしたかったが、学園の運営資金まではさすがに彼女にもどうにもならなかったので、他校の為に資金稼ぎの場を躊躇う事なく提供してくれる亜梨亜に頭が上がらないアンチョビだった。
「うわ!マジでやった!」
「出し抜かれた段階でそんな気もしたけど、見事に決めましたね……」
『何だろう…このず~っと放置されてた感は……』
観戦エリアのメイン会場となる三笠公園の一画、ラブの計らいで用意された特等席となるスタンド席の中段辺りに陣取っていたみほは、周りが盛り上がるのをよそにずっと出番がなくあまりにも久々過ぎる登場にモヤモヤした気持ちを持て余していた。
「ねぇ西住さん…いや西住隊長……西住隊長もアレをやった事あったよね?アレだけの為に何か特別な訓練とかやったりしてたの?」
「ふぇ!?あ、うん…でもタイミング合わせるのはお姉ちゃん任せだったから特に何も……」
『何かすっげ~久しぶりに西住さんの『ふぇぇ』を聞いた気がする……』
確かにみほも中学時代まほの指揮の下セレモニーに参加していはいたが、本人の言う通り全ては姉のまほにお任せだったのでルクリリの問いにもそう答える事しか出来なかった。
「そっか…って事はエリカはこの時の為に前から特訓してたって事か……」
「うん、エリカさんに電話した後に改めて小梅さんに聞き直したら、ラブ姉が帰って来てから極秘裏に準備始めてたらしいの…なんでもエリカさんは16号戦が再開されたら、壱番槍の栄誉は何処の学校にも渡さないって相当意気込んでいたらしいわ」
「ああ、何しろその為にエリカは国交省のホームページまでチェックしてたらしいからなぁ」
黒森峰と笠女の対戦が報じられて以降エリカにズルいと電話した者達は、彼女が16号戦にどれだけ入れ込んでいたかを知るとその周到さに舌を巻いていたのだった。
「よくもまあそんな手をって感じよね……西住隊長は何か聞いてなかったんですか?たかちゃんは何か隊長が凄く悔しがってたとは言ってましたけど」
「う……わ、私はその、電話したら全力で罵倒されただけで詳しい事は何も……」
『あ~』
二人の仲は周囲にもすっかり知れ渡っていたが同時にその関係性も知られていたので、吠えるエリカとオロオロするみほの姿は誰もが容易に想像出来たようだ。
「…まぁつまりは誰にも気付かれないように事を進めていたエリカさんの独り勝ちって事ですね……あ、勝ちって言えば誰か16号戦でラブ姉に勝った事のある人っている……?」
「何言ってるんだカルパッチョ、あの人が臨中に在学中16号戦で無敗を誇っていたのを忘れたか?」
「あはは、一応言っただけ……あら?両チームとも仕込みが完了したみたいよ?」
誰に悟られる事なく水面下で準備を進めて来たエリカの狡猾さに舌を巻き、相変わらずエリカの前では気弱なみほに呆れるうちに事態は進み、両チームはいよいよ本格的な作戦行動に移っていた。
「いい!?ここからが本番よ!最後尾5号車!直下は後方からの奇襲に警戒せよ!」
エリカの指示に合わせ最後尾を走るパンターG型の砲塔が旋回し後方に向けられると、コマンダーキューポラ上の直下は半身を捻った箱乗り状態で後方を監視しながら、前を行くエリカに向けて左手の親指を立てて応えて見せた。
「後方と側面からの奇襲は定石、けどラブ姉は平気で正面からも突っ込んで来るし、普通の戦車道やってたらあっという間に足下掬われるのがオチ、さてラブ姉はAP-Girlsを使って一体初手にどんな手を打って来るやら…あ、ダメだ……ラブ姉におちょくられてキレるまほ姉の顔ばっか思い浮かんでくるわ……」
「だから何で隊長自ら死亡フラグ立てるような事言ってんのよ?」
「うっさい!アンタだってまほ姉の巻き添え喰って散々痛い目見てるのに他人面すんな!」
全方位に警戒心を働かせてラブの奇襲に備えるエリカは、過去の16号戦でラブが使った悪辣な手口を指折り数えたが、思い浮かぶのは彼女にいいように弄ばれた挙句手痛い敗北を喫し地団駄を踏むまほの姿ばかりだったので、それらの過去の教訓はあまり役に立ちそうもなかった。
そしてつい口にしていたぼやきを耳聡く聞き逃さなかった砲手に呆れ半分に突っ込まれると、砲塔内を覗き込んだエリカは気恥ずかしさを隠すように怒鳴り付けたのだった
「…こっちも可能な限りのチューンはしては来たけど、基本的な機動性はやはりAP-Girlsの方が若干上……火力と装甲に関しては互角だから戦いようはいくらでもあるとはいえ、冷静にラブ姉の下らない挑発に乗らないようにしないと即足下をすくわれるわ……」
火力と装甲が同等でも相手がラブである以上一切気を抜く事など出来ないので、両の頬を掌で叩いて気合を入れ直したエリカは前を見据えて次の会敵に備えていた。
「う~ん…エリカさん相手だとまほみたいに単純な手は通用しないわよねぇ……」
「だからエリ姉に迷惑かけるような事は止めろって言ってんのにこのおっぱいは……」
田浦側の折り返し地点をドリフトで通過後、校名入りの拡声器片手に不穏なセリフを呟くラブを砲手席の瑠伽が白い目で睨む。
「何で人の事そんな目で見るのよ……?」
「見られるような事ばっかするからに決まってるでしょうが……」
「ちょっとした可愛い悪戯するだけじゃない……」
「可愛い?何処が……?」
言っても聞かない上に自分のやっている事が可愛い悪戯だとラブは信じて疑わず、話の通じない彼女の相手をするのが面倒になった瑠伽は最後には冷たく突き放す。
「そんな下らない事ばっかやっててそのうちマジでエリ姉に嫌われても私知らないからね?」
「エ、エリカさんが私の事嫌いになるなんてそんな事…そんな事ある訳が……」
一切の容赦なくバッサリと切り捨てたきり、自分の事を見向きもしない砲手席の瑠伽と手にした拡声器を交互に見比べていたラブは、急に不安になったのか黙り込みそっと拡声器を砲塔内の専用ラックに戻したのだった。
「ハァ~、ホントめんどくさいおっぱいだわ……」
「だから事ある毎に人の事おっぱい言うな!」
車長と砲手という役割上試合中常にラブの一番近くにいる瑠伽は、気配で彼女が拡声器から手を離したのを察し敢えて聞こえるように溜息交じりのぼやきを洩らした。
しかしそれに対してラブは子供じみた事しか言い返せず、瑠伽は無言で照準器を覗き込み頭上からの声を受け流したのだった。
「このっ……!」
瑠伽に軽くあしらわれ余程悔しかったのかギリギリと歯噛みしたラブは、助けを求めるように振り返り追走するピンク・ハーツのコマンダーキューポラに納まる愛の顔色を窺った。
だがたとえ聞こえずとも、前を行くLove Gunの車内でどのような会話が為されていたか凡その察しが付いているらしい愛は、助けを求めてパートナーから送られる視線を避けるようにスッと目を逸らしたのだった。
「…どいつもこいつも私を何だと……いいわよ!楽に勝てると思うなよ!?全員ヒィヒィ言わせてやるから覚悟しとけ!」
「だからアンタは一体誰と闘ってんのよ……?」
試合はまだ開幕の鐘がなったばかりにも拘らず言いようのない疲労感を感じた瑠伽は、面倒そうに上を見上げ履帯が産む振動に合わせて揺れるラブのたわわの南半球を眺めていた。
忙しいなりに原稿書きつつ今期のアニメのチェックはしてますが、
最近一番はまってるのはやっぱリコリコです♪
主人公の千束は私的に色々とラブと被る部分があると思うので、
ここ最近のアニメキャラの中で一番のお気に入りです。
かなり重たいもの背負ってそうな処とか、バカみたいに大騒ぎするトコ、
でもいざ戦うととんでもなく強い辺りが結構似てるかなと思います。
ただしあの破壊的な体を張ったギャグは非常に腰に悪いですw
久しぶりに登場したみほ……彼女が最後に登場したのは果たして何時だったかww