悔いある選手達は二次元へと進む   作:ゆーこー

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涼風心菜 青春を楽しもう!

この世界では初、人生で四度目の女子高生の夏がやって来た。

期待していた冴木さんのチームや早川さんのチームは予選敗退に終わってしまったため、来年こそはと私達も闘志を燃やしている。

 

それにしても驚いたのは小鷹さんが入ってからというもの、太刀川さんが140キロを連発しているのだ。

小鷹さん曰く、太刀川さんはこれが普通らしい。

これなら普通に甲子園でも通用すると思う。ボールの回転がとても速くノビのあるストレートで、さらにスクリュー、シュート、カーブの変化球まで持っててスタミナもコントロールも抜群、同じ女性とは思えない男顔負けのステータスである。

私が素直にそう誉めると、

「いやいや、心菜のナックルには敵わないよ、あのコントロールはどうやってるのか気になって仕方ないよ」

何十年も投げ続ければあれくらい投げれるよなんてさすがに言えないので適当に誤魔化したけど、太刀川さんの恵まれたボディは羨ましい。

私は身長が169cmで女にしては大きい方なんだけど、太刀川さんは176cmもある。

ちなみに本人曰く、背が高すぎて困っているらしい。

 

さて、そんな私達の最初の夏、青春を謳歌したいべと矢部田さんの発案で皆で遊びに行ったりもした。

ちーちゃんはソフトボール部の都合で一緒にいけなくって焼き餅焼いてたんだけど、一泊二日で皆と海に行ってきました。(小山君も行かないと言った。きっと一人だけ男で心細いからだろう)

 

 

海に着き、着替え終わった後の会話はよく覚えている。

「やっぱ太刀川さんってスタイルいいねぇ」

「モデルさんみたいっす!」

「いやぁ、あたしよりタカの方が凄いって」

太刀川さんが謙遜しているわけではなく、確かに小鷹さんのスタイルも凄かった。

 

「ねこりんはどうにょろ?」

ねこりんの水着は猫の柄が入っており、逆にどこで見つけたのこ気になる。

「すっごいねこりんらしいっす!」

「そういうほむほむは胸はないけどお尻が立派にょろねぇー」

「ちょぁ!そんな恥ずかしいこと大声で言わないで欲しいっす!」

 

「はー、恥ずかしいっす~。心菜も可愛いっすよね!キレイ系と可愛い系のハイブリッドっす!」

ほむらさん、私に目標を移した!

「そ、そんなことないよー、私的にはミヨちゃんのその見た目でどこからあのパワーが出てるのか気になるんだけど…」

「えー?秘密ですよー」

 

この中で話題にされてない人が遂に痺れを切らした。

「オラはどうだべ!?」

「矢部田さんは…えっと……」

「矢部田さんらしいにゃし……」

「い、いいべ。どうせオラなんて魅力の無い女だべぇぇ!」

「待ってよ矢部田さーん!」

チーム最速の矢部田さんを捕まえるのは容易ではなかった。

 

 

そして夜、旅館での食事の時

 

「あれ?太刀川さんって左利きじょないの?」

「え?あー投げるときだけ左なんだ~、そういう心菜も投げるときだけ左利きなの?」

「私は両利きだよ」

「両利き?!なんかカッコいいでしー!」

「まあ、私も初めは投げるところから左を使いはじめて気が付いたら両利きになってたんだけどね」

「はえー、ねこりんも頑張れば両利きになれるのし?」

「なれるんじゃないかな?そこまで便利でも無いけど。ところで太刀川さん、ならサードとか守るときは右で投げたら?」

「う~ん、もう左で馴れちゃったから問題ないよ!」

「う~ん、この二人やっぱり化け物だべ」

 

 

 

遊びも満喫し、野球もしっかりやって、この夏はとても楽しかった。

こんな日常がずっと続けばいいのにな。




現実のjkなんてもっとエグいこと話すけど(実体験)まあ物語だし良いよね?
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