悔いある選手達は二次元へと進む   作:ゆーこー

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佐々木ハヤテ 超特訓始めました

試合が終わりしばらくした頃、ゴーグルに超特訓始めましたと書いてあった。大西先輩もこれで強化されたらしく、何でも、能力が急上昇するらしい。

俺も早速受けに行くことにした。

「監督!超特訓お願いします!」

「Ohハヤテ君!待っていましたよ~」

超特訓で最初何をしようか決めていなかったのだが監督がこう言った。

「実は身体検査の時驚くべきことを発見しました」

「驚くべきこと?」

「もし、貴方がこのまま成長していくと…二十代後半には体がすっかりおじいちゃんになってしまうのでーす!」

なんだ、その事か…

「そこで!あなたには特別に、超特訓超特別コースとして、肉体の寿命を伸ばす特訓をしまーす!」

肉体の寿命を…伸ばす?なんじゃそりゃ?

「百聞は一見にしかず!ついてきてくださーい!」

俺がつれてこられたのは怪しい手術台のある部屋だった。いや、何で学校にこんなのあるんだよ。

 

 

しばらくして、奥井が捕手を守るようなった。

まだ外野との半々でやっているが、普段俺の球を受けさせられていたからだと言うのは明白だった。

 

「これを飲んでくださーい」

「何ですかこれは?」

俺はガラスコップに入っている透明の液体を不審がる

「それはいまからやる超特訓の効果を高めるドリンクでーす!」

「なるほど」

勢いよく飲み干し、超特訓に挑…なんだか急に意識が……

 

 

「終わりました!ふむ、さすがハヤテ君でーす」

 

超特訓がしばらく使えなくなった。

 

結局寝てしまい何をされたのかわからないが、監督いわく少し選手寿命が延びたそうだ。

 

 

奥井が捕手をやり始めて5日ほどたった日の帰り、俺と奥井は高速で動く黒い影が、どこかの高校の野球選手を運んでいるのを目撃した。

とっさに黒い影を追いかけたが姿を見失った。

 

「な、なあハヤテ…今のは何だったんだ?」

「わかるわけないだろ、アンドロメダ学園の方に行ったが…」

校門の前に立ち尽くす俺と奥井、諦めて再び帰ることにした。

一体あれは何だったんだ?

 

 

奥井が捕手をやりはじめてしばらくたった。

奥井はそこそこ捕手として上達した。だが、俺は全力で投げれない。

俺が全力で投げられるのは壁だけか…

奥井だって努力してるんだ。外野だったのを来年のチームのために捕手の練習をしているんだ。

なあ奥井、お前ならいつか俺の全力の球を取ってくれると信じてるぜ。

毎日毎日、俺は打撃の練習を積極的にしている。

俺は投手としては最強だと思っているが打撃はヘッポコだ。自分の首を絞めないために、最低限の投げ込みと、限界まで追い込む打撃練習をしている。

 

そして、一年目の甲子園への試合が始まった。

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