悔いある選手達は二次元へと進む   作:ゆーこー

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日向孤次郎 大物新人入学す

あの謎のロリババア神様によくわからないまま転生ってのをされて、気付いたら新しい家族の元にいた

 

最初は困ったが臨機応変に対応してやっとこさ気持ちが整理できたところで、高校の入学式を向かえた

 

 

しかし入学式を終えて部活動見学が始まるまで友達は一人も作れなかった

 

まあ部活で作ればいいかと思っていたので関係はないのだが。

 

そして俺は見学期間にはいると同時に野球部に入部したのだが、そんな奴がもう一人いた

 

山道 翔

現在球速132km/h HシュートとHスライダーを武器にする

かなり良い図体をしている投手だ

 

一年生なら充分な能力と言えよう

 

 

そして見学期間が終了した頃にはマネージャー1人を含む10人になっていたが、ほとんどの奴が平均能力より下回る状態だった

 

よくわからないがマネージャーの川井 菜実(かわい なみ)は幼馴染みらしい

 

そして校庭にて新入部員挨拶で俺の番が回ってきた

 

「日向孤次郎です、ポジションはどこでも行けます。長打力が武器ですよろしくお願いします!」

 

その後山道等の挨拶が終わると監督挨拶になった

 

「俺がこの部の監督、根津 猛だ!俺の指導方針は根性と熱血だ!以上!」

 

思ったよりめんどくさそうな監督だな…

頭にはちまき巻いたり360°熱血オーラを溢れさせている

 

「今週日曜はグラウンドが空いていることだから新入生対上級生で紅白試合を行う!各自準備をしておけ!」

 

何でこんな時期にグラウンドが空くのかは知らないが早くもアピールチャンスが来たことに喜びを隠せない

 

まあ、新入生の能力チェックと上級生との交流が、目的なのだろう

 

部活動終了の時間になり帰宅しようとしていたとき

 

 

「おい日向!」

俺の肩を思いっきり引っ張って呼び止めたのは一年の熱血野郎、山道だった

 

「お前どこでも出来るんだろ?日曜日捕手を頼めるか?」

 

俺は若干困りつつ一応確認のためこう聞いた

 

「一年に捕手はいないのか?」

 

「いない!」

これでもかと言うほどのキリッとした顔に余計困らされたがそれなら仕方無いとOKサインを出した

 

 

 

 

日曜日 本日は晴天なり

 

一年生のオーダーは

 

1矢部 中

2小林 遊

3山道 投

4日向 捕

5坂本 二

6那智 三

7鈴木 左

8吉田 右

9中里 一

 

となっている

上級生?知らんな

 

試合は上級生先攻で始まる

 

一番バッターは様子見として二球連続ストレートを見逃した

 

三球目のHスライダーをサードゴロにした

 

サードの那智は、まあ他のやつよりはうまいようで送球まで危なげなくこなして1アウト

 

二番打者はセカンドゴロ

三番打者はショートゴロになった

 

 

まさかわざとゴロを各ポジションに打たせているのではないかと考えたが、結局のところはわからなかった

 

1番矢部は足が自慢のようだが 三年生投手の白河先輩のフォークで三振に、続く小林もキャッチャーゴロとなり 山道の打席

 

きっとやつなら二塁打くらいにはなるだろうと勝手に予想していた

 

 

2球目に投げられたスライダーを芯で捉えた山道の打球は外野の頭をこえ……ない?

 

センター前のポテンヒットだと?

あの体で、あの当たりであれしか飛ばないのか山道!

 

やれやれと思いつつ俺はバッターボックスに立つ

 

初球インハイのストレートを迷わず振った

 

打球はあっという間に敷地を超え場外ホームランとなった

 

 

その後は山道が打ち込まれ、守備のエラーも目立ち

結局試合は10-7で上級生が勝った

 

 

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