初日とかの書く勢いが無駄に凄い
佐々木 ハヤテ
高校生時に時速164kmをマークし、切れの良いフォーク、スライダー、シュート、カーブ、シンカーさらに100kmまで落とすチェンジアップを持ち、
延長戦も投げ抜くスタミナとボールひとつ分までの誤差に納めるコントロールもある
100年に一人の怪物と言われていた
彼は中学生の時にはこの力を持っていた
彼はドラフト一位指名で巨人に入団
その年の新人王に輝いた
三年後、彼はチームから外された
その時の彼は既にMAX132kmのストレート、切れの悪い変化球、一回しか持たないスタミナ、どこに行くかわからないコントロール
そんな状態になっていた
何があったのか?本人さえもハッキリとは言えない
しかしわかることがある。
彼は世界一の早期熟成型だった
そのピークは中学生の時に訪れ、入団時には急な下り坂となった
そして力が急激に衰えた。もはや科学的に証明するのも困難なレベルであった
しばらくして彼は死んだ
筋肉の急な衰えが原因と言われている
そして神の領域に招かれる
「ここは…どこだ?」
回りには何もない、しかし自分がここにいると言うことは地面はある
よくわからない真っ白な空間だ
「ほうほう、お主が噂の早期熟成投手か」
突如目の前に現れた金髪ロリは品定めでもするかのようにこちらを眺めていた
「お主、まだ投げたいか?」
「投げたいさ!俺はあんなところで終わりたくなかった!」
「よしよし、ならば転生するのじゃ!高校生からやり直せ!力の劣化もある程度は抑えるように補正をかけてやろう!」
「ほんとですか?あ、あなたは何者なんですか?」
「わらわは野球の神様じゃ!不幸な天才達を超次元な世界に転生させるのを趣味にしておる!」
「嗚呼、ありがとうございます神様!」
「ムフフ、気分が良いのう。特別サービスじゃ!お前のためのキャッチャーを用意しとこう!ただし、いつ会うのか?誰なのかはお楽しみじゃ!」
藁にもすがりたい状態だった俺に舞い降りたのは、神様だった
「さあ行くのじゃ!佐々木ハヤテよ!お主の通う学校はアンドロメダ学園じゃ!」
佐々木ハヤテを転生させ、一息つく野球の神
何もない空間を出て、この神の部屋に移動した
部屋のなかはピンクの家具が多いが、数々の有名野球選手の写真が飾られている場所もあった
現世の野球中継の映るテレビの前のソファーに憂鬱そうな顔で座る
「天才と呼ばれるやつの半分はこうやって現実では悲劇に会うのじゃ。今世界で活躍しているプロと互角以上に戦える才能も全てパーになるのじゃ」
独り言を続ける神
「楽しみにしとるからな…第二の人生は強敵だらけの世界じゃ」
ハヤテ君は左投げです